JP3245078U - 遮断機式ピアス機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】繰り返しの使用の中で、分解してしまう事が有る棒状部品の接続を強固にする、遮断機式ピアス機構を提供する。【解決手段】部品を構成する中の接続の軸にあたる中空ピン120を、パイプで作成し、部品全てに挿通した後、両端を大きく鍔状に変形させる。これにより棒状部品100と回転軸受け部品110の接続と棒状部品の可動使用とを可能にした。【選択図】図2
Description
本考案は、主に耳飾りなどの装身具に関し、特に遮断機ピアスの接続機構に関するものである。
従来、この種の遮断機ピアスとしては以下の接続方法が知られている。
1)図7で示す様に、主に耳に挿通する棒状部品10の基端部に軸孔を設け、装飾体と接合され、もしくは一体となり棒状部品10を接合する為の軸孔をもつ回転軸受け部品11を小径の棒状ピン13にて両部品の軸孔を挿通した状態で保持し、両面を叩くもしくはプレスするなどの手法にて棒状ピン13を変形させ各部品を接続したもの。
2)図8で示すように、挟み込み式回転軸受け部品15に凸部分を2カ所設け、折り畳む事により挟み込み式棒状部品16の軸孔内に挟み込み式軸受け部品15の凸部分2カ所を挿入保持する事によって棒状部品、軸受け部品を接続したもの。
1)図7で示す様に、主に耳に挿通する棒状部品10の基端部に軸孔を設け、装飾体と接合され、もしくは一体となり棒状部品10を接合する為の軸孔をもつ回転軸受け部品11を小径の棒状ピン13にて両部品の軸孔を挿通した状態で保持し、両面を叩くもしくはプレスするなどの手法にて棒状ピン13を変形させ各部品を接続したもの。
2)図8で示すように、挟み込み式回転軸受け部品15に凸部分を2カ所設け、折り畳む事により挟み込み式棒状部品16の軸孔内に挟み込み式軸受け部品15の凸部分2カ所を挿入保持する事によって棒状部品、軸受け部品を接続したもの。
上記1)2)の場合、繰り返しの使用で接続部が緩み、使用感が悪くなる、もしくは分解する場合が有ります。原因として、前述1)図7で示すプレスもしくは叩く工法において小さい形状からなる棒状ピンを強固な形状まで変形させようとすると、ピン自体の歪曲を招き、可動しなくなるなどの障害を招きやすい場所の為、狭い範囲での加工に留まり、結果、連続した使用の中で加工した金属部分が変形し、ピンが抜け分解するなどの事象が考えられます。
貴金属で作られる場合がある性質上、大掛かりな防止装置は素材コストの上から作成が困難で有り、真鍮や銀、ステンレスなどで作られる場合も人件費に当たる作成コストの観点からも低コストの作成が求められる事が、根本的な課題となっています。
上記の課題を解決する為、本考案における遮断機式ピアス部品機構は、棒状部品と回転軸受け部の軸孔に中空の円柱部品(中空ピン)を挿通し、両端を従来の方式より大きく変形させる事により強度の向上を可能とする特徴を持つものである。
基端部に軸孔を加工した棒状部品と、前記棒状部品を接続する為の軸孔を備え装飾体への接続もしくは装飾体と一体となった回転軸受け部品と、前記棒状部品と前記回転軸受け部品の軸孔を挿通する事により、前記棒状部品と前記回転軸受け部品の接続と前記棒状部品の可動使用を可能とするピンと、を組み合わせた開閉式の遮断機式ピアス部品において、前記ピンを中空にて作成し、前記中空ピンを前記棒状部品と前記回転軸受け部品の軸孔に挿通した後前記ピンの両端の外径を挿通した軸孔より大きく加工変形させる事で、前記棒状部品と前記回転軸受け部品の接続と前記棒状部品の可動使用とを可能とした。
以下に本発明における遮断機式ピアス部品の実地形態を図面に従って説明する。
図1、図2に示すように、基端部に軸孔が形成された棒状部品100は、軸孔が形成された回転軸受け部品110に矢印で示す方向に回転可能に接続されている。なお、回転軸受け部品110には装飾体(不図示)が接続され、または、装飾体(不図示)と一体形成されている。
図3に示す手順(▲1▼、▲2▼)で、棒状部品100の軸孔と回転軸受け部品110の軸孔を揃え中空ピン120を挿通した状態が図4である。図5、図6に示すように、中空ピン120を押しつぶす上下のプレス型部品を棒状部品100の可動を阻害しない範囲で狭め、中空ピン120の両端を変形させる事で各々の部品の可動と接続を可能とする。
(3)
図6の中空ピン120の形状が示す様に上述の手段によれば.中空円柱の中空ピン120の両端部分は、両端から0.2mm程度の厚さ迄鍔を形成する事が可能となる、その事により棒状部品100は回転軸受け部品110に強固に接続される。
