JP3244417U - 着脱式スリッパ - Google Patents
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Abstract
【課題】組立後の構造が堅固で寿命が長い着脱式スリッパを提供する。【解決手段】着脱式スリッパは、本底、甲被部及び接続機構を含み、接続機構は固定部材と可動部材を含み、固定部材は、本底に嵌入する底留め具310と、本底の側辺から本底内に挿入する取付管320を含み、底留め具の内底面に位置制限溝311を設け、取付管の内側表面に深さ方向に延在するガイド溝321と、取付管の底部に円周方向に延在し、ガイド溝と連通する円弧形溝を設け、可動部材は、取付管に挿入され回転可能なスリーブ330と、スリーブ頂端に固定するエンドキャップ340と、スリーブに挿入してエンドキャップと弾性的に接続するトリガーロッド350を含み、スリーブの底面に位置制限溝と凹凸係合する第1位置制限凸部331を設け、スリーブの環状側面に第2位置制限凸部332を設け、スリーブを甲被部の辺縁に通して取付管に挿入するとエンドキャップが甲被部の外側表面に当接する。【選択図】図3
Description
本考案はスリッパ技術分野に関し、特に着脱式スリッパに関する。
スリッパは履物の一種であり、かかと部分が空いており、靴の前面のみに甲被部があり、ほとんどが平底構造になっている。普通、履いた時の快適性を高めるために、軽くて軟らかい皮革材料、プラスチック又は布材などの材料が用いられる。現在市販されているスリッパは一般的に、甲被部と本底を固定接合する方式が採用されており、それには一体式の射出成型方式を採用したり、リベット固定、加熱プレス又は接着などの固定方式を採用したりすることが含まれる。こうした固定式構造のスリッパは、甲被部と本底の接続部分が一度分かれてしまうと、スリッパ構造がすぐに壊れてしまい、スリッパを正常に使用できなくなってしまう。スリッパの造形は、スリッパの甲被部と本底によって決まるため、固定構造のスリッパは1種類の造形しか提供できず、スリッパの様々な造形に対するユーザーのニーズを満たすには複数のスリッパを購入する必要があり、ユーザーの購入費用が増えてしまう。
特許文献1は、ボルト・ナット構造によって甲被部と本底の接続を実現する着脱可能なスリッパを開示しているが、甲被部と本底を何度も着脱すると、ボルト・ナットの摩損がひどくなって甲被部と本底がしっかりと接続されなくなり、スリッパの正常な使用に影響が生じ、スリッパの寿命が短くなってしまう。
上述の欠点に対処するには、組み立て後の構造が堅固であり、寿命が長い着脱式スリッパを提供する必要がある。
着脱式スリッパであって、本底と、本底の上方に位置し且つ本底の指部の相対する2つの側辺に接続される甲被部とを含み、着脱式スリッパは、甲被部の辺縁に貫設され且つ本底の側辺に接続される接続機構をさらに含み、接続機構は、
固定部材であって、本底内に嵌入される底留め具と、本底の側辺から本底内に挿入され且つ底留め具と固定接続される取付管とを含み、底留め具の内底面には位置制限溝が開設されており、取付管の内側表面には、取付管の頂面を貫き且つ取付管の深さ方向に沿って延在するガイド溝と、取付管の底部に位置し且つ取付管の円周方向に沿って延在し、ガイド溝と連通する円弧形溝とが開設されている、固定部材と、
可動部材であって、取付管に挿設され且つ取付管に対して回転可能なスリーブと、スリーブの頂端に固定されるエンドキャップと、スリーブ内に挿設されて摺動し且つエンドキャップの底部と弾性的に接続されるトリガーロッドとを含み、スリーブの底面に位置制限溝と凹凸係合する第1位置制限凸部が設けられており、スリーブの環状側面の第1位置制限凸部に近接する場所に第2位置制限凸部が設けられており、スリーブが甲被部の辺縁を通って取付管に挿入されると、エンドキャップが甲被部の外側表面に当接する、可動部材とを含む。
固定部材であって、本底内に嵌入される底留め具と、本底の側辺から本底内に挿入され且つ底留め具と固定接続される取付管とを含み、底留め具の内底面には位置制限溝が開設されており、取付管の内側表面には、取付管の頂面を貫き且つ取付管の深さ方向に沿って延在するガイド溝と、取付管の底部に位置し且つ取付管の円周方向に沿って延在し、ガイド溝と連通する円弧形溝とが開設されている、固定部材と、
