JP3245339U - 風車の破断したブレードボルト取り出し用ツーリング - Google Patents

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Abstract

【課題】風車の破断したブレードボルト取り出し用ツーリングを提供することを課題とする。【解決手段】 本考案は、連結ロッド(1)と、位置決めスリーブ(2)と、ドリルビット(3)と、タップ(4)とを備え、前記位置決めスリーブ(2)の一端は前記連結ロッド(1)に取り外し可能に連結され、前記位置決めスリーブ(2)の他端は前記ドリルビット(3)又は前記タップ(4)に取り外し可能能に連結され、前記位置決めスリーブ(2)の両端にそれぞれ位置決めベアリング(5)が設けられ、前記位置決めベアリング(5)の外径はブレードボルトの穴径に適合する風車の破断したブレードボルト取り出し用ツーリングを提供する。本出願は、位置決めスリーブ(2)を破断したボルトの中心に位置合わせするため、穴あけ位置が常に破断したボルトの中心を向くようにすることで、破断したボルトの取り出し効果がより良好である。【選択図】図1

Description

本考案は、風力発電機補助設備の技術分野に関し、特に、風車の破断したブレードボルト取り出し用ツーリングに関する。
風車内のブレードボルトは、ブレードとハブの間の重要な連結具であり、締結及外部荷重抵抗の役割を果たしている。実際の運転において、ブレードは、様々な要因の影響を受け、ボルト破断状況も多発し、ブレードの噛み込みや脱落、風車タワーの倒壊などの二次災害がしばしば見られていた。したがって、破断したブレードボルトを、工程に応じて直ちに取り出し交換するかが現在の重要な研究課題となっている。
現況、ブレードボルトが破断した後、所在場所及びスペース条件の制限により、破断したボルトを取り出す従来の方法は、ハンマーでカンナを叩いてブレード根元ボルト及び先行埋設物表面の範囲にあるガラス繊維強化エポキシ樹脂材を取り除き、破断したボルト及び先行埋設物を丸ごと取り出した後、新しいブレードボルトを取り付け、次に破損したガラス繊維強化エポキシ樹脂材を補修する。破断したボルトの従来処理方法は、風車のブレードに損傷を与えやすい可能性がある。
このような状況に基づいて、本出願は風車の破断したブレードボルト取り出し用ツーリングを設計することとなった。風車の破断したブレードボルトの取り出しと交換の効率を効果的にアップさせ、ブレードボルトの破断による潜在的事故を減らし、風車の安全で安定した運転を大幅に確保できる。
本考案の目的は、上記技術的課題を解決するため、風車の破断したブレードボルト取り出し用ツーリングを提供することである。
本考案の実施形態は、次の技術的手段を通じて実現され、
風車の破断したブレードボルト取り出し用ツーリングであって、連結ロッドと、位置決めスリーブと、ドリルビットと、タップとを備え、前記位置決めスリーブの一端は前記連結ロッドに取り外し可能に連結され、前記位置決めスリーブの他端は前記ドリルビット又は前記タップに取り外し可能能に連結され、前記位置決めスリーブの両端にそれぞれ位置決めベアリングが設けられ、前記位置決めベアリングの外径はブレードボルトの穴径に適合する。
好ましくは、前記連結ロッドの前記位置決めスリーブに近い端部に位置決めポストが設けられ、前記位置決めポストは前記位置決めベアリングを挿通して前記位置決めスリーブ内に配置され、前記位置決めスリーブに取り外し可能に固定される。
好ましくは、前記ドリルビットの取り付け端は、前記位置決めベアリングを挿通して前記位置決めスリーブ内に配置され、前記位置決めスリーブに取り外し可能に固定される。
好ましくは、前記タップの取り付け端は、前記位置決めベアリングを挿通して前記位置決めスリーブ内に配置され、前記位置決めスリーブに取り外し可能に固定される。
好ましくは、前記位置決めポスト、ドリルビット及びタップは、位置決めピンを介して前記位置決めスリーブに取り外し可能に連結される。
好ましくは、前記連結ロッドの前記位置決めスリーブから離れた他端にボルト取り出し用ナットが設けられ、前記ボルト取り出し用ナットは前記連結ロッドの端部に取り外し可能に固定される。
好ましくは、前記連結ロッドと前記ボルト取り出し用ナットは、位置決めピンを介して取り外し可能に連結される。
本考案の実施形態の技術的手段は、少なくとも次の利点及び有利な効果を有する。
本出願は、ドリルビット及びタップで破断したブレードボルトを取り外すため、構造が単純で操作も簡単である。
本出願で設計された位置決めスリーブの両端にそれぞれ位置決めベアリングが設けられ、位置決めベアリングの外径はブレードボルトの穴径に適合するため、位置決めベアリングとドリルビットとからなるツーリング又は位置決めベアリングとタップとからなるツーリングはブレードボルトの中心穴径内部に入ることができ、破断したブレードボルトの中心位置を決めるのに便利で、取り外しがより簡単で、取り外し効果もより良好である。
本考案は、設計が合理的で、構造が単純で、実用性も大きい。
本考案の実施例1で提供される破断したブレードボルト取り出し用ツーリングの概略構成図である。 本考案の実施例1で提供される破断したブレードボルト取り出し用ツーリングの概略構成図である。 本考案の実施例1で提供される連結ロッドの概略構成図である。 本考案の実施例1で提供される位置決めスリーブの概略構成図である。 本考案の実施例1で提供されるドリルビットの概略構成図である。 本考案の実施例1で提供されるタップの概略構成図である。 本考案の実施例1で提供されるボルト取り出し用ナットの概略構成図である。 本考案の実施例1で提供される破断したブレードボルト取り出し用ツーリングの穴あけ作業を示す模式図である。 本考案の実施例1で提供される破断したブレードボルト取り出し用ツーリングのねじ立て作業を示す模式図である。
