JP3244537U - 太陽光発電パネル洗浄装置及び車載太陽光発電パネル洗浄装置 - Google Patents

太陽光発電パネル洗浄装置及び車載太陽光発電パネル洗浄装置 Download PDF

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Abstract

【課題】レバーアームが早期に変形して、洗浄作業が完了しにくくなることを回避する太陽光発電パネル洗浄装置及び車載太陽光発電パネル洗浄装置を提供する。【解決手段】太陽光発電パネル洗浄装置は、ベースと、カンチレバーと、洗浄アセンブリと、調節アセンブリとを備え、カンチレバーはベースにヒンジ接続され、洗浄アセンブリは太陽光発電パネルを洗浄するのに適し、且つ洗浄アセンブリはカンチレバーに接続され、調節アセンブリは第1スライド部材及び持ち上げ駆動部材を備え、持ち上げ駆動部材がベースに設置されて第1スライド部材にヒンジ接続され、第1スライド部材がカンチレバーに摺動可能に接続され、持ち上げ駆動部材は、ベースに対してカンチレバーを回動駆動することができる。第1スライド部材を移動させ、洗浄アセンブリに近づけることにより、カンチレバー上の支持点は洗浄アセンブリに近づき、カンチレバーの応力の状況が改善される。【選択図】図1

Description

本考案は、洗浄装置の技術分野に関し、具体的には、太陽光発電パネル洗浄装置及び車載太陽光発電パネル洗浄装置に関する。
太陽エネルギーは、クリーンで再生可能なエネルギーとして、人々の注目を集めており、太陽光発電産業は現在の比較的よく発展している太陽エネルギー産業である。太陽光発電産業は主に光線が十分で、空気の薄い地域に集中しており、太陽光発電パネルが太陽光で発電するので、受光率は太陽光発電パネルの生産効率に直接影響する。砂埃の多い地域で、太陽光発電パネルが一定の期間使用されると、太陽光発電パネルに大量の砂埃が蓄積し、これらの砂埃は太陽光発電パネルによる光線の吸収に大きく妨げ、太陽光発電パネルのエネルギー変換効率に影響を与え、そのため、太陽光発電パネルを定期的に清掃する必要がある。
従来の車載太陽光発電パネル洗浄装置は、取付ブラケットと、レバーアームと、洗浄部のメインフレームと、伸縮ロッドと、微調整伸縮ロッドとを備え、レバーアームは、一端が取付ブラケットにヒンジ接続され、他端が洗浄部のメインフレームにヒンジ接続され、微調整伸縮ロッドの両端がそれぞれレバーアーム及び洗浄部のメインフレームにヒンジ接続され、伸縮ロッドは、一端が取付ブラケットにヒンジ接続され、他端がレバーアームの中部にヒンジ接続され、伸縮ロッドは洗浄部のメインフレームを持ち上げることに用いられ、微調整伸縮ロッドは洗浄部のメインフレームのレバーアームに対する角度を微調整することに用いられ、洗浄部のメインフレームはクリーニングブラシ及びジェットパイプを取り付けることに用いられ、取付ブラケットは車体に固定され、車体の移動に伴い、各太陽光発電パネルの洗浄を実現する。
しかしながら、上記の太陽光発電パネル洗浄装置は、太陽光発電パネルを洗浄する過程で、ジェットパイプ内を液体が流れるため、洗浄部のメインフレームの質量が増加し、伸縮ロッドがレバーアームの中部に接続されるので、該レバーアームが大きな曲げモーメントを受け、該太陽光発電パネル装置が長期間作業すると、レバーアームが変形しやすく、該太陽光発電パネル洗浄装置は洗浄作業を完了しにくい。
従って、本考案が解決しようとする技術的課題は、従来技術において、太陽光発電パネルを洗浄する過程で、ジェットパイプ内を液体が流れるため、洗浄部のメインフレームの質量が増加し、伸縮ロッドがレバーアームの中部に接続されるので、該レバーアームが巨大の曲げモーメントを受け、該太陽光発電パネル装置が長期間作業すると、レバーアームが変形しやすいことである。
そのため、本考案は、
ベースと、
前記ベースにヒンジ接続されるカンチレバーと、
