JP3243438U - ゴルフ練習場とゴルフ練習場に配置される標的島 - Google Patents
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Abstract
【課題】打ちっ放しを行う者が、楽しく且つ容易に標的として選ぶことができ、また自己が打ち放ったボールが選んだ標的に対して命中したか否かを、遠く離れた位置であっても、夜間等グウランドが暗い場合においても、容易、確実に、楽しみをもって知ることができるゴルフ練習場とゴルフ練習場に配置される標的島の提供を課題とする。【解決手段】複数の打席11aを備えた打ちっ放しヤード11と、該打ちっ放しヤード11の前方に打ち放したゴルフボールBが飛んでいくフィールド12とを少なくとも備えたゴルフ練習場10であって、打ち放しの標的となる複数個の標的島20をフィールド12の複数の場所に配置することで、練習者の打ち放し標的として選択可能に構成し、且つ少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下において、打ち放ったゴルフボールBが前記標的島20に落下命中すると該標的島20が短時間点灯するように構成している。【選択図】 図1
Description
本考案はゴルフ練習場と該ゴルフ練習場に配置される標的島に関する。
打ちっ放しゴルフ練習場は、コースでのプレーをしないときなどにおいて、ゴルフボールを次々と打ってフォーム等の練習をしたり、また休日や空き時間にゴルフボールを打ちっ放しして楽しんだり、ストレスを発散したりするのに使用される施設である。
練習者は打ちっ放しに際しては、どのようなフォームでどのようなスイングをすれば、どのような飛距離でどのような位置に飛ばすことができるのかが関心事であり、そのような飛距離と落下位置とを確認しつつ次々と打ちっ放しを行う場合が多い。即ち、練習者は、傾向として、練習場内の比較的飛距離が遠く、且つ左翼から右翼までの間のある特定の位置を落下目標と想定して打撃する場合が多い。
しかしながら従来の打ちっ放しゴルフ練習場では、敷地内のグランドやバックの金網等には距離表示等の標識が小さく表示されることがあるものの、練習者が打ちっ放しの際に容易に、ハッキリと目標として選ぶことができるような格別な標的物は設備されていなかった。
また練習というほどではなく、単なる楽しみ的に打ちっ放しを行う練習者にとっても、何らかの目印となる格別な標的物に向けて打ちっ放しができればゲーム的な楽しみも増すというものである。
練習者は打ちっ放しに際しては、どのようなフォームでどのようなスイングをすれば、どのような飛距離でどのような位置に飛ばすことができるのかが関心事であり、そのような飛距離と落下位置とを確認しつつ次々と打ちっ放しを行う場合が多い。即ち、練習者は、傾向として、練習場内の比較的飛距離が遠く、且つ左翼から右翼までの間のある特定の位置を落下目標と想定して打撃する場合が多い。
しかしながら従来の打ちっ放しゴルフ練習場では、敷地内のグランドやバックの金網等には距離表示等の標識が小さく表示されることがあるものの、練習者が打ちっ放しの際に容易に、ハッキリと目標として選ぶことができるような格別な標的物は設備されていなかった。
また練習というほどではなく、単なる楽しみ的に打ちっ放しを行う練習者にとっても、何らかの目印となる格別な標的物に向けて打ちっ放しができればゲーム的な楽しみも増すというものである。
上記特許文献1には、ゴルフ練習場のフェアウェイ構造が開示されている。このフェアウェイ構造によれば、フェアウェイ3の打ち放しヤード2から所定間隔毎に境界線3aを施設し、各境界線3aで仕切られた隣接領域には異なる色の人工芝で識別できるようにしている。
しかしながら特許文献1の考案は、人工芝の色分けを行うことで、フェアウェイにおける打席からの飛距離をわかり易くするものであるが、飛んだ距離がわかる程度にとどまり、練習者がゴルフボールを右翼から左翼までのどの位置に打ち込みたいという場合の標的としては不十分である。
また隣接領域の人工芝の色を変えるといっても、打席からかなり離れた位置における人工芝の色の識別は、実際問題として容易とは言えない。また距離毎に人工芝の色を変える程度では、標的としての面白さにも欠けるものである。
更に人工芝の色を飛距離で変える程度では、夜間はもとより日中においても、特に1階の打席からは、距離の遠い位置での識別は容易ではない。
しかしながら特許文献1の考案は、人工芝の色分けを行うことで、フェアウェイにおける打席からの飛距離をわかり易くするものであるが、飛んだ距離がわかる程度にとどまり、練習者がゴルフボールを右翼から左翼までのどの位置に打ち込みたいという場合の標的としては不十分である。
また隣接領域の人工芝の色を変えるといっても、打席からかなり離れた位置における人工芝の色の識別は、実際問題として容易とは言えない。また距離毎に人工芝の色を変える程度では、標的としての面白さにも欠けるものである。
更に人工芝の色を飛距離で変える程度では、夜間はもとより日中においても、特に1階の打席からは、距離の遠い位置での識別は容易ではない。
そこで本考案は上記従来技術の問題を解消し、打ちっ放しを行う者が楽しく且つ容易に標的として選ぶことができ、また自己が打ち放ったボールが選んだ標的に対して命中したか否かを、遠く離れた位置であっても、また夜間等のグウランドが暗い場合やその他、視界が悪い場合においても、容易、確実に、また楽しみをもって知ることができるゴルフ練習場とゴルフ練習場に配置される標的島の提供を課題とする。
上記課題を達成するため、本考案のゴルフ練習場は、複数の打席を備えた打ちっ放しヤードと、該打ちっ放しヤードの前方に打ち放したゴルフボールが飛んでいくフィールドとを少なくとも備えたゴルフ練習場であって、打ちっ放しの標的となる複数個の標的島を、前記フィールドの複数の場所に配置することで、練習者の打ち放し標的として選択可能に構成し、且つ少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下において、打ち放したゴルフボールが前記標的島に落下命中すると該標的島が短時間点灯するように構成していることを第1の特徴としている。
