JP3242912U - ストッパー式高さ調整可能な鉄筋ゲージ固定プラットフォーム - Google Patents

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Abstract

【課題】ストッパー式高さ調整可能な鉄筋ゲージ固定プラットフォームを提供する。【解決手段】鉄筋ゲージを通すための切り口を通して、杭穴の鋼製ケーシング4の外に覆設される油圧ジャッキングシステム3及び形鋼プラットフォーム1を含み、形鋼プラットフォームは、油圧ジャッキングシステムの駆動端に取り付けられる。形鋼プラットフォームの鋼製ケーシングの周りに沿って、差し込みスロット内に摺動可能に制限される複数の抜き差しストッパー2が設けられる。第1状態では、抜き差しストッパーの一部は鋼製ケーシング内に張り出し、張り出し端は鉄筋ゲージを吊るし、第2状態では、鋼製ケーシングから引き出される。装置は、主な耐荷重構造としての形鋼プラットフォームに接続された抜き差しストッパーを、鉄筋ゲージを吊り上げる際の吊り筋と接続するための直接的な耐荷重ブロックとし、正確に安定して位置決めする。【選択図】図1

Description

本考案は橋梁工事の技術分野に関し、具体的には、ストッパー式高さ調整可能な鉄筋ゲージ固定プラットフォームに関する。
場所打ち杭は工事建設において一般的に採用されている下部構造形式として、その運用は非常に広く、杭基礎の鉄筋ゲージの吊り上げは杭基礎の品質に直接的影響を与えて、杭基礎設計の支持効果に影響を与える。
工事建設において、鉄筋骨組みを直接穴の底に支持してはならないことを規定し、それを設計の所定位置に掛けなければならない。通常の掛け方は鋼線ロープを用いて直接穴の鋼製ケーシングに掛け、直接接続すると掛け構造が不安定で掛け精度が高くない可能性があり、後期の杭基礎工事全体が鉄筋ケージの中心位置と標高を制御、是正することができなく、杭基礎の鉄筋保護層が要件を満たすことができないようにする。
本考案の1つの目的は、少なくとも上記の問題を解決し、少なくとも後に説明する利点を提供することである。
本考案は上記目的を実現するために、ストッパー式高さ調整可能な鉄筋ゲージ固定プラットフォームを提供し、油圧ジャッキングシステムと、油圧ジャッキングシステムの駆動端に取り付けられた形鋼プラットフォームを含み、油圧ジャッキングシステムと形鋼プラットフォームの中央に、鉄筋ゲージを通すための切り口が設けられ、該切り口を通して油圧ジャッキングシステムと形鋼プラットフォームを杭穴の鋼製ケーシングの外に覆設することができ、鋼製ケーシングの周りに沿って前記形鋼プラットフォームに、複数の抜き差しストッパーが設けられ、抜き差しストッパーは形鋼プラットフォームにおける差し込みスロット内に摺動可能に制限され、第1状態では、抜き差しストッパーの一部は鋼製ケーシング内に張り出し、張り出し端は鉄筋ゲージを吊るすために用いられ、第2状態では、抜き差しストッパーは鋼製ケーシングから引き出される。
さらに、複数の抜き差しストッパーは鋼製ケーシングの等分線上に取り付けられ、抜き差しストッパーは鋼製ケーシングの円心を指す。
さらに、形鋼プラットフォームは四角形フレームを含み、四角形フレームの四隅に筋交いが設けられ、抜き差しストッパーは形鋼プラットフォームの四隅に取り付けられる。
さらに、四角形フレームと筋交いの頂面に、それぞれ1組のリミットプレートが固定され、リミットプレートに窓が開けられ、前後のリミットプレートにおける窓は貫通して差し込みスロットを形成し、抜き差しストッパーは差し込みスロットを通り、抜き差しストッパーの外部露出端にリミットリングが溶接される。
さらに、油圧ジャッキングシステムは支持底部スロットを含み、形鋼プラットフォームの円周に沿って支持底部スロットに、等高度の油圧ジャッキが設けられる。
