JP3245851U - 安定性に優れたフレーム - Google Patents

Abstract

【課題】ブラケットの技術分野に関し、安定性に優れたフレームを提供する。【解決手段】フレームは、２つのメイン接続ロッド１、２及び２つのサブ接続ロッド３、４を含み、２つのメイン接続ロッドは交差して配置される第１メイン接続ロッド１と第２メイン接続ロッド２とを含み、２つのサブ接続ロッドは平行して配置される第１サブ接続ロッド３と第２サブ接続ロッド４とを含み、第１サブ接続ロッドは第１メイン接続ロッド及び第２メイン接続ロッドの第１端にそれぞれ接続され、第２サブ接続ロッドは第１メイン接続ロッド及び第２メイン接続ロッドの第２端にそれぞれ接続され、メイン接続ロッドとサブ接続ロッドとの接続箇所には、ブラケットを支持する支持脚５が設けられ、支持脚は４つであり、何れか２つの支持脚は「八」字状に配置される。フレームの支持面を大きくして、倒れやすいという問題を改善して、フレームがより安定になる。【選択図】図１

Description

本開示は、ブラケットの技術分野に関し、特に、安定性に優れたフレームに関する。

現在、野外キャンプは若い世代にとって週末を過ごすのに欠かせないアウトドア活動になっている。キャンプによって、人々は都会の喧騒を離れ、自然に親しみ、静けさと新鮮な空気を満喫することができ、忙しい人にとって素晴らしいレジャー活動である。キャンプはまた、野外での生存能力とチームワークの精神を鍛え、心身の健康を増進できる。このため、休暇の手段としてキャンプを始める人がますます増えている。

野外キャンプには、持ち運び可能な折り畳み椅子及び折り畳みテーブルは欠かせないものであるが、折り畳み椅子を使用する時、使用者の重心が折り畳み椅子の後部支持脚に集中することで、折り畳み椅子の２つの後部支持脚が、さらに後側方に広くなったりスライドする。しかしながら、従来技術における折り畳み椅子の後脚の広がり角は一般的に小さく、支持面が十分に広くないため、転倒しやすく、さらに、使用過程で不安定になるという問題が存在した。

従来技術の欠点及び存在する問題に対して、本開示は安定性に優れたフレームを提供する。当該フレームは、折り畳み椅子、又は折り畳みテーブル、或いは折り畳みベッド、若しくはオットマンに適用でき、収容及び持ち運びが容易であり、折り畳み椅子、又は折り畳みテーブル、或いは折り畳みベッド、若しくはオットマンを広げる時、構造がより安定になる。

上記の技術的問題を解決するために、本開示は以下の技術的解決策を採用する。即ち、安定性に優れたフレームであって、２つのメイン接続ロッド及び２つのサブ接続ロッドを含み、前記２つのメイン接続ロッドは交差して配置される第１メイン接続ロッドと第２メイン接続ロッドとを含み、前記２つのサブ接続ロッドは平行して配置される第１サブ接続ロッドと第２サブ接続ロッドとを含み、前記第１サブ接続ロッドは第１メイン接続ロッド及び第２メイン接続ロッドの第１端にそれぞれ接続され、前記第２サブ接続ロッドは第１メイン接続ロッド及び第２メイン接続ロッドの第２端にそれぞれ接続され、メイン接続ロッドとサブ接続ロッドとの接続箇所には、ブラケットを支持する支持脚が設けられ、前記支持脚は４つである。

好適な実施形態として、何れか２つの支持脚は「八」字状に配置され、フレームの支持面を大きくして、倒れやすいという問題を改善して、フレームがより安定になる。

好適な実施形態として、前記第１メイン接続ロッドの長さと第２メイン接続ロッドの長さとは等しく、前記第１サブ接続ロッドの長さと第２サブ接続ロッドの長さとは等しい。これによって、第１サブ接続ロッド及び２つのメイン接続ロッドで囲まれる三角形の形状、面積と、第２サブ接続ロッド及び２つのメイン接続ロッドで囲まれる三角形の形状、面積とは同じであり、４つ支持脚が受ける力がよりバランスされ、フレームの安定性をより高める。