太陽光発電パネルを洗浄するのに適し、且つ前記カンチレバーに接続される洗浄アセンブリと、
第1スライド部材及び持ち上げ駆動部材を備え、前記持ち上げ駆動部材が前記ベースに設置されて前記第1スライド部材にヒンジ接続され、前記第1スライド部材が前記カンチレバーに摺動可能に接続される調節アセンブリと、を備え、
前記持ち上げ駆動部材は、前記ベースに対して前記カンチレバーを回動駆動することができる太陽光発電パネル洗浄装置を提供する。
選択可能に、上記太陽光発電パネル洗浄装置では、前記調節アセンブリは、
前記カンチレバーに取り付けられ、前記第1スライド部材に接続される第1駆動部材を更に備え、
前記カンチレバーに第1スライド溝が開けられ、前記第1スライド溝内に前記第1スライド部材が摺動可能に接続され、
前記第1駆動部材は、前記第1スライド溝に沿って前記第1スライド部材を摺動駆動することができる。
選択可能に、上記太陽光発電パネル洗浄装置は、
前記第1スライド部材に固定接続され、前記第1スライド溝内に位置する少なくとも1つの第1ローラと、
第1スクリューであって、前記第1駆動部材が第1モーターであり、前記第1スクリューが前記第1モーターに固定接続される第1スクリューと、を更に備え、
前記第1スライド部材に第1ねじ穴が開けられ、前記第1スクリューの前記第1モーターから離れる一端が前記第1ねじ穴を通過し、前記第1ねじ穴から延出される前記第1スクリューの一部が前記第1スライド溝の内壁に回動可能に接続される。
選択可能に、上記太陽光発電パネル洗浄装置では、前記調節アセンブリは、前記ベースに摺動可能に接続され、且つ前記持ち上げ駆動部材の前記第1スライド部材から離れる一端にヒンジ接続される第2スライド部材と、
前記ベースに取り付けられ且つ前記第2スライド部材に接続される第2駆動部材と、を更に備え、
前記第2駆動部材は、前記ベースに対して前記第2スライド部材を移動駆動することができる。
選択可能に、上記太陽光発電パネル洗浄装置では、前記調節アセンブリは、
前記第2スライド部材に固定接続され、前記ベースに開けられる前記第2スライド溝内に位置する少なくとも1つの第2ローラと、
第2スクリューであって、前記第2駆動部材が第2モーターであり、前記第2スクリューが前記第2モーターに固定接続される第2スクリューと、を更に備え、
前記第2スライド部材に第2ねじ穴が開けられ、前記第2スクリューの前記第2モーターから離れる一端が前記第2ねじ穴を通過し、前記第2ねじ穴から延出される第2スクリューの一部が前記第2スライド溝の内壁に回動可能に接続される。
選択可能に、上記太陽光発電パネル洗浄装置は、制限部材を更に備え、前記制限部材は前記ベースに固定接続され、前記持ち上げ駆動部材は、前記カンチレバーを前記制限部材に当接させるように、前記制限部材に向かって前記カンチレバーを回動駆動することができる。
選択可能に、上記太陽光発電パネル洗浄装置は、車体に固定接続されるのに適するスリーブと、
前記スリーブに回動可能に接続され、前記スリーブから離れる一端が前記ベースに固定接続される回動軸と、を更に備える。
選択可能に、上記太陽光発電パネル洗浄装置では、前記洗浄アセンブリは、
前記カンチレバーの前記ベースから離れる一端にヒンジ接続され、内部に清掃ブラシが取り付けられるのに適する洗浄ブラケットと、
前記カンチレバーに設置され、且つ前記洗浄ブラケットに接続され、前記洗浄ブラケットと前記カンチレバーとの間の夾角を変更するための微調整駆動部材と、を備える。
選択可能に、上記太陽光発電パネル洗浄装置では、前記洗浄アセンブリは、前記洗浄ブラケットに間隔を置いて設置される少なくとも一対のガイドローラを更に備え、前記洗浄ブラケットが太陽光発電パネルに覆着されるとき、前記ガイドローラのいずれか1つは前記太陽光発電パネルに摺動可能に接続される。
