JP3245694U - 家庭使用水の節水給水設備及び節水下水設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】風呂の残湯を洗濯機と水洗トイレの両方に利用でき、上水道との併用において簡易で合理的な構成の設備とすることができる家庭使用水の節水給水設備及び節水下水設備を提供する。【解決手段】家庭使用水の節水給水設備及び節水下水設備は、風呂20の残湯を汲み上げる汲み上げポンプ25と、該汲み上げポンプ25によって汲み上げられた残湯を洗濯機40や水洗トイレ50の給水口よりも高い位置で貯留すると共に、上水道10から給水を受けて貯水できる節水用に設けられた貯水タンク30と、該貯水タンク30内で所要の水量を維持するために、上水道10からの給水に設けられた貯水タンク用のフロート式給水弁31と、貯水タンク30から洗濯機40に接続された洗濯機用給水配管35と、貯水タンク30から水洗トイレのフロート式給水弁56を備えた水洗用貯水槽55に接続された水洗トイレ用給水配管37とを備える。【選択図】図1

Description

この考案は、風呂の残湯を、洗濯機や水洗トイレに再利用するように構成される家庭使用水の節水給水設備及び節水下水設備に関する。
従来の家庭使用水の節水給水設備及び節水下水設備の例としては、水道水を、バルブを介して給水するロータンクと、このロータンクの一定貯水を給水する水洗便器と、風呂の残湯をポンプアップして貯水し、ロータンクへ給水する貯水タンクと、からなる給水設備で、このポンプにより貯水タンクからロータンクへも送水可能として貯水タンクを大型化するので、風呂の残水を可及的に貯水でき、しかも、雨水タンクの貯水もポンプが利用でき、そのため、下水への放流を抑えることができると共に、設備を安価にする(特許文献1参照)水洗トイレの給水設備が提案されている。
特開平10-245878号公報(第1頁)
家庭使用水の節水給水設備及び節水下水設備に関して解決しようとする問題点は、従来の方法では風呂の残湯を洗濯機か水洗トイレの一方に利用するものであり、上水道との併用において簡易で合理的な構成の設備が提案されていないことにある。
そこで本考案の目的は、風呂の残湯を洗濯機と水洗トイレの両方に利用でき、上水道との併用において簡易で合理的な構成の設備とすることができる具体的な家庭使用水の節水給水設備及び節水下水設備を提供することにある。
本考案は、上記目的を達成するために次の構成を備える。
本考案に係る家庭使用水の節水給水設備及び節水下水設備の一形態によれば、風呂の残湯を、洗濯機や水洗トイレに再利用するように構成される家庭使用水の節水給水設備及び節水下水設備であって、風呂の残湯を汲み上げる汲み上げポンプと、該汲み上げポンプによって汲み上げられた残湯を前記洗濯機や水洗トイレの給水口よりも高い位置で貯留すると共に、上水道からも給水を受けて前記残湯と同様に貯水できる節水用に設けられた貯水タンクと、該貯水タンク内で所要の水量を維持するために、前記上水道からの給水口に設けられた貯水タンク用のフロート式給水弁と、前記貯水タンクから前記洗濯機に接続された洗濯機用給水配管と、前記貯水タンクから水洗トイレのフロート式給水弁を備えた水洗用貯水槽に接続された水洗トイレ用給水配管とを備える。
本考案に係る家庭使用水の節水給水設備及び節水下水設備の一形態によれば、前記貯水タンクには、前記貯水タンク用のフロート式給水弁によって管理される水位よりも高い位置にオーバーフロー用排水口が設けられていることを特徴とすることができる。
本考案に係る家庭使用水の節水給水設備及び節水下水設備によれば、風呂の残湯を洗濯機と水洗トイレの両方に利用でき、上水道との併用において簡易で合理的な構成の設備とすることができるという特別有利な効果を奏する。
本考案に係る家庭使用水の節水給水設備及び節水下水設備の形態例を示すブロック図である。
以下、本考案に係る家庭使用水の節水給水設備及び節水下水設備の形態例を、添付図面(図1)に基づいて詳細に説明する。本考案に係る家庭使用水の節水給水設備及び節水下水設備は、風呂の残湯を、洗濯機や水洗トイレに再利用するように構成されるものある。
本考案に係る家庭使用水の節水給水設備及び節水下水設備では、風呂20の残湯を汲み上げる汲み上げポンプ25と、その汲み上げポンプ25によって汲み上げられた残湯を洗濯機40や水洗トイレ50の給水口よりも高い位置で貯留すると共に、上水道10からも給水を受けて前記残湯と同様に貯水できる節水用に設けられた貯水タンク30を備えている。
なお、汲み上げポンプ25としては、既に市販されているものを利用することができ、例えば、タイマーによって所要の時刻に所要の時間作動するように自動で残湯の汲み上げを管理できるものを適宜選択的に用いることができる。また、上水道10からは、水道水が給水管とバルブ13を介して貯水タンク30へ供給できるように配管されている。
そして、本考案に係る家庭使用水の節水給水設備及び節水下水設備では、その貯水タンク30内で所要の水量を維持するために、上水道10からの給水口に設けられた貯水タンク用のフロート式給水弁31と、貯水タンク30から洗濯機40に接続された洗濯機用給水配管35と、貯水タンク30から水洗トイレのフロート式給水弁56を備えた水洗用貯水槽55に接続された水洗トイレ用給水配管37とを備えている。