好適な実施形態として、前記第１メイン接続ロッドと第２メイン接続ロッドとの交差箇所にはリベットが設けられ、第１メイン接続ロッドと第２メイン接続ロッドとはリベットによって接続される。リベット接続はより確実であり、且つコストが低い。

好適な実施形態として、各メイン接続ロッドとサブ接続ロッドとの接続箇所にはジョイントが設けられ、前記ジョイントは４つであり、ジョイントには挿入口が設けられ、メイン接続ロッド、サブ接続ロッド及び支持脚は何れも挿入口に設けられている。

好適な実施形態として、前記メイン接続ロッドとジョイントとはリベットによって接続され、前記サブ接続ロッドとジョイントとはリベットによって接続される。リベットによる接続は、メイン接続ロッドとサブ接続ロッドとを挿入口に固定し、これによって、フレームが力を受ける時、メイン接続ロッド又はサブ接続ロッドが挿入口内で回動して、フレームの安定性に影響することを回避する。

好適な実施形態として、フレームは支持ロッドをさらに含み、前記支持ロッドはジョイントに設けられ、その数はジョイントの数と一致する。

いくつかの実施形態では、前記支持ロッドは２つの第１支持ロッド及び２つの第２支持ロッドを含み、前記第１支持ロッドの長さと第２支持ロッドの長さとは等しい。

いくつかの実施形態では、前記支持ロッドは２つの第１支持ロッド及び２つの第２支持ロッドを含み、前記第１支持ロッドの長さは第２支持ロッドの長さより長く、支持脚は２つの前部支持脚及び２つの後部支持脚を含み、第１支持ロッドに接続されるものは後部支持脚であり、第２支持ロッドに接続されるものは前部支持脚である。

好適な実施形態として、前記サブ接続ロッドは、楕円形管、又は多角形管、或いは異形管である。

好適な実施形態として、異なる高さのニーズに合わせるために、前記支持脚には高さを調整可能な調整機構が設けられる。

従来製品に対して、第１メイン接続ロッドと第２メイン接続ロッドとが交差して配置されることで、交差点の受力を強化させて、ブラケットの耐荷重能力を向上でき、ブラケットがより安定になる。

以下、図面及び好適な実施例を参照して本出願をさらに詳しく記載するが、当業者であれば理解できるように、これらの図面は好適な実施例を解釈するために描かれたものに過ぎないため、本出願の範囲を限定していない。また、特に明記しない限り、図面は単に記載される対象の組み合わせ又は構造を模式的に表わしたものであり、誇張表現を含む場合があり、また、図面は必ずしも縮尺通りに描かれているわけではない。
本開示の安定性に優れたフレームの構造模式図である。 本開示の実施例１の構造模式図１である。 本開示の実施例１の構造模式図２である。 本開示の実施例１の折り畳みベッドの構造模式図である。 本開示の実施例１の折り畳みテーブルの構造模式図である。

当業者が本開示の技術的解決策をよりよく理解するために、以下、図面及び実施例を参照して、本開示を詳しく、明瞭且つ完全に説明する。ここに記載の具体的な実施例は本開示を限定しておらず、単に本開示を解釈するためのものである。

当業者であれば理解できるように、本考案の開示において、「縦方向」、「横方向」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「頂」、「底」「内」、「外」などの用語が指示する方位又は位置関係は、図面による方位又は位置関係であり、指された装置又は素子が特定の方位を備え、特定の方位で構築されて操作されなければならないことを指示又は暗示しておらず、本考案を説明し、説明を簡略化する便宜のためのものにすぎないので、上記の用語は本考案を限定していない。

