JP3244325U - 耐摩耗絶縁手袋 - Google Patents

Abstract

【課題】耐摩耗性がよく、使用寿命が長い、耐摩耗絶縁手袋を提供する。【解決手段】ゴムキャンバス複合層１０１、ゴム層１０２、除湿層を含み、ゴムキャンバス複合層は最外層であり、除湿層は内層であり、ゴムキャンバス複合層と除湿層１０３の間にゴム層を設置し、ゴムキャンバス複合層、ゴム層、除湿層の間は取り外し可能である。内層は除湿層であり、作業員が長時間絶縁手袋を着用することによる蒸熱感を減少させ、ゴム層はゴムキャンバス複合層の破損が適時に発見されずに意外な感電を防止でき、ゴムキャンバス複合層、ゴム層、除湿層は交換可能な設計であり、ある層が破損した後、単独で取り外して交換することができ、絶縁手袋の経済性と使用衛生を高める。【選択図】図１

Description

本実用新案は電工作業装備技術分野に関し、具体的には耐摩耗絶縁手袋に関する。

高、低圧電気工事の作業中、絶縁手袋を着用することは不可欠な防護措置である。しかし
ながら、従来の低圧絶縁手袋は破損率が高く、着用が快適ではないという問題があった。
高圧絶縁手袋は、着用が快適ではなく、絶縁手袋を装着した後の細かい作業が多く行われ
ないという問題がある。高圧または低圧絶縁手袋にかかわらず、使用中に破損して発見さ
れず、電気技師の作業者に人身感電のリスクをもたらすことがある。作業者の指に十分に
フィットし、一定の耐摩耗性を有する帯電作業の要求を満たす絶縁手袋が絶縁手袋の破損
率を低下させ、手袋が破損した後、作業者が肉眼で見ることができ、手袋の破損による人
身感電リスクを解消する絶縁手袋が必要である。
出願番号：２０１９２２４０４０５３０は手袋本体を含む絶縁手袋を開示し、手袋本体は
手のひら部と指部を含む、手のひら部の表面には第１耐摩耗層が設けられ、指部の五指の
腹にはそれぞれ第２耐摩耗層が設けられ、指部の五指の指節処分には滑り止めマットが設
けられている。指部の人差し指と親指の側面に沿って第３耐摩耗層が設けられている。本
実施例は、手袋の耐摩耗性、滑り防止性を総合的に向上させ、手袋破損による人身感電事
故を低減するために、第１の耐摩耗層、第２の耐摩耗層、第３の耐摩耗層及び保護パッド
を介して絶縁手袋を提供する。
上述の技術案は絶縁手袋の耐摩耗問題を解決したが、絶縁手袋の破損、絶縁手袋の経済性
、使用寿命が短く、装着の不快感及び絶縁手袋の通気性を識別する問題はまだ解決してい
ない。

本実用新案は耐摩耗絶縁手袋を提案し、絶縁手袋の破損、絶縁手袋の経済性、使用寿命が
短く、着用不快及び絶縁手袋の通気性を識別する問題を解決する。
本実用新案の技術方案は：耐摩耗絶縁手袋、ゴム帆布複合層、ゴム層、除湿層を含み、ゴ
ム帆布複合層は最外層で、除湿層は内層で、ゴム帆布複合層と除湿層の間にゴム層を設置
し、ゴム帆布複合層、ゴム層、除湿層の間は取り外し可能で、ゴム帆布複合層の手首部分
に絶縁スカートを設置する。
好ましくは、除湿層は動物の毛皮または織物から作られる。
好ましくは、ゴムキャンバス複合層の指部分の外縁にはいくつかの突起または窪みが設け
られている。
好ましくは、ゴムキャンバス複合層は濃い色のゴムから作られ、ゴム層は薄い色のゴムか
ら作られる。
好ましくは、ゴムキャンバス複合層の厚さは０．５ｍｍ、ゴム層の厚さは１ｍｍである。
好ましくは、突起又はピットの高さ又は深さは０．１ｍｍである。
本実用新案の原理：絶縁手袋はゴム帆布複合層、ゴム層、除湿層から構成され、ゴム帆布
複合層は優れた絶縁性能を有するとともに、良好な耐摩耗性能を備え、使用寿命が比較的
に長い、内層は除湿層であり、作業員が長時間絶縁手袋を着用することによる蒸熱感を減
少させ、絶縁手袋の着用の快適感を高め、ゴムキャンバス複合層と除湿層の間にゴム層を
設置し、ゴム層はゴムキャンバス複合層の破損が適時に発見されなかったことによる意外
な感電を防止することができる。
本実用新案が解決しなければならない技術問題は：耐摩耗絶縁手袋を提供し、ゴムキャン
バス複合層を外層とし、耐摩耗性能が良く、耐用寿命が比較的に長く、除湿層を提供し、
操作者が長時間絶縁手袋を着用することによる蒸熱感を減少し、絶縁手袋の着用快適感を
高め、ゴムキャンバス複合層と除湿層の間にゴム層を設置し、ゴム層はゴムキャンバス複
合層の破損が適時に発見されなかったことによる意外な感電を防止することができる。
本実用新案の有益効果：耐摩耗絶縁手袋、外層ゴムキャンバス複合層は耐摩耗性能が良く
、使用寿命が比較的に長く、内層は除湿層であり、作業員が長時間絶縁手袋を着用するこ
とによる蒸熱感を減少し、絶縁手袋の着用の快適感を高め、ゴムキャンバス複合層と除湿
層の間にゴム層を設置し、ゴム層はゴムキャンバス複合層の破損が適時に発見されなかっ
たことによる意外な感電を防止でき、ゴムキャンバス複合層、ゴム層、除湿層は交換可能
な設計で、ある層が破損した後、単独で取り外して交換することができ、絶縁手袋の経済
性と使用衛生を高めることができる。

