JP3243835U - ガスタービン吸気システムのフィルター用固定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ガスタービン吸気システムのフィルター用固定装置を提供する。【解決手段】ガスタービン吸気システムのフィルター用固定装置は、上部固定ユニットと、下部固定ユニットと、中部固定ユニットと、を備え、上部固定ユニットは、上部固定フックと、上部コネクタと、を備え、上部固定フックは、L字型構造であり、下部固定ユニットは、下部固定フックと、下部コネクタと、を備え、下部固定フックは、Z字型構造であり、中部固定ユニットは、中部固定フックと、中部コネクタと、を備え、中部固定フックの上端は、折り曲げられて屈曲部が形成され。【選択図】図1
Description
本考案は、固定装置に関し、特に、ガスタービン吸気システムのフィルター用固定装置に関する。
ガスタービンの性能と動作信頼性は、ユニットに入る空気の品質と清浄度に密接に関係しているため、ユニットの効率的かつ信頼性の高い動作を保証するには、適切な吸気システムを配置し、ユニットに入る空気を濾過して不純物を除去する必要がある。吸気フィルターは、吸気システムにおける重要な部品であり、その中で、コンプレッサ初段フィルターは、鳥、枝、紙、ビニール袋などのユニットへの侵入を防ぐことができる。一般的には、吸気システムの吸気口には、フレーム構造が設けられ、フレームには、穴が開けられ、プレートフィルターは、フレームに固定されるので、その交換が柔軟になる。
従来の吸気フィルター用固定装置は、図1に示すように、中部フックと、下部フックを備え、中部フックは、上下2つの隣接するフィルターを固定し、下部フックは、L字型であり、最下段のフィルターを固定する。しかしながら、実際の使用中には、発電所のガスタービン吸気フィルターは、常に倒れており、検査の結果、ガスタービン吸気フィルターのフックは、設計上の理由により、取り付け距離が異なり、吸気フィルターを固定することができず、一定期間が経過するとガスタービン吸気フィルタの一部が倒れてしまうことが判明した。コンプレッサ入口フィルターを定期的に点検するたびに、フィルターの倒れが見つかり、コンプレッサー初段フィルターの倒れは、コンプレッサの空気の品質に深刻な悪影響を与える。
本考案の目的は、上記従来技術における欠点を克服するための、ガスタービン吸気システムのフィルター用固定装置を提供して、ガスタービン吸気フィルターを確実に固定することである。
本考案の目的は、以下に示す技術案により実現することができる。
プレートフィルターをフレームに固定するガスタービン吸気システムのフィルター用固定装置であって、上部固定ユニットと、下部固定ユニットと、中部固定ユニットと、を備え、
前記上部固定ユニットは、上部固定フックと、上部コネクタと、を備え、前記上部固定フックは、L字型構造であり、最上段のプレートフィルターの上端に密接し、前記上部固定フックは、上部コネクタを介してフレームに接続され、
前記下部固定ユニットは、下部固定フックと、下部コネクタと、を備え、前記下部固定フックは、Z字型構造であり、上部プレートと、中部プレートと、下部プレートと、を備え、上部プレートと、中部プレートとからなるL字型構造は、最下段のプレートフィルターの下端に密接し、下部プレートは、フレームに密接し、前記下部固定フックは、下部コネクタを介してフレームに接続され、
前記中部固定ユニットは、隣接するプレートフィルター同士を固定し、中部固定フックと、中部コネクタと、を備え、前記中部固定フックの上端と下端は、それぞれ上下のプレートフィルターに密接し、前記中部固定フックの上端は、折り曲げられて屈曲部が形成され、前記屈曲部は、上段のプレートフィルターの下端に密接し、中部固定フックには、中部コネクタに適合する長穴が設けられ、前記中部固定フックは、中部コネクタを介してフレームに接続される。
前記上部固定ユニットは、上部固定フックと、上部コネクタと、を備え、前記上部固定フックは、L字型構造であり、最上段のプレートフィルターの上端に密接し、前記上部固定フックは、上部コネクタを介してフレームに接続され、
前記下部固定ユニットは、下部固定フックと、下部コネクタと、を備え、前記下部固定フックは、Z字型構造であり、上部プレートと、中部プレートと、下部プレートと、を備え、上部プレートと、中部プレートとからなるL字型構造は、最下段のプレートフィルターの下端に密接し、下部プレートは、フレームに密接し、前記下部固定フックは、下部コネクタを介してフレームに接続され、
