JP3245679U - 霊芝胞子粉の濾過収集装置 - Google Patents

霊芝胞子粉の濾過収集装置 Download PDF

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Abstract

【課題】自動化手段にて栽培現場で胞子粉を収集でき、収集された胞子粉は合格率が高く品質がよく、ロスが低い、霊芝胞子粉の濾過収集装置を提供する。【解決手段】栽培された霊芝が田畑のエリアに分割され、地面型温室1が田畑の上に建てられているが、地面型温室の入り口に網戸11が固定され、地面型温室の出口が密閉され、地面型温室の出口近くの上部に硬質の第1接続チューブ2が接続され、第1接続チューブの他端に軟質のフランジ3が固定接続され、軟質のフランジの他端が高周波振動篩4に固定接続され、高周波振動篩の他端がファン5の吸気口に固定接続され、ファンの排気口に布状のエアダクト6が固定接続され、布状のエアダクトの末端近くの底部に漏斗61が接続され、漏斗の底部に硬質の第2接続チューブ7が接続され、第2接続チューブの下に収集バケット8があり、収集バケットが田畑に支持される支持台9に置かれている。【選択図】図1

Description

本願は霊芝胞子粉を収集する技術の分野に関し、具体的には、霊芝胞子粉の濾過収集装置に関する。
従来から、霊芝胞子粉を収集する方法は複数知られているが、その一として、手動で紙袋やビニール袋に包み込んで収集する方法があり、その二として、地面をマルチフィルムで覆ってから胞子粉を受けるためのフィルムを覆い、そして田畑の上に小型アーチハウスを建て、その上に不織布を掛ける方法があり、その三として、霊芝胞子粉をファンによりその後段にある布状のエアダクトに吸い込んで収集する方法があり、その四として、通気性のある食用級の茶濾紙と不織布(以下では単に「紙・布」と称する)によって高さが50cm前後と低くて密閉構造となるパビリオン状の防雨型アーチハウスである「紙・布製のケージ」を作り、この密閉構造で胞子粉を収集する方法がある。
しかしながら、上述したいくつかの収集方法のいずれにおいても、胞子粉が操作中に無駄になったり不純物で汚染されたりという問題がある程度生じていた。現在最も広く適用される、効率の最も高い方法はファンにより霊芝胞子粉を収集する方法であり、つまり、羽根による推力で空気を強制的に軸方向に流す軸流ファンを利用することは一般的である。原動機にてケーシング内において羽根車を回転させるように動かすと、シャフトとプロペラ状の羽根との間に出来る装着角に起因して空気に推力が加わり、空気がシャフトに沿って連続的に流れるように押されることで、連続的に吸気・排気されるようになる。この方法は、空気中に噴出した胞子粉をファンによる吸引力により即時に布状のエアダクトに吸引するものであるため、その収集過程において空気に存在する不純物も一緒に吸い込まれることは避けらず、一方、霊芝胞子粉の粒子が比較的小さくて収集量が多いものであるため、不純物の選別が非常に難しくなるばかりか、ある程度の無駄が生じ、また、一部の胞子粉が布状のエアダクトの表面に残って取り出され得ないものとなった。
本願の目的は、自動化手段にて栽培現場で胞子粉を収集できる一方、収集された胞子粉の合格率が高くて品質がよく、ロスが低い霊芝胞子粉の濾過収集装置を提供することである。
本願は、霊芝胞子粉の濾過収集装置を提供する。栽培された霊芝が田畑によりいくつかのエリアに分割され、あるエリアの霊芝を覆う地面型温室が田畑の上に建てられているが、前記地面型温室の入り口に網戸が固定され、前記地面型温室の出口が密閉され、前記地面型温室の出口近くの上部に硬質の第1接続チューブが接続され、前記第1接続チューブの他端に軟質のフランジが固定接続され、前記軟質のフランジの他端が高周波振動篩に固定接続され、前記高周波振動篩の他端がファンの吸気口に固定接続され、前記ファンの排気口に布状のエアダクトが固定接続され、前記布状のエアダクトの末端近くの底部に漏斗が接続され、前記漏斗の底部に硬質の第2接続チューブが接続され、前記第2接続チューブの下に収集バケットがあり、前記収集バケットが田畑に支持される支持台に置かれている。
更に、前記布状のエアダクトの一側には、布状のエアダクトを叩くために延出された叩きアームを含む1台やそれ以上の自動叩き機がさらに装着されている。
