JP3244817U - ハンガー - Google Patents
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Abstract
【課題】脱落をより確実に回避することができるハンガーを提供することを目的とする。【解決手段】本体部1と、引掛部2と、ロック部3とを備え、本体部は、衣服類を吊るす部分であり、引掛部は、根本部2Aと、第1フック部2Bとを有し、根本部は、本体部から突き出すように設けられ、第1フック部は、根本部に接続され、且つ、引掛け可能に形成される。ロック部は、軸部3Aと、第2フック部3Bとを有し、軸部は、本体部又は根本部に軸回転可能に設けられ、ロック部は、開放状態からロック状態へ回転可能であり、開放状態では、第1フック部及び第2フック部が重なっておらず、ロック状態では、引掛部及びロック部を平面視したとき、少なくとも引掛部及びロック部によって環状となる部分が形成され、且つ、第1フック部と第2フック部とが重なっている。【選択図】図1
Description
本考案は、ハンガーに関する。
衣服類を吊るすハンガーは、風の影響があまりない室内で利用される他、例えば、衣服類を干すために室外で利用されることもある。ここで、ハンガーの引掛部の形状は、各種提案されているが、例えば、特許文献1には、引掛部分がクリップになっているハンガーが提案されている。引掛部分がフック形状になっているハンガーは、容易に引掛対象物(例えば、竿)に引っ掛けることが可能であるが、一方で、風にあおられると脱落しやすい。特許文献1のハンガーは引掛部分がクリップであるため、風が吹いてハンガーが衣服類とともにあおられても、ハンガーが引掛対象物から脱落しにくくなっている。
特許文献1のハンガーは、引掛部分がクリップとなっているが、例えば、ハンガーに吊るす衣服類のサイズが大きいと、その分、風を受ける面積が増大して、引掛部分により強い力がかかることになる。クリップに備えられるバネの力を超えるような力がクリップに加わると、クリップが開いてしまい、ハンガーが脱落する可能性がある。
本考案は、脱落をより確実に回避することができるハンガーを提供することを目的とする。
[1]本考案によれば、本体部と、引掛部と、ロック部とを備え、前記本体部は、衣服類を吊るす部分であり、前記引掛部は、根本部と、第1フック部とを有し、前記根本部は、前記本体部から突き出すように設けられ、前記第1フック部は、前記根本部に接続され、且つ、引掛け可能に形成され、前記ロック部は、軸部と、第2フック部とを有し、前記軸部は、前記本体部又は前記根本部に軸回転可能に設けられ、前記ロック部は、開放状態からロック状態へ回転可能であり、前記開放状態では、前記第1フック部及び前記第2フック部が重なっておらず、前記ロック状態では、前記引掛部及び前記ロック部を平面視したとき、少なくとも前記引掛部及び前記ロック部によって環状となる部分が形成され、且つ、前記第1フック部と前記第2フック部とが重なっている、ハンガーが提供される。
本考案によれば、ロック状態では、引掛部及びロック部を平面視したとき、少なくとも前記引掛部及び前記ロック部によって環状となる部分が形成される。環状となる部分の内側に引掛対象物が配置されることで、引掛対象物がこの環状となる部分の外側に出ることができず、風が吹いても脱落を回避することができる。
また、本考案によれば、ロック状態では、第1フック部と第2フック部とが重なっているため、ハンガーが風にあおられても、第1フック部と第2フック部の両方が引掛対象物から力を受け、第1フック部に力が集中しないため、第1フック部が変形・破損等することを抑制し、その結果、風が吹いても脱落を回避することができる。
また、本考案によれば、ロック状態では、第1フック部と第2フック部とが重なっているため、ハンガーが風にあおられても、第1フック部と第2フック部の両方が引掛対象物から力を受け、第1フック部に力が集中しないため、第1フック部が変形・破損等することを抑制し、その結果、風が吹いても脱落を回避することができる。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