前記中部固定ユニットは、隣接するプレートフィルター同士を固定し、中部固定フックと、中部コネクタと、を備え、前記中部固定フックの上端と下端は、それぞれ上下のプレートフィルターに密接し、前記中部固定フックの上端は、折り曲げられて屈曲部が形成され、前記屈曲部は、上段のプレートフィルターの下端に密接し、中部固定フックには、中部コネクタに適合する長穴が設けられ、前記中部固定フックは、中部コネクタを介してフレームに接続される。
さらに、前記上部固定フックは、水平プレートと、垂直プレートと、を備え、前記垂直プレートは、プレートフィルターに密接し、水平プレートは、プレートフィルターの厚さ方向に沿って設けられ、前記水平プレートには、上部コネクタに適合する上部取け穴が設けられる。
さらに、前記上部コネクタは、上部ボルトと、上部ナットと、上部平座金と、を備える。
さらに、前記下部固定フックの上部プレートは、プレートフィルターに密接し、中部プレートは、プレートフィルターの厚さ方向に沿って設けられ、前記中部プレートの長さは、プレートフィルターの厚さと同じであり、下部プレートと上部プレートとは、同方向に設けられ、フレームに密接し、前記下部プレートには、下部コネクタに適合する下部取付穴が設けられる。
さらに、前記下部コネクタは、下部ボルトと、下部ナットと、下部平座金と、を備える。
さらに、前記中部固定フックの上端は折り曲げられ、折り曲げられた部分と中部固定フックの上端によりL字状の屈曲部が形成され、前記折り曲げられた部分は、プレートフィルターの厚さ方向に沿って設けられる。
さらに、前記中部コネクタは、中部ボルトと、蝶ナットと、中部平座金と、を備える。
さらに、前記中部コネクタは、ディスタンススリーブを備え、前記ディスタンススリーブは、フレームに取り付けられ、ディスタンススリーブの長さは、プレートフィルターの厚さと同じであり、中部ボルトは、フレームと、ディスタンススリーブと、長穴とを順に通した後、蝶ナットにより締め付けられる。
さらに、前記上部固定フックと、下部固定フックと、中部固定フックとの縁は、面取りされ、バリ取りされる。
さらに、前記上部固定ユニットと、下部固定ユニットと、中部固定ユニットとは、ステンレス製である。
従来技術に比べて、本考案は、以下の有益な効果を有する。
(1)上部固定ユニットを追加し、中部固定ユニットと下部固定ユニットを改良し、上部固定ユニットは、単方向のフックを通じてプレートフィルターを固定し、下部固定ユニットは、プレートフィルターに密接する形状に形成され、最下段のプレートフィルターを支持し、中部固定ユニットは、長穴付きのフックに形成され、位置に制限されず柔軟に動かすことができ、上下段のプレートフィルターを固定するための折り曲げられた部分が追加された。
(2)中部コネクタは、ディスタンススリーブを備え、中部ボルトは、ディスタンススリーブ内に設けられて、蝶ナットをねじ込むときに中部固定フックが曲がるのを防ぐことができる。
(3)上部固定ユニットと、下部固定ユニットと、中部固定ユニットとは、構造が簡単で安定性が高く接続されて、各部品の交換やメンテナンスが容易になり、元の固定装置をベースに改造するだけでよく、改造内容が少なくコストが削減され、メンテナンス時は、ナットを緩めるだけでよく、メンテナンス効率が高い。
以下、図面および具体的な実施例を参照して、本考案をさらに説明する。本実施例は、本考案の技術案を前提として実施され、詳細な実施形態および具体的な操作プロセスを示したが、本考案の保護範囲は、以下の実施例に限定されない。
図面において、同一の構成を有する要素には同一の符号を付し、類似の構造または機能を有する要素には類似の符号を付している。図面に示した各要素の大きさや厚さは任意に示されたものであり、本考案は各要素の大きさや厚さを限定しない。図面をより明確にし、各要素の間の関係を示すために、図面の一部には、縮尺は適切に変更され、要素の間の距離は増減された。
本願の実施例の説明において、「中央」、「上」、「下」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「内」、「外」などの用語が示す方位又は位置関係、または本願に係る製品を使用する際の通常の向きや位置関係、または当業者に一般に理解される向きや位置関係は、本願を説明し、説明を簡略化するためのものであり、装置又は素子が、特定の方位を有し、または特定の方位で構成され、操作されなければならないことを示すまたは暗示するのではなく、本考案を制限するものではないことを理解されたい。