更に、前記第2接続チューブと漏斗との接続部には引出し式の遮断板や手動弁が設けられ、前記収集バケットが地面型温室の入口付近に位置され、前記布状のエアダクトが地面型温室の直上に平行に位置され、前記第1接続チューブの上部が90度になるエルボ構造となっている。
更に、前記叩き機毎の叩きアームの先端には、前記叩きアームに垂直な長尺状のアルミチューブが溶接や固定されており、前記アルミチューブの長手方向に間隔を置いて複数のナイロンコードが固定されるが、前記自動叩き機を2組設けた場合、1組のナイロンコードが布状のエアダクトの頂面を叩くために布状のエアダクトの上方に位置され、もう1組のナイロンコードが布状のエアダクトの底面を叩くために布状のエアダクトの下方に位置される。
更に、前記高周波振動篩は、固定接続されたマイクロ振動モーターと、水平方向に設けられる環状の鋼製リングが外縁に固定されたステンレス鋼製網目スクリーンとを含み、前記ファンの吸気口に環状のシリカゲル製リングが固定され、前記環状の鋼製リングの一端が前記シリカゲル製リング内に挿入され、前記環状の鋼製リングの他端が前記軟質のフランジに固定接続されている。
更に、前記第1接続チューブ、第2接続チューブ及び高周波振動篩のいずれにも316ステンレス鋼が用いられている。
更に、前記支持台の支持脚が田畑に位置され、前記支持台の支持板が前記地面型温室の上方に位置される。
更に、前記霊芝栽培現場の上方には、屋根に梁を備えたグリーンハウスが建てられており、前記第1接続チューブ、ファン、布状のエアダクト及び自動叩き機が鉄線や拘束テープにより梁に吊り下げられる。
更に、前記軟質のフランジが有機ケイ素キャンバス材料で作られ、前記漏斗には布状のエアダクトと同じプラスチック材料用いられている。
更に、前記高周波振動篩の線径が0.5~1.5mmであり、メッシュの径が2~4mmであり、前記布状のエアダクトの長さが10~15mである。
本願による霊芝胞子粉の濾過収集装置を利用すれば、以下の技術的効果が達成される。
一、本願では、栽培された霊芝が田畑により複数のエリアに分割され、各エリア上には小型の地面型温室を利用した設置しやすい濾過収集装置が設けられているので、霊芝の菌傘からの噴出範囲が小さくて追加のスペースをも占有しなくなり、スペース利用率が高く、そして、自動収集手段を利用することで、胞子粉が噴出したと同時にファンによる吸引気流とともに布状のエアダクトに入り、胞子粉の収集効率と収集量が大きく向上している。
二、本願では、胞子粉の収集中には2層の濾過保護、つまり1層目の保護としての地面型温室における網戸と、2層目の保護としての高周波振動篩とを利用しているので、空気中の葉や、髪の毛や、昆虫や、砂利などが入ることは効果的に阻止されながら、メッシュの径が3mmであるため、細かい霊芝胞子粉が収集装置に入るのを妨げることはなく、また、篩を連続的に振動させることにより、胞子粉が網目スクリーンに付着せず、ファンの作業効率に影響を与えなくなり、従来の収集工程における昆虫等の不純物の混入による汚染が避けられ、不純物を除去しにくかったり汚染が多くなったりするなどの霊芝胞子粉の加工業界にて直面していた問題点は徹底的に解決され、収集装置を通過した霊芝胞子粉末が一層純粋なものになり、濾過された胞子粉の純度が100%に近い。
三、本願では、ファンによる収集中において、胞子粉が空気の流れとともに布状のエアダクトに入ると同時に、空気流そのものにより継続的に乾燥されるようになることで、収集された胞子粉は湿度が大幅に低下し、カビ発生率が低減され、その後段の胞子粉の加工や作製のための手間は省かれ、品質が向上するので、通常のファンを利用する収集法と比べ、総生産量を30%上げ、無駄を大きく回避し、経済効果を向上している。
四、本願では、布状のエアダクトの一側に自動叩き機が設けられ、好ましくは2台設けられているが、この布状のエアダクトの上下にそれぞれ設けられた叩き機により、布状のエアダクトに付着した胞子粉が一定の頻度で叩かれて落下するようになり、胞子粉の利用率が向上し、無駄をなくしている。
