JP3244977B2 - 薬剤呼吸具 - Google Patents

薬剤呼吸具

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JP3244977B2 JP31859894A JP31859894A JP3244977B2 JP 3244977 B2 JP3244977 B2 JP 3244977B2 JP 31859894 A JP31859894 A JP 31859894A JP 31859894 A JP31859894 A JP 31859894A JP 3244977 B2 JP3244977 B2 JP 3244977B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、喘息患者等が使用する
薬剤呼吸具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、喘息等の呼吸器系の病気を持
った患者を治療する際には薬剤呼吸具が用いられてい
る。この薬剤呼吸具は袋状に形成されたリザーバーバッ
クと、リザーバーバックに接続された接続管とから構成
されている。前記接続管には呼吸口が設けられるととも
に、薬剤を噴霧する薬剤供給器が接続されている。
【0003】上記薬剤呼吸具の使用時には、接続管の呼
吸口からリザーバーバックへ空気を吹き入れて当該バッ
クを膨らませ、薬剤供給器から薬剤を噴霧する。する
と、その薬剤が接続管を介してリザーバーバックに供給
され、リザーバーバック内の空気と混ざり合う。この状
態において、患者が接続管の呼吸口に口を当てて呼吸す
ると、リザーバーバック内から患者の体内へと薬剤を含
んだ空気が吸入されるとともに、患者の体内に吸入され
た前記空気がリザーバーバック内へと排出される。即
ち、薬剤を含んだ空気はリサーバーバック内と患者の体
内とを往復され、その往復の間に前記空気中の薬剤が患
者の体に吸収される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記薬剤呼
吸具では、薬剤を含んだ空気はリザーバーバック内と患
者の体内とを往復するだけなので、その往復が繰り返さ
れると前記空気中の酸素が薄くなる。そのため、接続管
の呼吸口に口を当てて複数回呼吸した後には、口を呼吸
口から離してリザーバーバック内の空気を絞り出し、そ
のリザーバーバックに再び空気を吹き入れるとともに薬
剤を供給する必要がある。従って、患者が複数回呼吸す
る毎にリザーバーバック内の空気を入替えなければなら
ず、その作業に手間がかかるという問題があった。
【0005】又、リザーバーバックの気体容量が患者の
一回の吸気量よりも小さい場合、患者は前記気体容量に
呼吸の深さを合わせなければならないため、自由に呼吸
できないという問題があった。
【0006】更に、前記薬剤呼吸具では、患者は呼気時
において腹に力をいれて体内の空気を吹き出す必要がな
いため、患者に対して腹式呼吸を促すことができないと
いう問題があった。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、第1の目的は、貯溜部材内の気体の
入替え作業を省略することにある。第2の目的は、患者
が自由に呼吸できるようにすることにある。
【0008】第3の目的は、腹式呼吸を促すことができ
るようにすることにある。第4の目的は、患者が薬剤を
含んだ気体を排出する際の呼気抵抗を、患者の体調に合
わせて適宜選択できるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明では、接続部材には、呼吸口と
連通する吸気口と、呼吸口及び接続部材の外部に連通す
る呼気口とを設け、前記吸気口を貯溜部材に接続すると
ともに、吸気口と貯溜部材との間に当該貯溜部材側から
吸気口側へのみ薬剤を含んだ気体を流通させる逆止部材
を設け、前記貯溜部材には当該貯溜部材内へ外気を吸入
させる外気吸入口を設けた。
【0010】そして、前記呼気口には、呼気側開口面積
を吸気側開口面積より小さくする呼気抵抗部を設けた。
請求項記載の発明では、前記呼気抵抗部を、呼気側開
口面積を適宜変更可能な呼気抵抗部材とした。
【0011】
【作用】即ち、請求項1記載の発明では、接続部材の呼
吸口に口を当てて呼吸が行われ、吸気時には貯溜部材か
ら逆止部材,吸気口及び呼吸口を介して薬剤を含んだ気
体が体内へ吸入される。この時、貯溜部材内には負圧が
発生して外気吸入口から貯溜部材内へ外気が吸入され、
その外気によって貯溜部材内の薬剤を含んだ気体が吸気
口側に押される。又、体内に吸入された気体は、呼気時
において体内から呼吸口及び呼気口を介して外部へ排出