本開示は、安定性に優れたフレームを提供し、折り畳みテーブル、又は折り畳み椅子、或いは折り畳みベッド、若しくはオットマンに適用でき、フレームはステンレス鋼材質又はアルミニウム合金材質であり、異なる高さのニーズに合わせるために、支持脚は伸縮調節可能であり、伸縮調節は当分野の通常且つ成熟した技術であるため、ここではこれ以上の説明は行なわない。

実施例１
図１~３に示すように、安定性に優れたフレームであって、２つのメイン接続ロッド及び２つのサブ接続ロッドを含み、２つのメイン接続ロッドは交差して配置される第１メイン接続ロッド１と第２メイン接続ロッド２とを含み、２つのサブ接続ロッドは平行して配置される第１サブ接続ロッド３と第２サブ接続ロッド４とを含み、第１サブ接続ロッド３は第１メイン接続ロッド１及び第２メイン接続ロッド２の第１端にそれぞれ接続され、第２サブ接続ロッド４は第１メイン接続ロッド１及び第２メイン接続ロッド２の第２端にそれぞれ接続され、メイン接続ロッドとサブ接続ロッドとの接続箇所には、ブラケットを支持する支持脚５が設けられ、支持脚５は４つであり、何れか２つの支持脚５は「八」字状に配置される。

さらに、第１メイン接続ロッド１の長さと第２メイン接続ロッド２の長さとは等しく、第１サブ接続ロッド３の長さと第２サブ接続ロッド４の長さとは等しい。これによって、第１サブ接続ロッド３及び２つのメイン接続ロッドで囲まれる三角形の形状、面積と、第２サブ接続ロッド４及び２つのメイン接続ロッドで囲まれる三角形の形状、面積とは同じであり、４つ支持脚５が受ける力がよりバランスされ、フレームの安定性をより高める。第１メイン接続ロッド１と第２メイン接続ロッド２との交差箇所にはリベットが設けられ、第１メイン接続ロッド１と第２メイン接続ロッド２とはリベットによって接続される。リベット接続はより確実であり、且つコストが低い。

本開示の１つの実施例では、各メイン接続ロッドとサブ接続ロッドとの接続箇所にはジョイント６が設けられ、ジョイント６は４つであり、ジョイント６には挿入口が設けられ、メイン接続ロッド、サブ接続ロッド及び支持脚５は何れも挿入口に設けられている。

特に、メイン接続ロッドとジョイント６とはリベットによって接続され、サブ接続ロッドとジョイント６とはリベットによって接続される。リベットによる接続は、メイン接続ロッドとサブ接続ロッドとを挿入口に固定し、これによって、フレームが力を受ける時、メイン接続ロッド又はサブ接続ロッドが挿入口内で回動して、フレームの安定性に影響することを回避する。

さらに、フレームは支持ロッド７をさらに含み、支持ロッド７はジョイント６に設けられ、その数はジョイント６の数と一致する。

特に、サブ接続ロッドは、楕円形管、又は多角形管、或いは異形管である。

本開示の１つの実施例では、支持ロッド７は２つの第１支持ロッド７及び２つの第２支持ロッド７を含み、前記第１支持ロッド７の長さと第２支持ロッド７の長さとは等しい。この場合、図５に示すように、当該フレームは折り畳みテーブル、又はオットマンに適用できる。図４に示すように、複数のフレームを組み合わせて、折り畳みベッドに適用してもよい。

実施例２
本実施例における支持ロッド７は、２つの第１支持ロッド７及び２つの第２支持ロッド７を含み、第１支持ロッド７の長さは第２支持ロッド７の長さより長く、支持脚５は２つの前部支持脚５及び２つの後部支持脚５を含み、第１支持ロッド７に接続されるものは後部支持脚５であり、第２支持ロッド７に接続されるものは前部支持脚５である。この場合、当該フレームは、折り畳み椅子、又はオットマンに適用できる。

本実施例における他の技術的特徴は、実施例１と同様であるため、ここでは繰り返し説明しない。

以上、本出願を詳しく紹介してきたが、本明細書では、本出願の原理及び実施形態を説明するために具体例を用いているが、以上の実施例の説明は単に本出願及びその主旨の理解を支援するためのものである。当業者にとって、本出願の原理から逸脱しないことを前提として、本出願に対していくつかの改良及び修飾を行うことができ、これらの改良及び修飾も本出願の権利要求の保護範囲に含まれる。

１ 第１メイン接続ロッド
２ 第２メイン接続ロッド
３ 第１サブ接続ロッド
４ 第２サブ接続ロッド
５ 支持脚
６ ジョイント
７ 支持ロッド

Claims (10)

1. 安定性に優れたフレームであって、２つのメイン接続ロッド及び２つのサブ接続ロッドを含み、前記２つのメイン接続ロッドは交差して配置される第１メイン接続ロッド（１）と第２メイン接続ロッド（２）とを含み、前記２つのサブ接続ロッドは平行して配置される第１サブ接続ロッド（３）と第２サブ接続ロッド（４）とを含み、前記第１サブ接続ロッド（３）は第１メイン接続ロッド（１）及び第２メイン接続ロッド（２）の第１端にそれぞれ接続され、前記第２サブ接続ロッド（４）は第１メイン接続ロッド（１）及び第２メイン接続ロッド（２）の第２端にそれぞれ接続され、メイン接続ロッドとサブ接続ロッドとの接続箇所には、ブラケットを支持する支持脚（５）が設けられ、前記支持脚（５）は４つであることを特徴とする安定性に優れたフレーム。
2. 前記第１メイン接続ロッド（１）の長さと第２メイン接続ロッド（２）の長さとは等しく、前記第１サブ接続ロッド（３）の長さと第２サブ接続ロッド（４）の長さとは等しいことを特徴とする請求項１に記載の安定性に優れたフレーム。
3. 前記第１メイン接続ロッド（１）と第２メイン接続ロッド（２）との交差箇所にはリベットが設けられ、第１メイン接続ロッド（１）と第２メイン接続ロッド（２）とはリベットによって接続されることを特徴とする請求項２に記載の安定性に優れたフレーム。
4. 各メイン接続ロッドとサブ接続ロッドとの接続箇所にはジョイント（６）が設けられ、前記ジョイント（６）は４つであり、ジョイント（６）には挿入口が設けられ、メイン接続ロッド、サブ接続ロッド及び支持脚（５）は何れも挿入口に設けられていることを特徴とする請求項１に記載の安定性に優れたフレーム。
5. 前記メイン接続ロッドとジョイント（６）とはリベットによって接続され、前記サブ接続ロッドとジョイント（６）とはリベットによって接続されることを特徴とする請求項４に記載の安定性に優れたフレーム。
6. フレームは支持ロッド（７）をさらに含み、前記支持ロッド（７）はジョイント（６）に設けられ、その数はジョイント（６）の数と一致することを特徴とする請求項５に記載の安定性に優れたフレーム。
7. 前記支持ロッド（７）は２つの第１支持ロッド（７）及び２つの第２支持ロッド（７）を含み、前記第１支持ロッド（７）の長さと第２支持ロッド（７）の長さとは等しいことを特徴とする請求項６に記載の安定性に優れたフレーム。
8. 前記支持ロッド（７）は２つの第１支持ロッド（７）及び２つの第２支持ロッド（７）を含み、前記第１支持ロッド（７）の長さは第２支持ロッド（７）の長さより長く、支持脚（５）は２つの前部支持脚（５）及び２つの後部支持脚（５）を含み、第１支持ロッド（７）に接続されるものは後部支持脚（５）であり、第２支持ロッド（７）に接続されるものは前部支持脚（５）であることを特徴とする請求項６に記載の安定性に優れたフレーム。
9. 前記サブ接続ロッドは、楕円形管、又は多角形管、或いは異形管であることを特徴とする請求項１に記載の安定性に優れたフレーム。
10. 何れか２つの支持脚（５）は「八」字状に配置されることを特徴とする請求項１に記載の安定性に優れたフレーム。