本実用新案構造の概略図である。

図中、１０１－ゴムキャンバス複合層、１０２－ゴム層、１０３－除湿層、１０４－絶縁
スカート。

本実用新案の具体的な実施形態は、図１に示すように、耐摩耗絶縁手袋は、ゴムキャンバ
ス複合層１０１、ゴム層１０２、除湿層１０３を含み、ゴムキャンバス複合層１０１は最
外層であり、除湿層１０３は内層であり、ゴムキャンバス複合層１０１と除湿層１０３の
間にゴム層１０２が設けられ、ゴムキャンバス複合層１０１、ゴム層１０２、除湿層１０
３の間に取り外し可能であり、ゴムキャンバス複合層１０１の手首部分には絶縁スカート
１０４が設けられている。
具体的には、除湿層１０３は、動物の毛皮または織物から作製される。動物の毛皮や織物
で作られた除湿層１０３は、施工者が絶縁手袋を長時間着用したことによる汗を吸着し、
絶縁手袋の着用の快適性を高めることができる。
具体的には、図１に示すように、ゴムキャンバス複合層１０１の指部外縁にはいくつかの
突起や窪みが設けられている。ゴムキャンバス複合層１０１の指部分の外縁に設けられた
突起やくぼみは接触面積を増やし、ゴムキャンバス複合層１０１の摩擦力を高め、指の操
作精度を高め、作業効率を高める。
具体的には、ゴムキャンバス複合層１０１は濃色ゴムで作られ、ゴム層１０２は淡色ゴム
で作られている。濃い色のゴム製ゴムキャンバス複合層１０１及び薄い色のゴム製ゴム層
１０２は、ゴムキャンバス複合層１０１の破損を迅速に認識し、感電事故の発生を回避す
ることができる。
具体的には、ゴムキャンバス複合層１０１の厚みは０．５ｍｍ、ゴム層１０２の厚みは１
ｍｍである。０．５ｍｍ厚のゴムキャンバス複合層１０１及び１ｍｍ厚のゴム層１０２は
、効果的な絶縁保護を提供することができ、指の操作の精細さに影響を与えない。
具体的には、突起またはピットの高さまたは深さは０．１ｍｍである。第２絶縁層２０２
の表面に設けられた高さまたは深さが０．１ｍｍの突起または窪みはさらに摩擦力を高め
、作業時の物の出し入れ時の滑りを防止する。
以上、本実用新案の基本原理、主な特徴と本実用新案の利点を示し、説明した。当業者は
、本実用新案は上記実施例の制限を受けず、上記実施例及び明細書に記載されているのは
本実用新案の原理を説明するだけであり、本実用新案の精神と範囲を逸脱することなく、
本実用新案にはさらに様々な変化と改善があり、これらの変化と改善はすべて保護を要求
する本実用新案の範囲内に入ることを理解すべきである。本実用新案登録の範囲は添付の
特許請求の範囲及びその等価物によって規定される。

Claims (6)

1. ゴムキャンバス複合層１０１と、ゴム層１０２と、除湿層１０３と、を含み、
   ゴムキャンバス複合層１０１は最外層であり、
   除湿層１０３は内層であり、
   ゴムキャンバス複合層１０１と除湿層１０３との間にゴム層１０２が設けられ、
   ゴムキャンバス複合層１０１、ゴム層１０２、除湿層１０３のそれぞれは取り外し可能で
   あり、
   ゴムキャンバス複合層１０１の手首部分には絶縁スカート１０４が設けられている、
   耐摩耗絶縁手袋。
2. 請求項１に記載の耐摩耗絶縁手袋であって、
   除湿層１０３は、動物の毛皮または織物から作製される、
   耐摩耗絶縁手袋。
3. 請求項１に記載の耐摩耗絶縁手袋であって、
   ゴムキャンバス複合層１０１の指部分の外縁にはいくつかの突起または窪みが設けられて
   いる、
   耐摩耗絶縁手袋。
4. 請求項１に記載の耐摩耗絶縁手袋であって、
   ゴムキャンバス複合層１０１は濃色ゴムで作製され、
   ゴム層１０２は淡色ゴムから作製される、
   耐摩耗絶縁手袋。
5. 請求項４に記載の耐摩耗絶縁手袋であって、
   ゴムキャンバス複合層１０１の厚みは０．５ｍｍであり、
   ゴム層１０２の厚さは１ｍｍである、
   耐摩耗絶縁手袋。
6. 請求項３に記載の耐摩耗絶縁手袋であって、
   凹凸の高さまたは深さは０．１ｍｍである、
   耐摩耗絶縁手袋。