本願の実施例の説明において、別段の明確な規定および限定がない限り、「設ける」、「取り付け」、「連結」、および「接続」という用語は、広い意味で理解されるべきであることに留意されたい。例えば、固定的に接続、取り外し可能に接続、一体的に接続、機械的に接続、電気的に接続、直接的に接続、中間物を介して間接的に接続、2つの素子の内側間の接続であってもよい。当業者として、具体的な状況に応じて、上記用語が本願における具体的な意味を理解することができる。
実施例1:
プレートフィルター1をフレームに固定するガスタービン吸気システムのフィルター用固定装置は、上部固定ユニット2と、下部固定ユニット3と、中部固定ユニット4と、を備え、図1から図9に示すように、本実施例におけるフレームは、鉄骨フレームであり、図面において、フレームが完全に示されず、上部固定ユニット2と、下部固定ユニット3と、中部固定ユニット4との、フレームの内部に設けされた部分は示されていない。
プレートフィルター1をフレームに固定するガスタービン吸気システムのフィルター用固定装置は、上部固定ユニット2と、下部固定ユニット3と、中部固定ユニット4と、を備え、図1から図9に示すように、本実施例におけるフレームは、鉄骨フレームであり、図面において、フレームが完全に示されず、上部固定ユニット2と、下部固定ユニット3と、中部固定ユニット4との、フレームの内部に設けされた部分は示されていない。
(1)上部固定ユニット2は、上部固定フック21と、上部コネクタと、を備え、上部固定フック21は、L字型構造であり、最上段のプレートフィルター1の上端に密接し、上部固定フック21は、上部コネクタを介してフレームに接続され、
上部固定フック21は、水平プレートと、垂直プレートと、を備え、垂直プレートは、プレートフィルター1に密接し、水平プレートは、プレートフィルター1の厚さ方向に沿って設けられ、水平プレートには、上部コネクタに適合する上部取け穴が設けられ、上部コネクタは、上部ボルト22と、上部ナット23と、上部平座金と、を備える。
上部固定フック21は、水平プレートと、垂直プレートと、を備え、垂直プレートは、プレートフィルター1に密接し、水平プレートは、プレートフィルター1の厚さ方向に沿って設けられ、水平プレートには、上部コネクタに適合する上部取け穴が設けられ、上部コネクタは、上部ボルト22と、上部ナット23と、上部平座金と、を備える。
具体的に実施される際に、上部固定フック21のサイズは、現場条件に従って設計されることができ、他のタイプの上部コネクタを選択することができる。本実施例において、上部固定フック21の厚さは2.5mm、幅は40mmであり、L字型構造の水平プレートの長さは22mm、垂直プレートの長さは97.80mmであり、垂直プレートとフレームを接続するために、垂直プレートの端部(水平プレートから離れた端)の中央には、径6mmの取付穴が設けられ、上部ボルト22は、フレームと上部取付穴を通し、上部ナット23は、上部ボルト22を締め付け、上部平座金の数は、2つであり、受圧面積を増やすために使用され、上部ボルト22のボルトヘッド側と上部ナット23側に設けられる。
従来技術では、複数のプレートフィルター1は、中部フックと下部フックによりフレームに固定されるが、最上段のプレートフィルター1は、下部のみが押さえて固定され、その固定は確実ではない。本願は、上部固定ユニット2を追加し、L字型のフックでプレートフィルター1とフレームを固定することで、最上段のプレートフィルター1の上下端をフレームに押し付けて固定することができ、固定がより確実になる。
(2)下部固定ユニットは、下部固定フック31と、下部コネクタと、を備え、下部固定フック31は、Z字型構造であり、上部プレートと、中部プレートと、下部プレートとを備え、上部プレートと、中部プレートとからなるL字型構造は、最下段のプレートフィルター1の下端に密接し、下部プレートは、フレームに密接し、下部固定フック31は、下部コネクタを介してフレームに接続され、
下部固定フック31の上部プレートは、プレートフィルター1に密接し、中部プレートは、プレートフィルター1の厚さ方向に沿って設けられ、中部プレートの長さは、プレートフィルター1の厚さと同じであり、下部プレートと上部プレートとは、同方向に設けられ、フレームに密接し、下部プレートには、下部コネクタに適合する下部取付穴が設けられ、下部コネクタは、下部ボルト32と、下部ナット33と、下部平座金と、を備える。