可動部材であって、取付管に挿設され且つ取付管に対して回転可能なスリーブと、スリーブの頂端に固定されるエンドキャップと、スリーブ内に挿設されて摺動し且つエンドキャップの底部と弾性的に接続されるトリガーロッドとを含み、スリーブの底面に位置制限溝と凹凸係合する第1位置制限凸部が設けられており、スリーブの環状側面の第1位置制限凸部に近接する場所に第2位置制限凸部が設けられており、スリーブが甲被部の辺縁を通って取付管に挿入されると、エンドキャップが甲被部の外側表面に当接する、可動部材とを含む。
1つの実施例では、着脱式スリッパはバネをさらに含み、バネの一端はエンドキャップの底面に当接し、バネの他端はトリガーロッドの上部に外嵌される。
1つの実施例では、エンドキャップの底面には固定柱が設けられており、トリガーロッドの環状側面が突起して位置制限リングを形成しており、バネの一端は固定柱に外嵌されてエンドキャップの底面に当接し、バネの他端はトリガーロッドに外嵌されて位置制限リングの端面に当接する。
1つの実施例では、トリガーロッドの頂端は円弧面又は球面を有する。
1つの実施例では、本底の側辺縁に取付溝が開設され、甲被部の辺縁に取付溝と連通する貫通接続孔が開設されており、取付溝の溝底に底留め具が嵌装され、取付管は取付溝に挿入され、且つ取付管の端面は取付溝の溝口と同一平面にあり、取付管の外側表面の形状は取付溝の内環面の形状と対応しており、スリーブは貫通接続孔に貫設されて取付管の内部空洞に挿入され、エンドキャップの底部の幅又は直径は貫通接続孔の孔径よりも大きい。
1つの実施例では、取付管の環状側面に2つのフィンが相対して設けられ、取付溝の環状側面にフィンと凹凸係合する位置制限溝が設けられる。
1つの実施例では、フィンの幅面は取付管の深さ方向に垂直であり、且つフィンの底部には支持板が設けられる。
1つの実施例では、接続機構はナイロン材料で製造される。
1つの実施例では、エンドキャップの頂面には工具差込溝が開設されており、工具差込溝は一字型構造又は十字型構造を呈する。
1つの実施例では、第1位置制限凸部と第2位置制限凸部は同一の垂直平面内に位置する。
本考案の着脱式スリッパの実施において、底留め具と取付管は本底に予め取り付けられ、甲被部と本底を組み立てるときには、組み立て済みの可動部材のスリーブを取付管のガイド溝に沿って取付管に挿入し、スリーブ上の第2位置制限凸部をガイド溝に沿って摺動させて、スリーブ管を取付管の底部まで挿入してから、スリーブを回転させて、スリーブの底部の第1位置制限凸部を底留め具上の位置制限溝内に嵌入させるだけでよい。取付管の底部の円弧形溝が第2位置制限凸部に対して位置制限を行うことにより、スリーブとエンドキャップが甲被部から脱落するのを防止し、これによって甲被部の本底への組み立てが実現する。甲被部を本底から取り外す際には、エンドキャップを反対方向に回転させ、エンドキャップにスリーブを伴って回転させて、第2位置制限凸部を円弧形溝から脱離させ、ガイド溝に沿ってスリーブを取り出すだけでよく、これによって甲被部が本底から取り外される。甲被部と本底の組み立てと取り外しは簡単であり、位置制限溝と第1位置制限凸部、円弧形溝と第2位置制限凸部という二重の制限によって甲被部の本底への位置制限接続を実現し、甲被部と本底を組み立てた後の構造の堅固性を高めており、取り外しと組み立てを何度も行ったとしてもスリッパの構造は安定しており、スリッパの寿命を延ばすのに有利であり、ユーザーは複数の甲被部と本底を一度購入して組み立てを行うことで、スリッパの造形に対して取り換えを行うことができ、スリッパの様々な造形に対するユーザーのニーズが満たされると同時に、ユーザーの購入費用が削減される。
本考案の上記目的、特徴及び利点をより明解にするために、以下は図面に基づき本考案の具体的な実施例について詳細に説明する。本考案を十分に理解できるよう、以下の説明では多くの細部を詳述する。但し、本考案はここでの説明とは異なる他の多くの方式によって実施することが可能であり、当業者は本考案の意図を逸脱することなく同様の改良を行うことができるため、本考案は以下に開示する具体的な実施例に限定されない。
(実施例)
(実施例)
