JP3246145U - シャトル筒用加湿器 - Google Patents

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Abstract

【課題】水ミストをシャトルの羽根および羽軸に直接付着させて染み込ませ、羽根と羽軸の靭性を急速に強め、シャトルの耐久性を高めることができ、体積が小さく、構造が簡単で、使い勝手がよく、加湿の効果を速く得られるシャトル筒用加湿器を提供する。【解決手段】シャトル筒用加湿器は、ベースケース6と、キャップ1と、噴霧シート5とを含み、ベースケースの上端はキャップで覆われ、ベースケース内には電源アセンブリが設けられ、噴霧シートはベースケースの空洞内に設けられ、キャップの上端面には環状水槽12が形成される。電源アセンブリは噴霧シートを駆動する。加湿されるシャトル筒のキャップを取り外し、この加湿器を覆い、キャップの環状水槽内に少量の水を加え、噴霧シートを駆動すると、シャトルとシャトル筒との間の隙間を通してシャトル筒内に霧化された水蒸気が吐出される。【選択図】図2

Description

本考案は、シャトル筒用加湿器の技術分野に関し、特にシャトル筒用加湿器に関する。
バドミントンは、スポーツの一種として多くの人々に愛されているが、乾燥した気候のため、シャトルの羽根は打撃の過程で折れやすく、耐用年数が短くなり、シャトルの消費が増えるという問題がある。折れやすい羽根は、通常、過度に乾燥して脆くなることに起因するものであるが、湿度の高い気候ではそうにならないので、シャトルの耐用年数を延ばすために、シャトルの羽根の湿度を維持し、シャトル筒の相対湿度を高める必要がある。しかし、現在市販されているシャトル用加湿器は、体積が大きいか、効果が遅く果たされ、あまり効果的に使えないため、上記の欠点を克服したシャトル筒用加湿器の開発が非常に重要になる。
本考案の目的は、従来技術においてシャトル加湿器の体積が大きく、効果が遅く果たされ、あまり効果的に使えないという問題を解決するためのシャトル筒用加湿器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本考案で採用される技術的解決手段は以下の通りである。
本考案で設計されたシャトル筒用加湿器は、ベースケースと、キャップと、噴霧シートとを含み、前記ベースケースの上端は前記キャップで覆われ、前記噴霧シートは、前記ベースケースの空洞内に設けられ、前記キャップの上端面には水槽が形成され、前記水槽の内底壁には貫通孔が開設され、ベースケースには、貫通孔の位置に対応する加湿孔が開設され、噴霧シートは、加湿孔と貫通孔との間に設けられ、前記ベースケース内には、前記噴霧シートの動作を駆動するための電源アセンブリが設けられる。
この解決手段では、加湿されるシャトル筒のキャップを取り外し、この加湿器を覆い、キャップの環状水槽内に少量の水を加え、噴霧シートは、動作すると、シャトルとシャトル筒との間の隙間を通してシャトル筒内に霧化された水蒸気を吐出し、これにより、筒内の湿度を急速に高めるという目的を達成し、体積が小さく、構造が簡単で、使い勝手がよく、加湿効果が速く果たされる。
好ましい態様として、前記噴霧シートの縁部にはガスケットが設けられ、前記キャップの空洞内には環状突起が設けられ、前記環状突起は、前記貫通孔の外縁位置に設けられ、前記環状突起と前記ガスケットとが互いに押し付けられて、前記キャップと前記噴霧シートとを密封し、前記ガスケットはまた、加湿孔の周辺の平面に当接する。
この解決手段では、環状突起と噴霧シート上のガスケットとにより、効果的な密封が形成されることで、水が内部の電源アセンブリに漏れて電源アセンブリを損傷することを防止する。
好ましい態様として、前記電源アセンブリは、制御基板と電池を含み、前記電池は、前記ベースケースの空洞の内底壁に設けられ、前記制御基板は、前記電池の隣に設けられる。
好ましい態様として、前記ベースケースの下端には充電ポートが穿設され、前記充電ポートは、外部電源に接続されて、前記電池に電力を供給する。
この解決手段では、充電ポートは、外部電源に接続されて電池に電力を供給し、これにより、適時充電することができ、外部電源がない場合でもいつでも使用でき、使い勝手がよりよい。