される。そして、貯溜部材内に薬剤を含んだ気体がなく
なった場合には、貯溜部材内に薬剤を供給することによ
り薬剤を含んだ気体が補充される。
【0012】また、呼気時において体内の気体は、呼気
抵抗部によって開口面積が小さくなった呼気口を通って
外部に排出される。その結果、患者は腹に力をいれて体
内の気体を排出するようになる。
【0013】請求項記載の発明では、請求項記載の
発明の作用に加え、呼気口はその開口面積が呼気抵抗部
材によって適宜変更される。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図3に従って説明する。図1に示すように、薬剤呼吸具
11は接続部材としてのT字管12と、そのT字管に接
続される貯溜部材としての貯溜管13とから構成されて
いる。前記T字管12は図1の左右方向へ延びる第1の
筒体14を備え、第1の筒体14内には第1の通路15
が形成されている。又、第1の筒体14の長手方向中央
部には図1の上下方向へ延びる第2の筒体16が設けら
れ、第2の筒体16内には前記第1の通路15と連通す
る第2の通路17が形成されている。そして、第2の筒
体16の上端開口部には、呼吸口としてのマウスピース
18が接続されている。
【0015】前記第1の筒体14の左端開口部は吸気口
19となっており、この吸気口19には逆止部材として
の逆止弁20が設けられている。図2に示すように、逆
止弁20は吸気口19に嵌め込まれる筒状の弁本体21
を備えている。弁本体21の長手方向ほぼ中央部の内周
面には、弁本体21の軸線へ向かって突出するとともに
当該内周面に沿って延びる弁座22が設けられている。
【0016】そして、弁本体21には、弁座22の内径
より大径の円板状に形成された弁23と、コイルスプリ
ング24とが順次挿入されている。更に、弁本体21に
は、コイルスプリング24を圧縮するように円板状のス
トッパ片25が嵌め込まれ、その圧縮されたコイルスプ
リング24によって前記弁23が弁座22側に付勢され
るようになっている。又、ストッパ片25には複数の貫
通孔25aが形成されている。
【0017】前記逆止弁20は、図1に示すように、ス
トッパ片25側の端部を吸気口19に嵌め込むことによ
り、第1の筒体14に取り付けられている。そして、逆
止弁20を吸気口19に嵌め込んだ時には、ストッパ片
25の各貫通孔25aの開口面積の総和が吸気側開口面
積となる。又、逆止弁20のストッパ片25と反対側の
端部には前記貯溜管13の基端開口部が嵌め込まれ、貯
溜管13の先端開口部は外気吸入口26となっている。
この貯溜管13は樹脂によって約20cmの長さに形成
され、自由に湾曲させることが可能となっている。前記
外気吸入口26には、ハンドネブライザと呼ばれる図1
の二点鎖線で示す薬剤供給器27が接続可能となってい
る。薬剤供給器27には図示しないプッシュボタンが設
けられ、このプッシュボタンを押すと薬剤供給器27か
ら所定量の薬剤が噴霧されるようになっている。
【0018】図1,図3に示すように、第1の筒体14
の右端開口部は呼気口28となっており、この呼気口2
8には前記吸気側開口面積より小さい開口面積を有する
第1のスリット29が周方向へ延びるように形成されて
いる。又、呼気口28には、先端部が閉塞された筒状の
蓋体30における基端部が嵌め込まれている。この蓋体
30は、呼気抵抗部及び呼気抵抗部材として設けられて
いる。蓋体30の基端部には、前記第1のスリット29
と同形状の第2のスリット31が周方向へ延びるように
形成されている。そして、蓋体30を第1の筒体14の
呼気口28に嵌め込んだ時には両スリット29,31が
重なり合い、その重なり合い部分の面積が呼気側開口面
積となる。又、蓋体30がその軸線を中心に回動される
と、前記両スリット29,31の重なり合った部分であ
る呼気側開口面積が変更されるようになっている。
【0019】次に、上記のように構成された薬剤呼吸具
11の作用を説明する。薬剤呼吸具11における貯溜管
13の外気吸入口26には、図1の二点鎖線で示す薬剤
供給器27が接続され、薬剤供給器27から薬剤を貯溜
管13内へ所定量噴霧すると、貯溜管13内において空
気と薬剤とが混合される。その後、薬剤を噴霧した薬剤
供給器27は外気吸入口26から取り外され、この状態
で患者はマウスピース18に口を当てて呼吸する。
【0020】すると、患者の吸気時には、第1及び第2
の通路15,17内の気圧が貯溜管13内の気圧より低
くなるため、逆止弁20の弁23がコイルスプリング2
4の付勢力に抗して移動される。その結果、貯溜管13
内の薬剤を含んだ空気が、逆止弁20,第1の通路1
5,第2の通路17及びマウスピース18を介して患者
の体内へ吸入される。この時、貯溜管13内には負圧が