また本考案のゴルフ練習場は、上記第1の特徴に加えて、フィールドに配置された標的島は、ゴルフボールの落下を受ける上面ボール受け部と、ゴルフボールのゴロを跳ね返して前記上面ボール受け部には行かないようにする側面立上がり部とを備え、前記上面ボール受け部はフィールドの前方から後方に向けて登り勾配に配置できるように傾斜させた構成とし、少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下において、打ち放したゴルフボールが前記上面ボール受け部に落下命中すると該上面ボール受け部が短時間点灯するように構成していることを第2の特徴としている。
また本考案のゴルフ練習場は、上記第2の特徴に加えて、フィールドに配置された標的島は、上面ボール受け部を半径が1乃至数メートルの丸型形状に構成していることを第3の特徴としている。
また本考案のゴルフ練習場は、上記第3の特徴に加えて、丸型形状の上面ボール受け部を中心区域とその周りの周辺区域とからなる複数の区域に区切り、ゴルフボールが落下した区域毎に短時間の点灯が行われるように構成していることを第4の特徴としている。
また本考案のゴルフ練習場は、上記第4の特徴に加えて、ゴルフボールの標的島への落下による区域毎の点灯は、上面ボール受け部の各区域に配置された検出手段がその区域へのゴルフボールの落下を検出することにより行われるように構成していることを第5の特徴としている。
また本考案のゴルフ練習場は、上記第1~第5の何れかの特徴に加えて、少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下において、ゴルフボールの落下に伴う短時間の点灯とは別に、標的島の上面ボール受け部の輪郭線を表示する持続的点灯が行われるように構成していることを第6の特徴としている。
一方、本考案のゴルフ練習場に配置される標的島は、ゴルフボールの落下を受ける上面ボール受け部とゴルフボールのゴロを跳ね返して前記上面ボール受け部へは行かないようにする側面立上がり部とを少なくとも備え、前記上面ボール受け部はフィールドの前方から後方に向けて登り勾配となるように傾斜させた構成とし、且つ少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下において、打ち放したゴルフボールが前記上面ボール受け部に落下命中すると該上面ボール受け部が短時間点灯するように構成していることを第7の特徴としている。
また本考案のゴルフ練習場に配置される標的島は、上記第7の特徴に加えて、上面ボール受け部を半径が1乃至数メートルの丸型形状に構成していることを第8の特徴としている。
また本考案のゴルフ練習場に配置される標的島は、上記第8の特徴に加えて、丸型形状の上面ボール受け部を中心区域とその周りの周辺区域とからなる複数の区域に区切り、ゴルフボールが落下した区域毎に短時間の点灯が行われるように構成していることを第9の特徴としている。
また本考案のゴルフ練習場に配置される標的島は、上記第9の特徴に加えて、ゴルフボールの標的島への落下による区域毎の点灯は、上面ボール受け部の各区域に配置された検出手段がその区域へのゴルフボールの落下を検出することにより行われるように構成していることを第10の特徴としている。
また本考案のゴルフ練習場に配置される標的島は、上記第7~第10の何れかの特徴に加えて、少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下において、ゴルフボールの落下に伴う短時間の点灯とは別に、標的島の上面ボール受け部の輪郭線を表示する持続的点灯が行われるように構成していることを第11の特徴としている。
また本考案のゴルフ練習場は、上記第1の特徴に加えて、フィールドに配置された標的島は、ゴルフボールの落下を受ける上面ボール受け部と、ゴルフボールのゴロを跳ね返して前記上面ボール受け部には行かないようにする側面立上がり部とを備え、前記上面ボール受け部はフィールドの前方から後方に向けて登り勾配に配置できるように傾斜させた構成とし、少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下において、打ち放したゴルフボールが前記上面ボール受け部に落下命中すると該上面ボール受け部が短時間点灯するように構成していることを第2の特徴としている。
また本考案のゴルフ練習場は、上記第2の特徴に加えて、フィールドに配置された標的島は、上面ボール受け部を半径が1乃至数メートルの丸型形状に構成していることを第3の特徴としている。
また本考案のゴルフ練習場は、上記第3の特徴に加えて、丸型形状の上面ボール受け部を中心区域とその周りの周辺区域とからなる複数の区域に区切り、ゴルフボールが落下した区域毎に短時間の点灯が行われるように構成していることを第4の特徴としている。
また本考案のゴルフ練習場は、上記第4の特徴に加えて、ゴルフボールの標的島への落下による区域毎の点灯は、上面ボール受け部の各区域に配置された検出手段がその区域へのゴルフボールの落下を検出することにより行われるように構成していることを第5の特徴としている。
また本考案のゴルフ練習場は、上記第1~第5の何れかの特徴に加えて、少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下において、ゴルフボールの落下に伴う短時間の点灯とは別に、標的島の上面ボール受け部の輪郭線を表示する持続的点灯が行われるように構成していることを第6の特徴としている。
一方、本考案のゴルフ練習場に配置される標的島は、ゴルフボールの落下を受ける上面ボール受け部とゴルフボールのゴロを跳ね返して前記上面ボール受け部へは行かないようにする側面立上がり部とを少なくとも備え、前記上面ボール受け部はフィールドの前方から後方に向けて登り勾配となるように傾斜させた構成とし、且つ少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下において、打ち放したゴルフボールが前記上面ボール受け部に落下命中すると該上面ボール受け部が短時間点灯するように構成していることを第7の特徴としている。
また本考案のゴルフ練習場に配置される標的島は、上記第7の特徴に加えて、上面ボール受け部を半径が1乃至数メートルの丸型形状に構成していることを第8の特徴としている。
また本考案のゴルフ練習場に配置される標的島は、上記第8の特徴に加えて、丸型形状の上面ボール受け部を中心区域とその周りの周辺区域とからなる複数の区域に区切り、ゴルフボールが落下した区域毎に短時間の点灯が行われるように構成していることを第9の特徴としている。
