JP3245439U - 医療用霧化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シンプルで実用的な構造を持ち、治療用薬液の無駄が発生しにくく、環境汚染も軽減し、グリーンで環境に優しい医療用霧化装置を提供する。【解決手段】医療用霧化装置は、内部に薬液を貯留し、薬液を霧化できる霧化器1を含み、前記霧化器には、薬液を出力するための出力管2が設けられ、前記出力管には、霧化器から出力された霧化した薬液を貯留するためのエアロゾル貯留容器3が接続され、前記エアロゾル貯留容器には、吸入管4を介してマスク5が接続され、前記吸入管には、エアロゾル貯留容器内の霧化された薬液がマスクに向かって一方向に流れるように前記吸入管の連通と遮断を制御するための一方向吸気弁6が設けられ、前記マスクには、マスク内の呼気の排出を制御するための一方向呼気弁7が設けられ、患者の呼吸に応じて自動的に霧化した薬液を患者に供給し、効果的に利用できる。【選択図】図1

Description

本考案は医療用霧化装置に関するものである。
霧化器は臨床で一般的に使用される治療装置であり、治療プロセス中に均一な速度で霧化された薬物粒子を生成し、患者は呼吸を通じて薬物粒子を肺に吸入して、治療効果を達成する。現在の市場には、多くの霧化器が市販されており、例えば、霧化マスクと名付けられた霧化器が中国特許出願(CN202010548410.5)に開示され、通常、霧化カップ、マスク本体、輸液チューブが備え、前記霧化カップと前記マスク本体は前記輸液チューブを介して接続され、このタイプの霧化器による粒子の生成プロセスは均一であるが、呼吸時に肺に入る空気の流れは均一ではない、多量の薬剤の無駄となり、薬剤の粒子が空気中に飛散して環境汚染を引き起こす。
したがって、本考案は上記の不足に基づいて作成されたものである。
考案の内容
本考案の目的は、既存の技術の不足を克服し、構造が簡単で、環境に優しく、効率の高い医療用霧化装置を提供することである。
本考案は、次の技術的方案を通じて実現された。
内部に薬液を貯留し、前記薬液を霧化できる霧化器1を含み、前記霧化器1には、薬液を出力するための出力管2が設けられ、前記出力管2には、霧化器1から出力された霧化した薬液を貯留するためのエアロゾル貯留容器3が接続され、前記エアロゾル貯留容器3には、吸入管4を介してマスク5が接続され、前記吸入管4には、エアロゾル貯留容器3内の霧化された薬液がマスク5に向かって一方向に流れるように前記吸入管4の連通と遮断を制御するための一方向吸気弁6が設けられ、前記マスク5には、マスク5内の呼気の排出を制御するための一方向呼気弁7が設けられている、ことを特徴とする、ことを特徴とする医療用霧化装置である。
前記医療用霧化装置は、前記霧化器1は、薬液を貯留可能なハウジング11を備え、前記出力管2がハウジング11に接続され、かつ前記ハウジング11の薬液の液面より上のキャビティと連通され、前記ハウジング11内に、薬液の液面よりも高い位置にある霧化ヘッド12と、霧化ヘッド12に薬液を輸送可能な輸送装置13が設けられている、ことを特徴とする医療用霧化装置である。
前記医療用霧化装置は、輸送装置13は、前記ハウジング11内に設けられている輸送体131と、前記輸送体131内に設けられ、かつ外界の吸気管9に接続されている入気通路132と、前記輸送体131に設けられハウジング11の内腔に連通されている薬液を流入させるための入液通路133と、入気通路132と入液通路133とを連通し高速空気流が通過する際に負圧を発生させて入液通路133から薬液を吸入する混合キャビティ134とを備え、前記霧化ヘッド12は、輸送体131の端部に設けられ、かつ混合キャビティ134と連通している、ことを特徴とする医療用霧化装置である。
前記医療用霧化装置は、入液通路133の導入端がハウジング11の内底壁よりも上方に位置している、ことを特徴とする医療用霧化装置である。
前記医療用霧化装置は、前記入気通路132は前記送達本体131の中心に設けられ、前記入液通路133は複数設けられ、かつ入気通路132の外側に入気通路132の周方向に沿って分布する、ことを特徴とする、請求項2に記載の医療用霧化装置、ことを特徴とする医療用霧化装置である。
前記医療用霧化装置は、前記エアロゾル貯留容器3の底部に、医療液を回収するための排出口31が設けられており、前記排出口31に、排出口31の開閉を制御するスイッチ8が設けられている、ことを特徴とする医療用霧化装置である。
従来技術と比較して、考案には次の利点がある。
1.霧化治療中、霧化器から生成された霧化された液体は、保管のための出力チューブを通ってエアロゾル貯留容器に流入し、患者がマスクを着用して吸入すると、一方向空気入口バルブが開き、霧化された薬液が出力される保存容器からマスクに送られ、患者の吸入動作に合わせて患者の体内に吸入されて霧化治療が行われ、患者が息を吐き出すと一方向呼気弁が開き、効果的に排出され、患者の呼吸に合わせて、装置は患者に霧化した薬液を自動的に供給することができ、効果的かつ完全に吸収して利用できるため、治療用薬液の無駄が発生しにくく、環境汚染も軽減し、グリーンで環境に優しい。
2.本考案では、エアロゾル貯留容器の底部に出力口が設けられており、霧化処理終了後に出力口をオンにして薬液を回収することができ、薬液の無駄を防止している。
本考案の構造図である。 本考案の霧化器の断面図である。
考案の詳細な説明
本考案については、図面と併せて以下でさらに説明する。
1図乃至図2に示すように、内部に薬液を貯留し、薬液を霧化できる霧化器1を含み、霧化器1には、薬液を出力するための出力管2が設けられ、出力管2には、霧化器1から出力された霧化した薬液を貯留するためのエアロゾル貯留容器3が接続され、エアロゾル貯留容器3には、吸入管4を介してマスク5が接続され、吸入管4には、エアロゾル貯留容器3内の霧化された薬液がマスク5に向かって一方向に流れるように吸入管4の連通と遮断を制御するための一方向吸気弁6が設けられ、マスク5には、マスク5内の呼気の排出を制御するための一方向呼気弁7が設けられている、医療用霧化装置である。実施形態では、エアロゾル貯留容器3は、内圧が常に小さく吸気陰圧よりも小さくなるように十分な大きさに設計することができ、あるいはマスク5には、吸気陰圧を感知して一方向吸気弁6の開きを制御できる圧力センサーが設けられている。霧化治療中、マスク5は人間の顔にフィットし、霧化器1から生成された霧化された薬液は出力管2を通ってエアロゾル貯留容器3に流入して保存される。一方向吸気弁6が開き、霧化された液体がエアロゾル貯留容器3からマスク5へ出力され、患者の吸入動作に合わせて患者の体内に吸入され、霧化治療が行われ、一方向呼気弁7は、患者が息を吐き出すときに開き、吐き出された気体を効果的に排出するものであり、構造が簡単で実用的であり、患者が呼吸すると、装置は自動的に霧化した薬液を患者に供給することができ、効果的かつ完全に吸収して利用できるため、治療用薬液の無駄が発生しにくく、環境汚染も軽減し、グリーンで環境に優しい。
図2に示すように、霧化器1は、薬液を貯留可能なハウジング11を備え、出力管2がハウジング11に接続され、ハウジング11の薬液の液面より上のキャビティと連通され、ハウジング11内には、薬液の液面よりも高い位置にある霧化ヘッド12と、霧化ヘッド12に薬液を輸送可能な輸送装置13が設けられている。
具体的には、輸送装置13は、ハウジング11内に設けられている輸送体131と、輸送体131内に設けられ、かつ外界の吸気管9に接続されている入気通路132と、輸送体131に設けられハウジング11の内腔に連通されている薬液を流入させるための入液通路133と、入気通路132と入液通路133とを連通し高速空気流が通過する際に負圧を発生させて入液通路133から薬液を吸入する混合キャビティ134とを備え、霧化ヘッド12は、輸送体131の端部に設けられ、かつ混合キャビティ134と連通している。吸気管9は高圧空気源に接続されており、高圧空気流は吸気管9から連続的に入気通路132に入り、混合キャビティ134を通過した後に霧化ヘッド12から噴出することができ;高圧の空気流が混合キャビティ134を高速で通過し霧化ヘッド12から霧化されるとき、負圧が発生し、負圧で入液通路133から混合キャビティ134に吸入され、その後、高圧空気流で霧化ヘッド12に移され、霧化した薬液は霧化ヘッド12からハウジング11の液面上のキャビティ内に噴出され、最終的に出力管2を通ってエアロゾル貯留容器3に入れ、患者による吸入を待つ。