[2]好ましくは、[1]に記載のハンガーであって、前記第1フック部は、第1延出部と、第1頂部と、第1戻り部とを有し、前記第1延出部は、一端が前記根本部に接続され、他端が前記第1頂部に接続され、且つ、前記第1延出部は、前記本体部から前記第1頂部に向かう側に延びており、前記第1戻り部は、前記第1頂部に接続され、且つ、前記第1戻り部は、前記第1頂部から前記本体部に向かう側に延びており、前記第2フック部は、第2延出部と、第2頂部と、第2戻り部とを有し、前記第2延出部は、一端が前記軸部に接続され、他端が前記第2頂部に接続され、且つ、前記第2延出部は、前記軸部から前記第2頂部に向かう側に延びており、前記第2戻り部は、前記第2頂部に接続され、且つ、前記第2戻り部は、前記第2頂部から前記軸部に向かう側に延びている、ハンガーが提供される。
[3]好ましくは、[2]に記載のハンガーであって、前記ロック状態では、前記第1頂部と前記第2頂部とが重なっている、ハンガーが提供される。[4]好ましくは、[2]又は[3]に記載のハンガーであって、前記ロック状態では、前記第1延出部と前記第2戻り部とが重なっており、且つ、前記第1戻り部と前記第2延出部とが重なっている、ハンガーが提供される。
[5]好ましくは、[2]~[4]の何れか1つに記載のハンガーであって、前記第1フック部は、前記第1延出部から前記第1戻り部にかけて円弧状に湾曲し、前記第2フック部は、前記第2延出部から前記第2戻り部にかけて円弧状に湾曲している、ハンガーが提供される。
[2]好ましくは、[1]に記載のハンガーであって、前記第1フック部は、第1延出部と、第1頂部と、第1戻り部とを有し、前記第1延出部は、一端が前記根本部に接続され、他端が前記第1頂部に接続され、且つ、前記第1延出部は、前記本体部から前記第1頂部に向かう側に延びており、前記第1戻り部は、前記第1頂部に接続され、且つ、前記第1戻り部は、前記第1頂部から前記本体部に向かう側に延びており、前記第2フック部は、第2延出部と、第2頂部と、第2戻り部とを有し、前記第2延出部は、一端が前記軸部に接続され、他端が前記第2頂部に接続され、且つ、前記第2延出部は、前記軸部から前記第2頂部に向かう側に延びており、前記第2戻り部は、前記第2頂部に接続され、且つ、前記第2戻り部は、前記第2頂部から前記軸部に向かう側に延びている、ハンガーが提供される。
[3]好ましくは、[2]に記載のハンガーであって、前記ロック状態では、前記第1頂部と前記第2頂部とが重なっている、ハンガーが提供される。[4]好ましくは、[2]又は[3]に記載のハンガーであって、前記ロック状態では、前記第1延出部と前記第2戻り部とが重なっており、且つ、前記第1戻り部と前記第2延出部とが重なっている、ハンガーが提供される。
[5]好ましくは、[2]~[4]の何れか1つに記載のハンガーであって、前記第1フック部は、前記第1延出部から前記第1戻り部にかけて円弧状に湾曲し、前記第2フック部は、前記第2延出部から前記第2戻り部にかけて円弧状に湾曲している、ハンガーが提供される。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。また、各特徴事項について独立して発明が成立する。
1.実施形態の構成
図1A及び図1Bに示すように、ハンガー100は、本体部1と、引掛部2と、ロック部3とを備えている。
図1A及び図1Bに示すように、ハンガー100は、本体部1と、引掛部2と、ロック部3とを備えている。
1-1.本体部1
図1A及び図1Bに示すように、本体部1は、衣服類を吊るす部分であり、本体部1は、基部1Aと、肩部1Bと、連結部1Cとを有する。本体部1は、例えば、金属、樹脂、木材等の材料で構成することができ、これらの材料を単体で構成してもよいし、組み合わせて構成してもよい。
基部1Aには、引掛部2が接続又は連結され、また、ロック部3が回転可能に取り付けられている。基部1Aの両端部には、肩部1Bが接続されている。連結部1Cは、一対の肩部1Bに接続されている。
なお、実施形態では、例えば、ジャケットのような上着類を吊るす形態を一例として説明しているが、これに限定されるものではなく、肩部1Bや連結部1Cの構成は任意である。例えば、本体部1が肩部1Bや連結部1Cを有しておらず、代わりに、基部1Aに衣服類を吊るすためのクリップが設けられた形態であってもよい。
図1A及び図1Bに示すように、本体部1は、衣服類を吊るす部分であり、本体部1は、基部1Aと、肩部1Bと、連結部1Cとを有する。本体部1は、例えば、金属、樹脂、木材等の材料で構成することができ、これらの材料を単体で構成してもよいし、組み合わせて構成してもよい。