五、本願では、第1接続チューブ、第2接続チューブおよび振動篩のいずれにも食用級の316ステンレス鋼が用いられており、316ステンレス鋼はMo元素が添加されたものであるので、その耐食性と耐高温性が従来の304ステンレス鋼よりも優れ、過酷な環境でも使用可能であるばかりか、表面粗さもよいので、霊芝胞子粉が鋼製チューブを通過する際にはその内壁に付着せず、高周波振動篩を通過する際にはメッシュの詰まりをも起こさず、ファンの収集効率に影響を与えることはない。
本実用新案の実施例における濾過収集装置の構造模式図である。 本実用新案の実施例における高周波振動篩の構造模式図である。 本実用新案の実施例における吊り下げ部材の模式図である。 本実用新案の実施例における叩き機の構造原理図である。
本願の目的、技術的解決手段および利点をより明確にするために、下記では図面及び実施例に合わせて本願を更に詳しく説明する。ここで説明される具体的な実施例が単に本願を説明するためのものに過ぎず、本願を限定するためのものではないことは理解されるべきである。
本実施例に示される図面が本実用新案の基本的な考え方を概略的に示すためのものであることに留意されたい。
本明細書の図面に示される構造、比例、サイズなどはいずれも本実用新案の実施を制限する条件ではなく、当業者に本明細書で開示される内容を読解させるためのものに過ぎず、いかなる構造の改善、比例関係の変更、サイズの調整は、本実用新案による効果や達成可能な目的に影響を与えることなく、本実用新案に開示された技術内容の範囲内に含まれるべきである。
本明細書において言及される「前」、「後」、「左」、「右」、「中間」、「縦方向」、「横方向」、「水平」、「内」、「外」などで表記される方位や位置関係は、図面に示される方位や位置関係に基づくものであるだけではなく、説明を簡略化するためのものでもあり、当該装置や部品が特定の方位を持ったり、特定の方位で構築したり操作したりしなければならないことを指示・示唆するものではないので、本願に対する制限として理解されるべきではない。さらに、「第1」と「第2」という用語は単に目的を説明するためのものであるが、相対的な重要性を指示したり示唆したりするものとして理解されるべきではない。
図1~図4に示されるように、本実用新案の実施例は霊芝胞子粉の濾過収集装置を提供しており、栽培された霊芝が積み上げられたあぜにより囲まれた長方形の田畑によりいくつかのエリアに分割され、あるエリアの霊芝を覆う地面型温室1が田畑の上に建てられていることで、栽培現場全体においていくつかの地面型温室1を形成することができる。このうち、地面型温室1は直方体や半楕円形のものとされ、あぜの両側にまたがる複数の支柱と支柱の外側に固定されたプラスチック布とで構築でき、地面型温室1の入口にはメッシュの小さい網戸11が固定されることで、地面型温室外の昆虫などの不純物が小さな地面型温室に入るのを防ぐように1層目の濾過保護の役割を果たしており、また、地面型温室1の出口はプラスチック布で密閉され、その出口付近の直上となる地面型温室1の上部には約30~50cmの径を有する丸孔が開口されており、丸孔には硬質の第1接続チューブ2が接続され、第1接続チューブ2が地面型温室1の支柱に支持可能であり、丸穴との接続部分は広幅の輪ゴムで巻き付けられてシールされており、第1接続チューブ2は径が丸孔の径と同じで、高さが50~70cmであるが、316ステンレス鋼によるものが好ましい。また、第1接続チューブ2の上部は、90度になる、第1接続チューブ2と同じ316ステンレス鋼からなるエルボ構造21となり、その曲げ部が滑らかな曲面で構成されている。
第1接続チューブ2のエルボ構造21の他端に有機ケイ素キャンバス製の軟質のフランジ3が固定接続され、軟質のフランジ3の他端に高周波振動篩4が固定接続されており、軟質のフランジ3を設けることによって、第1接続チューブ2や振動篩などの硬質部品との接続部でのシール性が確保されるようになり、軟質のフランジ3は第1接続チューブ2と高周波振動篩4の外壁のそれぞれに嵌着されてから、クランプやフープ又は鉄線で締められることが可能である。