図1を参照されたい。本考案は、組み立て後の構造が堅固であり、寿命が長い着脱式スリッパ10を開示する。当該スリッパは、本底100と、本底100の上方に位置し且つ本底100の指部の相対する2つの側辺に接続される甲被部200とを含み、甲被部200は、本底100上の本底100の指部付近の位置に設置して、本底100の指部と踵部を露出させてもよいし、甲被部200を本底100の指部を覆うようにして本底100上に設置してもよい。ユーザーの様々な使用ニーズに応じて、甲被部200を一体型で弧度を有するシート状構造に設計してもよいし、スリッパの通気性のニーズを満たすために穴あき構造に設計してもよい。また、本底100は、プラスチック材料で製造してもよいし、プラスチック基底の表面に布材又は皮革材料を被覆して足裏部の快適性を高めてもよい。また、甲被部200は、プラスチック又は/及び皮革材料又は/及び布材で製造することができる。
図1~4を合わせて参照されたい。本実施例の着脱式スリッパ10は、甲被部200の辺縁に貫設され且つ本底100の側辺に接続される接続機構300をさらに含む。即ち、接続機構300は、甲被部200と本底100の着脱可能な接続を実現するのに用いられ、ユーザーが自らのニーズに応じて甲被部200と本底100の交換及び組み立てを行うことにより、外形の異なる様々なスリッパを得られるようにする。接続機構300の機械的強度を保証し、接続機構300が外部からの衝撃を受けた際の断裂を防ぎ、接続機構300及びスリッパの寿命を延ばすために、接続機構300はナイロン材料で製造されるのが好ましい。接続機構300は、固定部材と、可動部材とを含み、固定部材は、スリッパの本底100に予め取り付けるためのものであり、可動部材は、スリッパの組み立て時に固定部材と着脱可能に嵌合して、スリッパの組み立て及び取り外しのニーズを満たすためのものである。具体的には、固定部材は、本底100内に嵌入される底留め具310と、本底100の側辺から本底100内に挿入され且つ底留め具と固定接続される取付管320とを含み、底留め具310の内底面には位置制限溝311が開設されており、取付管320の内側表面には、取付管320の頂面を貫き且つ取付管320の深さ方向に沿って延在するガイド溝321と、取付管320の底部に位置し且つ取付管320の円周方向に沿って延在し、ガイド溝321と連通する円弧形溝322とが開設されている。可動部材は、取付管320に挿設され且つ取付管320に対して回転可能なスリーブ330と、スリーブ330の頂端に固定されるエンドキャップ340と、スリーブ330内に挿設されて摺動し且つエンドキャップ340の底部と弾性的に接続されるトリガーロッド350とを含み、スリーブ330の底面に位置制限溝311と凹凸係合する第1位置制限凸部331が設けられており、スリーブ330の環状側面の第1位置制限凸部331に近接する場所に第2位置制限凸部332が設けられており、スリーブ330が甲被部200の辺縁を通って取付管320に挿入されると、エンドキャップ340が甲被部200の外側表面に当接する。
スリッパの本底100の生産過程中、底留め具310と取付管320は本底100に予め取り付けられ、甲被部200と本底100を組み立てるときには、組み立て済みの可動部材のスリーブ330を取付管320のガイド溝321に沿って取付管320に挿入し、スリーブ330上の第2位置制限凸部332をガイド溝321に沿って摺動させて、スリーブ330を取付管320の底部まで挿入してから、スリーブ330を回転させて、スリーブ330の底部の第1位置制限凸部331を底留め具310上の位置制限溝311内に嵌入させるだけでよい。取付管320の底部の円弧形溝322が第2位置制限凸部332に対して位置制限を行うことにより、スリーブ330とエンドキャップ340が甲被部200から脱落するのを防止すると同時に、スリーブ330が自ら反対方向へ回転することで第1位置制限凸部331が円弧形溝322から脱離してしまうという問題を第1位置制限凸部331と位置制限溝311の制限によって防止し、これによって甲被部200の本底100への組み立てが実現される。甲被部200を本底100から取り外す際には、エンドキャップ340を反対方向に回転させ、エンドキャップ340にスリーブ330を伴って回転させて、第2位置制限凸部332を円弧形溝322から脱離させ、ガイド溝321に沿ってスリーブ330を取り出すだけでよく、これによって甲被部200が本底100から取り外される。本実施例は、位置制限溝311と第1位置制限凸部331、円弧形溝322と第2位置制限凸部332という二重の制限によって甲被部200と本底100に対する位置制限接続を実現し、甲被部200と本底100を組み立てた後の構造の堅固性を高めている。甲被部200と本底100の組み立てと取り外しは簡単であり、取り外しと組み立てを何度も行ったとしてもスリッパの構造は安定しており、スリッパの寿命を延ばすのに有利である。