下部固定フック31の上部プレートは、プレートフィルター1に密接し、中部プレートは、プレートフィルター1の厚さ方向に沿って設けられ、中部プレートの長さは、プレートフィルター1の厚さと同じであり、下部プレートと上部プレートとは、同方向に設けられ、フレームに密接し、下部プレートには、下部コネクタに適合する下部取付穴が設けられ、下部コネクタは、下部ボルト32と、下部ナット33と、下部平座金と、を備える。
最下段のプレートフィルター1は、フレームの下部に固定されることを考慮すると、L字型のフックの取り付けが困難であり、確実な固定ができないので、本願は、下部固定フック31をL字型からZ字型に調整することで、最下段のプレートフィルター1の底部をフレームに押し付けて固定することができ、同時に最下段のプレートフィルター1を支持することができ、取り付けも容易になる。
具体的に実施される際に、下部固定フック31のサイズは、現場条件に従って設計されることができ、他のタイプの下部コネクタを選択することができる。本実施例において、下部固定フック31の厚さは2.5mm、幅は29.5mmであり、Z字型構造の上部プレートの長さは18.5mmであり、Z字型構造の中部プレートの長さは27.5mmであり、Z字型構造の下部プレートの長さは25mmであり、下部プレートとフレームを接続するために、下部プレートの中央には、径8mmの取付穴が設けられ、下部ボルト32は、フレームと下部取付穴を通し、下部ナット33は、下部ボルト32を締め付け、下部平座金の数は、2つであり、受圧面積を増やすために使用され、下部ボルト32のボルトヘッド側と下部ナット33側に設けられる。
(3)中部固定ユニット4は、隣接するプレートフィルター1同士を固定し、中部固定フック41と、中部コネクタと、を備え、中部固定フック41の上端と下端は、それぞれ上下のプレートフィルター1に密接し、中部固定フック41の上端は、折り曲げられて屈曲部が形成され、屈曲部は、上段のプレートフィルター1の下端に密接し、中部固定フック41には、中部コネクタに適合する長穴45が設けられ、中部固定フック41は、中部コネクタを介してフレームに接続される。
中部固定フック41の上端は折り曲げられ、折り曲げられた部分と中部固定フック41の上端によりL字状の屈曲部が形成され、前記折り曲げられた部分は、プレートフィルター1の厚さ方向に沿って設けられ、中部コネクタは、中部ボルト42と、蝶ナット43と、中部平座金と、を備える。
従来技術では、中部固定フック41は、板状構造であり、上下段のプレートフィルター1を同時にフレームに押し付けるが、板状のフックが回転しやすいので、プレートフィルター1が緩んでしまう。本願は、中部固定フック41の上端に折り曲げられた部分を追加して、L字型の屈曲部が形成されることで、上下段のプレートフィルター1を押さえることができると同時に、上段のプレートフィルタースー1を引っ掛けることもでき、中部固定フック41が回転するのを避け、固定効果がより良くなり、上下方向の位置を制限することができ、腰穴45により、取り付けが容易になる。
具体的に実施される際に、中部固定フック41のサイズは、現場条件に従って設計されることができ、他のタイプの中部コネクタを選択することができる。本実施例において、中部固定フック41の厚さは2.5mm、幅は29mmであり、中部固定フック41の長さは65mmであり、折り曲げられた部分の長さは5mmであり、中部固定フック41とフレームを接続するために、中部固定フック41の中央には、幅が8mmで長さが22mmの長穴45が設けられ、中部ボルト42は、フレームと長穴45を通し、蝶ナット43は、中部ボルト42を締め付け、中部平座金の数は、2つであり、受圧面積を増やすために使用され、中部ボルト42のボルトヘッド側と蝶ナット33側に設けられる。
中部ボルト42は、プレートフィルター1の厚さ方向に沿って長穴45を通し、通した部分は宙に浮くので、蝶ナット43をねじ込むときに中部固定フック41が曲がるのを防ぐために、中部コネクタは、ディスタンススリーブ44を備え、ディスタンススリーブ44は、フレームに取り付けられ、ディスタンススリーブ44の長さは、プレートフィルター1の厚さと同じであり、中部ボルト42は、フレームと、ディスタンススリーブ44と、長穴45とを順に通した後、蝶ナット43により締め付けられる。
プレートフィルター1は、フレームに固定されるため、フレームに穴を開けてボルトとナットを介して接続する。他の実施形態において、実在のフレーム(壁など)がある場合、そのフレームにボルト穴を開けることができ、スタッドとナットを介して接続する。または、本分野における通常の接続方法を使用して固定することができる。
