JP3244285U - 折り畳みユニットキャビネット - Google Patents

Abstract

ユニットキャビネットは、上下に配置された２つの支持フレーム（１）、折り畳み可能な後板（２）、少なくとも１つの側板（３）を含む折り畳み式ユニットキャビネットである。前記後板（２）の上側と下側は、それぞれ２つの前記支持フレーム（１）にヒンジ接続されている。前記側板（３）は、前記支持フレーム（１）の１つにヒンジ接続されている。この折り畳みユニットキャビネットは、格納状態と使用状態の間を迅速に切り替えることができ、着脱する必要がなく、操作が非常に便利で、収納しやすく、必要な格納空間が小さい。この折り畳みユニットキャビネットは、販売者の格納、輸送、郵送を容易にするだけでなく、消費者が格納状態にある製品を受け取った後に組み立てる必要がなく、迅速に製品を使用状態に切り替えて使用できるため、消費者の使用を容易にする。そして、前記側板は使用状態で２つの支持フレームの間に支持され、補強効果を達成し、２つの支持フレームが互いに接近して背板が折れるのを防止し、それによって製品が使用状態に安定して保持され、変形を回避する。

Description

本考案はキャビネット技術分野に関し、具体的には折り畳みユニットキャビネットに関す
る。

たんすは衣類を収納するための食器棚で、構造形式によって、主に固定式たんすと組み合
わせ式たんすに分けられる。
組み合わせ箪笥を例にとると、組み合わせ箪笥はユニットで組み合わせたものである。そ
のため、輸送コストが低いという利点があり、また使用後、移動しやすいという利点もあ
る。しかし、既存の組み合わせたんすには、既存の組み合わせ構造が複雑で、取り付けが
煩雑であるなど、一定の欠点もある。同時に組み立て式たんすは取り外し可能な組み立て
構造を採用しているため、使用時、構造の安定性が悪く、固定式たんすの安定品質を達成
することができない。同時に、組み合わせ箪笥は長期使用後にその組み立て構造が老化や
摩耗を起こしやすいため、組み合わせ箪笥の解体後の二次組み合わせ使用に直接影響を与
える。

本考案が解決しようとする技術的課題は、収納状態と使用状態との間で迅速に切り替えら
れ、使いやすく、構造が安定した折り畳みユニットキャビネットを提供することである。
上記の目的を達成するために、本考案の技術的解決策は、２つの上下に配置された支持フ
レームと、折り畳み可能な後板と、少なくとも１つの側板とを含み、前記後板の上下両側
はそれぞれ２つの前記支持フレームにヒンジ接続され、前記側板はその１つの前記支持フ
レームにヒンジ接続され、
使用状態では、前記後板が展開され、２つの前記支持フレームが互いに離れ、前記側板が
２つの前記支持フレームの間に支持されるまで回転する、
収納状態では、前記後板が折り畳まれ、２つの前記支持フレームが互いに接近し、前記側
板は２つの前記支持フレームの相互接近に干渉しないように回転する。
さらに、少なくとも１つの折り畳み可能な支柱を含み、前記支柱の両端はそれぞれ２つの
前記支持フレームにヒンジ接続され、使用状態では前記支柱が展開され、収納状態では前
記支柱が折り畳まれる。
さらに、前記支柱はヒンジ接続された上板体と下板体を含み、前記後板はヒンジ接続され
た上板体と下板体を含む。
さらに、前記上板体と前記下板体との間および／または前記上板体と前記下板体との間に
は、前記上板体と前記下板体との間にそれぞれ設けられたストッパと位置限定溝を含む位
置限定補強機構が設けられ、使用状態では、前記位置限定ブロックが前記位置限定溝に係
設されている。
さらに、前記支柱と前記側板にそれぞれ設けられた第１抜け止めと第１抜け止めとを含み
、使用状態において、前記第１抜け止めカードは前記第１抜け止め内に設けられている。
さらに、収納状態では、前記支柱と前記後板が２つの前記支持フレームの間に内向きに折
り畳まれ、前記側板が２つの支持フレームの間に内向きに回転する。
さらに、前記後板の上下両側はそれぞれ対応する前記支持フレームの後側にヒンジ接続さ
れ、前記支柱の上下両端はそれぞれ対応する前記支持フレームの前側にヒンジ接続され、