本考案の実施形態の目的、技術的手段及び利点をより明確にするため、以下、図面を参照して、本考案の実施形態中の技術的手段を詳細に説明するが、説明する実施形態は本考案の一部の実施形態であり、全ての実施形態でないことは言うまでもない。通常、添付の図面に描写及び示されている本考案の実施形態の構成要素は、様々な異なる構成で配置及び設計することができる。
図1~9に示すように、風車の破断したブレードボルト取り出し用ツーリングは、連結ロッド1と、位置決めスリーブ2と、ドリルビット3と、タップ4とを備え、前記位置決めスリーブ2の一端は前記連結ロッド1に取り外し可能に連結され、前記位置決めスリーブ2の他端は前記ドリルビット3又は前記タップ4に取り外し可能に連結され、前記位置決めスリーブ2の両端にそれぞれ位置決めベアリング5が設けられ、前記位置決めベアリング5の外径はブレードボルトの穴径に適合する。ドリルビット3又はタップ4は、いずれも位置決めスリーブ2を介して連結ロッド1に取り付けられる。ドリルビット3が連結スリーブにセットされたとき、連結ロッド1を回転駆動し、ドリルビット3で破断したボルトに穴あける。タップ4が連結スリーブにセットされたとき、連結ロッド1を回転させることで、タップ4を駆動させて破断したボルトをねじ立てて取り出す。動作状態では、位置決めスリーブ2の一端は、連結ロッド1に連結され、操作ニーズに応じて位置決めスリーブ2の他端をドリルビット3又はタップ4に連結するだけでよい。位置決めスリーブ2の両端にそれぞれ位置決めベアリング5が設けられ、位置決めベアリング5の外径はブレードボルトの穴径に適合するため、位置決めベアリング5とドリルビット3とからなるツーリング又は位置決めベアリング5とタップ4とからなるツーリングはブレードボルトの中心穴径内部に入ることができ、破断したブレードボルトの中心位置を決めるのに便利で、取り外しがより簡単で、取り外し効果もより良好である。
具体的な操作手順は、次の通りであり、
A.ドリルビット3を連結ロッド1に連結させ、ドリルビット3及び連結ロッド1は位置決めスリーブ2を介して連結され、2つを締め付けて固定して取り出し用ツーリング全体を形成し、連結ロッド1を回転して、ドリルビット3で破断したブレードボルトに穿孔し、
B.ドリルビット3の本体を破断したブレードボルト穴内に直立し、ドリルビット3をボルト断面と密着するのを確保し、適切な深さまで穴あけが行われるまで連結ロッド1を回転させ、ツーリングを取り出し、
C.ドリルビット3をタップ4に交換し、締め付けてツーリング全体を形成し、手順Bのあけた穴の底部まで破断したボルトをねじ立て、
D.連結ロッド1を逆方向に回転させて、破断したボルトを緩め、先行埋設物から離脱させる。
本実施例において、穴あけ作業の時、強力な電動ハンドドリルで連結ロッド1を回転させる。
前記連結ロッド1の前記位置決めスリーブ2に近い端部に位置決めポスト6が設けられ、前記位置決めポスト6は前記位置決めベアリング5を挿通して前記位置決めスリーブ2内に配置され、前記位置決めスリーブ2に取り外し可能に固定される。具体的には、前記位置決めポスト6の側壁に第1位置決め穴が設けられ、前記位置決めスリーブ2の側壁に前記第1位置決め穴に適合する第2位置決め穴が設けられ、前記第1位置決め穴及び第2位置決め穴は位置決めピンで固定させる。
本実施例において、連結ロッド1の連結スリーブから離れた端は、強力な電動ハンドドリルのチャックを接続するために用いられる円柱状ヘッドであり、位置決めポスト6は六角体で、連結スリーブの位置決めポスト6に近い端に六角穴が設けられる。六角穴は、六角体に適合する。
前記ドリルビット3の取り付け端は、前記位置決めベアリング5を挿通して前記位置決めスリーブ2内に配置され、前記位置決めスリーブ2に取り外し可能に固定される。具体的には、前記ドリルビット3の取り付け端に第3位置決め穴が設けられ、前記位置決めスリーブ2の側壁には第3位置決め穴に適合する第4位置決め穴が設けられ、前記第3位置決め穴及び前記第4位置決め穴は前記位置決めピンで固定させる。
前記タップ4の取り付け端は、前記位置決めベアリング5を挿通して前記位置決めスリーブ2内に配置され、前記位置決めスリーブ2に取り外し可能に固定される。具体的には、前記タップ4の取り付け端に第5位置決め穴が設けられ、前記第5位置決め穴と前記第4位置決め穴は位置決めピンで固定させる。
前記位置決めポスト6、ドリルビット3及びタップ4は、位置決めピンを介して前記位置決めスリーブ2に取り外し可能に連結される。
前記連結ロッド1の前記位置決めスリーブ2から離れた他端にボルト取り出し用ナット7が設けられ、前記ボルト取り出し用ナット7は前記連結ロッド1の端部に取り外し可能に固定される。本実施例において、ボルト取り出し用ナット7は、M30ナットを用い、ボルト取り出し用ナット7と連結ロッド1は位置決めピンで緊結され、連結ロッド1を回転する必要がある場合、M30オープンエンドスパナでM30六角ナットを締め付けることができる。
本実施例において、M30ナットは、特製の四角穴付きM30ナットである。
前記連結ロッド1と前記ボルト取り出し用ナット7は、位置決めピンを介して取り外し可能に連結される。
以上の述べるものは本考案の好ましい実施形態のみであって、本考案はこれら実施形態により何ら限定されるものではなく、当業者であれば、本考案を種々の変更及び変かをなし得る。本考案の精神と原則の範囲内で行われた修正、均等物による置換、改良などは、本考案の保護範囲内に含めるものである。
1 連結ロッド
2 位置決めスリーブ
3 ドリルビット
4 タップ
5 位置決めベアリング
6 位置決めポスト
7 ボルト取り出し用ナット