また本考案のゴルフ練習場に配置される標的島は、上記第9の特徴に加えて、ゴルフボールの標的島への落下による区域毎の点灯は、上面ボール受け部の各区域に配置された検出手段がその区域へのゴルフボールの落下を検出することにより行われるように構成していることを第10の特徴としている。
また本考案のゴルフ練習場に配置される標的島は、上記第7~第10の何れかの特徴に加えて、少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下において、ゴルフボールの落下に伴う短時間の点灯とは別に、標的島の上面ボール受け部の輪郭線を表示する持続的点灯が行われるように構成していることを第11の特徴としている。
請求項1に記載のゴルフ練習場によれば、複数の打席を備えた打ちっ放しヤードとその前方にゴルフボールが飛んでいくフィ―ルドを少なくとも備えたゴルフ練習場において、打ち放しの標的となる複数個の標的島が前記フィールドの複数の場所に配置される。
標的島が複数配置されることで、練習者の打ち放し標的としての標的島の選択が可能となる。
よって練習者は打ちっ放しヤードの打席において、これから打ち放して命中させたい標的島を自在に選択し、それに向けてゴルフボールを打つことができる。そして打ったゴルフボールが狙った標的島に命中するか否かをその場で視認することができる。
前記複数個の標的島は、島として、あたかも水面から出ているかのように地面上に配置されるので、コースにおけるグリーンとしての色彩も帯びて、練習者にとっても1オンで狙う対象として選択のしがいがある。
また少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下においては、ゴルフボールが標的島に落下命中すると該標的島が短時間点灯するように構成しているので、夜間等においてゴルフボールの行方が見辛くなっても、命中すれば標的島が短時間点灯するので、命中の有無が容易にわかる。短時間の点灯であるので、その点灯が自分の打ったゴルフボールの命中によるものか他人の打ったゴルフボールの命中によるものかも容易に区別できる。よって特に高齢者等の目の弱い者には朗報である。
勿論、点灯させるタイミングは夕方以降でなくともよく、昼間でも逆光の場合や風雨等で視界が悪い場合でもよい。
標的島が複数配置されることで、練習者の打ち放し標的としての標的島の選択が可能となる。
よって練習者は打ちっ放しヤードの打席において、これから打ち放して命中させたい標的島を自在に選択し、それに向けてゴルフボールを打つことができる。そして打ったゴルフボールが狙った標的島に命中するか否かをその場で視認することができる。
前記複数個の標的島は、島として、あたかも水面から出ているかのように地面上に配置されるので、コースにおけるグリーンとしての色彩も帯びて、練習者にとっても1オンで狙う対象として選択のしがいがある。
また少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下においては、ゴルフボールが標的島に落下命中すると該標的島が短時間点灯するように構成しているので、夜間等においてゴルフボールの行方が見辛くなっても、命中すれば標的島が短時間点灯するので、命中の有無が容易にわかる。短時間の点灯であるので、その点灯が自分の打ったゴルフボールの命中によるものか他人の打ったゴルフボールの命中によるものかも容易に区別できる。よって特に高齢者等の目の弱い者には朗報である。
勿論、点灯させるタイミングは夕方以降でなくともよく、昼間でも逆光の場合や風雨等で視界が悪い場合でもよい。
請求項2に記載のゴルフ練習場によれば、上記請求項1に記載の構成による作用効果に加えて、標的島は、ゴルフボールの落下を受ける上面ボール受け部と、ゴルフボールのゴロを跳ね返して上面ボール受け部には行かないようにする側面立上がり部とを備えている。
これにより標的島は飛んできたゴルフボールの落下命中を上面ボール受け部で受けることができ、またゴロで転がってきたゴルフボールを側面立上がり部によって跳ね返して、上面ボール受け部には行かないようにして、誤点灯をなくすことができる。
更に前記上面ボール受け部はフィールドの前方から後方に向けて登り勾配に配置できるように傾斜させた構成としているので、練習者が標的として複数の標的島から1つの島を選ぶ際に、命中させるべき標的島の上面ボール受け部を目視により確認し易い。またゴルフボールが上面ボール部に命中した際の点灯を容易に確認できる。
これにより標的島は飛んできたゴルフボールの落下命中を上面ボール受け部で受けることができ、またゴロで転がってきたゴルフボールを側面立上がり部によって跳ね返して、上面ボール受け部には行かないようにして、誤点灯をなくすことができる。
更に前記上面ボール受け部はフィールドの前方から後方に向けて登り勾配に配置できるように傾斜させた構成としているので、練習者が標的として複数の標的島から1つの島を選ぶ際に、命中させるべき標的島の上面ボール受け部を目視により確認し易い。またゴルフボールが上面ボール部に命中した際の点灯を容易に確認できる。
請求項3に記載のゴルフ練習場によれば、上記請求項2に記載の構成による作用効果に加えて、フィールドに配置された標的島は、上面ボール受け部を半径が1乃至数メートルの丸型形状としている。
上面ボール受け部の半径を1乃至数メートルの丸型形状とすることで、その上面ボール受け部が丁度グリーンの如き存在となり、練習者にとって丁度適当な面積をもつ格好の標的として選ぶことができる。加えて、そのような大きさの上面ボール受け部にオンさせることで、合格ショットであると判定できる基準ともなる。即ち、そのような大きさ、形状とすることで、一種のグリーンとしての役割をもたせることができる。
上面ボール受け部の半径を1乃至数メートルの丸型形状とすることで、その上面ボール受け部が丁度グリーンの如き存在となり、練習者にとって丁度適当な面積をもつ格好の標的として選ぶことができる。加えて、そのような大きさの上面ボール受け部にオンさせることで、合格ショットであると判定できる基準ともなる。即ち、そのような大きさ、形状とすることで、一種のグリーンとしての役割をもたせることができる。
請求項4に記載のゴルフ練習場によれば、上記請求項3に記載の構成による作用効果に加えて、丸型形状の上面ボール受け部を中心区域とその周りの周辺区域とからなる複数の区域に区切り、ゴルフボールが落下した区域毎に短時間の点灯が行われるように構成している。