前記側板は対応する前記支持フレームの左側または右側にヒンジ接続されている。
さらに、少なくとも１つの前縁支持フレームは、前縁支持フレームの両端に連結された後
枠と、前縁支持フレームの両端に連結された２つの後枠と、前記支持フレームには、隣接
する折り畳みユニットキャビネットの上下／左右の継ぎ目固定用のスナップ構造も設けら
れている。
さらに、使用状態では、前記側板は前記後板の内側に遮蔽され、前記後板が内側に折り畳
まれるのを防止する。
さらに、前記の支持フレームに着脱可能に取り付けられたキャビネットドアも含む。
本考案は収納状態から使用状態に転換する時、２つの支持フレームを引き離すだけで、後
板は自然に展開でき、更に側板を２つの支持フレームの間に回転させて支持すればよく、
使用状態から収納状態に転換する時、側板を２つの前記支持フレームの相互接近に干渉し
ないように回転させ、後板を折り畳み、２つの支持フレームは積み重ねることができる折
り畳みユニットキャビネットを提供する。
本考案の有益な効果は以下の通りである：本考案の折り畳みユニットキャビネットは収納
状態と使用状態の間で迅速に切り換えることができ、着脱する必要がなく、操作が非常に
便利で、収納スペースを収納しやすく、縮小しやすく、販売者の貯蔵、輸送と郵送（収納
状態）を便利にするだけでなく、消費者は収納状態の製品を受け取った後、補助工具を借
りる必要がなく、短時間で折り畳み箱を構造的に安定した使用状態に変換して使用するこ
とができ、消費者の使用に便利である。また、側板は使用状態で２つの支持フレームの間
に支持され、２つの支持フレームが互いに接近し、背板が折り畳まれるのを回避し、製品
を使用状態に安定的に維持し、変形を防止する強化作用を果たすことができる。
本考案の折り畳みユニットキャビネットは、必要に応じて様々な様式に組み立てることが
でき、例えば、キャビネット、ロッカー、ショーケース、シューズキャビネットなどの様
々な機能性キャビネットに組み合わせることができ、使用範囲が広い。

本考案の折り畳みユニットキャビネットの使用状態における構成図である。 本考案の折り畳みユニットキャビネットの収納手順の概略図である。 本考案の折り畳みユニットキャビネットの収納状態における構成図である。 本考案の折り畳みユニットキャビネットの支柱の構造概略図である。 本考案の折り畳みユニットキャビネットの支持フレームの構造概略図である。 本考案の折り畳みユニットキャビネットの支柱と側板との接続構造の概略図である。 図６中のＡ部分の拡大構造の概略図である。 本考案の折り畳みユニットキャビネットの側板の構造概略図である。 本考案の折り畳み式組合せキャビネットの使用状態の構成図である。 本考案の折り畳み式組合せキャビネットの収納手順の概略図である。 本考案のキャビネットドアの構造概略図である。 本考案の折り畳み式組合せキャビネットの支持フレーム組合せ過程における構造概略図である。 本考案の折り畳み式組合せキャビネットの支持フレーム取外し過程における構造概略図である。

［符号の説明］
１ 支持フレーム
２ 後板
３ 側板
４ 支柱
４１ 上ロッド体
４２ 下ロッド体
２１ 上板体
２２ 下板体
１１ 後枠
１２ 側枠
５ ヒンジ機構
５１ ヒンジ受け
５２ ヒンジシャフト
５３ 差し込みブロック
５４ ストッパ
５５ 軸溝
６ 位置限定補強機構
６１ 位置限定ブロック
６２ 位置限定溝
６３ チャック構造
４３ 第１抜け止めスナップ
４４ 第１抜け止め口
７ 載置板
９ キャビネットドア
９１ 第１磁気吸着材
９２ 第２磁気吸着材
９３ 係合ブロック
９４ ソケット
１３ 第１シュート
１４ 第１スライダー
１５ 位置決め溝
１６ 位置決めブロック
３１ ベゼル
３２ 位置限定穴
３３ 位置決め柱

以下、本考案の実施形態における図面に関連して、本考案の実施形態における技術的態様
を明確に、完全に説明する。明らかに、説明された実施形態は本考案の一部の実施形態に
すぎず、すべての実施形態ではない。競合しない場合、本願における実施形態及び実施形
態における特徴は互いに組み合わされてもよい。本考案における実施形態に基づいて、当