本考案は、車体と、上記の太陽光発電パネル洗浄装置とを備え、ベースが前記車体内に設置される車載太陽光発電パネル洗浄装置をさらに提供する。
本考案に係る技術的解決手段は、以下の利点を有する。
1.本考案に係る太陽光発電パネル洗浄装置は、ベースと、カンチレバーと、洗浄アセンブリと、調節アセンブリとを備え、カンチレバーはベースにヒンジ接続され、洗浄アセンブリは太陽光発電パネルを洗浄するのに適し、且つ洗浄アセンブリはカンチレバーに接続され、調節アセンブリは第1スライド部材及び持ち上げ駆動部材を備え、持ち上げ駆動部材がベースに設置されて第1スライド部材にヒンジ接続され、第1スライド部材がカンチレバーに摺動可能に接続され、持ち上げ駆動部材は、ベースに対してカンチレバーを回動駆動することができる。第1スライド部材を移動させることにより、第1スライド部材は洗浄アセンブリに近づき、すなわち、カンチレバー上の支持点は洗浄アセンブリに近づき、カンチレバーの応力の状況が改善され、レバーアームが早期に変形して、太陽光発電パネル洗浄装置が洗浄作業を完了しにくいことを回避する。
2.本考案に係る太陽光発電パネル洗浄装置では、第2スライド部材はベースに摺動可能に接続され、且つ第2スライド部材は持ち上げ駆動部材の第1スライド部材から離れる一端にヒンジ接続され、第2駆動部材はベースに取り付けられ且つ第2スライド部材に接続され、第1スライド部材及び第2スライド部材を同時に同じ方向に移動させることにより、持ち上げ駆動部材の支持位置が変更され、該太陽光発電洗浄装置が様々な作業状態に適応することができる。
3.本考案に係る車載太陽光発電パネル洗浄装置は、取り付けが簡単で、運転が便利である。
本考案の具体的な実施形態又は従来技術の技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、具体的な実施形態又は従来技術の説明に使用される必要がある図面を簡単に説明し、明らかなように、以下に説明される図面は本考案のいくつかの実施形態であり、当業者であれば、創造的な労働をせずに、これらの図面に基づいてほかの図面をさらに得ることができる。
本考案に係る太陽光発電パネル洗浄装置の構造模式図である。 本考案に係る太陽光発電パネル洗浄装置のカンチレバーの模式図である。 本考案に係る太陽光発電パネル洗浄装置の第1スライド部材及び第1ローラの模式図である。 図1における円Aの部分拡大模式図である。 図2における円Bの部分拡大模式図。
以下、図面を参照しながら本考案の技術的解決手段を明確かつ完全に説明し、明らかなように、説明される実施例は本考案の一部の実施例であり、すべての実施例ではない。本考案の実施例に基づいて、当業者が創造的な労働をせずに得るほかの実施例はすべて本考案の保護範囲に属する。
なお、本考案の説明では、用語「中心」、「上」、「下」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「内」、「外」等で指示される方位又は位置関係は図示に基づく方位又は位置関係であり、単に本考案を説明しやすくし且つ説明を簡素化するためのものであり、係る装置又は素子が特定の方位を有したり、特定の方位で構成及び操作されたりすることを指示又は暗示せず、従って本考案を限定するものではないと理解すべきである。また、用語「第1」、「第2」、「第3」は説明の目的にのみ使用され、相対的な重要性を指示又は暗示しないと理解すべきである。
なお、本考案の説明では、特に明確な規定及び限定がない限り、用語「取り付け」、「連結」、「接続」は広義に理解されるべきであり、例えば、固定接続、取り外し可能な接続、又は一体的接続であってもよく、機械的接続、電気的接続であってもよく、直接連結、中間媒体を介する間接的連結、2つの素子の内部の連通であってもよい。当業者であれば、具体的な状況に応じて本考案における上記用語の具体的な意味を理解することができる。