発生するため、外気が外気吸入口26から貯溜管13内
へ吸入され、その外気によって貯溜管13内の薬剤を含
んだ空気が逆止弁20側に押される。
【0021】又、患者の体内に吸入された空気中の薬剤
は患者の体に吸収される。そして、患者の呼気時におい
て、患者の体内の空気がマウスピース18を介して第1
及び第2の通路15,17へ送り出される。この時、第
1及び第2の通路15,17内の気圧が貯溜管13内の
気圧よりも高くなるため、逆止弁20の弁23がコイル
スプリング24の付勢力によって弁座22側へ移動され
る。従って、患者の体内から第1及び第2の通路15,
17へ送り出された空気は、第2のスリット31及び第
1のスリット29を介して外部に排出される。
【0022】そして、患者の呼吸が繰り返されて貯溜管
13内に噴霧された薬剤がなくなった場合には、貯溜管
13の外気吸入口26に再び薬剤供給器27が接続さ
れ、その薬剤供給器27から貯溜管13内へ薬剤が噴霧
される。その結果、噴霧された薬剤と貯溜管13内の空
気とが混ざり合って、貯溜管13内に薬剤を含んだ空気
が補充される。
【0023】以上詳述したように本実施例では、貯溜管
13から患者の体内へ吸入された空気が貯溜管13へ戻
らずに外部に排出されるとともに、貯溜管13内へは外
気吸入口26から外気が吸入される。そのため、貯溜管
13内の空気に含まれる酸素が薄くなることがないた
め、従来のような貯溜管13内の空気の入替え作業を省
略することができる。又、貯溜管13は外気吸入口26
によって開口しているため、患者は従来と異なり呼吸の
深さを制限されることなく自由に呼吸することができ
る。
【0024】更に、本実施例では、第1及び第2のスリ
ット29,31が重なり合った部分の面積である呼気側
開口面積を、ストッパ片25の各貫通孔25aにおける
開口面積の総和である吸気側開口面積よりも小さくし
た。そのため、患者の吸気時において、第1及び第2の
通路15,17内と貯溜管13内との間に、弁23がコ
イルスプリング24の付勢力に抗して十分移動できるだ
けの気圧差をつけることができる。
【0025】又、本実施例では、第1の筒体14の呼気
口28を蓋体30によって閉塞し、第1の通路15内の
空気を両スリット29,31の重なり部分のみから外部
へ排出させることにより、第1の通路15から外部へ排
出される空気流量が小さくなるようにした。従って、患
者の呼気時において、体内の空気を吹き出す時の抵抗が
大きくなり、患者は勢い良く体内の空気を吹き出さなけ
ればならなくなる。その結果、患者は腹に力をいれて体
内の空気を吹き出すようになり、患者に対して腹式呼吸
を促すことができる。又、患者は勢いよく体内の空気を
吹き出そうとするため、呼気時において気管及び気管支
を拡張させることができる。
【0026】更に、両スリット29,31の重なり部分
の面積は、蓋体30を回動させることによって変更する
ことができるため、患者の体調に合わせて体内の空気を
吹き出す時の抵抗を変更することができる。即ち、体内
の空気を吹き出す力の弱い患者に対しては前記抵抗を小
さくし、体内の空気を吹き出す力の強い患者に対しては
前記抵抗を大きくすることができる。
【0027】又、本実施例では、薬剤を含んだ空気を貯
溜管13に溜めた。そのため、患者の吸気時において貯
溜管13内に負圧が発生した時、外気吸入口26から貯
溜管13内へ吸入された外気により、貯溜管13内の薬
剤が含まれた空気を効率良く吸気口19側へ押すことが
できる。
【0028】尚、本発明は、例えば以下のように変更し
て具体化してもよい。 (1)図4に示すように、第1の筒体14の呼気口28
に、開口面積が吸気側開口面積より小さい貫通孔32a
が形成された嵌合部材32を呼気抵抗部及び呼気抵抗部
材として嵌め込むとともに、第1のスリット29を省略
する。この場合、前記貫通孔32aの径が異なる複数の
嵌合部材32を用意し、その各嵌合部材32を適宜選択
して第1の筒体14の呼気口28に嵌め込むことにより
呼気側開口面積を変更することができる。
【0029】(2)本実施例では、貯溜部材として管状
に形成された貯溜管13を例示したが、貯溜管13に代
えて例えば箱状のタンクにしてもよい。この場合、薬剤
を含んだ空気の貯溜量を多くすることができる。
【0030】(3)本実施例では、貯溜管13の長さを
約20cmにしたが、この値を適宜変更してもよい。こ
の場合、貯溜管13内の薬剤が含まれた空気の量を、患
者の呼吸量に合わせて適宜変更することができる。
【0031】(4)本実施例において、蓋体30の代わ
りに、第1の筒体14の軸線と直交する方向へ移動可能
なスライド部材を設け、このスライド部材によって第1
