JP3244961U - 使い捨て携帯型尿採取検査装置 - Google Patents

Abstract

【課題】医療器具の技術分野における使い捨て携帯型尿採取検査装置を提供する。【解決手段】使い捨て携帯型尿採取検査装置は、検査ヘッド１と、検査ヘッドに取り外し可能に密封接続され、中和剤収容室７を内部に有し、検査ヘッドに接続された側に一方向弁５が設けられたチューブ６と、検査ヘッドに取り外し可能に密封接続される密封カバー９と、一端が検査ヘッド内に移動可能に挿通されたプッシャー８と、密封カバーの外に設けられ、プッシャーに接続され、プッシャーを押して下へ移動させるプッシュユニットと、を含む。構造が簡単で、持ち運びやすく、いつでも試験することができ、操作されやすく、使用者は直ちに検査を受けることができ、病気になっているかどうかを確定することができ、適時検査しにくいという従来の問題を解決する。【選択図】図１

Description

本考案は、医療器具の技術分野に関し、具体的には、使い捨て携帯型尿採取検査装置である。

尿検査は、医療検査方法の１つである。尿の通常分析、尿中の有形成分の検出（尿赤血球、白血球など）、蛋白成分の定量測定、ウレアーゼ測定などが含まれる。尿検査は、臨床診断、治療効果及び予後の判断に非常に重要な価値がある。現在の尿採取装置は、単一の尿採取機能しか持っておらず、尿検査を行う際には、患者が病院で尿検査を行い、疾患に罹患しているか否かを検査しなければならない。体の不自由な高齢者や子供にとっては、病院に行くのが面倒で、病院での検査をあきらめてしまう可能性があり、患者が速やかに検査を受けることが困難になっている。

本考案の目的は、上記の背景技術に記載の問題を解決するために、使い捨て携帯型尿採取検査装置を提供することである。

上記の目的を達成するために、本考案は、下記技術的解決手段を提供する。

検査ヘッドを含む使い捨て携帯型尿採取検査装置であって、
前記検査ヘッドに取り外し可能に密封接続され、中和剤収容室を内部に有し、前記検査ヘッドに接続された側に一方向弁が設けられたチューブと、
前記チューブに取り外し可能に密封接続された密封カバーと、
前記検査ヘッド内に移動可能に挿通され、下へ移動して一方向弁を駆動して開くプッシャーと、
前記密封カバーの外に設けられ、前記プッシャーに接続され、前記プッシャーを押して下へ移動させるプッシュユニットと、を含む。

本考案の更なる形態として、前記検査ヘッド内の中央部に固定ベースが固設され、前記固定ベース内に試験液収容管が固定して挿通され、前記検査ヘッドと前記固定ベースとの間が触媒収容室となる。

本考案の更なる形態として、前記プッシュユニットは、
前記密封カバーの外の上端に固設された第１案内管と、
前記第１案内管の外の上端に移動可能に嵌め込まれたプレススリーブであって、前記プッシャーの一端が前記密封カバーの外に伸びて、前記プレススリーブにネジ接続される、プレススリーブと、
前記プッシャー上に嵌め込まれ、その両端がそれぞれ前記プレススリーブ及び密封カバーの外側壁に固定して接続されたバネと、を含む。

本考案の更なる形態として、前記プッシュユニットは、前記密封カバーと前記プレススリーブとの間の第１案内管に嵌め込まれて、前記プレススリーブの不意図な下への移動を避けるための取り外し可能な安全カバーをさらに含む。

本考案の更なる形態として、前記密封カバー内に第２案内管が固設され、前記プッシャーは第２案内管を移動可能に通過する。

本考案の更なる形態として、前記第２案内管内において前記密封カバーに近い側にシールリングが固設され、前記プッシャーは前記シールリングを密封して貫通する。

本考案の更なる形態として、前記密封カバーの内側のトップにシールパッドが固設され、前記チューブの一端は前記シールパッドに押圧して接触する。

本考案の更なる形態として、前記検査ヘッドと前記チューブはスナップ接続される。

本考案の更なる形態として、前記密封カバーと前記チューブはシールしてネジ接続される。

本考案の更なる形態として、前記検査ヘッド及びチューブは、透明なプラスチック材質である。

従来技術と比べて、本考案の有益な効果は以下の通りである。本考案は、構造が簡単で、持ち運びやすく、いつでも試験することができ、操作されやすく、使用者は直ちに検査を受けることができ、それによって自分が病気になっているかどうかを確定することができる。