また、以下に説明される本考案の異なる実施形態に係る技術的特徴は互いに矛盾しない限り、互いに組み合わせることができる。
実施例1
本実施例は太陽光発電パネル洗浄装置を提供し、図1~図5に示すように、ベース1と、カンチレバー2と、洗浄アセンブリと、調節アセンブリとを備え、カンチレバー2はベース1にヒンジ接続され、洗浄アセンブリは太陽光発電パネルを洗浄するのに適し、且つ洗浄アセンブリはカンチレバー2に接続され、調節アセンブリは第1スライド部材41及び持ち上げ駆動部材42を備え、持ち上げ駆動部材42がベース1に設置されて第1スライド部材41にヒンジ接続され、第1スライド部材41がカンチレバー2に摺動可能に接続され、持ち上げ駆動部材42は、ベース1に対してカンチレバー2を回動駆動することができる。
本実施例に係る太陽光発電パネル洗浄装置では、第1スライド部材41を移動させることにより、第1スライド部材41は洗浄アセンブリに近づき、すなわち、カンチレバー2上の支持点は洗浄アセンブリに近づき、カンチレバー2の応力の状況が改善され、レバーアームが早期に変形して、太陽光発電パネル洗浄装置が洗浄作業を完了しにくいことを回避する。
図1に示すように、本実施例に係る太陽光発電パネル洗浄装置では、ベース1は平板部材であり、ベース1の上面の右側にバンプが溶接して固定され、バンプに円形穴が開けられ、カンチレバー2は長方形ロッドであり、カンチレバー2の右端の底部にヒンジベースが溶接して固定され、ヒンジベースは間隔を置いて設置された縦板で構成され、且つ縦板のいずれかに円形穴が開けられ、バンプが2つの縦板の間に挿入され、ピン軸は順に1つの縦板上の円形穴、バンプ上の円形穴、及び別の縦板上の円形穴を貫通し、ピン軸の両端はいずれも対応する円形穴の外に延出され、且つピン軸の両端にいずれも貫通穴が設置され、いずれかの貫通穴内にはピン軸を制限するための制限ロッドが挿入され、すなわち、カンチレバー2とベース1をヒンジ接続することができる。
図2、図3、図5に示すように、調節アセンブリは第1駆動部材を更に備え、第1駆動部材はカンチレバー2に取り付けられ、第1駆動部材は第1スライド部材41に接続され、カンチレバー2に第1スライド溝21が開けられ、第1スライド溝21内に第1スライド部材41が摺動可能に接続され、第1駆動部材は、第1スライド溝21に沿って第1スライド部材41を摺動駆動することができる。
図2、図3、図5に示すように、本実施例に係る太陽光発電パネル洗浄装置では、調節アセンブリは4つの第1ローラ411及び第1スクリュー43を更に備え、第1スライド部材41は、平板部材、2つの三角形板、長方形ブロック、及び4つの第1ローラ411で構成され、図3から見ると、平板部材の上面の四隅に4つの第1ローラ411が溶接して固定され、長方形ブロックが平板部材の上面の中央に溶接して固定され、2つの三角形板が平板部材の前後両側に溶接して固定され、いずれかの三角形板に円形穴が開けられ、第1スライド部材41は第1スライド溝21内に位置し、且つ4つの第1ローラ411は第1スライド溝21の底部に当接し、第1駆動部材が第1モーターであり、該第1モーターはセルフロック可能なサーボモーターであり、第1モーターはボルトによってカンチレバー2の底部に固定接続され、第1スクリュー43の一端は第1モーターの駆動端に固定接続され、第1スクリュー43の他端が第1ネジ穴412から貫通して第1スライド溝21の内壁に摺動可能に接続され、且つ第1スクリュー43と第1ネジ穴412が螺合され、すなわち、第1モーターはスクリューによって第1スライド溝21に対して第1スライド部材41を移動駆動することができる。持ち上げ駆動部材42は油圧ロッドであり、油圧ロッドの伸縮ロッドがピン軸を介して2つの三角形板にヒンジ接続される。
別の代替可能な実施例では、第1駆動部材は油圧ロッドであり、第1駆動部材はカンチレバー2に溶接して固定され、第1駆動部材の伸縮ロッドは第1スライド部材41に固定接続される。