ファン5の吸気口付近には、固定接続されたマイクロ振動モーター43と円形のステンレス鋼製網目スクリーン41とを含む高周波振動篩4がさらに装着されており、振動モーターはステンレス鋼製網目スクリーンを振動させるように動かすものであり、このうち、ステンレス鋼製網目スクリーン41の外縁においては網目スクリーンに垂直で水平方向に設けられた、水平長さが5~10cmである環状の鋼製リング42が固定され、前記ファン5の吸気口に環状のシリカゲル製リングが固定され、前記環状の鋼製リング42の一端が前記シリカゲル製リング内に挿入されて密着されており、シリカゲル製リングの長さは1~2cmとすることができ、環状の鋼製リング42の他端が軟質のフランジ3に固定接続され、クランプにより軟質のフランジ3を環状の鋼製リング42の外側に嵌着させることができ、シリカゲル製リングは主に振動による金属同士間の摩擦を防止するために設けられ、一定の保護とシールの効果がある。
このうち、高周波振動篩4の線径が0.5~1.5mmであり、網目スクリーン41のメッシュの径が2~4mmで、好ましくは3mmであり、メッシュが角穴や丸穴のいずれとされてもよく、高周波数振動篩4には食用級の316ステンレス鋼が用いられている。濾過を行う高周波振動篩4はファン5の吸気口付近に装着されており、ファン5が始動すると、霊芝胞子粉は空気流とともに第1接続チューブ2内を通過して高周波振動篩4を通るようになり、網目スクリーン41はメッシュの径が3mmと小さいので、空気中の葉、髪の毛、昆虫、砂利、特に霊芝胞子粉の収穫期に最もよくあるユスリカ、アブ、ハエなどの飛翔昆虫が入るのを効果的に阻止することができる。一方、3mmのメッシュは霊芝胞子粉が収集装置に入ることを妨げず、網目スクリーン41は連続的に振動されるにより、胞子粉が網目スクリーン41に付着せず、ファン5の作業効率に影響を与えることはない。
ファン5の他端(即ち、排気口方向)には、地面型温室1の直上に平行に設けられた長さが10~15mである布状のエアダクト6が固定的に接続されており、布状のエアダクト6の末端近く例えば布状のエアダクト6の長さの4分の3にある底部には、それと連通する漏斗61が接続されており、漏斗61は、布状のエアダクト6と同じプラスチック材料や絹材料を使用したもので、その上端の開口が大きく、下端の開口が小さいものであるが、縫い合わせるにより作成できる。
漏斗61の下端には硬質の第2接続チューブ7が接続されており、その断面は四角形や円形のいずれでもよく、また、第2接続チューブ7は鉛直に下へ伸ばし、同じく316ステンレス鋼が採用され、第2接続チューブ7と漏斗61との接続部、即ち第2接続チューブ7の頂部やその近くには引出し式の遮断板や手動弁が設けられている。具体的には、胞子粉が一定量に溜まると、遮断板を開けたり(引き出しのような構造)、弁を開けたりすることで、胞子粉が自動的に第2接続チューブ7内に落下するようになり、そして、遮断板を押し戻したり弁を閉めたりすることで、収集装置全体を密閉状態にする。
第2の接続チューブ7の下には収集バケット8があり、収集バケット8は地面型温室1の入口付近に位置され、その下には支持台9があり、支持台9の4つの支持脚が田畑に位置され、その水平面となる支持板が地面型温室1の上方に位置され、収集バケット8が当該支持板に置かれている。
本願の好ましい実施形態としては、前記布状のエアダクト6の一側にはさらに布状のエアダクト6を叩くための自動叩き機10が1組や2組又はそれ以上装着されている。自動叩き機10は、叩きアーム101が外側に延出している小型のものであり、作動の場合、設定された叩き周波数に従ってモーターが叩きアーム101を駆動することで、叩きアーム101が一定の頻度で上下や左右から叩く動作を繰り返すようになり、現在市販されている叩き機10は叩きアーム101を1本や2本しか有しないが、布状のエアダクト6が10m超と長いものであり、この問題点を改善するために、本願では、前記叩きアーム101の端部には、前記叩きアーム101に垂直で長さが6~8mとされ得る長尺状のアルミチューブ102が溶接や固定されており、前記アルミチューブ102の長手方向に間隔を置いて複数のナイロンコード103が固定され、隣接するナイロンコード103同士間の距離は1mに設定することもできるし、異なる間隔に設定することもでき、例えば、付着が発生しやすい箇所や部分に対して一層多くのナイロンコードを設けることで、長手方向の異なる位置を一つの叩き機10により同時に叩くことが実現され、作業効率が向上する。そのうち、叩き機10は2組あることが好ましく、つまり、1組が布状のエアダクト6の上側を叩き、もう1組が布状のエアダクト6の下側を叩くようにすることが好ましく、そうすれば、ある叩き機10のナイロンコード103が布状のエアダクト6の上に位置され、別の叩き機10のナイロンコード103が布状のエアダクト6の下に位置され、そして、布状のエアダクト6を上下から叩き得るように両者が布状のエアダクト6の長手方向の異なる位置にあることもでき、布状のエアダクト6に胞子粉末が付着するのは防止され、任意的には、2組の叩打機10は叩き周波数が一致しないように設定され、即ち、上側のナイロンコード103で叩いてから下側のナイロンコード103で叩き、更に上側のナイロンコード103で叩くことを繰り返すように制御することである。