さらに、上部固定フック21と、下部固定フック31と、中部固定フック41との縁は、面取りされ、バリ取りされて、人を傷つけることを防止し、安全性を向上させる。上部固定ユニット2と、下部固定ユニット3と、中部固定ユニット4とは、ステンレス製であるので、湿った環境でもうまく機能する。
上部固定ユニット2と、下部固定ユニット3と、中部固定ユニット4とは、構造が簡単で安定性が高く接続されて、各部品の交換やメンテナンスが容易になり、元の固定装置をベースに改造するだけでよく、改造内容が少なくコストが削減され、メンテナンス時は、ナットを緩めるだけでよく、メンテナンス効率が高い。
従来技術に比べて、本願は、L字型の上部固定フック21を追加し、下部固定フック31の形状を元のL字型からZ字型に調整し、中部固定フック41の形状を元の板状からL字型に調整した(すなわち、折り曲げられた部分を追加した)。これにより、プレートフィルター1をさまざまな方向から固定して支持することができ、中部フックにおける中部コネクタに適合する中部取付穴は、長穴45であるので、位置に制限されず柔軟に動かすことができる。
本考案の好ましい具体的な実施例について、上で詳細に説明した。当業者であれば、創造的な努力をすることなく、本考案の構想に従って多くの修正および変更を行うことができることを理解されたい。したがって、当業者が本考案の構想に従って、従来技術に基づいて、論理的分析、推論、または有限回数の実験を通じて得られる技術案は、実用新案登録請求の範囲によって定義される保護範囲内にあるべきである。
1 プレートフィルター
2 上部固定ユニット
3 下部固定ユニット
4 中部固定ユニット
21 上部固定フック
22 上部ボルト
23 上部ナット
31 下部固定フック
32 下部ボルト
33 下部ナット
41 中部固定フック
42 中部ボルト
43 蝶ナット
44 ディスタンススリーブ
45 長穴
2 上部固定ユニット
3 下部固定ユニット
4 中部固定ユニット
21 上部固定フック
22 上部ボルト
23 上部ナット
31 下部固定フック
32 下部ボルト
33 下部ナット
41 中部固定フック
42 中部ボルト
43 蝶ナット
44 ディスタンススリーブ
45 長穴
Claims (10)
- プレートフィルターをフレームに固定するガスタービン吸気システムのフィルター用固定装置であって、上部固定ユニットと、下部固定ユニットと、中部固定ユニットと、を備え、
前記上部固定ユニットは、上部固定フックと、上部コネクタと、を備え、前記上部固定フックは、L字型構造であり、最上段のプレートフィルターの上端に密接し、前記上部固定フックは、前記上部コネクタを介して前記フレームに接続され、
前記下部固定ユニットは、下部固定フックと、下部コネクタと、を備え、前記下部固定フックは、Z字型構造であり、上部プレートと、中部プレートと、下部プレートとを備え、前記上部プレートと、前記中部プレートとからなるL字型構造は、最下段のプレートフィルターの下端に密接し、前記下部プレートは、前記フレームに密接し、前記下部固定フックは、前記下部コネクタを介して前記フレームに接続され、
前記中部固定ユニットは、隣接するプレートフィルター同士を固定し、中部固定フックと、中部コネクタと、を備え、前記中部固定フックの上端と下端は、それぞれ上下のプレートフィルターに密接し、前記中部固定フックの上端は、折り曲げられて屈曲部が形成され、前記屈曲部は、上段のプレートフィルターの下端に密接し、前記中部固定フックには、前記中部コネクタに適合する長穴が設けられ、前記中部固定フックは、前記中部コネクタを介して前記フレームに接続される、ことを特徴とするガスタービン吸気システムのフィルター用固定装置。 - 前記上部固定フックは、水平プレートと、垂直プレートと、を備え、前記垂直プレートは、前記最上段のプレートフィルターに密接し、前記水平プレートは、プレートフィルターの厚さ方向に沿って設けられ、前記水平プレートには、前記上部コネクタに適合する上部取け穴が設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載のガスタービン吸気システムのフィルター用固定装置。
- 前記上部コネクタは、上部ボルトと、上部ナットと、上部平座金と、を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のガスタービン吸気システムのフィルター用固定装置。
