JP3243666U - チップ電気メッキ又はチップ洗浄機に用いられる陰極導電ローラーの新規装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】チップ水平電気メッキ又はチップ水平電解洗浄機に用いられる、導電ローラー及び陽極板が取り付けられた新規装置を提供する。【解決手段】浸漬タンク1と、陰極導電ローラー2と、浸漬タンク3と、設備部分の筐体4と、導電板5とを含むチップ電気メッキ又はチップ洗浄機に用いられる陰極導電ローラーの新規装置であって、設備部分の筐体にキャビティ筐体付きの浸漬タンク装置が設けられており、浸漬タンク1と浸漬タンク3との間に陰極導電ローラー2が設けられており、各浸漬タンク1、3に陽極板装置が設けられており、陰極導電ローラー2の下に、付帯する導電板タンク装置が設けられている。【選択図】図1
Description
本考案は、チップ水平電気メッキ又はチップ水平電解洗浄機の製造分野に関し、具体的には、チップ水平電気メッキ又はチップ水平電解洗浄機に用いられる、導電ローラー及び陽極板が取り付けられた新規装置に関する。
プリント配線板及び半導体製品は、製造過程で電気メッキ及び電解脱脂の表面処理をしなければならない。従来的には、プリント配線板及び半導体製品に対する電気メッキ及び電解脱脂の表面処理方式は、電気メッキ槽における対向する両側にそれぞれ、輸送ローラーと止水ローラーとが設置され、止水ローラーが垂直に配列設置され、輸送ローラーが止水ローラーの下に位置し、垂直配列される止水ローラーによりめっき液をブロックして、めっき液の液面が少なくとも最上部の止水ローラーの中心と同一の高さであるようにする。これにより、浸漬区を形成するので、輸送ローラーはめっき液の液面以下に浸される。また、両側の止水ローラー間にサージ発生器及び陽極装置が設けられており、浸漬区以外の対向する両側に、それぞれ、陰極に接続される導電ローラーが設けられている。プリント配線板は、導電ローラーによってプリント配線板に接触するように輸送面が挟まれて浸漬区に入る。浸漬区に入ったプリント配線板は、輸送ローラーと止水ローラーによって同時に挟持輸送され、この際のプリント配線板は負に帯電する。プリント配線板が輸送されて陽極装置とサージ発生器を通過する場合、サージ発生器から湧き出ためっき液は陽極装置を経過した後、めっき液における金属イオンを正に帯電させ、めっき液が流れてプリント配線板の板面と孔を通過し、正に帯電した金属イオンを負に帯電したプリント配線板上に付着させて電気メッキ効果を実現する。早期の導電ローラーは浸漬区外に設けられ、直接めっき液に浸漬しなかったが、マシーンの運転過程で、めっき液は依然としていくつかの隙間を経由して導電ローラーに噴出されることで、導電ローラーの表面に金属がメッキされ、導電ローラーの粗さに影響を与え、それに導電ローラーの直径も大きくなり、さらに基板が動かなくなるという現象が発生する。直接導電ローラーを2組の止水ローラー間に設け、導電ローラーがある程度に金属がめっきされた後、導電ローラーを取り外して掃除し、その後原位置に取り付け直すという他の電気めっき装置の機種もある。しかし、このような導電ローラーを常に掃除する必要がある方式では、明らかに電気メッキ作業の効率に厳しく影響する。
本考案が解決しようとする課題は、チップ水平電気メッキ及びチップ水平電解洗浄機に用いられる、陰極導電ローラー及び陽極板が取り付けられた新規装置を設計することである。
上記技術的課題を解決するために、本考案は以下の技術的手段を提供する。浸漬タンク1と、陰極導電ローラー2(この陰極導電ローラーがメッキ液又は電解液に浸漬されるか否かを問わず、この陰極導電ローラーに回路を生じなければよい)と、浸漬タンク3と、設備部分の筐体4と、導電板5とを含むチップ水平電気メッキ又はチップ水平電解洗浄機に用いられる陰極導電ローラー及び陽極板が取り付けられた新規装置であって、設備部分の筐体にキャビティ筐体付きの浸漬タンク装置が設けられており、浸漬タンク1と浸漬タンク3との間に陰極導電ローラー1装置(この陰極導電ローラーがメッキ液又は電解液に浸漬されるか否かを問わず、この陰極導電ローラーに回路を生じなければよい)が設けられており、浸漬タンクに陽極板装置が設けられており、陰極導電ローラーの下に、付帯する陽極導電板タンク装置が設けられている。
本考案が従来技術に比べたメリットは以下の通りである。構造全体は簡単で精巧であり、部品の選択、接続及び全体の作動方式は合理的で完全であり、製品は浸漬タンク1における電解液により、メッキ液又は電解液に浸漬されていない陰極導電ローラーに接触し、この場合、製品はメッキ液又は電解液に電流反応があると電気メッキ又は電解脱脂を開始し、製品は浸漬タンク1から離れる際に、メッキ液又は電解液に浸漬されていない陰極導電ローラーにより、浸漬タンク2におけるメッキ液又は電解液に入り電気メッキ又は電解脱脂を行う。この方法で電気メッキ又は電解脱脂を行う場合、電流が半導体製品又は回路基板に集中して均一に分布しているので、製品の電気メッキ又は電解脱脂はより良い効果を達成する。この方法によっても陰極導電ローラーにめっき層と酸化層を付着させにくく、陰極導電ローラーの下に追加して取り付けられる導電板は、陽極に析出した金属イオンが均一に分布しメッキ液に入るように作用し、他にも、電解脱脂時に電解液における金属イオンを板に吸着させるように作用する。この方法は電解液における金属イオンが基準値を超えることを防止するためのものであり、電解液の使用寿命を延長し、適用性がよく、普及させやすくなる。
さらに、浸漬タンクと浸漬タンクには、ポンプによりメッキ液又は電解液が循環してろ過され充填されている。
