JP3245506U - 加温具 - Google Patents

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勝弘 戸張
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株式会社戸張空調
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Abstract

【課題】 従来の加温具は、部分的な加温はできるものの、比較的広範囲の患部を加温したい場合や、比較的広範囲を加温して血流を効率的に改善するにあたっては、改良の余地があった。本考案は、従来よりも広範囲の加温に適した加温具を提供することを課題とする。【解決手段】 電気的に発熱する帯状の発熱体1と、この帯状の発熱体1の長手方向の一端部に設けられ当該発熱体1を目標温度に設定するための電力を当該発熱体1に印加するコントローラ2と、帯状の発熱体1の長手方向に沿って設けられた付着部3とを有し、付着部3が当該付着部3又は発熱体1の表面上の任意の位置に着脱自在に付着する。【選択図】 図1

Description

本考案は、加温具に係り、特に、足用に好適な加温具に関する。
近年、帯状疱疹を発症する患者が漸増傾向にある。帯状疱疹は、患部を温めて血流を改善すると、痛みが和らぐことが知られている。本願考案者は、主に、足に発症した帯状疱疹の痛みを緩和する加温具を検討した。
足を部分的に温める加温具としては、例えば、特許文献1や特許文献2がある。
特許文献1は、所々に仕切り部を設けて充填剤が袋に収容されているカイロ部を複数設けた細長カイロを身体に巻き付けて着用することで、首、手首、足首などを温めることが出来るものである。
また、特許文献2は、人を短時間で入眠させることのできる体温調節器を提供する。このため、人体の体温を調節する体温調節器は、人体に取り付けられた状態で発熱するヒーターと、ヒーターの発熱量を調整するヒーター制御部とを備える。
しかし、特許文献1や特許文献2に開示された加温具は、部分的な加温はできるものの、比較的広範囲の患部を加温したい場合や、比較的広範囲を加温して血流を効率的に改善するにあたっては、改良の余地を有する。
実用新案登録第3232385号公報 特開2019-208558号公報
そこで、本考案は、従来よりも広範囲の加温に適した加温具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本考案の加温具は、電気的に発熱する帯状の発熱体と、この帯状の発熱体の長手方向の一端部に設けられ当該発熱体を目標温度に設定するための電力を当該発熱体に印加するコントローラとを備える。また、前記帯状の発熱体の長手方向に沿って設けられた付着部を有する。そして、前記付着部が当該付着部又は前記発熱体の表面上の任意の位置に着脱自在に付着する、という構成を採っている。
使用者は、帯状の発熱体を例えば足裏から上方に複数回巻き付け、付着部を付着部同士又は発熱体の表面の適当な位置に付着させる。これにより、足の比較的広範囲に発熱体が巻き付けられ固定される。そして、コントローラを操作して発熱体に電力を印加すると、発熱体が目標温度に加温され、発熱体を巻き付けた部位が比較的広範囲に加温される。
ここで、本考案は、足の広範囲の加温に好適であるが、これに限らず、人体の他の部位を広範囲に加温することが可能である。また、患部の症状緩和に限らず、冷えの解消等にも使用することができる。帯状疱疹の症状緩和に限るものでもない。
このように、本考案によれば、従来よりも広範囲の加温に適した加温具を提供することができる。
図1は、本考案の一実施形態を示す外観構成図である。 図2は、図1に示す実施形態のブロック構成図である。 図3は、図1に示す実施形態の使用状態図である。
以下、本考案の一実施形態を図面を参照して説明する。図1に示す加温具は、電気的に発熱する帯状の発熱体1と、この帯状の発熱体1の長手方向の一端部に設けられ当該発熱体1を目標温度に設定するための電力を当該発熱体1に印加するコントローラ2とを備えている。また、帯状の発熱体1の長手方向に沿って設けられた付着部3を有する。付着部3は、当該付着部3又は発熱体1の表面上の任意の位置に着脱自在に付着できるようになっている。
本実施形態において、付着部3は、帯状の発熱体1の長手方向の辺に沿って線状に設けられている。本実施形態において、付着部3は特に、帯状の発熱体1の長手方向の両辺にそれぞれ線状に設けられている。ここで、帯状の発熱体1の長手方向の長さは、80cm以上100cm以下に設定することが好ましい。
これを更に詳述すると、本実施形態において、発熱体1は、柔軟性を有する素材で形成された外装1aと、その内部に配置された熱源1bとを備えている。外装1aは、例えば、軽量で適度な耐熱性もあるポリエステルやアクリル繊維等を生地として平らに形成される。熱源1bは、例えば、被覆を施した柔軟な電熱線である。このような発熱体1の構造は、腰用の暖房ベルトの構造や電気毛布等の構造としても知られている。本実施形態では、発熱体1の長さを80cm、幅を6cmに設定した。