業者が創造的な労働を行うことなく得られる他のすべての実施形態は、本考案の保護の範
囲に属する。
なお、本考案の実施例において方向性指示（上、下、左、右、前、後……）がある場合、
この方向性指示はある特定の姿勢（図面に示す）における各部品間の相対的な位置関係、
運動状況などを説明するためにのみ使用され、その特定の姿勢が変化すると、その方向性
指示もそれに応じて変化する。
また、本考案の実施形態において「第１」、「第２」等に関する記述がある場合、この「
第１」、「第２」等の記述は記述目的のためだけに使用され、相対的な重要性を示したり
暗示したり、指示された技術的特徴の数を暗黙的に示したりするとは理解できない。した
がって、「第１」、「第２」を規定する特徴は、少なくとも１つの特徴を明示的または暗
黙的に含むことができる。
また、全文中に現れる「および／または」の意味には、３つの並列されたスキームが含ま
れ、「Ａおよび／またはＢ」を例にして、Ａスキーム、またはＢスキーム、またはＡとＢ
が同時に満足するスキームが含まれます。また、「複数」は２つ以上を指す。また、各実
施形態間の技術案は相互に結合することができるが、当業者が実現できることを基礎とし
なければならず、技術案の結合に矛盾が生じたり、実現できなかったりした場合、このよ
うな技術案の結合は存在せず、本考案が要求する保護範囲内ではないと考えなければなら
ない。

図１-１３に示すように、本考案の折り畳みユニットキャビネットは、２つの上下に配置
する支持フレーム１、折り畳み可能な後板２及び少なくとも１つの側板３を含み、前記後
板２の上下両側はそれぞれ２つの前記支持フレーム１にヒンジ接続され、前記側板３はそ
の１つの前記支持フレーム１にヒンジ接続され、
使用状態では、前記後板２が展開され、２つの前記支持フレーム１が互いに離れ、前記側
板３が２つの前記支持フレーム１の間に支持されるまで回転する、
収納状態では、前記後板２が折り畳まれ、２つの前記支持フレーム１が互いに近接し、前
記側板３が２つの前記支持フレーム１の相互近接に干渉しないように回動する。
ここで、前記の２つの支持フレーム１の「互いに離れる」具体的な程度は、後板２を展開
できるようにすればよく、「互いに近づく」具体的な程度は、後板２を折り畳むことがで
きるようにすればよい。
本考案の折り畳みユニットキャビネットは、収納状態から使用状態に転換する際に、２つ
の支持フレーム１を引き離すだけで、後板２は自然に展開することができ、更に側板３を
２つの支持フレーム１の間に支持するまで回転すればよく、使用状態から収納状態に転換
する際に、側板３を２つの前記支持フレーム１の相互接近に干渉しないように回転し、後
板２を折り畳み、２つの支持フレーム１は積み重ねられ、本考案の折り畳みユニットキャ
ビネットは収納状態と使用状態の間で迅速に切り替えることができ、着脱する必要がなく
、操作が非常に便利で、収納と収納空間の縮小に便利で、販売側の貯蔵、輸送と郵送（収
納状態下）に便利であるだけでなく、消費者は収納状態の製品を受け取った後、組み立て
る必要がなく、迅速に使用状態に転換して使用することができ、消費者の使用に便利で、
しかも、側板３は使用状態で２つの支持フレーム１の間に支持され、２つの支持フレーム
１が互いに接近し、後部板２が折り畳まれるのを回避し、製品を使用状態に安定的に維持
し、変形を防止する補強作用を果たすことができる。
また、本考案の折り畳みユニットキャビネットは組合せキャビネットに組み立てられ、キ
ャビネット、ロッカー、ショーケースなどとして使用され、必要に応じて様々なスタイル
に組み立てられ、使用範囲が広い。
一実施形態では、前記側板３は１つ設けられ、前記支持フレーム１の１つの左側または右
側にヒンジ接続され、または、前記側板３は２つ設けられ、それぞれ１つの前記支持フレ
ーム１の左側と右側にヒンジ接続されている。側板３はキャビネットとしての側面囲いで
あり、支持フレーム１の左側または右側にヒンジ接続されており、囲い効果がよりよく、
２つの折り畳みユニットキャビネットが左右の継ぎ目を行う場合、２つの折り畳みユニッ
トキャビネットの間に側板３が１つだけ必要であるか、側板３が不要であるため、上記の