基部1Aには、引掛部2が接続又は連結され、また、ロック部3が回転可能に取り付けられている。基部1Aの両端部には、肩部1Bが接続されている。連結部1Cは、一対の肩部1Bに接続されている。
なお、実施形態では、例えば、ジャケットのような上着類を吊るす形態を一例として説明しているが、これに限定されるものではなく、肩部1Bや連結部1Cの構成は任意である。例えば、本体部1が肩部1Bや連結部1Cを有しておらず、代わりに、基部1Aに衣服類を吊るすためのクリップが設けられた形態であってもよい。
1-2.引掛部2
図1A及び図1Bに示すように、引掛部2は、根本部2Aと、第1フック部2Bとを有する。引掛部2は、例えば、金属又は樹脂で構成することができる。また、引掛部2は、金属と樹脂を組み合わせて構成してもよい。また、引掛部2と本体部1とは、例えば、同じ樹脂材料によって一体的に成形されたものであってもよいし、別体であってもよい。
図1A及び図1Bに示すように、引掛部2は、根本部2Aと、第1フック部2Bとを有する。引掛部2は、例えば、金属又は樹脂で構成することができる。また、引掛部2は、金属と樹脂を組み合わせて構成してもよい。また、引掛部2と本体部1とは、例えば、同じ樹脂材料によって一体的に成形されたものであってもよいし、別体であってもよい。
根本部2Aは、本体部1の基部1Aから突き出すように設けられている。なお、引掛部2と本体部1とが別体の場合、根本部2Aは、基部1Aに対して、固定されていてもよいし、根本部2Aが基部1Aに対して上下方向にスライド可能なように係合していてもよい。
第1フック部2Bは、その下端部が根本部2Aに接続されており、また、第1フック部2Bは、引掛対象物(例えば、竿等)に引掛け可能に形成されている。
第1フック部2Bは、第1延出部2B1と、第1頂部2B2と、第1戻り部2B3とを有する。第1フック部2Bは、第1延出部2B1から第1戻り部2B3にかけて円弧状に湾曲している。
第1フック部2Bは、第1延出部2B1と、第1頂部2B2と、第1戻り部2B3とを有する。第1フック部2Bは、第1延出部2B1から第1戻り部2B3にかけて円弧状に湾曲している。
第1延出部2B1は、一端が根本部2Aに接続され、他端が第1頂部2B2に接続されている。また、第1延出部2B1は、本体部1から第1頂部2B2に向かう側に延びている。
第1頂部2B2は、第1フック部2Bのうち最も突き出している部分(第1フック部2Bのうち最も上側に位置している部分)である。第1頂部2B2は、第1延出部2B1と第1戻り部2B3との接続部分に形成されている。
第1戻り部2B3は、第1頂部2B2に接続されている。また、第1戻り部2B3は、第1頂部2B2から本体部1に向かう側に延びている。
第1頂部2B2は、第1フック部2Bのうち最も突き出している部分(第1フック部2Bのうち最も上側に位置している部分)である。第1頂部2B2は、第1延出部2B1と第1戻り部2B3との接続部分に形成されている。
第1戻り部2B3は、第1頂部2B2に接続されている。また、第1戻り部2B3は、第1頂部2B2から本体部1に向かう側に延びている。
第1延出部2B1の厚み(mm)は、具体的に例えば、3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
第1頂部2B2の厚み(mm)は、具体的に例えば、3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
第1戻り部2B3の厚み(mm)は、具体的に例えば、3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
第1頂部2B2の厚み(mm)は、具体的に例えば、3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
第1戻り部2B3の厚み(mm)は、具体的に例えば、3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
なお、第1延出部2B1は、弧状(実施形態では円弧)をなすように形成されているが、これに限定されるものではなく、直線状に延びていてもよい。同様に、第1戻り部2B3は、弧状(実施形態では円弧)をなすように形成されているが、これに限定されるものではなく、直線状に延びていてもよい。また、実施形態では、第1頂部2B2は広がりをもっていてもよく、例えば、第1頂部2B2が直線状に延びていてもよい。