よって練習者は、自己が打ち放ったゴルフボールが狙った標的島に落下したかどうかに加えて、その落下地点が練習者が狙った通りの標的島の中心区域であるか、少し修正を要する周辺区域であるかを、点灯によって容易に確認することができる。
よって練習者は、自己が打ち放ったゴルフボールが狙った標的島に落下したかどうかに加えて、その落下地点が練習者が狙った通りの標的島の中心区域であるか、少し修正を要する周辺区域であるかを、点灯によって容易に確認することができる。
請求項5に記載のゴルフ練習場によれば、上記請求項4に記載の構成による作用効果に加えて、ゴルフボールの標的島への落下による区域毎の点灯は、上面ボール受け部の各区域に配置された検出手段がその区域へのゴルフボールの落下を検出することにより行われる。
即ち、標的島の上面ボール受け部の区域毎に検出手段が設けられることで、ゴルフボールが落下した区域毎に点灯体を点灯させることができ、夜間等の見難い状況においても、より正確な落下位置を練習者に知らしめることができる。
即ち、標的島の上面ボール受け部の区域毎に検出手段が設けられることで、ゴルフボールが落下した区域毎に点灯体を点灯させることができ、夜間等の見難い状況においても、より正確な落下位置を練習者に知らしめることができる。
請求項6に記載のゴルフ練習場によれば、上記請求項1~5の何れかに記載の構成による作用効果に加えて、少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下において、ゴルフボールの落下に伴う短時間の点灯とは別に、標的島の上面ボール受け部の輪郭線を表示する持続的点灯が行われるように構成している。
よって練習者は、夜間等を含む視界の悪い状況下においても、標的島の上面ボール受け部をその輪郭として容易に視認することができ、命中させたい標的を容易に選択することができる。加えて、標的として選んだ標的島の上面ゴール受け部を確認しながらスイングすることができる。しかも打ち放したゴルフボールが選んだ標的島の上面ボール受け部の面積内に落下したかを確実に知ることができる。
よって練習者は、夜間等を含む視界の悪い状況下においても、標的島の上面ボール受け部をその輪郭として容易に視認することができ、命中させたい標的を容易に選択することができる。加えて、標的として選んだ標的島の上面ゴール受け部を確認しながらスイングすることができる。しかも打ち放したゴルフボールが選んだ標的島の上面ボール受け部の面積内に落下したかを確実に知ることができる。
請求項7に記載のゴルフ練習場に配置される標的島によれば、標的島はゴルフボールの落下を受ける上面ボール受け部とゴルフボールのゴロを跳ね返して前記上面ボール受け部に行かないようにする側面立上がり部とを少なくとも備えている。
よって標的島は、地面上に配置される立体的な標的物としての役割を果たし、上面ボール受け部で飛んできたゴルフボールの落下を受けとり、また側面立上がり部でゴロできたゴルフボールを跳ね返して、上面ボール受け部の方には行かないようにすることができる。
更に前記標的島の上面ボール受け部は、フィールドの前方から後方に向けて登り勾配となるように傾斜させた構成としている。
よって練習者にとって、地面上に配置された標的島の上面ボール受け部が角度的に見易くなり、標的として選択し易く、また打ち放ったゴルフボールが命中したか否かの確認も容易となる。
加えて、少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下において、打ち放したゴルフボールが前記上面ボール受け部に落下命中すると該上面ボール受け部が短時間点灯するように構成している。
よって夜間等においてゴルフボールの行方が見辛くなっても、命中したら標的島が短時間点灯するので、命中の有無が容易にわかる。短時間の点灯であるので、その点灯が自分の打ったゴルフボールの命中によるものか他人の打ったゴルフボールの命中によるものかも容易に区別できる。
勿論、点灯させるタイミングは、視界の悪い状況下であるので、夕方以降は勿論、昼間でも逆光の場合や風雨等で視界が悪い場合でもよい。また昼間でもよい。
よって標的島は、地面上に配置される立体的な標的物としての役割を果たし、上面ボール受け部で飛んできたゴルフボールの落下を受けとり、また側面立上がり部でゴロできたゴルフボールを跳ね返して、上面ボール受け部の方には行かないようにすることができる。
更に前記標的島の上面ボール受け部は、フィールドの前方から後方に向けて登り勾配となるように傾斜させた構成としている。
よって練習者にとって、地面上に配置された標的島の上面ボール受け部が角度的に見易くなり、標的として選択し易く、また打ち放ったゴルフボールが命中したか否かの確認も容易となる。
加えて、少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下において、打ち放したゴルフボールが前記上面ボール受け部に落下命中すると該上面ボール受け部が短時間点灯するように構成している。
よって夜間等においてゴルフボールの行方が見辛くなっても、命中したら標的島が短時間点灯するので、命中の有無が容易にわかる。短時間の点灯であるので、その点灯が自分の打ったゴルフボールの命中によるものか他人の打ったゴルフボールの命中によるものかも容易に区別できる。
勿論、点灯させるタイミングは、視界の悪い状況下であるので、夕方以降は勿論、昼間でも逆光の場合や風雨等で視界が悪い場合でもよい。また昼間でもよい。
請求項8に記載のゴルフ練習場に配置される標的島によれば、上記請求項7に記載の構成による作用効果に加えて、上面ボール受け部を半径が1乃至数メートルの丸型形状に構成している。
上面ボール受け部をそのような半径、形状とすることで、上面ボール受け部が丁度グリーンの如き存在となり、練習者にとって格好の標的として選ぶことができると共に、そのような大きさの上面ボール受け部にゴルフボールをオンさせることで、合格ショットであると判断することもできる。即ち、そのような寸法の大きさ、形状とすることで、一種のグリーンとしての役割をもたせることができる。
上面ボール受け部をそのような半径、形状とすることで、上面ボール受け部が丁度グリーンの如き存在となり、練習者にとって格好の標的として選ぶことができると共に、そのような大きさの上面ボール受け部にゴルフボールをオンさせることで、合格ショットであると判断することもできる。即ち、そのような寸法の大きさ、形状とすることで、一種のグリーンとしての役割をもたせることができる。