設計を行うことができ、組合せキャビネットを組み立てる際に、組合せキャビネットの各
セルの空間的な必要性と強度に応じて左側帯側板３、右側帯側板３または左右両側に側板
３を有する折り畳みユニットを使用することで、構造を簡略化し、材料を節約することが
できる。
好ましくは、前記側板３は、上方の前記支持フレーム１にヒンジ接続されている。このよ
うに設計されており、使用時に側板３は重力によって自然に落下し、使用状態に変換しや
すく、操作がより便利で、あまり力を使う必要がない。
一実施形態では、前記支柱４の両端が２つの前記支持フレーム１にそれぞれヒンジ接続さ
れた少なくとも１つの折り畳み可能な支柱４をさらに含み、使用状態では前記支柱４が展
開され、収納状態では前記支柱４が折り畳まれる。このように設計することにより、支柱
４により、折り畳みユニットキャビネットの使用状態の構造強度をさらに高めることがで
き、使用しない場合には、支柱４を折り畳むことができ、それによりユニットキャビネッ
ト全体の折り畳みを実現することができる。
一実施例では、前記後板２の上下両側はそれぞれ２つの前記支持フレーム１の後側にヒン
ジ接続され、前記支柱４の両端はそれぞれ２つの前記支持フレーム１の前側にヒンジ接続
されている。
一実施形態では、前記支柱４は１つ設けられ、両端が２つの前記支持フレーム１の前側左
端または右端にヒンジ接続され、または、前記支柱４は２つ設けられ、一方の前記支柱４
の両端が２つの前記支持フレーム１の前側左端にそれぞれヒンジ接続され、他方の前記支
柱４の両端が２つの前記支持フレーム１の前側右端にそれぞれヒンジ接続されている。こ
のように設計すると、側板３の数と同様に設計され、２つの折り畳みユニットキャビネッ
トが左右の継ぎ目を行う場合、２つの折り畳みユニットキャビネットの間に１つの支柱４
だけが必要であるか、支柱４が必要でないかのいずれかが必要であるため、上述の設計を
行うことができ、組合せキャビネットを組み立てる場合、必要に応じて左側の支柱４、右
側の支柱４、または左右両側の支柱４を持つ折り畳みユニットを選択して使用することが
でき、構造これにより、折り畳みユニットキャビネットの安定性に応じて支柱４を追加す
ることができ、折り畳みユニットキャビネットの安定性を保証することができる。
一実施形態において、前記支柱４は、２つの前記支持フレーム１にそれぞれヒンジ接続さ
れた前記支柱４１と、前記支柱４１の上端と前記支柱４２の下端とをヒンジ接続した下記
入ロッド体４２とを含む。このように設計すると、上ロッド体４１と下ロッド体４２との
間を折り畳んで展開すればよく、操作が便利であるが、もちろん、支柱４は３つ以上のロ
ッドがヒンジされた構造形式を用いてもよい。具体的な実施形態では、前記上ロッド体４
１と前記下ロッド体４２とは、第１撚軸によりヒンジ接続されている。
一実施形態では、前記後板２は、２つの前記支持フレーム１にそれぞれヒンジ結合された
ヒンジ結合された上板体２１と下板体２２とを含む。同様に、このような設計では、上板
体２１と下板体２２との間を折り畳んで展開すればよく、操作が便利であるが、もちろん
、後板２は３つ以上の板部がヒンジされた構造形態を用いてもよい。具体的な実施形態で
は、上板体２１と前記下板体２２とは、第２ヒンジ軸を介してヒンジ接続されている。
一実施形態では、格納状態において、前記支柱４と前記後板２は、２つの前記支持フレー
ム１の間に内向きに折り畳まれ、前記側板３は、２つの支持フレーム１の間に内向きに回
転する。このように設計すると、各部品を積み重ねて収納することができ、収納後の折り
畳みユニットキャビネットの占有面積が小さい。もちろん、前記支柱４と前記後板２とを
外向きに折り畳み、前記側板３を外向きに反転させてもよい。外向き反転の利点は、収納
後の折り畳みユニットキャビネットの厚みがさらに低下し、多層階を置きやすくなること
にある。
一実施形態では、前記後板２の上下両側はそれぞれ対応する前記支持フレーム１の後側に
ヒンジ接続され、前記支柱４の上下両端はそれぞれ対応する前記支持フレーム１の前側に