好ましい態様として、前記制御基板の上には電源スイッチが設けられ、前記電池は、前記電源スイッチを介して前記噴霧シートに接続され、前記水槽の内底壁には突起部が設けられ、前記突起部には、前記電源スイッチに接続されたボタンが設けられ、前記突起部の外周壁と水槽の内周壁との間には環状水槽が形成され、この解決手段では、ボタンを押すと、加湿器が開閉される。
他の好ましい態様として、前記噴霧シートと貫通孔との間には中間体が設けられ、中間体には、貫通孔および加湿孔の位置にそれぞれ対応する取付経路が設けられ、取付経路内には貯水媒体が設けられ、前記貯水媒体は、水槽内に加えられた水を貫通孔を介して吸收して貯蔵し、しかも吸收された水分を前記噴霧シートに導くために用いられる。
この解決手段では、貯水媒体は、貯水し、保水を確保するものであるため、シャトル筒の転倒に起因する水槽内の水のこぼれを回避することができ、水分は、絶えず蒸発し、加湿孔を通過してシャトル筒内に入り、シャトルの湿度を維持し、これにより、乾燥した環境で長時間保管しても、シャトルの羽根に十分な湿度が確保され得る。水槽と貯水媒体との組み合わせにより、構造のコンパクト性が確保され得る。
さらに、前記貯水媒体の上面および下面はそれぞれ、前記貫通孔の開口部下縁および前記噴霧シートの側面に近接または接触し、この解決手段では、貯水媒体は、水を容易に吸収して貯蔵し、そして吸收された水分を前記噴霧シートに導き、噴霧シートは水を霧化して加湿孔によって吐出する。
さらに、前記取付経路は、取付溝と、取付溝の溝底に設けられた伝導孔とを含み、前記貯水媒体には、突起状の吸水部が設けられ、前記貯水媒体は取付溝内に取り付けられ、前記吸水部は、伝導孔内に対応して配置され、かつ前記吸水部の端面は、前記噴霧シートの側面に近接または接触し、この解決手段では、吸收された水分を前記噴霧シートによりよく導くことができる。
さらに、前記伝導孔の外端口には環状突起が設けられ、前記吸水部は、前記環状突起の内孔を通過して前記噴霧シートの側面に近接または接触し、前記噴霧シートの縁部にはガスケットが設けられ、前記ガスケットの両端面は、前記加湿孔の周辺の平面および環状突起の端面にそれぞれ当接して設けられ、この解決手段では、貯水媒体の水分が内部の電源アセンブリに漏れて電源アセンブリを損傷する可能性を避けることができる。
さらに、前記中間体は、ベースプレートと、ベースプレートの縁部に形成された第1凸リングと、ベースプレートに形成された第2凸リングとを含み、第1凸リングの内周側壁と第2凸リングの外周側壁との間には取付溝が形成され、前記キャップと前記中間体との間には密封構造が設けられ、前記密封構造は、前記第1凸リングと前記キャップとの間に位置するシールリングと、前記第2凸リングと前記キャップとの間に位置するパッキンとを含み、この解決手段では、水が制御基板に漏れることを防止する。
好ましい態様として、前記貯水媒体の外壁と前記取付溝の内壁との間は隙間嵌めされ、前記水槽の内底壁には透明観察窓が設けられる。
好ましい態様として、前記貫通孔には栓が嵌合される。
好ましい態様として、前記キャップの周側には、前記ベースケースの方向の一側に向かってベースケースの外壁と嵌合する第4凸リングが延出している。
本考案で設計されたシャトル筒用加湿器は、以下のような有益な効果を有する。
1. 本考案のシャトル筒用加湿器は、シャトル筒と合わせて取り付けることができるため、従来技術における箱型加湿器に比べて、体積が小さく、シャトル筒に直接取り付けられて加湿し、使い勝手がよい。
2. 水槽と水槽内に置かれた貯水媒体が増設されることで、使用時に水を1回加えるだけで数回使用することができ、使い勝手がよく、貯水方式は水漏れしにくく、加湿効果が速く果たされる。
3. 加湿器の加湿時に、水ミストはシャトルの羽根および羽軸に直接付着して染み込むことができ、これにより、羽根と羽軸の靭性を急速に強め、シャトルの耐久性を達成する。
実施例1のシャトル筒用加湿器の構造を示す模式図である。 実施例1のシャトル筒用加湿器の第1の分解構造を示す模式図である。 実施例1のシャトル筒用加湿器の第2の分解構造を示す模式図である。 実施例1のシャトル筒用加湿器を示す断面図の1である。 実施例1のシャトル筒用加湿器を示す断面図の2である。 実施例1の加湿器がシャトル筒に取り付けられた構造を示す模式図である。 実施例1の斜視図である。 実施例2の斜視図の1である。 実施例2の分解図である。 実施例2の断面を示す斜視図である。 実施例2の断面を示す模式図である。 実施例2を適用した場合の模式図である。 実施例2の斜視図の2である。 別のキャップと水槽の接続構造を示す模式図である。 実施例3の斜視図である。 より多くの貫通孔を設けたシャトル筒用加湿器の構造を示す模式図である。 別の貫通孔を設けたシャトル筒用加湿器の構造を示す模式図である。