図1、図2に示すように、基端部に軸孔が形成された棒状部品100は、軸孔が形成された回転軸受け部品110に矢印で示す方向に回転可能に接続されている。なお、回転軸受け部品110には装飾体(不図示)が接続され、または、装飾体(不図示)と一体形成されている。
図3に示す手順(▲1▼、▲2▼)で、棒状部品100の軸孔と回転軸受け部品110の軸孔を揃え中空ピン120を挿通した状態が図4である。図5、図6に示すように、中空ピン120を押しつぶす上下のプレス型部品を棒状部品100の可動を阻害しない範囲で狭め、中空ピン120の両端を変形させる事で各々の部品の可動と接続を可能とする。
(3)
図6の中空ピン120の形状が示す様に上述の手段によれば.中空円柱の中空ピン120の両端部分は、両端から0.2mm程度の厚さ迄鍔を形成する事が可能となる、その事により棒状部品100は回転軸受け部品110に強固に接続される。
図6に示すように、中空ピン120と回転軸受け部品110の隙間を小さく設定出来る事から、横ブレのない円滑な棒状部品100の可動を可能とする。
又、貴金属で形成される事が有る考案部品は相場の高騰の影響を受けやすく、少ない体積にて作成される事が望ましいが、本考案は中空で有る事に加え図6の中空ピン120が示すようにストッパーにあたる鍔を両端に大きく薄く形成させる事が出来る事から、同様の径、同様の長さを持つ図7、図8の棒状ピン13よりも優位にたつ物である。
本発明の遮断機式ピアス部品機構は、遮断機ピアスに利用する事が出来、この接続機構を用いてネックレスやブレスレットなどの新機構や新デザインなどを作り出す事が考えられる。
10 棒状部品
11 回転軸受け部品
13 棒状ピン
14 プレス平型
15 挟み込み式回転軸受け部品
16 挟み込み式棒状部品
17 中空パイププレス型
100 棒状部品
110 回転軸受け部品
120 中空ピン
11 回転軸受け部品
13 棒状ピン
14 プレス平型
15 挟み込み式回転軸受け部品
16 挟み込み式棒状部品
17 中空パイププレス型
100 棒状部品
110 回転軸受け部品
120 中空ピン
Claims (1)
- 基端部に軸孔を加工した棒状部品と、前記棒状部品を接続する為の軸孔を備え装飾体への接続もしくは装飾体と一体となった回転軸受け部品と、前記棒状部品と前記回転軸受け部品の軸孔を挿通する事により、前記棒状部品と前記回転軸受け部品の接続と前記棒状部品の可動使用を可能とするピンと、を組み合わせた開閉式の遮断機式ピアス部品において、
前記ピンを中空にて作成し、前記中空ピンを前記棒状部品と前記回転軸受け部品の軸孔に挿通した後前記ピンの両端の外径を挿通した軸孔より大きく加工変形させる事で、前記棒状部品と前記回転軸受け部品の接続と前記棒状部品の可動使用とを可能とした遮断機式ピアス機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023003919U JP3245078U (ja) | 2023-10-11 | 2023-10-11 | 遮断機式ピアス機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023003919U JP3245078U (ja) | 2023-10-11 | 2023-10-11 | 遮断機式ピアス機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3245078U true JP3245078U (ja) | 2023-12-22 |
Family
ID=89189479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023003919U Active JP3245078U (ja) | 2023-10-11 | 2023-10-11 | 遮断機式ピアス機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3245078U (ja) |
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2023
- 2023-10-11 JP JP2023003919U patent/JP3245078U/ja active Active
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Legal Events
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