ヒンジ接続され、前記側板３は対応する前記支持フレーム１の左側または右側にヒンジ接
続されている。このように設計され、ユニットキャビネットが展開されると、形状が整然
とし、内部空間が大きい。
一実施形態では、前記支持フレーム１は、前記後枠１１の両端に連結する後枠１１と、対
応する前記支持フレーム１の前記後枠１１にそれぞれヒンジ結合された２つの後端とを有
するＵ字構造とし、前記支柱４の上下両端は、対応する前記支持フレーム１の前記側枠１
２の前端にそれぞれヒンジ結合され、前記側板３は、対応する前記支持フレーム１の前記
側枠１２にヒンジ接続されている。このように設計すると、構造が簡単で、作りやすく、
設計が合理的で、各部品間の組み合わせと組み合わせ後の安定性を保証するのに便利であ
る。
一実施形態では、前記後板２の上下両側、前記支柱４の上下両端、前記側板３は、それぞ
れ少なくとも１つのヒンジ機構５を介して対応する前記支持フレーム１の対応する位置に
ヒンジ接続されている。
好ましくは、前記ヒンジ機構５は、Ｕ字状に分布する差し込みブロック５３と２つのスト
ッパ５４と、フロントカウンタブロック５３の２つのフロントカウンタブロック５４に面
する側には軸溝５５が開口しており、フロントカウンタヒンジ軸５２はフロントカウンタ
軸溝５５内に回動係合して２つのフロントカウンタブロック５４と位置限定を形成してい
る。このように設計されたヒンジ機構５は構造が簡単で、製作が容易で、取り付けが容易
で、しかもストッパ効果を提供し、ヒンジ軸５２が脱落しにくく、折り畳みユニットキャ
ビネットの使用状態における安定性を保証した。
一実施形態では、前記上板体２１と前記下板体２２との間及び／又は前記上ロッド体４１
と前記下ロッド体４２との間に位置限定補強機構６が設ける、前記位置限定補強機構６は
、前記上板体２１及び前記下板体２２にそれぞれ設けられたストッパ６１と、前記上板体
４１及び前記下板体４２に突出するヒンジ端に設けられたストッパ６１と、ヒンジ端に位
置する位置限定溝６２とを含む（図に例示されているのは、位置限定ブロック６１が上板
体２１または上レバー体４１上に位置し、位置限定溝６２が下板体２２または下レバー体
４２上に位置し、もちろん、位置限定ブロック６１と位置限定溝６２は位置置換されても
よい）、上、下板体または上、下レバー体がヒンジ軸回りに展開されると、前位置限定ブ
ロック６１が前位置限定溝６２内に係入する。このように設計すると、位置限定ブロック
６１と位置限定溝６２との相互嵌合により、上板体２１と下板体２２及び上板体４１と下
板体４２を展開した後の構造強度を増加させることができ、上板体２１と下板体２２との
間及び上板体４１と下板体４２との間を一方の方向にのみ折り畳み、他の方向に折り畳ま
ないようにすることができ、折り畳みユニットキャビネットの使用安定性を保証すること
ができる。ここで、前記ストッパ６１と位置限定溝６２との間には、上、下板体または上
、下レバー体の使用状態における安定性をさらに高めるために、係合する係止構造６３が
設けられている。
一実施形態では、前記支柱４及び前記側板３にそれぞれ設ける第１抜け止めスナップ４３
及び第１抜け止め口４４をさらに含み（図に例示するのは、前記支柱４には第１抜け止め
スナップ４３が設けられ、前記側板３には第１抜け止め口４４が開ける、もちろん、第１
抜け止めスナップ４３及び第１抜け止め口４４の位置は入れ替えることができる）、使用
状態では、前記第１抜け止めスナップ４３は、前記第１抜け止め口４４内に係設されてい
る。このように設計すると、側板３と支柱４とが連結され、側板３が使用時に回転するこ
とを回避することができ、支柱４が折り畳まれ、製品の使用安定性を保証することができ
、使用状態が収納状態に変化すると、まず折り畳み組合せキャビネット内部で防止する物
品をすべて取り出し、その後、第１抜け止めスナップ４３と第１抜け止め口４４とを分離
する、側板３と支柱４との接続を切断し、側板３をそれぞれ反転し、支柱４と後板２を折
り畳めばよい。
一実施形態では、使用状態において、前記入側板３は前記後板２の内側に遮蔽され、前記
後板２が内側に折り畳まれるのを防止する。このように設計され、側板３による後板２の