図中において、1、キャップ;2、ボタン;3、電池;4、制御基板;5、噴霧シート;51、ガスケット;6、ベースケース;61、空洞;62、支持台;63、支持板;64、加湿孔;65、嵌合凹部;66、平面;661、環状溝;7、ネジ;8、状態表示灯;9、凹部;10、電源スイッチ;11、充電ポート;12、水槽;121、突起部;122、環状水槽;13、環状突起;14、貫通孔;15、貫通溝;102、経路;103、充電凹部;105、第1ねじ孔;106、第2ねじ孔;20、中間体;200、中心孔;201、伝導孔;202、貯水媒体;2021、切り欠き;2023、吸水部;204、取付溝;205、貫通穴;206、第1凸リング;207、ベースプレート;208、第2凸リング;602、第3凸リング;603、第4凸リング;701、シールリング;702、パッキン;30、栓;40、透明観察窓。
本実施例で記載されたシャトル筒用加湿器は、ベースケース6と、キャップ1と、噴霧シート5とを含み、ベースケース6の上端はキャップ1で覆われ、ベースケース6内には、前記噴霧シート5の動作を駆動するための電源アセンブリが設けられ、噴霧シート5は、ベースケース6の空洞61内に設けられ、キャップ1の上端面には環状水槽122が設けられ、前記水槽12の内底壁には貫通孔14が開設され、ベースケース6には、貫通孔14の位置に対応する加湿孔64が開設され、噴霧シート5は、加湿孔64と貫通孔14との間に設けられ、シャトル筒は、ベースケース6に嵌着され、環状水槽122に水を加えると、水は、貫通孔14を通って噴霧シート5に達し、電源アセンブリによって噴霧シート5の動作を駆動して水を霧化してシャトル筒内に噴霧し、霧化した水ミストは、加湿孔64を通って吐出される。本実施例では、キャップ1の空洞61には複数の支柱が設けられ、支柱には第1ねじ孔105が設けられ、ベースケース6の下端にも、ベースケース6の空洞61と連通する第2ねじ孔106が設けられ、ネジ7が第2ねじ孔106を通過して第1ねじ孔105に螺合されることにより、ベースケース6は、キャップ1に取り外し可能に接続され、ここで、加湿器がシャトル筒に取り付けられることで、加湿器の噴霧シート5が作動すると、水分を、密集して散布させるように拡散し、かつ散布面をより広くするので、連続的な加湿作業により、加湿効率を高めることができ、加湿効果が速く果たされる。
好ましくは、噴霧シート5の数は、2つ以上とすることができ、それに対応して、加湿孔64と貫通孔14との組み合わせにより形成される水分輸送経路102の数は、2つ以上とすることができ、それにより、水ミストの吐出面積を拡大し、加湿効率を高めることができ、加湿効果が速く果たされる。
使用時には、加湿されるシャトル筒のキャップ1を取り外し、この加湿器を覆い、キャップ1の水槽12内に少量の水を加え、加える水の量は、水槽12の深さの半分以下とし、噴霧シート5が動作すると、シャトルとシャトル筒との間の隙間を通してシャトル筒内に霧化された水蒸気を吐出し、筒内の湿度を急速に高めるという目的を達成し、加湿器とシャトル筒とを直接嵌合することにより、この加湿器は、従来技術における箱型加湿器に比べて、体積が小さく、構造が簡単で、使い勝手がよく、加湿効果が速く果たされる。
噴霧シート5の上端にはガスケット51が設けられ、キャップ1の空洞61内には環状突起13が設けられ、環状突起13は、貫通孔14の外縁位置に設けられ、環状突起13とガスケット51とが互いに押し付けられて、キャップ1と噴霧シート5とを密封し、ガスケット51はまた、加湿孔64の周辺の平面66に当接して密封され、すなわち、加湿孔64の周辺の平面66は、加湿孔64の周辺の環状溝661内の平面66であってもよく、したがって、環状のガスケット51は、環状溝661内に嵌め込まれ得る。環状突起13と噴霧シート5上のガスケット51とにより、効果的な密封が形成されることで、水が内部の電源アセンブリに漏れて電源アセンブリを損傷することを防止し、環状のガスケットと噴霧シートは、互いに組み合わされて一体構造となっている。