図4と図5を合わせて参照されたい。底留め具310の底部は円錐台状の構造を呈し、位置制限溝311の内側表面は球面であり、位置制限溝311の溝口部分に円弧状過渡部が設けられている。同様に、第1位置制限凸部331の外側表面の形状は位置制限溝311の内側表面の形状と対応しており、これにより第1位置制限凸部331と位置制限溝311の間の摩損を減らし、且つスリッパの取り外しにおいて第1位置制限凸部331を位置制限溝311内から脱離させる難度を下げている。本実施例では、底留め具310の頂面の辺縁に取付リング312が設けられており、取付管320の底部を取付リング312内に挿入しやすくするために、取付管320の外環面の底部に環状切り欠き323が設けられており、これにより、底留め具310と取付管320の固定接続を実現している。本実施例では、底留め具310は取付管320と締りばめされる。
なお、本実施例では、本底100の2つの相対する側辺はそれぞれ少なくとも1つの接続機構300によって甲被部200と固定される。好適には、本実施例中、本底100の2つの相対する側辺はそれぞれ2ヵ所で接続機構300と甲被部200による固定が行われ、これにより甲被部200と本底100の接続の安定性を一層高め、1つの接続機構300の負荷を減らして、接続機構300の寿命を伸ばしている。1つの実施例では、本底100の側辺縁に取付溝101が開設され、甲被部200の辺縁に取付溝101と連通する貫通接続孔201が開設されており、取付溝101の溝底に底留め具310が嵌装され、取付管320は取付溝101に挿入され、且つ取付管320の端面は取付溝101の溝口と同一平面にあり、取付管320の外側表面の形状は取付溝101の内環面の形状と対応しており、これにより取付管320と取付溝101の間の隙間を減らし、取付管320と本底100の接合の安定性を高める。スリーブ330は貫通接続孔201に貫設されて取付管320の内部空洞に挿入され、エンドキャップ340の底部の幅又は直径は貫通接続孔201の孔径よりも大きく、これにより、スリーブ330を取付管320内に挿入して固定すると、エンドキャップ340が甲被部200の外側表面に当接して、甲被部200と本底100を圧着し、甲被部200と本底100の固定が実現する。
本底100と固定部材の接合の安定性を高めるために、スリッパの加工過程では、先に生産済みの底留め具310と取付管320の組み立てを行った後に、組み立て済みの固定部材を射出成型金型の対応する位置に置き、接着液を金型上に流し込んで接着液が固定部材の外側で凝結し且つ成形されるようにして、本底100と固定部材の安定した接合を保証すると同時に、スリッパの加工難易度を下げることができる。
取付管320は、スリーブ330、エンドキャップ340及び甲被部200に対する固定を実現するために、スリーブ330との嵌合部を提供するのに用いられる。図4、図6及び図7を合わせて参照されたい。1つの実施例では、取付管320の環状側面に2つのフィン324が相対して設けられ、取付溝101の環状側面にフィン324と凹凸係合する位置制限溝(位置制限溝は、本底100の射出成形時に、接着液でフィン324を包み且つフィン324の表面で凝結し成形されるようにして得る)が設けられる。より好適には、フィン324の幅面は取付管320の深さ方向に垂直であり、且つフィン324の底部には支持板325が設けられる。本実施例では、フィン324を設けることにより、取付管320と本底100の取付溝101の嵌合面積が増大し、両者の接合強度が向上し、本底100の表面にユーザーの脚部の踏圧がかかったときに、取付管320がユーザーの足部からの押圧力を受けて取付溝101の外側に押し出される状況を防止することができ、これによって本底100と甲被部200の接続の安定性や信頼性が向上する。支持板325は、フィン324の構造の安定性を高めて、フィン324の断裂を防止するためのものである。また、本実施例では、さらに取付管320の環状側面に2組の凸部326が相対して設けられており、2組の凸部326の破線は2つのフィン324の破線に垂直であり、各組の凸部326は、取付管320の深さ方向に沿って平行に設置された2つの凸部326を含み、凸部326の設置により、取付管320と取付溝101の嵌合面積が一層増大する。