図1及び図4に示すように、本実施例に係る太陽光発電パネル洗浄装置では、調節アセンブリは、第2スライド部材44と、第2駆動部材45と、4つの第2ローラと、第2スクリュー46とを更に備え、第2駆動部材45が第2モーターであり、第2モーターはセルブロック可能なサーボモーターであり、第2モーターはボルトによってベース1に固定接続され、4つの第2ローラは第2スライド部材44の底面の四隅に溶接して固定され、第2スライド部材44に第2ネジ穴が開けられ、第2スライド部材44と第1スライド部材41の構造、形状及び大きさはすべて同じであり、いずれかの第2ローラは第2スライド溝11の底部に当接し、第2スクリュー46は、一端が第2モーターに固定接続され、他端が第2ネジ穴から貫通して第2スライド溝11の内壁に回動可能に接続され、第2モーターは第2スクリュー46によって第2スライド部材44を第2スライド溝11に沿って摺動駆動し、持ち上げ駆動部材42の取付端が第2スライド部材44にヒンジ接続される。
図1に示すように、本実施例に係る太陽光発電パネル洗浄装置は、制限部材5を更に備え、制限部材5は四角柱であり、制限部材5は、ベース1の上面に溶接して固定され、カンチレバー2の下方に位置し、持ち上げ駆動部材42はカンチレバー2を制限部材5に向かって回動駆動し、カンチレバー2が一定の角度回動すると、制限部材5は該角度を超えないように該カンチレバー2に当接する。
図1に示すように、本実施例に係る太陽光発電パネル洗浄装置は、スリーブ61及び回動軸62を更に備え、スリーブ61の底部にフランジが設けられ、該フランジはボルトによって車体に固定接続され、スリーブ61内には回動軸62が回動可能に接続され、回動軸62の最上部に別のフランジが溶接して固定され、該フランジはボルトによってベース1の底部に固定され、回動軸62を回動させることで、ベース1を回動させる。
図1に示すように、本実施例に係る太陽光発電パネル洗浄装置では、洗浄アセンブリは、洗浄ブラケット31と、微調整駆動部材32と、4つのガイドローラ33と、清掃モーターと、清掃ブラシとを更に備え、洗浄ブラケット31は太陽光発電パネルに覆着されるための半円形フレームであり、洗浄ブラケット31の中部がカンチレバー2のベース1から離れる一端にヒンジ接続され、清掃モーターの取付端がボルトによって洗浄ブラケット31に固定接続され、清掃モーターは駆動軸によってその上の清掃ブラシを回動駆動し、且つ洗浄ブラケット31には、太陽光発電パネルに噴水するための噴水管が設置される。微調整駆動部材32は油圧ロッドであり、微調整駆動部材32の取付端がカンチレバー2にヒンジ接続され、微調整駆動部材32の伸縮ロッドが洗浄ブラケット31にヒンジ接続される。微調整駆動部材32は洗浄ブラケット31とカンチレバー2との間の夾角を変更することに用いられる。洗浄ブラケット31の底部の四隅に4つのガイドローラ33が設置され、洗浄ブラケット31が太陽光発電パネルに覆着される場合、ガイドローラ33のいずれかは太陽光発電パネルに摺動可能に接続され、ガイドして位置決めすることに用いられる。
該太陽光発電パネル洗浄装置が作業する際に、第1駆動部材と第2駆動部材45は同時に作業することで、第1スライド部材41と第2スライド部材44は同時に洗浄ブラケット31に近づく方向に移動し、且つ持ち上げ駆動部材42は洗浄ブラケット31に近づく方向に移動し、同時に、持ち上げ駆動部材42の伸縮ロッドが延出され、第1駆動部材と第2駆動部材45の作業が第1の所定時間に達するまで、第1駆動部材及び第2駆動部材45は作業を停止し、このとき、持ち上げ駆動部材42は洗浄ブラケット31に近い箇所に位置し、カンチレバー2の圧力が軽減されて、安定性が増加される。