電源アセンブリは、制御基板4と電池3を含み、電池3は、ベースケース6の空洞61の内底壁に設けられ、制御基板4は、電池3の上端に設けられる。ベースケース6の下端には充電ポート11が設けられ、充電ポート11は、外部電源に接続されて、電池3に電力を供給する。制御基板4の上端には、電源スイッチ10が設けられ、電池3は、電源スイッチ10を介して噴霧シート5に接続され、環状水槽122の内底壁には突起部121が設けられ、突起部121には、電源スイッチ10に接続されたボタン2が設けられ、突起部121の外周壁と水槽12の内周壁との間には環状水槽122が形成される。制御基板4には状態表示灯8が設けられ、キャップ1の空洞61内における、状態表示灯8に対応する位置には凹部9が設けられ、ここで、制御基板4はPCB回路基板であり、制御基板4は、ベースケース6内の支持板63および支持台62によって支持されて固定される。
本実施例では、充電ポート11は、外部電源に接続されて電池3を充電し、または電力を供給することができ、充電ポート11は、USBポートまたはType-cポートなどとすることができ、また、充電ポートは充電凹部103内に嵌設され、キャップ1には貫通溝15が設けられ、ボタン2は、貫通溝15を通ってキャップ1の上部に配置され、ボタン2は、感知ボタン2であってもよく、プッシュボタン2であってもよく、充電ポート11は、外部電源に接続されて電池3に電力を供給し、適時充電することができ、電池3の設置により、外部電源がない場合でもいつでも使用でき、使い勝手がよくなる。ボタン2を押すと、加湿器が開閉される。状態表示灯8は、加湿器の使用状況、動作しているかどうか、電力が十分であるかどうかなどを使用者に提示することができる。凹部9は、状態表示灯8の状態を観察できるように光を透過させるために使用される。ここで、貫通溝15は、キャップ1の中心位置の貫通穴からベースケース6の方向に延出して第3凸リング602を形成することにより成形される。
噴霧シート5は少なくとも1枚設けられる。本実施例では、2枚の噴霧シート5が設けられ、霧化された水蒸気をより均一にできる3枚の噴霧シート5を設けてもよいが、多く設けられると、生産コストが高くなり、しかも設置場所が限られているため、実際の需要と実際の生産に応じて噴霧シート5の数を選択し、噴霧シート5は、超音波の原理を利用して水を微小な水滴に変えるものであり、すなわち、噴霧シート5は、超音波噴霧シート5であり、一般的には超音波微多孔噴霧シートである。
ベースケース6の底部には、上方に凹んでシャトルのテールと嵌合する嵌合凹部65が形成される。
前記キャップ1の周側には、前記ベースケース6の方向の一側に向かってベースケース6の外壁と嵌合する第4凸リング603が延出され、第4凸リング603は、キャップ1とベースケース6との接続部を覆うことにより、製品の密封性を高めることができる。
ベースケース6には、加湿経路102がさらに設けられ、加湿孔64は加湿経路102内に設けられる。
本実施例で記載されたシャトル筒用加湿器は、以下の相違点以外、その構造が概ね実施例1と近似している。前記噴霧シート5と貫通孔14との間には中間体20が設けられ、中間体20には、貫通孔14および加湿孔64の位置にそれぞれ対応する取付経路102が設けられ、取付経路102内には貯水媒体202が設けられ、前記貯水媒体202の両端は、前記貫通孔14の開口部下縁および前記噴霧シート5の側面にそれぞれ近接または接触し、水槽12内に水を加えると、貯水媒体202は、水槽12内に加えられた水を貫通孔14を介して吸収して貯蔵し、しかも吸収された水分を前記噴霧シート5に導き、噴霧シート5は、通電すると、貯水媒体202から導かれてきた水分を霧化して水ミストを形成し、シャトル筒内に吐出する。ここで、貯水媒体202は、例えば、綿シートやスポンジシート、親水性不織布の貯水層のようなスポンジ材料や綿材料、親水性不織布材料で作られ、それらはいずれも水を吸収し、浸透させ、貯蔵する性能を持っている。ただし、おむつや乾燥剤に使用される貯水媒体は、水を浸透させて噴霧シートに導きにくいため、採用できない。