ストッパ作用により、使用中に後板２が内側に折り畳まれることを回避し、製品の使用安
定性を保証する。
一実施形態では、少なくとも１つの前記支持フレーム１に載置板７が取り付けられている
。ここでの「取り付け」は、取り外し可能な取り付けまたは取り外し不可能な取り付け（
すなわち一体構造）であってもよい。このように設計すると、載置板７はキャビネットの
上下の囲い及び物品の載置台とすることができ、折り畳みユニットキャビネット内部に物
品を載置するのに便利であり、２つの折り畳みユニットキャビネットが上下の継ぎ目を行
う際、２つの折り畳みユニットキャビネットの間で１つの載置板７を共用することができ
、あるいは載置板７を設置しないことで、縦方向空間の連続性を拡大することができる。
載置板７は、全体の外観が板のように見えるように、対応する前記支持フレーム１と一体
成形して作製することもできる。
一実施形態では、載置板７と支持フレーム１とが着脱可能な取付構造を採用している場合
、前記載置板７は、少なくとも１つのスライド挿着機構を介して対応する前記支持フレー
ム１に着脱可能に接続され、ここで、支持フレームには、隣接する折り畳みユニットキャ
ビネットの上下／左右の継ぎ目固定用のスナップ構造、例えば左右の両側枠に設けられた
左右の継ぎ目用のガイドレール溝構造、上下の継ぎ目に使用されるカードスロット、スナ
ップ構造など。
一実施形態では、前記載置板７または前記支持フレーム１の下方には、ハンガーバーが設
けられている。このようなデザインで、クローゼットとして、衣類を掛けて保管するのに
便利です。
一実施形態では、２つの前記帳支持フレーム１に着脱可能に取り付けられるキャビネット
ドア９も含む。
一実施形態では、前記支柱４または支持フレーム１には、前記入第１磁気吸引子９１が設
けられ、前記入キャビネットドア９には、前記入第１磁気吸引子９１と吸引する第２磁気
吸引子９２が設けられている。このように設計されており、キャビネットドア９を制限し
やすく、キャビネットドア９が外力なしで自分で開くことを避けることができる。具体的
にはキャビネットドア９の外側に取っ手が設けられている。
一実施形態では、フロントカウンタドア９は、フロントカウンタドア９に係合ブロック９
３が設けられ、フロントカウンタドア９に係合ブロック９３に適合する挿通軸９４が設け
られた２つのフロントカウンタ支持フレーム１に着脱可能に取り付けられる。このように
設計されており、キャビネットドア９の取り外し可能な取り付けが容易であり、キャビネ
ットドア９の使用が容易であり、キャビネットドア９の取り外しを行うことにより、折り
畳みユニットキャビネットの収納が容易である。
本考案の折り畳みユニットキャビネットに基づいて、本考案はさらに折り畳みユニットキ
ャビネットを提供し、少なくとも２つの前記折り畳みユニットキャビネットを含み、各前
記折り畳みユニットキャビネットは互いに接続されている。本考案の折り畳み組合せキャ
ビネットは、本考案の折り畳みユニットキャビネットが従来技術に対して有する利点と同
じであり、ここではこれ以上説明しない。
１つの実施形態では、各前記の折り畳みユニットキャビネットは行列式に配置されている
。このように設計されており、各前記折り畳みユニットキャビネットが相互に接続され、
外観が整っている。
本考案の折り畳みユニットキャビネットにおいて、各前記の折り畳みユニットキャビネッ
トの構造は完全に一致する必要はなく、実際の必要に応じて調整することができる。たと
えば、
一実施形態では、横方向に隣接する２つの前置折り畳みユニットキャビネットの２つの前
置支持フレーム１が互いに接続され、縦方向に隣接する２つの前置折り畳みユニットキャ
ビネットが１つの前置支持フレーム１を共用する。このように設計すると、実際の必要に
応じて、折り畳みユニットキャビネットを組み合わせるのが便利で、しかもユニットキャ
ビネットの材料を節約して、必要に応じて使用する寸法に便利で、適切な折り畳みユニッ
トキャビネットを組み合わせることができて、それによって折り畳みユニットキャビネッ
トの使用を便利にしました。