- 前記下部固定フックの前記上部プレートは、前記最下段のプレートフィルターに密接し、前記中部プレートは、プレートフィルターの厚さ方向に沿って設けられ、前記中部プレートの長さは、プレートフィルターの厚さと同じであり、前記下部プレートと前記上部プレートとは、同方向に設けられ、前記フレームに密接し、前記下部プレートには、前記下部コネクタに適合する下部取付穴が設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載のガスタービン吸気システムのフィルター用固定装置。
- 前記下部コネクタは、下部ボルトと、下部ナットと、下部平座金と、を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のガスタービン吸気システムのフィルター用固定装置。
- 前記中部固定フックの上端は折り曲げられ、折り曲げられた部分と前記中部固定フックの上端によりL字状の屈曲部が形成され、前記折り曲げられた部分は、プレートフィルターの厚さ方向に沿って設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載のガスタービン吸気システムのフィルター用固定装置。
- 前記中部コネクタは、中部ボルトと、蝶ナットと、中部平座金と、を備える、ことを特徴とする請求項1に記載のガスタービン吸気システムのフィルター用固定装置。
- 前記中部コネクタは、ディスタンススリーブを備え、前記ディスタンススリーブは、前記フレームに取り付けられ、前記ディスタンススリーブの長さは、プレートフィルターの厚さと同じであり、前記中部ボルトは、前記フレームと、前記ディスタンススリーブと、前記長穴とを順に通した後、前記蝶ナットにより締め付けられる、ことを特徴とする請求項7に記載のガスタービン吸気システムのフィルター用固定装置。
- 前記上部固定フックと、前記下部固定フックと、前記中部固定フックとの縁は、面取りされ、バリ取りされる、ことを特徴とする請求項1に記載のガスタービン吸気システムのフィルター用固定装置。
- 前記上部固定ユニットと、前記下部固定ユニットと、前記中部固定ユニットとは、ステンレス製である、ことを特徴とする請求項1に記載のガスタービン吸気システムのフィルター用固定装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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CN202222315942.1U CN218467718U (zh) | 2022-08-31 | 2022-08-31 | 一种燃机进气系统滤网的固定装置 |
CN202222315942.1 | 2022-08-31 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3243835U true JP3243835U (ja) | 2023-09-22 |
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ID=85140137
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2023002670U Active JP3243835U (ja) | 2022-08-31 | 2023-07-26 | ガスタービン吸気システムのフィルター用固定装置 |
Country Status (2)
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CN (1) | CN218467718U (ja) |
-
2022
- 2022-08-31 CN CN202222315942.1U patent/CN218467718U/zh active Active
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2023
- 2023-07-26 JP JP2023002670U patent/JP3243835U/ja active Active
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CN218467718U (zh) | 2023-02-10 |
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Legal Events
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