例えば、第1延出部2B1、第1頂部2B2及び第1戻り部2B3が直線状である場合、第1フック部2Bの形状は、C字状となる。
例えば、第1延出部2B1、第1頂部2B2及び第1戻り部2B3が直線状である場合、第1フック部2Bの形状は、C字状となる。
1-3.ロック部3
図1A及び図1Bに示すように、ロック部3は、軸部3Aと、第2フック部3Bとを有する。ロック部3は、例えば、金属又は樹脂で構成することができる。また、ロック部3は、金属と樹脂を組み合わせて構成してもよい。
図1A及び図1Bに示すように、ロック部3は、軸部3Aと、第2フック部3Bとを有する。ロック部3は、例えば、金属又は樹脂で構成することができる。また、ロック部3は、金属と樹脂を組み合わせて構成してもよい。
軸部3Aは、本体部1の基部1Aに軸回転可能に設けられている。なお、軸部3Aは、根本部2Aに軸回転可能に設けられていてもよい。軸部3Aは、軸3A1と、板部3A2とを有する。軸3A1は、例えばリベットによって構成することができるが、軸3A1の構成は特に限定されるものではない。板部3A2には軸3A1が設けられており、また、板部3Aは、第2フック部3Bに接続されている。板部3A2は、後述するロック状態において、板部3Aから突き出すように延びている。
なお、実施形態では、軸部3Aが軸回転のみする構成として説明するが、これに限定されるものではない。軸部3Aの軸3A1が上下方向又は左右方向に揺動可能となっており、その結果、軸部3Aが上下方向又は左右方向に揺動可能となっていてもよい。これにより、ロック部3の動きにある程度の遊びを持たせることができ、ロック部3を動作させやすくすることができる。
なお、実施形態では、軸部3Aが軸回転のみする構成として説明するが、これに限定されるものではない。軸部3Aの軸3A1が上下方向又は左右方向に揺動可能となっており、その結果、軸部3Aが上下方向又は左右方向に揺動可能となっていてもよい。これにより、ロック部3の動きにある程度の遊びを持たせることができ、ロック部3を動作させやすくすることができる。
第2フック部3Bは、軸部3Aを介して本体部1に回転可能に取り付けられており、また、第2フック部3Bは、第1フック部2Bと同様に、引掛対象物(例えば、竿等)に引掛け可能に形成されている。第2フック部3Bは、第2延出部3B1と、第2頂部3B2と、第2戻り部3B3とを有する。第2フック部3Bは、第2延出部3B1から第2戻り部3B3にかけて円弧状に湾曲している。
第2延出部3B1は、一端が軸部3Aに接続され、他端が第2頂部3B2に接続されている。また、第2延出部3B1は、軸部3Aから第2頂部3B2に向かう側に延びている。
第2頂部3B2は、第2フック部3Bのうち最も突き出している部分である。第2頂部3B2は、第2延出部3B1と第2戻り部3B3との接続部分に形成されている。
第2戻り部3B3は、第2頂部3B2に接続されている。また、第2戻り部3B3は、第2頂部3B2から軸部3Aに向かう側に延びている。
第2頂部3B2は、第2フック部3Bのうち最も突き出している部分である。第2頂部3B2は、第2延出部3B1と第2戻り部3B3との接続部分に形成されている。
第2戻り部3B3は、第2頂部3B2に接続されている。また、第2戻り部3B3は、第2頂部3B2から軸部3Aに向かう側に延びている。
第2延出部3B1の厚み(mm)は、具体的に例えば、3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
第2頂部3B2の厚み(mm)は、具体的に例えば、3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
第2戻り部3B3の厚み(mm)は、具体的に例えば、3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
なお、第2頂部3B2の厚みは、第1頂部2B2よりも厚くしておくことで、後述するロック状態のときに変形や破損等することを効果的に抑制可能である。同様に、第2延出部3B1の厚みも、第1戻り部2B3よりも厚くし、第2戻り部3B3の厚みも、第1延出部2B1よりも厚くしてもよい。
第2頂部3B2の厚み(mm)は、具体的に例えば、3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