本実施例では、霊芝栽培現場には一定の高さを有するグリーンハウスが建てられており、グリーンハウス内にいくつかの地面型温室が位置され、グリーンハウスの屋根に梁があり、第1接続チューブ2、高周波振動篩4、ファン5、布状のエアダクト6、自動叩き機10は鉄線や鋼線、拘束テープ等の吊り下げ部材で梁に吊り下げられ、吊り下げ部材はあらかじめそれらの部材の適切な位置に装着されており、作業の場合、吊り下げ部材にそれらの部材の外壁を一周させてから、その末端を梁に締め付けるようにする。もちろん、田畑に縦向きのホルダーを装着することでそれらの部材を支持するようにすることもできる。
本願によるファン5を利用して霊芝胞子粉を濾過収集する技術の実施形態は下記のステップ1~ステップ6を含む。
ステップ1では、霊芝栽培用のグリーンハウスにおいて地面から約1.6mの高さとなるようにファン5、布状のエアダクト6、第1接続チューブ2を吊り下げ、そして収集チューブ7即ち第2接続チューブ7を取り付け、第2接続チューブ7と布状のエアダクト6の出口にある漏斗61を密着させるように外側から巻きつける。
ステップ2では、2台の小型の叩き機10を布状のエアダクト6の上下の該当位置に固定する。
ステップ3では、同じ高さにするように高周波振動篩4をファン5の前端まで吊り下げ、軟質のフランジ3を第一接続チューブ2のエルボに固定し、他端を高周波振動篩4の環状の鋼製リング42に締め付ける。
ステップ4では、小型の地面型温室1の上方からその出口に接続予定の第1接続チューブ2をしっかりと接続する。
ステップ5では、ファン5を始動して霊芝胞子粉の通常の収集を行う。
ステップ6では、収集装置にて一定の収穫量に達すると、叩き機10を始動させて叩きアーム101で布状のエアダクト6を上下から数回叩くことにより、布状のエアダクト6に付着した胞子粉を漏斗61型収集装置に追い出してから、遮断板や手動弁を開くことで、胞子粉が下の収集バケットに自動的に入り、さらに、遮断板を押し戻したり弁を閉めたりし、収集バケットを交換する。
もちろん、上記のステップはこの前後手順に厳密に限定されるべきではなく、一部の装着ステップの前後手順は変更可能である。
本願の実施例による濾過収集装置は、下記の技術的効果を達成した。
1、胞子粉収集の初期段階において不純物が除去されるので、その後段の胞子粉の加工や作製のための手間例えば手動選別や不純物の除去などの追加工程は省かれ、濾過された霊芝胞子粉の純度が100%に達することが可能になる。手間の省きと時間の短縮が達成され、食品汚染物の安全規制に関する国家基準に合っている。
2、この霊芝胞子粉の濾過収集技術によれば、胞子粉収集は密閉作業が実現され、従来の収集における昆虫などの不純物の混入による汚染は避けられ、不純物を除去しにくかったり汚染が多くなったりするなどの霊芝胞子粉の加工業界にて直面していた問題点は徹底的に解決されるようになる。
3、濾過収集中において、ファンによる収集に起因した空気循環により、絶えず風が発生し、布状のエアダクト内の胞子粉は継続的に乾燥されるようになり、収集された胞子粉の湿度が低減し、カビの発生率が下げられ、胞子粉の品質が大幅に向上している。
4、この濾過収集技術によれば、胞子粉の総収集量が大幅に増え、通常のファンを利用する収集法に比べ、生産量を30%上げ、無駄を大きく回避し、経済効果を顕著に向上している。
5.自動叩き機を設けることにより、布状のエアダクトの内壁に残留した胞子粉が正常に排出されることは確保されている。
6、この新技術を普及し実施することにより、霊芝胞子粉産業の発展に新たな活力を注入し、地域経済の発展を推進し、関連産業の技術向上を促進している。