請求項9に記載のゴルフ練習場に配置される標的島によれば、上記請求項8に記載の構成による作用効果に加えて、丸型形状の上面ボール受け部を中心区域とその周りの周辺区域とからなる複数の区域に区切り、ゴルフボールが落下した区域毎に短時間の点灯が行われるように構成している。
従って練習者は、自己が打ったゴルフボールが標的島の更に中心区域に落ちたか周辺区域に落ちたかを、点灯によってより詳しく知ることができる。即ち、自己が目指した中心位置からどの方向にどの程度ずれたかを知ることができる。よって練習者は次の打撃の際には更にフォームや打撃の強弱を容易に修正することができる。
従って練習者は、自己が打ったゴルフボールが標的島の更に中心区域に落ちたか周辺区域に落ちたかを、点灯によってより詳しく知ることができる。即ち、自己が目指した中心位置からどの方向にどの程度ずれたかを知ることができる。よって練習者は次の打撃の際には更にフォームや打撃の強弱を容易に修正することができる。
請求項10に記載のゴルフ練習場に配置される標的島によれば、上記請求項9に記載の構成による作用効果に加えて、ゴルフボールの標的島への落下による区域毎の点灯は、上面ボール受け部の各区域に配置された検出手段がその区域へのゴルフボールの落下を検出することにより行われるように構成している。
よって標的島の上面ボール受け部の区域毎にゴルフボールの落下を検出することができ、区域毎に点灯させることができるので、ゴルフボールの落下位置をよりきめ細かく練習者に知らしめることができる。
よって標的島の上面ボール受け部の区域毎にゴルフボールの落下を検出することができ、区域毎に点灯させることができるので、ゴルフボールの落下位置をよりきめ細かく練習者に知らしめることができる。
請求項11に記載のゴルフ練習場に配置される標的島によれば、上記請求項7~10の何れかに記載の構成による作用効果に加えて、標的島は、少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下において、ゴルフボールの落下に伴う短時間の点灯とは別に、標的島の上面ボール受け部の輪郭線を表示する持続的点灯が行われるように構成している。
よって練習者は、夜間等の視界が悪い状況においても、標的品の上面ボール受け部をその輪郭として容易に視認することができ、命中させたい標的である標的島の何れかを容易に目視して選ぶことができ、且つその選んだ標的島の上面ボール受け部をその輪郭を確認しながらスイングすることができ、しかも打ち放ったゴルフボールが選んだ標的島の上面ボール受け部の面積内に落下したかを容易に知ることが可能となる。
よって練習者は、夜間等の視界が悪い状況においても、標的品の上面ボール受け部をその輪郭として容易に視認することができ、命中させたい標的である標的島の何れかを容易に目視して選ぶことができ、且つその選んだ標的島の上面ボール受け部をその輪郭を確認しながらスイングすることができ、しかも打ち放ったゴルフボールが選んだ標的島の上面ボール受け部の面積内に落下したかを容易に知ることが可能となる。
以下、本考案の実施形態に係るゴルフ練習場とゴルフ練習場に配置される標的島を説明し、本考案の理解に供する。しかし、以下の説明は本考案の実用新案登録請求の範囲に記載の範囲を限定するものではない。
先ず図1~図3を参照して、本考案の第1の実施形態を説明する。
ゴルフ練習場10は、複数の打席11aを備えた打ちっ放しヤード11とその前方にゴルフボールBが飛んでいくフィ―ルド12を少なくとも備えている。
フィールド12の周りは、例えば金網12aで囲まれ、ゴルフボールBが外に出て行かないようにしている。
またフィールド12には、打ちっ放しヤード11からの距離表示12bを、例えば100ヤード、130ヤード、150ヤード等、一定の距離毎に行っている。
フィールド12は平らな地面であってもよいし、適当な起伏のある地面であってもよい。また地面の表面は土面のままでもよいし、人工芝等を施したものであってもよい。
練習者は前記打ちっ放しヤード11の打席11aに立って、ゴルフボールBをフィールド12に向けて打ち放すことができる。
ゴルフ練習場10は、複数の打席11aを備えた打ちっ放しヤード11とその前方にゴルフボールBが飛んでいくフィ―ルド12を少なくとも備えている。
フィールド12の周りは、例えば金網12aで囲まれ、ゴルフボールBが外に出て行かないようにしている。
またフィールド12には、打ちっ放しヤード11からの距離表示12bを、例えば100ヤード、130ヤード、150ヤード等、一定の距離毎に行っている。
フィールド12は平らな地面であってもよいし、適当な起伏のある地面であってもよい。また地面の表面は土面のままでもよいし、人工芝等を施したものであってもよい。
練習者は前記打ちっ放しヤード11の打席11aに立って、ゴルフボールBをフィールド12に向けて打ち放すことができる。
ゴルフ練習場の前記フィールド12には、複数の標的島20が地面上に配置される。
標的島20は、練習者の打ち放しの標的となるもので、例えば打ちっ放しヤード12からの飛距離が、100ヤード、130ヤード、150ヤード等の節目となる飛距離位置を選んで配置することができる。また標的島20の位置は右翼位置、左翼位置、中央位置など、適当な方向位置を選んで配置することができる。
標的島20は、少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下において、ゴルフボールBが標的島20に落下命中すると、その標的島20が短時間点灯するように構成している。
前記短時間の点灯は、例えば0.5~10秒程度とすることができ、標的島20の配置される状況等に応じて点灯時間を調整することができる。
また短時間点灯には、短時間の連続点灯の他、短時間の繰り返し点滅による点灯を含む。
また前記少なくとも夕方以降夕方以降を含む視界の悪い状況下とは、夜間の他、昼間であっても逆光の場合や風雨の場合等、視界が悪い場合である。勿論、通常の昼間であってもよい。
なお設備としては、明るさを感知するセンサ等をフィールド12の何れかの位置に付属させることで、暗くなると自動的に標的島20の点灯が可能となるように設備しておくことができる。
標的島20は、練習者の打ち放しの標的となるもので、例えば打ちっ放しヤード12からの飛距離が、100ヤード、130ヤード、150ヤード等の節目となる飛距離位置を選んで配置することができる。また標的島20の位置は右翼位置、左翼位置、中央位置など、適当な方向位置を選んで配置することができる。