本形態例では、洗濯機用給水配管35が貯水タンク30の下端部面から洗濯機40に設けられた自動開閉給水口(電磁弁)42へ接続され、その洗濯機用給水配管35の中途部にバルブ36が配されている。また、本形態例では、水洗トイレ用給水配管37が貯水タンク30の下端部面から水洗用貯水槽55に設けられた水洗トイレのフロート式給水弁56へ接続され、その水洗トイレ用給水配管37の中途部にバルブ38が配されている。これにより、水位の落差によって、貯水タンク30内の水が、洗濯機40や水洗トイレ50(水洗用貯水槽55)に給水できるようになっている。なお、バルブ36とバルブ38は通常時において開いており、非常時に手動で閉じることができるように配されている。
これによれば、風呂20の残湯を洗濯機40と水洗トイレ50の両方に利用でき、上水道10との併用において簡易で合理的な構成の設備とすることができるという特別有利な効果を奏する。すなわち、風呂20の残湯を洗濯機40と水洗トイレ50の両方に利用して節水ができる共に、その風呂20の残湯では足りないときには、洗濯機40と水洗トイレ50の機能に支障のないように上水道10から水道水を適切に導入して利用することができる。
より具体的には、一般の家庭におけるおおよその水道水の使用量は、風呂20に40%、洗濯機に20%、水洗トイレに20%となっている。従って、本考案によれば風呂20の40%の水量を適切に再利用することができ、大幅な節水を行うことができ、上水道代と下水道代の大幅な節約になる。そして、水資源の節約になり、持続可能な社会の実現に寄与できる。また、災害時などの非常時に、貯水タンク30に蓄えた水を好適に利用できる。
なお、風呂20にはバルブ11を介し、洗濯機40にはバルブ12を介し、水洗トイレ50の温水洗浄便座にはバルブ14を介して接続されるように、上水道10の本管から分岐したそれぞれの給水管によって、水道水が給水されるように配管されている。
また、洗濯機40に接続されている水道水の給水管は、その洗濯機40に設けられた水道水の自動開閉給水弁(電磁弁)41に接続され、例えば、洗濯物のすすぎの際には開いて水道水を洗濯機40の水槽に給水するように、既存の自動洗濯機40において、自動開閉給水弁41の給水に係る開閉制御を設定できるようになっている。
また、本形態例の貯水タンク30には、貯水タンク用のフロート式給水弁31によって管理される水位よりも高い位置にオーバーフロー用排水口33が設けられている。このオーバーフロー用排水口33は配管を介して下水道(下水管)60へ接続されている。
また、本形態例では、水道水の給水口である貯水タンク用のフロート式給水弁31の高さ位置よりも、汲み上げポンプからの吐水口32である風呂20の残湯の貯水タンクにおける給水口の方が、高い位置に配されている。
これによれば、貯水タンク30において設定された最低限の水位を維持できるように、上水道からの水道水の供給を得ることができると共に、風呂20から供給される残湯が所要の水量を超えるときは、適切に下水道60へ排出することができる。なお、風呂20、洗濯機40及び水洗トイレ50の排水は、図1に示すように下水道60に接続されて排水されるようになっている。
以上、本考案につき好適な形態例を挙げて種々説明してきたが、本考案はこの形態例に限定されるものではなく、考案の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
10 上水道
11 バルブ
12 バルブ
13 バルブ
14 バルブ
20 風呂
25 汲み上げポンプ
30 貯水タンク
31 貯水タンク用のフロート式給水弁
32 汲み上げポンプからの吐水口
33 オーバーフロー用排水口
35 洗濯機用給水配管
36 バルブ
37 水洗トイレ用給水配管
38 バルブ
40 洗濯機
41 水道水の自動開閉給水口
42 自動開閉給水口
50 水洗トイレ
55 水洗用貯水槽
56 水洗トイレのフロート式給水弁
60 下水道

Claims (2)

  1. 風呂の残湯を、洗濯機や水洗トイレに再利用するように構成される家庭使用水の節水給水設備及び節水下水設備であって、
    風呂の残湯を汲み上げる汲み上げポンプと、
    該汲み上げポンプによって汲み上げられた残湯を前記洗濯機や水洗トイレの給水口よりも高い位置で貯留すると共に、上水道からも給水を受けて前記残湯と同様に貯水できる節水用に設けられた貯水タンクと、
    該貯水タンク内で所要の水量を維持するために、前記上水道からの給水口に設けられた貯水タンク用のフロート式給水弁と、
    前記貯水タンクから前記洗濯機に接続された洗濯機用給水配管と、
    前記貯水タンクから水洗トイレのフロート式給水弁を備えた水洗用貯水槽に接続された水洗トイレ用給水配管とを備えることを特徴とする家庭使用水の節水給水設備及び節水下水設備。
  2. 前記貯水タンクには、前記貯水タンク用のフロート式給水弁によって管理される水位よりも高い位置にオーバーフロー用排水口が設けられていることを特徴とする請求項1記載の家庭使用水の節水給水設備及び節水下水設備。
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