使い捨て携帯型尿採取検査装置の断面図である。

以下、実施形態を参照して本考案の技術的解決手段についてさらに詳細に説明する。

本考案の一実施例として、図１に示すように、使い捨て携帯型尿採取検査装置は、検査ヘッド１を含み、
前記検査ヘッド１に取り外し可能に密封接続され、中和剤収容室７を内部に有し、前記検査ヘッド１に接続された側に一方向弁５が設けられたチューブ６と、
前記チューブ６に取り外し可能に密封接続された密封カバー９と、
一端が前記検査ヘッド１内に移動可能に挿通され、下へ移動して一方向弁５を駆動して開くプッシャー８と、
前記密封カバー９の外に設けられ、前記プッシャー８に接続され、前記プッシャー８を押して下へ移動させるプッシュユニットと、を含む。

使用に際して、前記密封カバー９を開いて、尿を前記中和剤収容室７に注入し、前記密封カバー９をかけて、軽く振って、前記中和剤収容室７内の尿と中和剤を混合した後、前記プッシュユニットを押して、前記中和剤収容室７内の混合液を前記検査ヘッド１内の試験液に混合し、２０分間後、色を観察し、疾患に罹患しているか否かを判断し、例えば、患者の前立腺に問題がある場合、試験液が尿と混合されると変色し、この場合直ぐに医者に見てもらう。

本考案の一実施例として、図１に示すように、前記検査ヘッド１内の中央部に固定ベース２が固設され、前記固定ベース２内に試験液収容管３が固定して挿通されており、前記検査ヘッド１と前記固定ベース２の間が触媒収容室４となり、前記試験液収容管３を前記固定ベース２から取り出して、様々な試験液に交換することによって、様々な病変の検査に用いることができる。

本考案の一実施例として、図１に示すように、前記プッシュユニットは、
前記密封カバー９の外の上端に固設された第１案内管１１と、
前記第１案内管１１の外の上端に移動可能に嵌め込まれたプレススリーブ１２であって、前記プッシャー８の一端が前記密封カバー９の外に伸びて、前記プレススリーブ１２にボルト１３により接続される、プレススリーブ１２と、
前記プッシャー８上に嵌め込まれ、その両端がそれぞれ前記プレススリーブ１２及び密封カバー９の外側壁に固定して接続されたバネ１５と、を含む。

使用に際して、プレススリーブ１２を下へ押すと、前記プレススリーブ１２は前記第１案内管１１上をスライドし、前記プレススリーブ１２はボルト１３を介してプッシャー８を駆動して下へ移動させ、前記プッシャー８は一方向弁５を押し、前記中和剤収容室７内の中和剤と尿との混合液が、前記検査ヘッド１内の試験液と混合され、検査が行われる。

本考案の一実施例として、図１に示すように、前記プッシュユニットは、前記密封カバー９と前記プレススリーブ１２との間の第１案内管１１に嵌め込まれ、前記プレススリーブ１２の不意図な下への移動を避けるための取り外し可能な安全カバー１０をさらに含む。

本考案の一実施例として、図１に示すように、前記密封カバー９内に第２案内管１４が固設され、前記プッシャー８は第２案内管１４を移動可能に貫通し、前記第２案内管１４内において前記密封カバー９に近い側にシールリング１６が固設され、前記プッシャー８は前記シールリング１６を密封して貫通し、第２案内管１４が設けられることによって、前記プッシャー８が案内され、シールリング１６が設けられることによって、前記プッシャー８と密封カバー９との間が密封され、前記中和剤収容室７内の中和剤が外部要因による影響を受けることが回避される。

本考案の一実施例として、図１に示すように、前記密封カバー９の内側のトップにシールパッド１７が固設され、前記チューブ６の一端は前記シールパッド１７に押圧して接触する。シールパッド１７が設けられることによって、前記チューブ６内の中和剤の漏れが回避される。