第2戻り部3B3の厚み(mm)は、具体的に例えば、3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15であり、ここで例示した数値の何れか2つの間の範囲内であってもよい。
なお、第2頂部3B2の厚みは、第1頂部2B2よりも厚くしておくことで、後述するロック状態のときに変形や破損等することを効果的に抑制可能である。同様に、第2延出部3B1の厚みも、第1戻り部2B3よりも厚くし、第2戻り部3B3の厚みも、第1延出部2B1よりも厚くしてもよい。
なお、第2延出部3B1は、弧状(実施形態では円弧)をなすように形成されているが、これに限定されるものではなく、直線状に延びていてもよい。同様に、第2戻り部3B3は、弧状(実施形態では円弧)をなすように形成されているが、これに限定されるものではなく、直線状に延びていてもよい。また、実施形態では、第2頂部3B2は広がりをもっていてもよく、例えば、第2頂部3B2が直線状に延びていてもよい。
例えば、第2延出部3B1、第2頂部3B2及び第2戻り部3B3が直線状である場合、第2フック部3Bの形状は、C字状となる。
例えば、第2延出部3B1、第2頂部3B2及び第2戻り部3B3が直線状である場合、第2フック部3Bの形状は、C字状となる。
2.動作説明
2-1.開放状態
図1A及び図1Bに示すように、実施形態において、開放状態では、ロック部3が本体部1にぶら下がっている。この状態では、ロック部3が第1フック部2Bから離れた状態となっているので、ユーザーは、第1フック部2Bを引掛対象物に引っ掛けることができる。また、この開放状態では、第1フック部2B及び第2フック部3Bが重なっていない。
2-1.開放状態
図1A及び図1Bに示すように、実施形態において、開放状態では、ロック部3が本体部1にぶら下がっている。この状態では、ロック部3が第1フック部2Bから離れた状態となっているので、ユーザーは、第1フック部2Bを引掛対象物に引っ掛けることができる。また、この開放状態では、第1フック部2B及び第2フック部3Bが重なっていない。
2-2.ロック状態
ユーザーは、引掛部2を引掛対象物に引っ掛けた後に、ロック部3を回転させていき(図2A及び図2B参照)、ユーザーが、ロック部3を180度回転させることで、ハンガー100の状態を開放状態(図1A及び図1B参照)からロック状態(図3A及び図3B参照)へ移行させることができる。
図3A及び図3Bに示すように、ロック状態では、引掛部2及びロック部3を平面視したとき、少なくとも引掛部2及びロック部3によって環状となる部分Rgが形成される。環状となる部分Rgは、引掛部2及びロック部3のみによって形成されてもよいし、引掛部2及びロック部3に加えて本体部1によって形成されてもよい。環状となる部分Rgの内側には、引掛対象物が配置されており、引掛対象物が、この環状となる部分Rgの外側に出ることがないように閉じ込められる。これにより、ハンガー100は、風が吹いても引掛対象物から脱落することを回避することができる。
ユーザーは、引掛部2を引掛対象物に引っ掛けた後に、ロック部3を回転させていき(図2A及び図2B参照)、ユーザーが、ロック部3を180度回転させることで、ハンガー100の状態を開放状態(図1A及び図1B参照)からロック状態(図3A及び図3B参照)へ移行させることができる。
図3A及び図3Bに示すように、ロック状態では、引掛部2及びロック部3を平面視したとき、少なくとも引掛部2及びロック部3によって環状となる部分Rgが形成される。環状となる部分Rgは、引掛部2及びロック部3のみによって形成されてもよいし、引掛部2及びロック部3に加えて本体部1によって形成されてもよい。環状となる部分Rgの内側には、引掛対象物が配置されており、引掛対象物が、この環状となる部分Rgの外側に出ることがないように閉じ込められる。これにより、ハンガー100は、風が吹いても引掛対象物から脱落することを回避することができる。
また、図3Aに示すように、ロック状態では、第1フック部2Bと第2フック部3Bとが重なっている。これにより、ハンガー100が風にあおられても、第1フック部2Bと第2フック部3Bの両方が引掛対象物から力を受けるため、第1フック部2Bのみに力が集中することを避けることができる。換言すると、引掛対象物から受ける力が、第2フック部3Bにも力が分散させることができる。これにより、ハンガー100は、第1フック部2Bが変形・破損等することを抑制し、風が吹いても引掛対象物から脱落することを回避することができる。
