JP3243202U - 着火道具 - Google Patents

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大介 湊
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合同会社Roca
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Abstract

【課題】火を起こす行為はアウトドアの醍醐味ともいえる楽しみであり、この楽しみを最小限の道具で体験できる着火道具を提供する。【解決手段】火口加工を施す余地を持たせた長さ150~250、太さ10~15mmの木材を軸木とし、先端に乾燥タイプの摩擦着火式の火薬を塗布した棒型の着火道具であり、火口加工を施して火薬を擦れば、軸木を焚き付けとして火口から火が移り、火力が上がり、薪への着火が可能な大きさの火となる。薬剤の染み出しも液漏れもなく、着火・火口・焚きつけが一体でコンパクトにまとまり、カッターナイフ1本で薪への着火が可能な大きさの火を獲得可能になった。【選択図】図1

Description

本考案は、主に野外活動における焚火やキャンプファイヤー、暖炉、灯火、炊事などの着火に利用できる、火口を工作可能な余地を残した、太さ10~18mm、長さ150~250mmの木材を軸とし、先端5~15mmの範囲に摩擦着火式の火薬を塗布したスティック型火付け道具であり、工作の具合で火力が変化する。また、一見ひと手間なその工程を挟むことで、よりアウトドアの雰囲気に浸り、それを楽しみながら火付けの原理や効率化に触れる事ができる。
野外活動において薪に安定して火をつける際には、マッチやライター等の着火道具だけではなく、火を大きくする燃焼剤類や、小枝や細く割った薪などの焚き付け等の複数の道具を用いる必要があるため、荷物の数が多くなり、徒歩や自転車などの移動で充実した野外活動をする際に負荷となる。
特願2003-417280
特願2007-12466
背景技術で述べたものについては、まず下記のような複数の道具が必要となる。
1.マッチやライター等の着火道具2.燃焼剤類3.焚き付け4.薪を割って焚き付けを加工するための、鉈や斧などの重厚な刃物類軽装備が求められる、徒歩や自転車での野外活動において、上記を揃える事は重荷になる。特に、鉈や斧などは重量的にも重く、用途上折り畳みが不向きであり、嵩増しになるため、徒歩や自転車等の移動に負荷となる。
燃焼剤に関しては、固形剤は含侵した薬剤の臭いがするものも多く、長期保存に至っては容器への染み出しがある。
液剤・半液剤に関しては漏れる場合もあり、野外活動の頻度が低い使用者には不向きな素材といえる。
上記目的を達成するため、本考案はスティック状の着火道具を提供する。すなわち本考案は、火口の加工が可能な余地を残した、太さ10~18mm、長さ
125~250mmの木材を軸とし、先端5~15mmの範囲に摩擦着火式の火薬を塗布したスティック状の火付け道具である事を特徴として構成する。
軸木部分をカッターナイフ等で火口加工する事で、軸木に円滑に火を移し、焚きつけの役割までを担わせる事が可能となる。
摩擦着火式の乾燥薬剤で構成するため、長期保存でも液剤等の染み出しや漏れがない。
本考案の着火道具は火口の加工を施す事で、マッチやライター類・燃焼剤類・焚き付けを不用で、火を獲得可能なスティック型火付け道具を提供することができる。
本考案によれば、薬剤の染み出し・漏れ等が発生することはない、棒型の火付け道具を提供することができる。
は本考案のサイズを示す図面である。 は本考案のサイズを示す写真である。 は火口加工の例の写真である。 は着火時の写真である。 は着火の10秒後の写真である。 は着火の1分後の写真である。 は着火後の2分後の写真である。 は着火後の3分30秒後の写真である。
コンパクトな装備で野外活動時の薪等への着火をするという目的を、乾燥タイプの摩擦式火薬による着火、加工の余地を残した軸木による火口生成、手頃な大きさの軸木による焚き付けの効果を一体化することで実現した。
以下、添付図にしたがって、本考案の構成が実際どのように具体化されるかと、その作用について説明する。
図1は本考案のサイズを示す図面である。長さは約150~250mm、太さは約10~15mm、火薬部分は先端から約10~15mmに設定する。これは、手に持った状態で、軸木部分へ安全に火口加工を施すために設定したものであり、軸木の繊維密度による個体差はあるが、この寸法差によって燃焼時間が決まる。つまり、樹種によって燃焼時間にバリエーションを持たせることが可能といえる。
図2は一実施例である、太さ約12mm長さ約180mmのものである。本写真では軸木に松の木を用いている。
図3は図2の一実施例の軸木を火口に工作した状態の一例である。火口部分の加工が過ぎると着火の摩擦時に軸木が折れる事があるため、約3~5mm程度を残すことが肝となる。
図4は図2の着火時の様子である。
図5は図4の10秒後の様子である。火口部分に火が移り、火が徐々に大きくなる。
図6は図4の1分後の様子である。火が焚きつけとなる軸木に渡り、火が安定し始める。
図7は図4の2分後の様子である。軸木に移った火が安定し、燃焼が続く。
図8は図4の3分30秒後の様子である。緩やかに燃焼が続き、熾火の様な赤い発火も残る。
今回の例の他、軸木を檜に変更して実施を行ったところ、図8のような状態に至るまで5分程かかった。樹種によって燃焼時間の延長は可能といえる。
今回の例の他、軸木に溶解させた蝋を含侵させる事で、火つきの安定化、燃焼時間の延長が見られた。蝋は固形化するので、液漏れや染み出しはみられなかった。
以上本考案によれば、火口加工可能な太さ10~18mm、長さ150~250mmの木材を軸とし、先端10~15mmの範囲に摩擦着火式の火薬の塗布を構成する事で、カッターナイフ1本があれば、マッチ及びライター、燃焼剤等を使用することなく、焚火等の火付けが可能なため、荷物の縮小に役立つ。
また、一見ひと手間なその工程を挟むことで、よりアウトドアの雰囲気に浸り、それを楽しみながら燃焼の原理や効率化に触れる事ができる。
本考案は、カッターナイフ1本があれば、薪に火をつける事が可能であり、軽装備を保ちつつ、アウトドアの醍醐味の一つともいえる工作行為を楽しめるものである。本願は、上記のような問題点の解決を提供しながら、より良いアウトドアライフをサポートしようとするものである。

Claims (3)

  1. 棒状の太さ10~18mm、長さ150~250mmの木材を軸木とし、先端10~15mmの範囲に摩擦着火式の火薬を塗布した事を特徴とし、着火・火口・焚き付けが一体となる棒型の着火道具。
  2. 軸木の樹種や寸法、蝋の含侵によって、燃焼時間のバリエーションをもたせる事を可能とする着火道具。
  3. 軸木部分に火口加工を施せる余地がある事を特徴とする着火道具。
JP2023001578U 2023-05-10 2023-05-10 着火道具 Active JP3243202U (ja)

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