図3と図4を合わせて参照されたい。1つの実施例では、着脱式スリッパ10はバネ360をさらに含み、バネ360の一端はエンドキャップ340の底面に当接し、バネ360の他端はトリガーロッド350の上部に外嵌されている。バネ360は、スリッパの取り外しにおいてスリーブ330を取り出す復元力を提供するのに用いられる。具体的には、スリーブ330を取付管320に取り付ける過程において、トリガーロッド350の底部が底留め具310の頂面に当接し且つスリーブ330がさらに取付管320に挿入されたとき、バネ360が圧縮され、バネ360の弾性力による位置エネルギーが増大し続ける。スリッパの取り外しにおいては、最初にエンドキャップ340を押圧し、バネ360をさらに圧縮させて、バネ360の弾性力による位置エネルギーを蓄積させてからエンドキャップ340を回転させると、エンドキャップ340がスリーブ330を伴いさらに回転し、第1位置制限凸部331を回転させて位置制限溝311から離れさせ、同時に第2位置制限凸部332が円弧形溝322に沿ってガイド溝321の底部まで回転し、このときにエンドキャップ340を放すと、エンドキャップ340がバネ360の作用下で弾み、スリーブ330を伴いガイド溝321に沿って一定の距離で弾き出されて、スリーブ330を取り出しやすくなる。
さらに、図4、図9及び図11を参照されたい。エンドキャップ340の底面には固定柱341が設けられており、トリガーロッド350の環状側面が突起して位置制限リング351を形成しており、バネ360の一端は固定柱341に外嵌されてエンドキャップ340の底面に当接し、バネ360の他端はトリガーロッド350に外嵌されて位置制限リング351の端面に当接しており、これによってバネ360のエンドキャップ340及びトリガーロッド350との接続の安定性を高めている。また、本実施例では、トリガーロッド350の頂端が円弧面又は球面を有しており、これにより、エンドキャップ340を押圧するときのトリガーロッド350の頂部と固定柱341の接触面積を減らし、トリガーロッド350の固定柱341に対する衝撃を減らして、トリガーロッド350の固定柱341に対する衝撃によってバネ360が固定柱341から脱離するか又はトリガーロッド350から脱離するという問題の発生を防止し、可動部材の構造の安定性を保証している。
図10を参照されたい。エンドキャップ340の頂面には工具差込溝342が開設されており、工具差込溝342は一字型構造又は十字型構造を呈する。工具差込溝342は、スリッパの組み立て又は取り外しにおいてエンドキャップ340の作用部を提供するのに用いられ、ユーザーがドライバーなどの工具を工具差込溝342に挿入してエンドキャップ340を動かし回転させやすくする。さらに、エンドキャップ340の頂面には回転標識部材も設けられており、回転標識部材は、スリッパの組み立て過程又は取り外し過程においてエンドキャップ340を回転させる方向を指示するのに用いられ、これによってユーザーがスリッパの組み立て又は取り外しを素早く行えるようにする。
図8を参照されたい。本実施例では、第1位置制限凸部331と第2位置制限凸部332は同一の垂直平面内に位置しており、このようにすることで、スリッパの組み立て及び取り外しの過程中、ユーザーは第2位置制限凸部332の位置によって第1位置制限凸部331の位置を判断することができる。例えば、第2位置制限凸部332が円弧形溝322の末端に移動するまでスリーブを回転させた場合には、第1位置制限凸部331が位置制限溝311内に嵌入したと判断する。
上述の実施例における各技術的特徴は任意に組み合わせて実施することができる。簡潔に記述するため、上述の実施例における各技術的特徴の可能な組み合わせのすべてを説明してはいないものの、それらの技術的特徴の組み合わせに矛盾がない限り、すべて本明細書に記載の範囲に属するとみなすべきである。
上記の実施例は、本考案の幾つかの実施形態を示したに過ぎず、具体的且つ詳細に説明したとはいえ、実用新案登録請求の範囲を限定するものと理解すべきではない。当業者であれば、本考案の原理を逸脱せずに幾らかの変形及び改良を行うことが可能であり、それらはすべて本考案の保護範囲に属することを理解されたい。従って、本考案の保護範囲は、添付する実用新案登録請求の範囲を基準とすべきである。
10 着脱式スリッパ
100 底
101 取付溝
200 部
201 貫通接続孔
300 接続機構
310 底留め具
311 位置制限溝
312 取付リング
320 取付管
321 ガイド溝
322 円弧形溝
324 フィン
325 支持板