実施形態では、第1フック部2B及び第2フック部3Bの形状が共に円弧状であることから、ハンガー100を引掛対象物に引っ掛けると、第1頂部2B2の位置及び第2頂部3B2の位置が、引掛対象物の位置にきやすい。これは、風がない場合でも、風があってハンガー100があおられている場合も同様である。
ここで、実施形態において、ロック状態では、第1頂部2B2と第2頂部3B2とが重なっている。このため、実施形態では、引掛対象物の位置にきやすい第1頂部2B2及び第2頂部3B2が、変形・破損等することを効果的に抑制することができる。
ここで、実施形態において、ロック状態では、第1頂部2B2と第2頂部3B2とが重なっている。このため、実施形態では、引掛対象物の位置にきやすい第1頂部2B2及び第2頂部3B2が、変形・破損等することを効果的に抑制することができる。
なお、例えば風の強さが変化等して、ハンガー100が揺動し、引掛部2及びロック部3と、引掛対象部との接触位置が変化する可能性もある。このため、実施形態において、ロック状態では、第1延出部2B1と第2戻り部3B3とが重なっており、且つ、第1戻り部2B3と第2延出部3B1とが重なっている。これにより、実施形態では、接触位置の変化によって、第1頂部2B2及び第2頂部3B2以外の部分(第1延出部2B1等)に強い力が加わっても、当該部分が変形・破損等することを効果的に抑制することができる。
ロック状態では、第1頂部2B2の内面Sr(図1A参照)と第2頂部3B2の内面Sf(図1A参照)が揃うことが好ましい。また、第1延出部2B1の内面Srと第2戻り部3B3の内面Sfについても揃うことが好ましく、同様に、第1戻り部2B3の内面Srと第2延出部3B1の内面Sfとが揃うことが好ましい。
なお、これらの内面同士は、多少のずれがあり、段差が生じていてもよいが、そのずれ量(段差の高さ幅)は、2mm以内であることが好ましく、1mm以内であることが更に好ましく、0.5mm以内であることが更に好ましい。
なお、これらの内面同士は、多少のずれがあり、段差が生じていてもよいが、そのずれ量(段差の高さ幅)は、2mm以内であることが好ましく、1mm以内であることが更に好ましく、0.5mm以内であることが更に好ましい。
3.変形例
・実施形態において、根本部2Aは本体部1から上方に延び、その後、斜め上方に延びるような形状を有している。軸部3Aの板部3A2もこの根本部2Aに対応する形状である。根本部2Aや軸部3Aの形状は、これに限定されるものではなく、図4Bに示すように、根本部2Aや軸部3Aの板部3A2が直線状に延びるような形状であってもよい。
なお、変形例において、図4Aに示すように、ロック状態では、引掛部2及びロック部3を平面視したとき、引掛部2、ロック部3及び本体部1(基部1A)によって環状となる部分Rgが形成されている。
・実施形態において、根本部2Aは本体部1に一体的となっているものとして説明したがこれに限定されるものではなく、根本部2Aは、軸部3Aと同様に、軸3A1を介して本体部1に連結していてもよい。
・実施形態において、根本部2Aは本体部1から上方に延び、その後、斜め上方に延びるような形状を有している。軸部3Aの板部3A2もこの根本部2Aに対応する形状である。根本部2Aや軸部3Aの形状は、これに限定されるものではなく、図4Bに示すように、根本部2Aや軸部3Aの板部3A2が直線状に延びるような形状であってもよい。
なお、変形例において、図4Aに示すように、ロック状態では、引掛部2及びロック部3を平面視したとき、引掛部2、ロック部3及び本体部1(基部1A)によって環状となる部分Rgが形成されている。
・実施形態において、根本部2Aは本体部1に一体的となっているものとして説明したがこれに限定されるものではなく、根本部2Aは、軸部3Aと同様に、軸3A1を介して本体部1に連結していてもよい。
100 :ハンガー
1 :本体部
1A :基部
1B :肩部
1C :連結部
2 :引掛部
2A :根本部
2B :第1フック部
2B1 :第1延出部
2B2 :第1頂部
2B3 :第1戻り部
3 :ロック部
3A :軸部
3A1 :軸
3A2 :板部
3B :第2フック部
3B1 :第2延出部
3B2 :第2頂部