の筒体14の呼気口28を開閉可能としてもよい。この
場合、スライド部材を移動させることにより、呼気口2
8の開口面積を適宜変更することができる。
【0032】(5)本実施例において、蓋体30を設け
る代わりに、第2の筒体14に一体形成された蓋部によ
って呼気口28を閉塞してもよい。 (6)本実施例において、第1のスリット29及び蓋体
30を設ける代わりに、図5に示すように、第1の筒体
14の呼気口28に当該筒体14の他の部位よりも厚い
肉厚部33を呼気抵抗部として形成する。そして、この
肉厚部33により、呼気口28の開口面積を吸気側開口
面積より小さくしてもよい。この場合、薬剤呼吸具11
の構成を簡略化することができる。
【0033】(7)本実施例では、逆止弁20を逆止部
材としたが、これに代えて図6に示すように、吸気口1
9に逆止部材としてのリードバルブ34を設けてもよ
い。この場合、逆止部材の構成を簡略化することができ
る。
【0034】次に、以上の実施例から把握することがで
きる請求項以外の技術的思想をその効果とともに以下に
記載する。請求項1〜3のいずれかに記載の薬剤呼吸具
において、貯溜部材を管状に形成し、その貯溜部材の基
端部を接続部材の吸気口に接続するともに、先端部に外
気吸入口を設けた薬剤呼吸具。この場合、貯溜部材内の
薬剤が含まれた気体を効率良く吸気口側へ押すことがで
きる。
【0035】尚、本明細書において、逆止部材とは、貯
溜部材から接続部材へのみ気体を流す部材のことであ
り、逆止弁のみならずリードバルブ等その他の逆止部材
を含むものとする。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、患者の体
内から排出された気体が貯溜部材内へ戻ることがなく、
患者の吸気時には外気吸入口から貯溜部材内へ外気が吸
入されるため、貯溜部材内の気体の入替え作業を省略す
ることができるとともに、患者に自由な呼吸をさせるこ
とができる。
【0037】また、患者は腹に力をいれて体内の気体を
排出するようになるため、患者に腹式呼吸を促して呼吸
訓練を行わせることができる。
【0038】請求項記載の発明では、呼気側開口面積
を適宜変更することができるため、患者の体調に合わせ
て体内から気体を排出する際の呼気抵抗を適宜選択する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の薬剤呼吸具を示す断面図。
【図2】逆止弁を示す分解斜視図。
【図3】第1及び第2のスリットを示す分解斜視図。
【図4】別例の嵌合部材を示す断面図。
【図5】別例の開口部を示す断面図。
【図6】別例のリードバルブを示す断面図。
【符号の説明】
11…薬剤呼吸具、12…接続部材としてのT字管、1
8…呼吸口としてのマウスピース、19…吸気口、20
…逆止部材としての逆止弁、26…外気吸入口、28…
呼気口、30…呼気抵抗部及び呼気抵抗部材としての蓋
体、32…呼気抵抗部及び呼気抵抗部材としての嵌合部
材、33…呼気抵抗部としての肉厚部、34…逆止部材
としてのリードバルブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 15/00 A61M 13/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬剤を含んだ気体を溜める貯溜部材(1
    3)に接続部材(12)を接続し、前記接続部材(1
    2)には前記貯溜部材(13)と連通する呼吸口(1
    8)を設け、その呼吸口(18)を口に当てて呼吸する
    ことにより薬剤を含んだ気体が体内に吸入される薬剤呼
    吸具において、 前記接続部材(12)には、呼吸口(18)に連通する
    吸気口(19)と、呼吸口(18)及び接続部材(1
    2)の外部に連通する呼気口(28)とを設け、前記吸
    気口(19)を貯溜部材(13)に接続するとともに、
    吸気口(19)と貯溜部材(13)との間に当該貯溜部
    材(13)側から吸気口(19)側へのみ薬剤を含んだ
    気体を流通させる逆止部材(20,34)を設け、前記
    貯溜部材(13)には当該貯溜部材(13)内へ外気を
    吸入させる外気吸入口(26)を設け、前記呼気口(2
    8)には、呼気側開口面積を吸気側開口面積より小さく
    する呼気抵抗部(30,32,33)が設けられている
    薬剤呼吸具。
  2. 【請求項2】 前記呼気抵抗部は、呼気側開口面積を適
    宜変更可能な呼気抵抗部材(30,32)である請求項
    1記載の薬剤呼吸具。
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