該太陽光発電パネル洗浄装置が洗浄作業を完了した後、第1駆動部材と第2駆動部材45が同時に作業することで、第1スライド部材41と第2スライド部材44は同時に洗浄ブラケット31から離れる方向に移動し、且つ持ち上げ駆動部材42は洗浄ブラケット31から離れる方向に移動し、同時に、持ち上げ駆動部材42の伸縮ロッドが収縮され、第1駆動部材と第2駆動部材45の作業が第2の所定時間に達するまで、第1駆動部材及び第2駆動部材45は作業を停止し、このとき、持ち上げ駆動部材42は洗浄ブラケット31から離れる箇所に位置し、持ち上げ駆動部材42の伸縮ロッドは小さい高さだけ上昇すれば、カンチレバー2に大きな回動角度を有させることができる。
洗浄ブラケット31が揺れると、第1駆動部材と第2駆動フレームが同時に作業することで、第1スライド部材41は洗浄ブラケット31から離れる方向に移動し、第2スライド部材44は洗浄ブラケット31に近づく方向に移動し、同時に、持ち上げ駆動部材42の伸縮ロッドが延出され、且つ持ち上げ駆動部材42の傾斜角度が大きくなり、第1駆動部材と第2駆動部材45が第3の所定時間作業するまで、第1駆動部材及び第2駆動部材45は停止し、このとき、持ち上げ駆動部材42、ベース1、カンチレバー2は略三角形の構造を形成し、安定性が増加される。
実施例2
本実施例は、車体と、実施例1における太陽光発電パネル洗浄装置とを備える車載太陽光発電パネル洗浄装置を提供し、スリーブ61の底部のフランジはボルトによって車体に固定接続される。
本実施例に係る車載太陽光発電パネル洗浄装置は、取り付けが簡単で、運転が便利である。
明らかなように、上記実施例は単に明確に説明するための例であり、実施形態を限定するものではない。当業者であれば、上記説明をもとにほかの様々な変化や変更を行うことができる。ここですべての実施形態を網羅する必要も可能性もない。これから派生される明らかな変化や変更も本考案の保護範囲に属する。
1 ベース
11 第2スライド溝
2 カンチレバー
21 第1スライド溝
31 洗浄ブラケット
32 微調整駆動部材
33 ガイドローラ
41 第1スライド部材
411 第1ローラ
412 第1ネジ穴
42 持ち上げ駆動部材
43 第1スクリュー
44 第2スライド部材
45 第2駆動部材
46 第2スクリュー
5 制限部材
61 スリーブ
62 回動軸

Claims (10)

  1. 太陽光発電パネル洗浄装置であって、
    ベース(1)と、
    前記ベース(1)にヒンジ接続されるカンチレバー(2)と、
    太陽光発電パネルを洗浄するのに適し、且つ前記カンチレバー(2)に接続される洗浄アセンブリと、
    第1スライド部材(41)及び持ち上げ駆動部材(42)を備え、前記持ち上げ駆動部材(42)が前記ベース(1)に設置されて前記第1スライド部材(41)にヒンジ接続され、前記第1スライド部材(41)が前記カンチレバー(2)に摺動可能に接続される調節アセンブリとを備え、
    前記持ち上げ駆動部材(42)は、前記ベース(1)に対して前記カンチレバー(2)を回動駆動することができる、ことを特徴とする太陽光発電パネル洗浄装置。
  2. 前記調節アセンブリは、
    前記カンチレバー(2)に取り付けられ、前記第1スライド部材(41)に接続される第1駆動部材を更に備え、
    前記カンチレバー(2)に第1スライド溝(21)が開けられ、前記第1スライド溝(21)内に前記第1スライド部材(41)が摺動可能に接続され、
    前記第1駆動部材は、前記第1スライド溝(21)に沿って前記第1スライド部材(41)を摺動駆動することができる、ことを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電パネル洗浄装置。
  3. 前記調節アセンブリは、
    前記第1スライド部材(41)に固定接続され、前記第1スライド溝(21)内に位置する少なくとも1つの第1ローラ(411)と、
    第1スクリュー(43)であって、前記第1駆動部材が第1モーターであり、前記第1スクリュー(43)が前記第1モーターに固定接続される第1スクリュー(43)と、を更に備え、