本実施例では、取付経路102は、取付溝204と、取付溝204の溝底に設けられた伝導孔201とを含み、取付溝204および伝導孔201は共に中間体20に設けられ、貯水媒体202には、突起状の吸水部2023が設けられ、貯水媒体202は取付溝204内に取り付けられ、前記吸水部2023は、伝導孔201内に対応して配置され、かつ前記吸水部2023の端面は、前記噴霧シート5の側面に近接または接触し、ここで、中間体20は、ベースプレート207と、ベースプレート207の縁部に形成された第1凸リング206と、ベースプレート207に形成された第2凸リング208とを含み、第1凸リング206の内周側壁と第2凸リング208の外周側壁との間には取付溝204が形成され、前記キャップ1と前記中間体20との間には密封構造が設けられ、前記密封構造は、前記第1凸リング206と前記キャップ1との間に位置するシールリング701と、前記第2凸リング208と前記キャップ1との間に位置するパッキン702と、を含む。
好ましくは、ベースプレート207と貯水媒体202の中心位置には、貫通溝15の位置に対応する中心孔200が設けられ、かつ第1凸リング206は、ベースプレート207の中心孔200の縁部位置に設けられ、ベースプレート207、第1凸リング206および第2凸リング208は、互いに組み合わされて一体構造となっており、ボタン2は、中心孔200を通過して設けられる。
キャップ1とベースケース6はネジ7で固定的に接続されているので、貯水媒体202はシート構造を採用し、貯水媒体202には切り欠き2021が設けられ、シールリング701とベースプレート207の両方には貫通穴205が設けられ、ネジ7が切り欠き2021と貫通穴205を通過することにより、キャップ1とベースケース6は互いに固定的に接続され、あるいは、中間体20は、キャップ1と一体成形され、または超音波溶接によって接続することができ、キャップ1と中間体20が溶接されることにより、取付溝204は、貯水媒体202を内蔵する貯水空間を形成し、このようにして、生産組立工程が簡略化され、図示するように、中間体20の第1凸リング206の端面および第2凸リング208の端面は、キャップ1と一体成形され、または超音波溶接によって接続される。
本実施例では、前記伝導孔201の外端口には環状突起13が設けられ、前記吸水部2023は、前記環状突起13の内孔を通過して前記噴霧シート5の側面に近接または接触し、前記噴霧シート5の縁部にはガスケット51が設けられ、前記ガスケット51の両端面は、前記加湿孔64の周辺の平面66および環状突起13の端面にそれぞれ当接して設けられ、前記加湿孔64の周辺の平面66は、加湿孔64の周辺の環状溝661内に設けられた平面66であるため、前記環状のガスケット51は、環状溝661内に嵌め込まれる。
本実施例では、水槽12と、水槽12内に置かれた貯水媒体202が増設されることで、使用時に水を1回加えるだけで数回使用することができ、使い勝手がよく、貯水方式は水漏れしにくく、加湿効果が速く果たされる。
本実施例で記載されたシャトル筒用加湿器は、以下の相違点以外、その構造が概ね実施例1または実施例2と近似している。前記貯水媒体202の外壁と前記取付溝204の内壁との間は隙間嵌めされ、前記水槽12の内底壁には透明観察窓40が設けられ、すなわち、キャップ1の一部は、透明材料を採用することにより透明観察窓40を形成し、提示機能を果たす。
本実施例では、前記貫通孔14には、内部の水漏れを防止するための栓30が嵌合され、栓30は、ゴム材料またはシリコン材料で作られてもよい。

Claims (12)

  1. ベースケース(6)と、キャップ(1)と、噴霧シート(5)とを含み、前記ベースケース(6)の上端は前記キャップ(1)で覆われ、前記噴霧シート(5)は、前記ベースケース(6)の空洞(61)内に設けられ、前記キャップ(1)の上端面には水槽(12)が形成され、前記水槽(12)の内底壁には貫通孔(14)が開設され、ベースケース(6)には、貫通孔(14)の位置に対応する加湿孔(64)が開設され、噴霧シート(5)は、加湿孔(64)と貫通孔(14)との間に設けられ、前記ベースケース(6)内には、前記噴霧シート(5)の動作を駆動するための電源アセンブリが設けられることを特徴とする、シャトル筒用加湿器。