場合によっては、具体的には、左側の折り畳みユニットキャビネットに２つの側板３が設
けられ、その右側の折り畳みユニットキャビネットに１つの側板３が設けられ、右側に位
置するように設計することができる。
一実施形態では、横方向に隣接する２つの前記折り畳みユニットキャビネットの２つの前
記支持フレーム１は、１つの前記支持フレーム１に少なくとも１つの第１のシュート１３
が設けられ、もう１つの前記支持フレーム１に少なくとも１つの第１のスライド１４が設
けられ、少なくとも１つの前記第１のスライド１４が少なくとも１つの前記第１のシュー
ト１３に摺動挿通されるように相互に接続されている。これにより、複数の折り畳みユニ
ットキャビネットを組み合わせることが容易になり、キャビネットの取り付けが容易にな
るように設計されている。このように設計され、第１のシュート１３と第１のスライダ１
４によって、隣接する２つの折り畳みユニットキャビネットが連結され、水平方向の折り
畳みユニットキャビネットの組み合わせが容易になる。
もちろん、横方向に隣接する２つの前記折り畳みユニットキャビネットの２つの前記支持
フレーム１の側フレーム１２を一体成形してもよい。
一実施例では、横方向の隣接する２つの前記折り畳みユニットキャビネットの２つの前記
支持フレーム１は、前記第１スライダ１４の端部に位置決め溝１５が設けられ、前記第１
スライダ１３の溝壁に位置決めブロック１６が開けられ、使用状態では、前記位置決めブ
ロック１６が前記位置決め溝１５内に係設されることによって制限される。このように設
計されており、位置決め溝１５と位置決めブロック１６とが協働することにより、使用状
態において、隣接する２つの支持フレーム１間の位置関係が変化することを回避し、折り
畳み式組合せキャビネットの使用安定性を保証する。
具体的な実施において、横方向に隣接する２つの前記折り畳みユニットキャビネットの間
に側板３を設置すればよく、このように設計することで、折り畳みユニットキャビネット
の安定性を保証しつつ、材料を節約する効果を達成することができる、最上部の前記折り
畳みユニットキャビネットの頂部の載置板７と最下部の前記折り畳みユニットキャビネッ
トの底部の載置板７は、対応する前記支持フレーム１に一体成形することができ、他の載
置板７は取り外し可能に設置され、必要に応じて異なる高さ寸法の空間を形成するのに便
利である。このように設計されており、着脱可能な載置板７を設置することにより、折り
畳みコンボボックスの高さ寸法を調節することができ、物品の保管が便利で、折り畳みコ
ンボボックスの使用が便利である。
一実施形態では、対応する前記側板３の後側には、隣接する前記折畳みユニットキャビネ
ットの前記後板２の内側に遮蔽され、隣接する前記折畳みユニットキャビネットの前記後
板２が内側に折畳まれるのを防止するための止め縁３１が外側に延びている。このように
設計され、側板３が外側に延設されることにより、隣接する折り畳みユニットキャビネッ
トの後板２を制限し、使用中に隣接する折り畳みユニットキャビネットの後板２が内側に
折り畳まれることを回避し、折り畳みユニットキャビネットの使用安定性を保証する。
一実施形態では、前記側板３の底部には有限位置孔３２が設けられ、前記支持フレームに
は前記ストッパ口の位置に対応して位置決め柱３３が設けられ、前記位置決め柱３３の下
面には円弧状突起構造が設けられている。このように設計され、位置決め柱３３は側板３
上のストッパ孔３２を位置決めし、そして円弧状突起構造の設置により、側板３が外力の
作用なしに自ら内向きに折り畳まれることを回避する。
本考案の折り畳みキャビネットユニットは折り畳まれた後、後側板及び支柱が折り畳まれ
た後、天板と底板に対して安定した隙間空間を形成し、この隙間空間はちょうど取り付け
られていない扉体を置くことができる。そのため、折り畳み後の折り畳みキャビネットユ
ニットは、体積を小さくするだけでなく、折り畳みキャビネットユニットの唯一の「部品
」を収納する機能を実現し、しかも折り畳み後のユニットキャビネットの各構造物間が互
いに当接し、折り畳み折り畳みユニットキャビネット後の強度を増加させ、輸送中の圧力