以下、図面を参照しながら本考案をさらに詳しく説明する。
本考案が具体的に実施される場合、図1及び図2に示す実施例では、浸漬タンク1と、陰極導電ローラー2(この陰極導電ローラーがメッキ液又は電解液に浸漬されるか否かを問わず、この陰極導電ローラーに回路を生じなければよい)と、浸漬タンク3と、設備部分の筐体4と、導電板5とを含み、設備部分の筐体にキャビティ筐体付きの浸漬タンク装置が設けられており、浸漬タンク1と浸漬タンク3との間に陰極導電ローラー1装置(この陰極導電ローラーがメッキ液又は電解液に浸漬されるか否かを問わず、この陰極導電ローラーに回路を生じなければよい)が設けられており、浸漬タンクに陽極板装置が設けられており、陰極導電ローラーの下に、付帯する導電板タンク装置が設けられている。
本考案の一実施例では、図1及び図2に示すように、本考案の作動原理は以下の通りである。本考案はチップ水平電気メッキ及びチップ水平電解洗浄機に用いられる、陰極導電ローラーがメッキ液又は電解液に浸漬される必要がない新規製造装置であり、製品は浸漬タンク1におけるメッキ液又は電解液により、メッキ液又は電解液に浸漬されていない陰極導電ローラーに接触し、この場合、製品はメッキ液又は電解液に電流反応があると電気メッキ又は電解脱脂を開始し、製品は浸漬タンク1から離れる際に、メッキ液又は電解液に浸漬されていない陰極導電ローラーにより、浸漬タンク2におけるメッキ液又は電解液に入り電気メッキ又は電解脱脂を行う。この方法で電気メッキ又は電解脱脂を行う場合、電流が半導体製品又は回路基板に集中して均一に分布しているので、製品の電気メッキ又は電解脱脂はより良い効果を達成する。この方法によっても陰極導電ローラーにめっき層と酸化層を付着させにくく、陰極導電ローラーの下に追加して取り付けられる導電板は、陽極に析出した金属イオンが均一に分布しメッキ液に入るように作用し、他にも、電解脱脂時に電解液における金属イオンを電解板に吸着させるように作用する。この方法は電解液における金属イオンが基準値を超えることを防止するためのものであり、電解液の使用寿命を延長させる。
以上、本考案の基本原理、主な特徴及び考案のメリットを開示説明したが、本考案は上記実施例によって制限されず、上記実施例及び明細書に記述されたのは本考案の原理の説明に過ぎず、本考案の趣旨及び範囲を逸脱することなく、本考案は各種の変化と改善をさらに有し、これらの変化と改善は保護が要求される本考案の範囲内に入っていることは、当業者に自明である。本考案の保護が要求される範囲は、添付の特許請求の範囲及びその等価物によって決定される。
1 浸漬タンク
2 陰極導電ローラー
3 浸漬タンク
4 設備部分の筐体
5 導電板
2 陰極導電ローラー
3 浸漬タンク
4 設備部分の筐体
5 導電板
Claims (2)
- 浸漬タンク1と、陰極導電ローラー2と、浸漬タンク3と、設備部分の筐体4と、導電板5とを含むチップ電気メッキ又はチップ洗浄機に用いられる陰極導電ローラーの新規装置であって、前記設備部分の筐体にキャビティ筐体付きの浸漬タンク装置が設けられており、前記浸漬タンク1と浸漬タンク3との間に陰極導電ローラー2が設けられており、前記浸漬タンク1、3に陽極板装置が設けられており、前記陰極導電ローラー2の下に、付帯する導電板タンク装置が設けられていることを特徴とする、チップ電気メッキ又はチップ洗浄機に用いられる陰極導電ローラーの新規装置。
- 前記浸漬タンク1と浸漬タンク3に、電解液を吸い上げて再利用するポンプを有し、前記浸漬タンク1と浸漬タンク3との間に陰極導電ローラー2が設けられており、前記陰極導電ローラー2の下に、付帯する導電板タンク装置が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のチップ電気メッキ又はチップ洗浄機に用いられる陰極導電ローラーの新規装置。
Applications Claiming Priority (4)
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CN202320953744 | 2023-04-25 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3243666U true JP3243666U (ja) | 2023-09-08 |
Family
ID=87881576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023002523U Active JP3243666U (ja) | 2023-04-25 | 2023-07-13 | チップ電気メッキ又はチップ洗浄機に用いられる陰極導電ローラーの新規装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JP3243666U (ja) |
TW (1) | TWM650711U (ja) |
-
2023
- 2023-07-13 JP JP2023002523U patent/JP3243666U/ja active Active
- 2023-07-19 TW TW112207532U patent/TWM650711U/zh unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
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TWM650711U (zh) | 2024-01-21 |
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