  2. 前記噴霧シート(5)の縁部にはガスケット(51)が設けられ、前記キャップ(1)の空洞(61)内には環状突起(13)が設けられ、前記環状突起(13)は、前記貫通孔(14)の外縁位置に設けられ、前記環状突起(13)と前記ガスケット(51)とが互いに押し付けられて、前記キャップ(1)と前記噴霧シート(5)とを密封し、前記ガスケット(51)はまた、加湿孔(64)の周辺の平面(66)に当接することを特徴とする、請求項1に記載のシャトル筒用加湿器。
  3. 前記電源アセンブリは、制御基板(4)と電池(3)を含み、前記電池(3)は、前記ベースケース(6)の空洞(61)の内底壁に設けられ、前記制御基板(4)は、前記電池(3)の隣に設けられ、前記ベースケース(6)の下端には、充電ポート(11)が穿設されることを特徴とする、請求項1に記載のシャトル筒用加湿器。
  4. 前記制御基板(4)の上には電源スイッチ(10)が設けられ、前記電池(3)は、前記電源スイッチ(10)を介して前記噴霧シート(5)に接続され、前記水槽(12)の内底壁には突起部(121)が設けられ、前記突起部(121)には、前記電源スイッチ(10)に接続されたボタン(2)が設けられ、前記突起部(121)の外周壁と水槽(12)の内周壁との間には環状水槽(122)が形成されることを特徴とする、請求項3に記載のシャトル筒用加湿器。
  5. 前記噴霧シート(5)と貫通孔(14)との間には中間体(20)が設けられ、中間体(20)には、貫通孔(14)および加湿孔(64)の位置にそれぞれ対応する取付経路(102)が設けられ、取付経路(102)内には貯水媒体(202)が設けられ、前記貯水媒体(202)は、水槽(12)内に加えられた水を貫通孔(14)を介して吸收して貯蔵し、しかも吸收された水分を前記噴霧シート(5)に導くために用いられることを特徴とする、請求項1に記載のシャトル筒用加湿器。
  6. 前記貯水媒体(202)の上面および下面はそれぞれ、前記貫通孔(14)の開口部下縁および前記噴霧シート(5)の側面に近接または接触していることを特徴とする、請求項5に記載のシャトル筒用加湿器。
  7. 前記取付経路(102)は、取付溝(204)と、取付溝(204)の溝底に設けられた伝導孔(201)とを含み、前記貯水媒体(202)には、突起状の吸水部(2023)が設けられ、前記貯水媒体(202)は取付溝(204)内に取り付けられ、前記吸水部(2023)は、伝導孔(201)内に対応して配置され、かつ前記吸水部(2023)の端面は、前記噴霧シート(5)の側面に近接または接触していることを特徴とする、請求項5または6に記載のシャトル筒用加湿器。
  8. 前記伝導孔(201)の外端口には環状突起(13)が設けられ、前記吸水部(2023)は、前記環状突起(13)の内孔を通過して前記噴霧シート(5)の側面に近接または接触し、前記噴霧シート(5)の縁部にはガスケット(51)が設けられ、前記ガスケット(51)の両端面は、前記加湿孔(64)の周辺の平面(66)および環状突起(13)の端面にそれぞれ当接して設けられることを特徴とする、請求項7に記載のシャトル筒用加湿器。
  9. 前記貯水媒体(202)の外壁と前記取付溝(204)の内壁との間は隙間嵌めされ、前記水槽(12)の内底壁には透明観察窓(40)が設けられることを特徴とする、請求項5に記載のシャトル筒用加湿器。
  10. 前記貫通孔(14)には栓(30)が嵌合されることを特徴とする、請求項5に記載のシャトル筒用加湿器。
  11. 前記キャップ(1)の周側には、前記ベースケース(6)の方向の一側に向かってベースケース(6)の外壁と嵌合する第4凸リング(603)が延出していることを特徴とする、請求項1に記載のシャトル筒用加湿器。
  12. 前記中間体(20)は、ベースプレート(207)と、ベースプレート(207)の縁部に形成された第1凸リング(206)と、ベースプレート(207)に形成された第2凸リング(208)とを含み、第1凸リング(206)の内周側壁と第2凸リング(208)の外周側壁との間には取付溝(204)が形成され、前記キャップ(1)と前記中間体(20)との間には密封構造が設けられ、前記密封構造は、前記第1凸リング(206)と前記キャップ(1)との間に位置するシールリング(701)と、前記第2凸リング(208)と前記キャップ(1)との間に位置するパッキン(702)とを含むことを特徴とする、請求項7に記載のシャトル筒用加湿器。
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