による損傷を回避した。
当業者にとって、本考案は上述の例示的な実施形態の詳細に限定されるものではなく、本
考案の精神的または基本的な特徴から逸脱することなく、他の具体的な形態で本考案を実
現することができることは明らかである。したがって、いずれの点から見ても、実施形態
は例示的であり、非限定的であり、本考案の範囲は上記の説明ではなく添付の請求項によ
って限定されるので、請求項の均等要素の意味と範囲内にあるすべての変化を本考案に網
羅することを目的とする。

Claims (8)

1. ２つの上下に配置された支持フレーム１と、
   折り畳み可能な後板２と、少なくとも１つの側板３と、を含み、
   前記後板２の上下両側はそれぞれ２つの前記支持フレーム１にヒンジ接続され、
   前記側板３は前記支持フレーム１にヒンジ接続され、
   少なくとも１つの折り畳み可能な支柱４をさらに含み、
   前記支柱４の両端はそれぞれ２つの前記支持フレーム１にヒンジ接続され、
   使用状態では、前記支柱４が展開され、収納状態では、前記支柱４が折り畳まれ、
   前記支柱４はヒンジ接続された上ロッド体４１と下ロッド体４２とを含み、
   前記後板２は、ヒンジ接続された上板体２１と下板体２２とを含み、
   使用状態では、前記後板２が展開して、２つの前記支持フレーム１が互いに離れ、前記側
   板３は２つの前記支持フレーム１の間に支持されるまで回転し、
   収納状態では、前記後板２が折り畳まれ、２つの前記支持フレーム１が互いに近接して、
   前記側板３は２つの前記支持フレーム１の相互接近に干渉しないように回転する、
   折り畳みユニットキャビネット。
2. 請求項１に記載の折り畳みユニットキャビネットであって、
   前記上板体２１と前記下板体２２との間及び／又は前記上板体４１と前記下板体４２との
   間に位置限定補強機構６が設けられ、
   前記位置限定補強機構６は、前記上板体２１及び前記下板体２２にそれぞれ設けられた位
   置限定ブロック６１及び位置限定溝６２を含み、
   使用状態では、前記位置限定ブロック６１が前記位置限定溝６２内に差し込まる、
   折り畳みユニットキャビネット。
3. 請求項１に記載の折り畳みユニットキャビネットであって、
   前記支柱４及び前記側板３にそれぞれ設けられた第１抜け止めスナップ４３及び第１抜け
   止め口４４をさらに備え、
   使用状態では、前記第１抜け止めスナップ４３が前記第１抜け止め口４４内に設けられて
   いる、
   折り畳みユニットキャビネット。
4. 請求項１に記載の折り畳みユニットキャビネットであって、
   収納状態で、前記支柱４と前記後板２が２つの前記支持フレーム１の間に内向きに折り畳
   まれ、前記側板３は、２つの支持フレーム１の間まで内向きに回転する、
   折り畳みユニットキャビネット。
5. 請求項１に記載の折り畳みユニットキャビネットであって、
   前記後板２の上下両側はそれぞれ対応前記支持フレーム１の後側にヒンジ接続され、
   前記支柱４の上下両端はそれぞれ対応する前記支持フレーム１の前側にヒンジ接続され、
   前記側板３は、対応する前記支持フレーム１の左側または右側にヒンジ接続されている、
   折り畳みユニットキャビネット。
6. 請求項１に記載の折り畳みユニットキャビネットであって、
   少なくとも１つの前記支持フレーム１は、後枠１１と、２つの後端が前記後枠１１の両端
   に接続された側枠１２と、を含み、
   前記支持フレーム１には、隣接する折り畳みユニットキャビネットの上下／左右の連結固
   定用のスナップ構造が設けられている、
   折り畳みユニットキャビネット。
7. 請求項１に記載の折り畳みユニットキャビネットであって、
   使用状態では、前記側板３が前記後板２の内側を遮り、前記後板２が内側に折り畳まれな
   いようにする、
   折り畳みユニットキャビネット。
8. 請求項１に記載の折り畳みユニットキャビネットであって、
   前記の支持フレーム１に着脱可能に取り付けられたキャビネットドア９を含む、
   折り畳みユニットキャビネット。