標的島20は、少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下において、ゴルフボールBが標的島20に落下命中すると、その標的島20が短時間点灯するように構成している。
前記短時間の点灯は、例えば0.5~10秒程度とすることができ、標的島20の配置される状況等に応じて点灯時間を調整することができる。
また短時間点灯には、短時間の連続点灯の他、短時間の繰り返し点滅による点灯を含む。
また前記少なくとも夕方以降夕方以降を含む視界の悪い状況下とは、夜間の他、昼間であっても逆光の場合や風雨の場合等、視界が悪い場合である。勿論、通常の昼間であってもよい。
なお設備としては、明るさを感知するセンサ等をフィールド12の何れかの位置に付属させることで、暗くなると自動的に標的島20の点灯が可能となるように設備しておくことができる。
前記標的島20は、ゴルフボールBの落下を受ける上面ボール受け部21と、ゴルフボールBのゴロを跳ね返して上面ボール受け部21には行かないようにする側面立上がり部22とを少なくとも備えた構成としている。
更に前記上面ボール受け部21は、フィールド12の前方から後方に向けて登り勾配に配置できるように傾斜させた構成としている。
このような構成とすることで、標的島20は、飛んできたゴルフボールBの落下命中を上面ボール受け部21で受けることができる。また標的島20は、ゴロで転がってきたゴルフボールBを側面立上がり部22によって跳ね返し、上面ボール受け部21には行かないようにすることができる。
そして前記上面ボール受け部21はフィールド12の前方から後方に向けて登り勾配となるように傾斜させて構成しているので、練習者が標的として複数の標的島20から1つの島を選ぶ際等において、命中させるべき標的島20の上面ボール受け部21を目視にて容易に確認し易い。またゴルフボールBが上面ボール受け部21に命中した際の目視による点灯を確認し易い。
なお、標的島20には図示しない車輪を付属させて、移動を容易にできるようにしてもよい。
更に前記上面ボール受け部21は、フィールド12の前方から後方に向けて登り勾配に配置できるように傾斜させた構成としている。
このような構成とすることで、標的島20は、飛んできたゴルフボールBの落下命中を上面ボール受け部21で受けることができる。また標的島20は、ゴロで転がってきたゴルフボールBを側面立上がり部22によって跳ね返し、上面ボール受け部21には行かないようにすることができる。
そして前記上面ボール受け部21はフィールド12の前方から後方に向けて登り勾配となるように傾斜させて構成しているので、練習者が標的として複数の標的島20から1つの島を選ぶ際等において、命中させるべき標的島20の上面ボール受け部21を目視にて容易に確認し易い。またゴルフボールBが上面ボール受け部21に命中した際の目視による点灯を確認し易い。
なお、標的島20には図示しない車輪を付属させて、移動を容易にできるようにしてもよい。
前記標的島20は、その上面ボール受け部21を半径が1乃至数メートルの丸型形状とすることができる。
上面ボール受け部21の半径を1乃至数メートルの丸型形状とすることで、その上面ボール受け部21が丁度グリーンの如き存在となり、練習者にとって適当な面積をもつ格好の標的として選ぶことができる。加えて、そのような大きさの上面ボール受け部21にオンさせることで、合格ショットであると判定できる基準とすることもできる。即ち、そのような大きさ、形状とすることで、一種のグリーンとしての役割を持たせることができる。
上面ボール受け部21の半径を1乃至数メートルの丸型形状とすることで、その上面ボール受け部21が丁度グリーンの如き存在となり、練習者にとって適当な面積をもつ格好の標的として選ぶことができる。加えて、そのような大きさの上面ボール受け部21にオンさせることで、合格ショットであると判定できる基準とすることもできる。即ち、そのような大きさ、形状とすることで、一種のグリーンとしての役割を持たせることができる。
前記標的島20の上面ボール受け部21は、透明材料乃至半透明材料、例えばアクリル板、その他の光透過型プラスチックを用いて構成することができる。透明材料乃至半透明材料で構成することで、点灯体23を標的島20の内部に配置させて、点灯体23からの光が上面ボール受け部21を介して外部から見えるようにすることができる。
標的島20には、前記点灯体23の他、点灯体23の点灯、消灯を制御する制御板24と、ゴルフボールBが上面ボール受け部21へ落下するのを検出する検出手段25と、電源26とを少なくとも備えている。
標的島20には、前記点灯体23の他、点灯体23の点灯、消灯を制御する制御板24と、ゴルフボールBが上面ボール受け部21へ落下するのを検出する検出手段25と、電源26とを少なくとも備えている。
前記点灯体23は、例えばLED電球とすることができる。勿論、他の種類の電球であってもよい。そしてLED電球は、1個乃至複数個の束としても構成することができる。
図2、図3で示す点灯体23は複数個のLED電球の束からなる点灯体23としている。
前記制御板24は、前記落下を検出する検出手段25と協同して、検出手段25がゴルフボールBの上面ボール受け部21への落下を検出すると、前記点灯体23を短い一定時間、例えば0.5秒~10秒程度の範囲内で点灯させるように構成している。
図2、図3で示す点灯体23は複数個のLED電球の束からなる点灯体23としている。
前記制御板24は、前記落下を検出する検出手段25と協同して、検出手段25がゴルフボールBの上面ボール受け部21への落下を検出すると、前記点灯体23を短い一定時間、例えば0.5秒~10秒程度の範囲内で点灯させるように構成している。
前記検出手段25は、ゴルフボールBが上面ボール受け部21に落下したことを検出する手段である。
この検出手段25は、例えばゴルフボールBが上面ボール受け部21に落下したときに上面ボール受け部21に生じる衝撃振動をとらえる振動センサで構成することができる。勿論、検出手段25は、ゴルフボールBの上面ボール受け部21への落下を検出できる他のセンサ類で構成することができる。
また検出手段25は、図示しないスイッチ回路のプラス端子とマイナス端子の対として構成することができる。この場合は、上面ボール受け部21へのゴルフボールBの落下によるエネルギーによって、前記プラス端子とマイナス端子とが相互接触することで、前記スイッチ回路がオンし、制御板24を介して短い一定時間、点灯体23をオンすることになる。