3B3 :第2戻り部
Sf :内面
Sr :内面
1 :本体部
1A :基部
1B :肩部
1C :連結部
2 :引掛部
2A :根本部
2B :第1フック部
2B1 :第1延出部
2B2 :第1頂部
2B3 :第1戻り部
3 :ロック部
3A :軸部
3A1 :軸
3A2 :板部
3B :第2フック部
3B1 :第2延出部
3B2 :第2頂部
3B3 :第2戻り部
Sf :内面
Sr :内面
Claims (5)
- 本体部と、引掛部と、ロック部とを備え、
前記本体部は、衣服類を吊るす部分であり、
前記引掛部は、根本部と、第1フック部とを有し、
前記根本部は、前記本体部から突き出すように設けられ、
前記第1フック部は、前記根本部に接続され、且つ、引掛け可能に形成され、
前記ロック部は、軸部と、第2フック部とを有し、
前記軸部は、前記本体部又は前記根本部に軸回転可能に設けられ、
前記ロック部は、開放状態からロック状態へ回転可能であり、
前記開放状態では、前記第1フック部及び前記第2フック部が重なっておらず、
前記ロック状態では、前記引掛部及び前記ロック部を平面視したとき、少なくとも前記引掛部及び前記ロック部によって環状となる部分が形成され、且つ、前記第1フック部と前記第2フック部とが重なっている、ハンガー。 - 請求項1に記載のハンガーであって、
前記第1フック部は、第1延出部と、第1頂部と、第1戻り部とを有し、
前記第1延出部は、一端が前記根本部に接続され、他端が前記第1頂部に接続され、且つ、前記第1延出部は、前記本体部から前記第1頂部に向かう側に延びており、
前記第1戻り部は、前記第1頂部に接続され、且つ、前記第1戻り部は、前記第1頂部から前記本体部に向かう側に延びており、
前記第2フック部は、第2延出部と、第2頂部と、第2戻り部とを有し、
前記第2延出部は、一端が前記軸部に接続され、他端が前記第2頂部に接続され、且つ、前記第2延出部は、前記軸部から前記第2頂部に向かう側に延びており、
前記第2戻り部は、前記第2頂部に接続され、且つ、前記第2戻り部は、前記第2頂部から前記軸部に向かう側に延びている、ハンガー。 - 請求項2に記載のハンガーであって、
前記ロック状態では、前記第1頂部と前記第2頂部とが重なっている、ハンガー。 - 請求項2又は請求項3に記載のハンガーであって、
前記ロック状態では、前記第1延出部と前記第2戻り部とが重なっており、且つ、前記第1戻り部と前記第2延出部とが重なっている、ハンガー。 - 請求項2又は請求項3に記載のハンガーであって、
前記第1フック部は、前記第1延出部から前記第1戻り部にかけて円弧状に湾曲し、
前記第2フック部は、前記第2延出部から前記第2戻り部にかけて円弧状に湾曲している、ハンガー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023003625U JP3244817U (ja) | 2023-10-03 | 2023-10-03 | ハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023003625U JP3244817U (ja) | 2023-10-03 | 2023-10-03 | ハンガー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3244817U true JP3244817U (ja) | 2023-12-01 |
Family
ID=88917322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023003625U Active JP3244817U (ja) | 2023-10-03 | 2023-10-03 | ハンガー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3244817U (ja) |
-
2023
- 2023-10-03 JP JP2023003625U patent/JP3244817U/ja active Active
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Ref document number: 3244817 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |