JP3245804U - 矩形水溝の急速補強型枠装置 - Google Patents

Abstract

【課題】型枠の補強及び補強施設の取り外しを繰り返す手間を省き、作業効率を向上させる矩形水溝の急速補強型枠装置を提供する。【解決手段】コンクリート金型１及び補強アセンブリを含む矩形水溝の急速補強型枠装置であって、コンクリート金型の表面に補強アセンブリが取り付けられており、補強アセンブリは、横支持角管２、縦方向角管３、補強角管４及び引き抜き管を含み、横支持角管の底部に２組の縦方向角管が固定接続されており、且つ内側に近い縦方向角管ともう１組の縦方向角管との間に補強角管が接続されており、各組の縦方向角管のホルダに引き抜き管が挿通されている。【選択図】図１

Description

本実用新案は、矩形水溝の急速補強型枠装置の分野に属し、具体的には矩形水溝の急速補強型枠装置である。

矩形水溝の急速補強型枠装置は、矩形水溝金型を打設する前に、打設された金型を補強する装置であり、打設された金型をより強固にし、打設された矩形水溝をより完璧にすることができる。

矩形水溝の施工過程において、矩形水溝型枠の補強は、施工における重要な工程である。まず、矩形水溝の位置に測定及び位置決めを行うと共に、木型で補強し、次にコンクリート打設を行う。型枠を組み立てる過程において操作が複雑であり、補強が強固ではなく、補強時間が長く、施工進捗に影響を与える。矩形水溝型枠の補強速度と品質は施工進捗に影響を与える。

従って、以上をまとめ、本実用新案は、上記問題を解決するために、矩形水溝の急速補強型枠装置を提供する。

上記技術的問題を解決するために、本実用新案は、従来技術における問題を解決するために、矩形水溝の急速補強型枠装置を提供する。

コンクリート金型及び補強アセンブリを含む矩形水溝の急速補強型枠装置であって、上記コンクリート金型の表面に補強アセンブリが取り付けられており、上記補強アセンブリは、横支持角管、縦方向角管、補強角管及び引き抜き管を含み、上記横支持角管の底部に２組の縦方向角管が固定接続されており、且つ内側に近い上記縦方向角管ともう１組の縦方向角管との間に補強角管が接続されており、各組の上記縦方向角管のホルダに引き抜き管が挿通されている、矩形水溝の急速補強型枠装置である。

好ましくは、上記コンクリート金型は、Ｕ字型水路金型であり、且つＵ字型水路壁は、横支持角管と１組の縦方向角管の間に構成される空間に嵌合する。

好ましくは、上記引き抜き管の中央部は滑らかな構造であり、且つ引き抜き管の両端はねじ構造であり、上記引き抜き管の中央部は、コンクリート金型の両端を横方向に貫通し、且つナットがねじ接続されている。

好ましくは、上記引き抜き管の一端に凹んだねじ溝が設けられており、ねじ溝の内部にねじヘッドが接続されており、上記ねじヘッドの一端に回転スリーブが固定接続されている。

好ましくは、上記回転スリーブの表面にねじロッドが回転可動に接続されており、上記ねじロッドの一端に回転ハンドルが固定接続されており、上記回転ハンドルの外輪にハンドルロッドが分布している。

好ましくは、上記ねじロッドの表面に支持ブロックをねじで貫通し、上記支持ブロックの一端は横支持角管の片側に固定される。

従来技術に比べ、本実用新案は以下の有益な効果を有する：本実用新案は、補強アセンブリをコンクリート金型に取り付けることにより、補強アセンブリがコンクリート金型を支持することができ、コンクリート金型をより安定させ、その後、コンクリート金型内にコンクリートを打設し、コンクリートが成形された後、全体の補強アセンブリを取り外してからコンクリート金型を取り外し、コンクリート金型が取り外された後、金型を組み立て、その後、補強装置を金型に取り付けるだけで、金型を加工することができ、本考案は、型枠の補強及び補強施設の取り外しを繰り返す手間を省き、作業効率を効果的に向上させる。

本実用新案の立体構造概略図である。 本実用新案の上面視立体構造概略図である。 本実用新案の横支持角管と縦方向角管の接続正面構造概略図である。 本実用新案の横支持角管及び縦方向角管の立体構造概略図である。 本実用新案の引き抜き管とねじヘッドの接続断面構造概略図である。

以下、図面及び実施例と合わせて本実用新案の実施形態を更に詳細に説明する。以下の実施例は、本実用新案を説明するためのものであり、本実用新案の範囲を限定するものではない。

図１～図５に示すように、本実用新案は、コンクリート金型１及び補強アセンブリを含む矩形水溝の急速補強型枠装置であって、上記コンクリート金型１の表面に補強アセンブリが取り付けられており、上記補強アセンブリは、横支持角管２、縦方向角管３、補強角管４及び引き抜き管５を含み、上記横支持角管２の底部に２組の縦方向角管３が固定接続されており、且つ内側に近い上記縦方向角管３ともう１組の縦方向角管３との間に補強角管４が接続されており、各組の上記縦方向角管３のホルダに引き抜き管５が挿通されている、矩形水溝の急速補強型枠装置を提供する。

コンクリート金型１は、Ｕ字型水路金型であり、且つＵ字型水路壁は、横支持角管２と１組の縦方向角管３の間に構成される空間に嵌合することにより、横支持角管２と１組の縦方向角管３をコンクリート金型１に取り付けて一定の寸法に形成することができ、次の同じ寸法のコンクリート金型１を補強することが容易になる。

引き抜き管５の中央部は滑らかな構造であり、且つ引き抜き管５の両端はねじ構造であり、上記引き抜き管５の中央部は、コンクリート金型１の両端を横方向に貫通し、且つナット６がねじ接続されており、引き抜き管５を縦方向角管３、コンクリート金型１、縦方向角管３の順に貫通し、ナット６を用いて縦方向角管３がコンクリート金型１を締め付けることができ、コンクリート金型１を補強する。

引き抜き管５の一端に凹んだねじ溝が設けられており、ねじ溝の内部にねじヘッド７が接続されており、上記ねじヘッド７の一端に回転スリーブ８が固定接続されており、手で回転スリーブ８を回転させる時、回転スリーブ８の一端がねじヘッド７の回転を駆動することにより、ねじヘッド７は引き抜き管５と一体にねじ接続することができる。

回転スリーブ８の表面にねじロッド９が回転可動に接続されており、上記ねじロッド９の一端に回転ハンドル１０が固定接続されており、上記回転ハンドル１０の外輪にハンドルロッドが分布しており、回転ハンドル１０に回転ハンドル１０をより容易に回動できるハンドルロッドが設けられている。

ねじロッド９の表面に支持ブロック１１をねじで貫通し、上記支持ブロック１１の一端は横支持角管２の片側に固定され、支持ブロック１１によってねじロッド９にねじ回転時に発生する押圧力を与える。

動作原理は以下の通りである：まず、コンクリート金型１を一体に組み立てた後、横支持角管２をコンクリート金型１の頂部に配置し、縦方向角管３をコンクリート金型１の壁に当接させると共に、縦方向角管３と横支持角管２の接続箇所を一体に溶接し、続いて、引き抜き管５を縦方向角管３、コンクリート金型１及び他方の縦方向角管３の順に貫通し、且つナット６で引き抜き管５を固定し、それによりナット６は、横支持角管２をコンクリート金型１の表面に押し付けることができ、続いて、２つの内側の縦方向角管３の間に補強角管４を配置すると共に一体に溶接することにより、補強アセンブリによって補強及び支持を行い、補強アセンブリを取り外す時、ナット６を反時計回りに回転させることにより、ナット６を取り外し、その後、手で回転ハンドル１０を回転させることにより、ねじヘッド７の一端を引き抜き管５に接近させ、同時に回転スリーブ８を回転させることにより、ねじヘッド７と引き抜き管５を一体にねじ接続し、その後、回転ハンドル１０を反時計回りに回転させ、回転ハンドル１０におけるねじロッド９と支持ブロック１１の間のねじ接続により、ねじロッド９は引き抜き管５を引き上げ、更にねじヘッド７及び引き抜き管５を取り外し、且つ他端から引き抜き管５を引き出し、横支持角管２と縦方向角管３で構成された成形補強装置を上から下へ取り外し、他の同じ寸法のコンクリート金型１に組み立てる。

本実用新案の実施形態は、例示及び説明のために示したものであり、本実用新案の実施例は、上記に示され、説明されたが、上記実施例は、例示的なものであり、本実用新案を限定するものと解釈されるべきではなく、当業者は、本実用新案の範囲内で、上記実施例に対して変更、修正、置換及び変形を行うことができることを理解することができる。

１ コンクリート金型
２ 横支持角管
３ 縦方向角管
４ 補強角管
５ 引き抜き管
６ ナット
７ ねじヘッド
８ 回転スリーブ
９ ねじロッド
１０ 回転ハンドル
１１ 支持ブロック

Claims (6)

1. コンクリート金型（１）及び補強アセンブリを含む矩形水溝の急速補強型枠装置であって、前記コンクリート金型（１）の表面に前記補強アセンブリが取り付けられており、前記補強アセンブリは、横支持角管（２）、縦方向角管（３）、補強角管（４）及び引き抜き管（５）を含み、前記横支持角管（２）の底部に２組の前記縦方向角管（３）が固定接続されており、且つ内側に近い前記縦方向角管（３）ともう１組の前記縦方向角管（３）との間に前記補強角管（４）が接続されており、各組の前記縦方向角管（３）のホルダに前記引き抜き管（５）が挿通されている、
   ことを特徴とする矩形水溝の急速補強型枠装置。
2. 前記コンクリート金型（１）は、Ｕ字型水路金型であり、且つＵ字型水路壁は、前記横支持角管（２）と１組の前記縦方向角管（３）の間に構成される空間に嵌合する、
   ことを特徴とする請求項１に記載の矩形水溝の急速補強型枠装置。
3. 前記引き抜き管（５）の中央部は滑らかな構造であり、且つ前記引き抜き管（５）の両端はねじ構造であり、前記引き抜き管（５）の中央部は、前記コンクリート金型（１）の両端を横方向に貫通し、且つナット（６）がねじ接続されている、
   ことを特徴とする請求項１に記載の矩形水溝の急速補強型枠装置。
4. 前記引き抜き管（５）の一端に凹んだねじ溝が設けられており、前記ねじ溝の内部にねじヘッド（７）が接続されており、前記ねじヘッド（７）の一端に回転スリーブ（８）が固定接続されている、
   ことを特徴とする請求項１に記載の矩形水溝の急速補強型枠装置。
5. 前記回転スリーブ（８）の表面にねじロッド（９）が回転可動に接続されており、前記ねじロッド（９）の一端に回転ハンドル（１０）が固定接続されており、前記回転ハンドル（１０）の外輪にハンドルロッドが分布している、
   ことを特徴とする請求項４に記載の矩形水溝の急速補強型枠装置。
6. 前記ねじロッド（９）の表面に支持ブロック（１１）をねじで貫通し、前記支持ブロック（１１）の一端は前記横支持角管（２）の片側に固定される、
   ことを特徴とする請求項５に記載の矩形水溝の急速補強型枠装置。