本考案の一実施例として、図１に示すように、前記検査ヘッド１と前記チューブ６はスナップ接続され、それによって、検査ヘッド１の取り外しが容易になる。

本考案の一実施例として、図１に示すように、前記密封カバー９と前記チューブ６はシールしてネジ接続され、それによって、密封カバー９を螺出しやすい。

本考案の一実施例として、図１に示すように、前記検査ヘッド１及びチューブ６は透明なプラスチック材質であり、それによって、検査後の試薬の色が観察されやすい。

作動の原理は以下のとおりである。前記密封カバー９を開いて、尿を前記中和剤収容室７に注入し、前記密封カバー９をかけて、軽く振って、前記中和剤収容室７内の尿と中和剤を混合した後、前記取り外し可能な安全カバー１０を取り外し、プレススリーブ１２を下へ押すと、前記プレススリーブ１２は前記第１案内管１１上をスライドし、前記プレススリーブ１２はボルト１３を介してプッシャー８を駆動して下へ移動させ、前記プッシャー８は一方向弁５を押し、前記中和剤収容室７内の混合液と前記検査ヘッド１内の試験液が混合され、２０分間後、色を観察し、疾患に罹患しているか否かを判断し、例えば、患者の前立腺に問題がある場合、試験液が尿と混合されると変色し、この場合、直ぐに医者に見てもらう。

１ 検査ヘッド
２ 固定ベース
３ 試験液収容管
４ 触媒収容室
５ 一方向弁
６ チューブ
７ 中和剤収容室
８ プッシャー
９ 密封カバー
１０ 取り外し可能な安全カバー
１１ 第１案内管
１２ プレススリーブ
１３ ボルト
１４ 第２案内管
１５ バネ
１６ シールリング
１７ シールパッド

Claims (10)

1. 検査ヘッドを含む使い捨て携帯型尿採取検査装置であって、
   前記検査ヘッドに取り外し可能に密封接続され、中和剤収容室を内部に有し、前記検査ヘッドに接続された側に一方向弁が設けられたチューブと、
   前記チューブに取り外し可能に密封接続された密封カバーと、
   前記検査ヘッド内に移動可能に挿通され、下へ移動して一方向弁を駆動して開くプッシャーと、
   前記密封カバーの外に設けられ、前記プッシャーに接続され、前記プッシャーを押して下へ移動させるプッシュユニットと、を含む、ことを特徴とする使い捨て携帯型尿採取検査装置。
2. 前記検査ヘッド内の中央部に固定ベースが固設され、前記固定ベース内に試験液収容管が固定して挿通され、前記検査ヘッドと前記固定ベースとの間が触媒収容室となる、ことを特徴とする請求項１に記載の使い捨て携帯型尿採取検査装置。
3. 前記プッシュユニットは、
   前記密封カバーの外の上端に固設された第１案内管と、
   前記第１案内管の外の上端に移動可能に嵌め込まれたプレススリーブであって、前記プッシャーの一端が前記密封カバーの外に伸びて、前記プレススリーブにネジ接続される、プレススリーブと、
   前記プッシャー上に嵌め込まれ、その両端がそれぞれ前記プレススリーブ及び密封カバーの外側壁に固定して接続されたバネと、を含む、ことを特徴とする請求項１に記載の使い捨て携帯型尿採取検査装置。
4. 前記プッシュユニットは、前記密封カバーと前記プレススリーブとの間の第１案内管に嵌め込まれて、前記プレススリーブの不意図な下への移動を避けるための取り外し可能な安全カバーをさらに含む、ことを特徴とする請求項３に記載の使い捨て携帯型尿採取検査装置。
5. 前記密封カバー内に第２案内管が固設され、前記プッシャーは第２案内管を移動可能に通過する、ことを特徴とする請求項３に記載の使い捨て携帯型尿採取検査装置。
6. 前記第２案内管内において前記密封カバーに近い側にシールリングが固設され、前記プッシャーは前記シールリングを密封して貫通する、ことを特徴とする請求項５に記載の使い捨て携帯型尿採取検査装置。
7. 前記密封カバーの内側のトップにシールパッドが固設され、前記チューブの一端は前記シールパッドに押圧して接触する、ことを特徴とする請求項１に記載の使い捨て携帯型尿採取検査装置。
8. 前記検査ヘッドと前記チューブはスナップ接続される、ことを特徴とする請求項１に記載の使い捨て携帯型尿採取検査装置。
9. 前記密封カバーと前記チューブはシールしてネジ接続される、ことを特徴とする請求項１に記載の使い捨て携帯型尿採取検査装置。
10. 前記検査ヘッド及びチューブは、透明なプラスチック材質である、ことを特徴とする請求項１に記載の使い捨て携帯型尿採取検査装置。

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