この検出手段25は、例えばゴルフボールBが上面ボール受け部21に落下したときに上面ボール受け部21に生じる衝撃振動をとらえる振動センサで構成することができる。勿論、検出手段25は、ゴルフボールBの上面ボール受け部21への落下を検出できる他のセンサ類で構成することができる。
また検出手段25は、図示しないスイッチ回路のプラス端子とマイナス端子の対として構成することができる。この場合は、上面ボール受け部21へのゴルフボールBの落下によるエネルギーによって、前記プラス端子とマイナス端子とが相互接触することで、前記スイッチ回路がオンし、制御板24を介して短い一定時間、点灯体23をオンすることになる。
前記電源26は、前記点灯体23、制御板24、検出手段25に電力を供給する電源で、例えばソーラ発電手段を備えた電池、その他の充電可能な電池等で、構成することができる。
ところで、標的島20は、ゴルフボールBの落下により一定の短時間点灯する点灯体23を備える他に、標的島20の上面ボール受け部21の輪郭線を持続的に表示する持続的点灯体27を配置する構成とすることができる。
この持続的点灯体27は標的島20の上面ボール受け部21の輪郭に沿って、その内部にリング状に配置される。そして少なくとも夕方以降において、標的島20の上面ボール受け部21の輪郭線を明瞭に示すものとして、持続的点灯を行うことができるように構成される。
よって練習者は、夜間やその他の視界の悪い状況において、持続的点灯体が点灯状態とされることで、標的島20の上面ボール受け部21をその輪郭として継続的に視認することができ、命中させたい標的である標的島20の何れかを適切に選ぶことができる。またその選んだ標的島20の上面ボール受け部21を十分に確認しながらスイングすることができる。しかも打ち放したゴルフボールBが標的である標的島20の上面ボール受け部21の面積内に落下したか否かを明確に知ることができる。
この持続的点灯体27は標的島20の上面ボール受け部21の輪郭に沿って、その内部にリング状に配置される。そして少なくとも夕方以降において、標的島20の上面ボール受け部21の輪郭線を明瞭に示すものとして、持続的点灯を行うことができるように構成される。
よって練習者は、夜間やその他の視界の悪い状況において、持続的点灯体が点灯状態とされることで、標的島20の上面ボール受け部21をその輪郭として継続的に視認することができ、命中させたい標的である標的島20の何れかを適切に選ぶことができる。またその選んだ標的島20の上面ボール受け部21を十分に確認しながらスイングすることができる。しかも打ち放したゴルフボールBが標的である標的島20の上面ボール受け部21の面積内に落下したか否かを明確に知ることができる。
図4、図5を参照して、本考案の第2の実施形態を示す。第1の実施形態の部材と同様の機能を果たす部材には同じ符号を付している。
第2の実施形態においては、標的島20の具体的構成が第1の実施形態と異なる。
第2の実施形態において、標的島20は、上面ボール受け部21を区切り28によって中心区域21aとその周りの周辺区域21bとからなる複数の区域に区切るようにして構成している。
そして区切り28によって区切られた中心区域21a、及び各周辺区域21b(本実施形態では1つの中心区域と4つの周辺区域)の内部にそれぞれ点灯体23が配置される。
点灯体23は、例えば複数のLED電球の束(本実施形態では7個のLED電球の束)として構成することができる。
そして中心区域21aと各周辺区域21bにそれぞれ配置される各点灯体23、23、23、23、23を一括制御するようにして制御板24を配置している。
検出手段25は、中心区域21a及び各周辺区域21bにそれぞれ配置し、各区域21a、21bへのゴルフボールBの落下を区域21a、21b毎に別々に検出するようにしている。
電源26の構成については既述したものと同じである。
第2の実施形態においては、標的島20の具体的構成が第1の実施形態と異なる。
第2の実施形態において、標的島20は、上面ボール受け部21を区切り28によって中心区域21aとその周りの周辺区域21bとからなる複数の区域に区切るようにして構成している。
そして区切り28によって区切られた中心区域21a、及び各周辺区域21b(本実施形態では1つの中心区域と4つの周辺区域)の内部にそれぞれ点灯体23が配置される。
点灯体23は、例えば複数のLED電球の束(本実施形態では7個のLED電球の束)として構成することができる。
そして中心区域21aと各周辺区域21bにそれぞれ配置される各点灯体23、23、23、23、23を一括制御するようにして制御板24を配置している。
検出手段25は、中心区域21a及び各周辺区域21bにそれぞれ配置し、各区域21a、21bへのゴルフボールBの落下を区域21a、21b毎に別々に検出するようにしている。
電源26の構成については既述したものと同じである。
また持続的点灯体27は、上部ボール受け部21の輪郭を持続的点灯により明らかにする点灯体で、図3において第1の実施形態で既述したものと同じである。
なお、上面ボール受け部21の各区域21a、21bは、それぞれの区域毎に、透明材料乃至半透明材料、例えばアクリル板、その他のプラスチック板を用いて構成している。
ゴルフボールBが落下した区域21a、21bは、検出手段25により個別に検出することができ、よって区域21a、21b毎に一定の短時間の点灯を行うことが可能となる。
従って練習者は、自己が打ったゴルフボールBが標的島20の更に中心区域21aに落ちたか周辺区域21bに落ちたかを、区域毎の点灯によってより詳しく知ることができる。即ち、自己が目指した中心位置からどの方向にどの程度ずれたかを知ることができる。よって練習者は次の打撃の際には更にフォームや打撃の強弱を容易に修正することができる。
なお、上面ボール受け部21の各区域21a、21bは、それぞれの区域毎に、透明材料乃至半透明材料、例えばアクリル板、その他のプラスチック板を用いて構成している。
ゴルフボールBが落下した区域21a、21bは、検出手段25により個別に検出することができ、よって区域21a、21b毎に一定の短時間の点灯を行うことが可能となる。
従って練習者は、自己が打ったゴルフボールBが標的島20の更に中心区域21aに落ちたか周辺区域21bに落ちたかを、区域毎の点灯によってより詳しく知ることができる。即ち、自己が目指した中心位置からどの方向にどの程度ずれたかを知ることができる。よって練習者は次の打撃の際には更にフォームや打撃の強弱を容易に修正することができる。