326 凸部
330 スリーブ
331 第1位置制限凸部
332 第2位置制限凸部
340 エンドキャップ
341 固定柱
342 工具差込溝
350 トリガーロッド
351 位置制限リング
360 バネ
100 底
101 取付溝
200 部
201 貫通接続孔
300 接続機構
310 底留め具
311 位置制限溝
312 取付リング
320 取付管
321 ガイド溝
322 円弧形溝
324 フィン
325 支持板
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331 第1位置制限凸部
332 第2位置制限凸部
340 エンドキャップ
341 固定柱
342 工具差込溝
350 トリガーロッド
351 位置制限リング
360 バネ
Claims (10)
- 着脱式スリッパであって、本底と、前記本底の上方に位置し且つ前記本底の指部の相対する2つの側辺に接続される甲被部とを含み、前記甲被部の辺縁に貫設され且つ前記本底の側辺に接続される接続機構をさらに含み、前記接続機構は、
固定部材であって、前記本底内に嵌入される底留め具と、前記本底の側辺から前記本底内に挿入され且つ前記底留め具と固定接続される取付管とを含み、前記底留め具の内底面には位置制限溝が開設されており、前記取付管の内側表面には、前記取付管の頂面を貫き且つ前記取付管の深さ方向に沿って延在するガイド溝と、前記取付管の底部に位置し且つ前記取付管の円周方向に沿って延在し、前記ガイド溝と連通する円弧形溝とが開設されている、固定部材と、
可動部材であって、前記取付管に挿設され且つ前記取付管に対して回転可能なスリーブと、前記スリーブの頂端に固定されるエンドキャップと、前記スリーブ内に挿設されて摺動し且つ前記エンドキャップの底部と弾性的に接続されるトリガーロッドとを含み、前記スリーブの底面に前記位置制限溝と凹凸係合する第1位置制限凸部が設けられており、前記スリーブの環状側面の前記第1位置制限凸部に近接する場所に第2位置制限凸部が設けられており、前記スリーブが前記甲被部の辺縁を通って前記取付管に挿入されると、前記エンドキャップが前記甲被部の外側表面に当接する、可動部材とを含むことを特徴とする、着脱式スリッパ。 - バネをさらに含み、前記バネの一端は前記エンドキャップの底面に当接し、前記バネの他端は前記トリガーロッドの上部に外嵌されることを特徴とする、請求項1に記載の着脱式スリッパ。
- 前記エンドキャップの底面には固定柱が設けられており、前記トリガーロッドの環状側面が突起して位置制限リングを形成しており、前記バネの一端は前記固定柱に外嵌されて前記エンドキャップの底面に当接し、前記バネの他端は前記トリガーロッドに外嵌されて前記位置制限リングの端面に当接することを特徴とする、請求項2に記載の着脱式スリッパ。
- 前記トリガーロッドの頂端は円弧面又は球面を有することを特徴とする、請求項3に記載の着脱式スリッパ。
- 前記本底の側辺縁に取付溝が開設され、前記甲被部の辺縁に前記取付溝と連通する貫通接続孔が開設されており、前記取付溝の溝底に前記底留め具が嵌装され、前記取付管は前記取付溝に挿入され、且つ前記取付管の端面は前記取付溝の溝口と同一平面にあり、前記取付管の外側表面の形状は前記取付溝の内環面の形状と対応しており、前記スリーブは前記貫通接続孔に貫設されて前記取付管の内部空洞に挿入され、前記エンドキャップの底部の幅又は直径は前記貫通接続孔の孔径よりも大きいことを特徴とする、請求項1に記載の着脱式スリッパ。
- 前記取付管の環状側面に2つのフィンが相対して設けられ、前記取付溝の環状側面に前記フィンと凹凸係合する位置制限溝が設けられることを特徴とする、請求項5に記載の着脱式スリッパ。
- 前記フィンの幅面は前記取付管の深さ方向に垂直であり、且つ前記フィンの底部には支持板が設けられることを特徴とする、請求項6に記載の着脱式スリッパ。
- 前記接続機構はナイロン材料で製造されることを特徴とする、請求項1に記載の着脱式スリッパ。
- 前記エンドキャップの頂面には工具差込溝が開設されており、前記工具差込溝は一字型構造又は十字型構造を呈することを特徴とする、請求項1に記載の着脱式スリッパ。
- 前記第1位置制限凸部と前記第2位置制限凸部は同一の垂直平面内に位置することを特徴とする、請求項1に記載の着脱式スリッパ。
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