    前記第1スライド部材(41)に第1ねじ穴(412)が開けられ、前記第1スクリュー(43)の前記第1モーターから離れる一端が前記第1ねじ穴(412)を通過し、前記第1ねじ穴(412)から延出される前記第1スクリュー(43)の一部が前記第1スライド溝(21)の内壁に回動可能に接続される、ことを特徴とする請求項2に記載の太陽光発電パネル洗浄装置。
  4. 前記調節アセンブリは、
    前記ベース(1)に摺動可能に接続され、且つ前記持ち上げ駆動部材(42)の前記第1スライド部材(41)から離れる一端にヒンジ接続される第2スライド部材(44)と、
    前記ベース(1)に取り付けられ且つ前記第2スライド部材(44)に接続される第2駆動部材(45)と、を更に備え、
    前記第2駆動部材(45)は、前記ベース(1)に対して前記第2スライド部材(44)を移動駆動することができる、ことを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電パネル洗浄装置。
  5. 前記調節アセンブリは、
    前記第2スライド部材(44)に固定接続され、前記ベース(1)に開けられる第2スライド溝(11)内に位置する少なくとも1つの第2ローラと、
    第2スクリュー(46)であって、前記第2駆動部材(45)が第2モーターであり、前記第2スクリュー(46)が前記第2モーターに固定接続される第2スクリュー(46)と、を更に備え、
    前記第2スライド部材(44)に第2ねじ穴が開けられ、前記第2スクリュー(46)の前記第2モーターから離れる一端が前記第2ねじ穴を通過し、前記第2ねじ穴から延出される第2スクリュー(46)の一部が前記第2スライド溝(11)の内壁に回動可能に接続される、ことを特徴とする請求項4に記載の太陽光発電パネル洗浄装置。
  6. 制限部材(5)を更に備え、前記制限部材(5)は前記ベース(1)に固定接続され、前記持ち上げ駆動部材(42)は、前記カンチレバー(2)を前記制限部材(5)に当接させるように、前記制限部材(5)に向かって前記カンチレバー(2)を回動駆動することができる、ことを特徴とする請求項5に記載の太陽光発電パネル洗浄装置。
  7. 車体に固定接続されるのに適するスリーブ(61)と、
    前記スリーブ(61)に回動可能に接続され、前記スリーブ(61)から離れる一端が前記ベース(1)に固定接続される回動軸(62)と、を更に備える、ことを特徴とする請求項6に記載の太陽光発電パネル洗浄装置。
  8. 前記洗浄アセンブリは、
    前記カンチレバー(2)の前記ベース(1)から離れる一端にヒンジ接続され、内部に清掃ブラシが取り付けられるのに適する洗浄ブラケット(31)と、
    前記カンチレバー(2)に設置され、且つ前記洗浄ブラケット(31)に接続され、前記洗浄ブラケット(31)と前記カンチレバー(2)との間の夾角を変更するための微調整駆動部材(32)と、を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電パネル洗浄装置。
  9. 前記洗浄アセンブリは、前記洗浄ブラケット(31)に間隔を置いて設置される少なくとも一対のガイドローラ(33)を更に備え、前記洗浄ブラケット(31)が太陽光発電パネルに覆着されるとき、前記ガイドローラ(33)のいずれか1つは前記太陽光発電パネルに摺動可能に接続される、ことを特徴とする請求項8に記載の太陽光発電パネル洗浄装置。
  10. 車体と、請求項1~9のいずれか1項に記載の太陽光発電パネル洗浄装置とを備え、ベース(1)が前記車体内に設置される、ことを特徴とする車載太陽光発電パネル洗浄装置。
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