上記実施例の技術的特徴のそれぞれは任意に組み合わせることができるが、説明を簡略化するために、上記実施例における技術的特徴のあり得る組み合わせの全てについて説明していなく、しかし、これらの技術的特徴の組み合わせに矛盾がない限り、本明細書に記載の範囲にあるものとみなされるべきである。
上記の実施例は単に本願のいくつかの実施形態を表現し、具体的かつ詳細に説明をしたものであるが、それによって本実用新案の範囲を限定するものとして理解されるべきではない。当業者にとっては、本願の発想から逸脱することなく、いくつかの変形や改良を行うこともできるが、これらはすべて本願の保護範囲内に含まれることに留意されたい。そのため、本願の保護範囲は、添付の考案請求の範囲に準じるべきである。

Claims (10)

  1. 栽培された霊芝が田畑によりいくつかのエリアに分割され、あるエリアの霊芝を覆う地面型温室が田畑の上に建てられているが、前記地面型温室の入り口に網戸が固定され、前記地面型温室の出口が密閉され、前記地面型温室の出口近くの上部に硬質の第1接続チューブが接続され、前記第1接続チューブの他端に軟質のフランジが固定接続され、前記軟質のフランジの他端が高周波振動篩に固定接続され、前記高周波振動篩の他端がファンの吸気口に固定接続され、前記ファンの排気口に布状のエアダクトが固定接続され、前記布状のエアダクトの末端近くの底部に漏斗が接続され、前記漏斗の底部に硬質の第2接続チューブが接続され、前記第2接続チューブの下に収集バケットがあり、前記収集バケットが田畑に支持される支持台に置かれていることを特徴とする霊芝胞子粉の濾過収集装置。
  2. 前記布状のエアダクトの一側には、布状のエアダクトを叩くために延出された叩きアームを含む1台やそれ以上の自動叩き機がさらに装着されていることを特徴とする請求項1に記載の濾過収集装置。
  3. 前記第2接続チューブと漏斗との接続部に引出し式の遮断板や手動弁が設けられ、前記収集バケットが地面型温室の入口付近に位置され、前記布状のエアダクトが地面型温室の直上に平行に位置され、前記第1接続チューブの上部が90度になるエルボ構造となっていることを特徴とする請求項1に記載の濾過収集装置。
  4. 前記叩き機毎の叩きアームの先端には、前記叩きアームに垂直な長尺状のアルミチューブが溶接や固定されており、前記アルミチューブの長手方向に間隔を置いて複数のナイロンコードが固定されるが、前記自動叩き機を2組設けた場合、1組のナイロンコードが布状のエアダクトの頂面を叩くために布状のエアダクトの上方に位置され、もう1組のナイロンコードが布状のエアダクトの底面を叩くために布状のエアダクトの下方に位置されることを特徴とする請求項2に記載の濾過収集装置。
  5. 前記高周波振動篩が、固定接続されたマイクロ振動モーターと、水平方向に設けられる環状の鋼製リングが外縁に固定されたステンレス鋼製網目スクリーンとを含み、前記ファンの吸気口に環状のシリカゲル製リングが固定され、前記環状の鋼製リングの一端が前記シリカゲル製リング内に挿入され、前記環状の鋼製リングの他端が前記軟質のフランジに固定接続されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の濾過収集装置。
  6. 前記第1接続チューブ、第2接続チューブ及び高周波振動篩のいずれにも316ステンレス鋼が用いられていることを特徴とする請求項2に記載の濾過収集装置。
  7. 前記支持台の支持脚が田畑に位置され、前記支持台の支持板が前記地面型温室の上方に位置されることを特徴とする請求項2に記載の濾過収集装置。
  8. 前記霊芝栽培現場の上方には、屋根に梁を備えたグリーンハウスが建てられており、前記第1接続チューブ、高周波振動篩、ファン、布状のエアダクト及び自動叩き機が鉄線や鋼線、拘束テープにより梁に吊り下げられることを特徴とする請求項2に記載の濾過収集装置。
  9. 前記軟質のフランジが有機ケイ素キャンバス材料で作られ、前記漏斗には布状のエアダクトと同じプラスチック材料が用いられていることを特徴とする請求項1に記載の濾過収集装置。
  10. 前記高周波振動篩の線径が0.5~1.5mmであり、メッシュの径が2~4mmであり、前記布状のエアダクトの長さが10~15mであることを特徴とする請求項5に記載の濾過収集装置。
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