また、本実施形態において、熱源1bとしての電熱線は、コントローラ2が配置された発熱体1の一方の端部からその長手方向に沿って直線状に伸び、発熱体1の他方の端部付近でU字状に折返し、再び発熱体1の一方の端部に直線状に戻るように配置されている。熱源1bの電熱線は、発熱体1の長手方向の一端部から他端部の近辺まで配置されていれば足り、必ずしも直線状の配置に限らず、波型等の他の形状に配置されていてもよい。また、電熱線は1本に限らず、複数の電熱線が並列に組み込まれてコントローラ2に接続されていてもよい。
コントローラ2は、熱源1bを目標温度に設定するための電力を当該熱源1bに印加する温度制御部2aと、温度制御部2aへの電力の供給をオン/オフするスイッチ2bとを備えている。温度制御部2aは、目標温度を所定の範囲で任意に設定可能な温度設定機能を備えていてもよい。このようなコントローラは、やはり暖房ベルトや電気毛布等にも採用されている。コントローラ2と発熱体1とは必ずしも接している必要はなく、両者が電気コードにより接続された状態で分離していてもよい。
付着部3としては、本実施形態において、面ファスナーを採用する。面ファスナーの鍵の形状は、発熱体1の一方の辺の面ファスナー同士が任意箇所で付着するように形成してもよいし、発熱体1の一方の辺の面ファスナーと他方の辺の面ファスナーとが付着するように形成してもよい。また、面ファスナーが発熱体1の外装1aに付着するように形成してもよい。この場合、発熱体1の外装1aにも面ファスナーが付着しやすい生地を採用する。付着部3は表と裏の両面に面ファスナーの鍵が形成されていてもよい。また、付着部3は間欠的な線状に配置されていてもよい。
図2は、電気的な接続を示すブロック図である。前述のとおり、発熱体1には熱源1bに通電するコントローラ2が接続されており、コントローラ2には、コントローラ2に電力を供給する電源部4が接続されている。電源部4は、商用電源から電力を供給するものでもよいし、直流で電力を供給するものでもよい。また、バッテリーでもよい。バッテリーの充電機能を備えていてもよい。
図3は、発熱体1を足に使用した状態を示している。一般的には、比較的重量のあるコントローラ2の側を下にして、発熱体1を足に巻き付けてゆく。図では足裏から上方に複数回巻き付けた状態を示しているが、どこまで巻き付けることができるかは、発熱体1の長さや足のサイズによって異なる。巻き付けた途中や上方で付着部3を付着部3同士又は発熱体1の外装1aに付着させ、発熱体1を足に固定する。
次に、電源部4から電力を供給できる状態とし、コントローラ2のスイッチ2bを操作してコントローラ2を稼働させる。これにより、発熱体1内部の熱源1bの温度がコントローラ2に予め設定された所定の温度に調整され、発熱体1の外装1aを介して足の表面が加温される。使用部位を広く覆うように発熱体1を巻き付けることによって、比較的広範囲の患部の加温や、比較的広範囲を加温することによる効率的な血流の改善に寄与する。発熱体1は柔軟かつ軽量な素材で形成されているので、発熱体1を装着した状態であっても使用者は使用部位を動かしやすい。
使用後は、スイッチ2bを操作してコントローラ2の動作を停止し、付着部3の付着を解除して、発熱体1を使用部位から取り外す。
以上に説明した本実施形態によれば、発熱体1を使用部位の広範囲に巻き付けた状態で使用部位を加温することが可能となるので、従来よりも広範囲の加温に適した加温具を提供することができる。
ここで、本考案の範囲は、上記実施形態に限らず、実用新案登録請求の範囲に記載した考案の範囲である。
1 発熱体
1a 外装
1b 熱源
2 コントローラ
2a 温度制御部
2b スイッチ
3 付着部
4 電源部

Claims (4)

  1. 電気的に発熱する帯状の発熱体と、この帯状の発熱体の長手方向の一端部に設けられ当該発熱体を目標温度に設定するための電力を当該発熱体に印加するコントローラと、前記帯状の発熱体の長手方向に沿って設けられた付着部とを有し、前記付着部が当該付着部又は前記発熱体の表面上の任意の位置に着脱自在に付着する、加温具。
  2. 前記付着部を前記帯状の発熱体の長手方向の辺に沿って線状に設けた、請求項1に記載の加温具。
  3. 前記付着部を前記帯状の発熱体の長手方向の両辺にそれぞれ線状に設けた、請求項2に記載の加温具。
  4. 前記帯状の発熱体の長手方向の長さを80cm以上100cm以下に設定した、請求項1に記載の加温具。
JP2023004349U 2023-12-03 2023-12-03 加温具 Active JP3245506U (ja)

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