本考案のゴルフ練習場とゴルフ練習場に配置される標的島は、ゴルフ関連産業上において大いに利用される技術として、産業上の利用可能性が大きい。
10 ゴルフ練習場
11 打ちっ放しヤード
11a 打席
12 フィールド
12a 金網
12b 距離表示
20 標的島
21 上面ボール受け部
21a 中心区域
21b 周辺区域
22 側面立ち上がり部
23 点灯体
24 制御板
25 検出手段
26 電源
27 持続的点灯体
28 区切り
B ゴルフボール
11 打ちっ放しヤード
11a 打席
12 フィールド
12a 金網
12b 距離表示
20 標的島
21 上面ボール受け部
21a 中心区域
21b 周辺区域
22 側面立ち上がり部
23 点灯体
24 制御板
25 検出手段
26 電源
27 持続的点灯体
28 区切り
B ゴルフボール
Claims (11)
- 複数の打席を備えた打ちっ放しヤードと、該打ちっ放しヤードの前方に打ち放したゴルフボールが飛んでいくフィールドとを少なくとも備えたゴルフ練習場であって、打ち放しの標的となる複数個の標的島を前記フィールドの複数の場所に配置することで、練習者の打ち放し標的として選択可能に構成し、且つ少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下において、打ち放したゴルフボールが前記標的島に落下命中すると該標的島が短時間点灯するように構成していることを特徴とするゴルフ練習場。
- フィールドに配置された標的島は、ゴルフボールの落下を受ける上面ボール受け部と、ゴルフボールのゴロを跳ね返して前記上面ボール受け部には行かないようにする側面立上がり部とを備え、前記上面ボール受け部はフィールドの前方から後方に向けて登り勾配に配置できるように傾斜させた構成とし、少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下において、打ち放したゴルフボールが前記上面ボール受け部に落下命中すると該上面ボール受け部が短時間点灯するように構成していることを特徴とする請求項1に記載のゴルフ練習場。
- フィールドに配置された標的島は、上面ボール受け部を半径が1乃至数メートルの丸型形状に構成していることを特徴とする請求項2に記載のゴルフ練習場。
- 丸型形状の上面ボール受け部を中心区域とその周りの周辺区域とからなる複数の区域に区切り、ゴルフボールが落下した区域毎に短時間の点灯が行われるように構成していることを特徴とする請求項3に記載のゴルフ練習場。
- ゴルフボールの標的島への落下による区域毎の点灯は、上面ボール受け部の各区域に配置された検出手段がその区域へのゴルフボールの落下を検出することにより行われるように構成していることを特徴とする請求項4に記載のゴルフ練習場。
- 少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下において、ゴルフボールの落下に伴う短時間の点灯とは別に、標的島の上面ボール受け部の輪郭線を表示する持続的点灯が行われるように構成していることを特徴とする請求項1~5の何れかに記載のゴルフ練習場。
- ゴルフボールの落下を受ける上面ボール受け部とゴルフボールのゴロを跳ね返して前記上面ボール受け部へは行かないようにする側面立上がり部とを少なくとも備え、前記上面ボール受け部はフィールドの前方から後方に向けて登り勾配となるように傾斜させた構成とし、且つ少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下において、打ち放したゴルフボールが前記上面ボール受け部に落下命中すると該上面ボール受け部が短時間点灯するように構成していることを特徴とするゴルフ練習場に配置される標的島。
- 上面ボール受け部を半径が1乃至数メートルの丸型形状に構成していることを特徴とする請求項7に記載のゴルフ練習場に配置される標的島。
- 丸型形状の上面ボール受け部を中心区域とその周りの周辺区域とからなる複数の区域に区切り、ゴルフボールが落下した区域毎に短時間の点灯が行われるように構成していることを特徴とする請求項8に記載のゴルフ練習場に配置される標的島。
- ゴルフボールの標的島への落下による区域毎の点灯は、上面ボール受け部の各区域に配置された検出手段がその区域へのゴルフボールの落下を検出することにより行われるように構成していることを特徴とする請求項9に記載のゴルフ練習場に配置される標的島。
- 少なくとも夕方以降を含む視界の悪い状況下において、ゴルフボールの落下に伴う短時間の点灯とは別に、標的島の上面ボール受け部の輪郭線を表示する持続的点灯が行われるように構成していることを特徴とする請求項7~10の何れかに記載のゴルフ練習場に配置される標的島。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023002285U JP3243438U (ja) | 2023-06-29 | 2023-06-29 | ゴルフ練習場とゴルフ練習場に配置される標的島 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023002285U JP3243438U (ja) | 2023-06-29 | 2023-06-29 | ゴルフ練習場とゴルフ練習場に配置される標的島 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3243438U true JP3243438U (ja) | 2023-08-25 |
Family
ID=87576217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023002285U Active JP3243438U (ja) | 2023-06-29 | 2023-06-29 | ゴルフ練習場とゴルフ練習場に配置される標的島 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3243438U (ja) |
-
2023
- 2023-06-29 JP JP2023002285U patent/JP3243438U/ja active Active
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