Claims (7)

  1. 風車の破断したブレードボルト取り出し用ツーリングであって、連結ロッド(1)と、位置決めスリーブ(2)と、ドリルビット(3)と、タップ(4)とを備え、前記位置決めスリーブ(2)の一端は前記連結ロッド(1)に取り外し可能に連結され、前記位置決めスリーブ(2)の他端は前記ドリルビット(3)又は前記タップ(4)に取り外し可能能に連結され、前記位置決めスリーブ(2)の両端にそれぞれ位置決めベアリング(5)が設けられ、前記位置決めベアリング(5)の外径はブレードボルトの穴径に適合することを特徴とする、風車の破断したブレードボルト取り出し用ツーリング。
  2. 前記連結ロッド(1)の前記位置決めスリーブ(2)に近い端部に位置決めポスト(6)が設けられ、前記位置決めポスト(6)は前記位置決めベアリング(5)を挿通して前記位置決めスリーブ(2)内に配置され、前記位置決めスリーブ(2)に取り外し可能に固定されることを特徴とする、請求項1に記載の風車の破断したブレードボルト取り出し用ツーリング。
  3. 前記ドリルビット(3)の取り付け端は、前記位置決めベアリング(5)を挿通して前記位置決めスリーブ(2)内に配置され、前記位置決めスリーブ(2)に取り外し可能に固定されることを特徴とする、請求項2に記載の風車の破断したブレードボルト取り出し用ツーリング。
  4. 前記タップ(4)の取り付け端は、前記位置決めベアリング(5)を挿通して前記位置決めスリーブ(2)内に配置され、前記位置決めスリーブ(2)に取り外し可能に固定されることを特徴とする、請求項3に記載の風車の破断したブレードボルト取り出し用ツーリング。
  5. 前記位置決めポスト(6)、ドリルビット(3)及びタップ(4)は、位置決めピンを介して前記位置決めスリーブ(2)に取り外し可能に連結されることを特徴とする、請求項4に記載の風車の破断したブレードボルト取り出し用ツーリング。
  6. 前記連結ロッド(1)の前記位置決めスリーブ(2)から離れた他端にボルト取り出し用ナット(7)が設けられ、前記ボルト取り出し用ナット(7)は前記連結ロッド(1)の端部に取り外し可能に固定されることを特徴とする、請求項1に記載の風車の破断したブレードボルト取り出し用ツーリング。
  7. 前記連結ロッド(1)と前記ボルト取り出し用ナット(7)は、位置決めピンを介して取り外し可能に連結されることを特徴とする、請求項6に記載の風車の破断したブレードボルト取り出し用ツーリング。
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