具体的には、入液通路133の入口端はハウジング11の内底壁よりも上方に位置しており、ハウジング11内の薬液を混合キャビティ134に良好に送液することができる。
具体的には、入気通路132が輸送体131の中心に設けられ、入液通路133が複数設けられ、かつ入気通路132の外側で入気通路132の周方向に分布し、複数の入液通路133により、薬液をより効率的に輸送することができる。
本考案では、エアロゾル貯留容器3の底部に薬液を回収するための排出口31が設けられ、排出口31には排出口31の開閉を制御するスイッチ8が設けられている。本考案では、エアロゾル貯留容器3の底部に排出口31を設けることにより、霧化処理が完了した後にスイッチ8をオンにして薬液を回収することができ、薬液の無駄を回避することができる。実際の応用においては、排出口31は、空気管を介して入気通路132に接続された吸気管9とも連通することができ、これにより、エアロゾル貯留容器3内の過剰な霧化薬液が循環に参加し、薬液の量を低減することができる。エアロゾル容器3の圧力に保存して、一方向吸入バルブが誤って開いてしまう状況を減らす。
1 霧化器
11 ハウジング
12 霧化ヘッド
13 輸送装置
131 輸送体
132 入気通路
133 入液通路
134 混合キャビティ
2 出力管
3 エアロゾル貯留容器
31 排出口
4 吸入管
5 マスク
6 一方向吸気弁
7 一方向呼気弁
8 スイッチ
9 吸気管
前記医療用霧化装置は、前記入気通路132は前記輸送体131の中心に設けられ、前記入液通路133は複数設けられ、かつ入気通路132の外側に入気通路132の周方向に沿って分布する、ことを特徴とする、医療用霧化装置である。


Claims (6)

  1. 内部に薬液を貯留し、薬液を霧化できる霧化器を含み、前記霧化器には、薬液を出力するための出力管が設けられ、前記出力管には、霧化器から出力された霧化した薬液を貯留するためのエアロゾル貯留容器が接続され、前記エアロゾル貯留容器には、吸入管を介してマスクが接続され、前記吸入管には、エアロゾル貯留容器内の霧化された薬液がマスクに向かって一方向に流れるように前記吸入管の連通と遮断を制御するための一方向吸気弁が設けられ、前記マスクには、マスク内の呼気の排出を制御するための一方向呼気弁が設けられている、ことを特徴とする、医療用霧化装置。
  2. 前記霧化器は、薬液を貯留可能なハウジングを備え、前記出力管がハウジングに接続され、かつ前記ハウジングの薬液の液面より上のキャビティと連通し、前記ハウジング内に、薬液の液面よりも高い位置にある霧化ヘッドと、霧化ヘッドに薬液を輸送可能な輸送装置が設けられている、ことを特徴とする、請求項1に記載の医療用霧化装置。
  3. 前記輸送装置は、前記ハウジング内に設けられている輸送体と、前記輸送体内に設けられ、かつ外界の吸気管に接続されている入気通路と、前記輸送体に設けられハウジングの内腔に連通し、かつ薬液を流入させるための入液通路と、入気通路と入液通路とを連通させ、高速空気流が通過する際に負圧を発生させて入液通路から薬液を吸入する混合キャビティとを備え、前記霧化ヘッドは、輸送体の端部に設けられ、かつ混合キャビティと連通する、ことを特徴とする、請求項2に記載の医療用霧化装置。
  4. 前記入液通路の入口端が、前記ハウジングの内底壁よりも上方に位置する、ことを特徴とする、請求項2に記載の医療用霧化装置。
  5. 前記入気通路は前記送達本体の中心に設けられ、前記入液通路は複数設けられ、かつ入気通路の外側に入気通路の周方向に沿って分布する、ことを特徴とする、請求項2に記載の医療用霧化装置。
  6. 前記エアロゾル貯留容器の底部に薬液を回収するための排出口が設けられ、前記排出口には排出口の開閉を制御するスイッチが設けられている、ことを特徴とする、請求項1に記載の医療用霧化装置。
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