さらに、油圧ジャッキングシステムは、支持リミッタをさらに含み、支持リミッタの高さは油圧ジャッキの最低高さよりも大きい。
さらに、各2つの油圧ジャッキの間に、1つの支持リミッタが設けられる。
さらに、支持底部スロットは、四角形フレームと合わせた四角形であり、支持底部スロットの四隅と各辺の中点に、それぞれ1つの支持リミッタと、支持リミッタに近接する2つの油圧ジャッキが設けられる。
本考案は、従来技術と比べて以下の利点を有し、
第1は、形鋼プラットフォームを主な耐荷重構造とし、鉄筋ゲージの吊り筋と接続するための直接的な耐荷重ブロックとすることにより、鉄筋ケージを吊り上げる際に、正確で安定した位置決めを実現する。
第2は、形鋼プラットフォームの下端に油圧ジャッキングシステムを設けることにより、異なる規格の鋼製ケーシングと杭穴の開口との間の高さ差に基づいて、形鋼プラットフォームの高さを調整し、その上端の抜き差しストッパーを常に鋼製ケーシングの上方に位置させ、両者の間に干渉が生じるのは回避される。
第3は、本装置は構造が簡単でコンパクトで、位置決め精度と安定性が高く、各部品はすべて標準部品で、すべて数量化生産ができ、メンテナンスと交換が便利で、強い適用性がある。
本考案に係る鉄筋ゲージを吊り上げる際の構造全体の正面図である。 本考案に係る鉄筋ゲージ固定プラットフォームの細かい構造を示す図である。 本考案に係る鉄筋ゲージを吊り上げる際の構造全体の平面図である。
本考案の実施形態または従来技術における技術的態様をより明確に説明するために、以下に実施形態または従来技術の説明において使用する必要がある図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における図面は本実用新案のいくつかの実施形態にすぎず、当業者にとっては、創造的な労働を払わずに、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
図1に示すように、ストッパー式高さ調整可能な鉄筋ゲージ固定プラットフォームであり、油圧ジャッキングシステム3と、油圧ジャッキングシステム3の駆動端に取り付けられた形鋼プラットフォーム1を含み、油圧ジャッキングシステム3と形鋼プラットフォーム1の中央に、鉄筋ゲージを通すための切り口が設けられ、該切り口を通して油圧ジャッキングシステム3と形鋼プラットフォーム1を杭穴の鋼製ケーシング4の外に覆設することができ、鋼製ケーシング4の周りに沿って前記形鋼プラットフォーム1に、複数の抜き差しストッパー2が設けられ、抜き差しストッパー2は形鋼プラットフォーム1における差し込みスロット内に摺動可能に制限され、第1状態では、抜き差しストッパー2の一部は鋼製ケーシング4内に張り出し、張り出し端は鉄筋ゲージを吊るすために用いられ、第2状態では、抜き差しストッパー2は鋼製ケーシング4から引き出される。
図2、図3に示すように、本実施形態において、形鋼プラットフォーム1は四角形フレーム1-1を含み、四角形フレーム1-1の四隅の内側に、四角形フレーム1-1の補強と抜き差しストッパー2の水平取り付けを保証するための筋交い1-2が設けられ、四つの抜き差しストッパー2は鋼製ケーシング4の4等分線上に取り付けられ、抜き差しストッパー2は鋼製ケーシング4の円心を指し、四角形フレーム1-1と筋交い1-2の頂面に、それぞれ1組のリミットプレート1-3が固定され、リミットプレート1-3に窓が開けられ、前後のリミットプレート1-3における窓は貫通して差し込みスロットを形成し、抜き差しストッパー2は差し込みスロットを通り、抜き差しストッパー2の外部露出端にリミットリング2-1が溶接され、鉄筋ケージの2本のつり筋は、対向する2つの抜き差しストッパー2に接続され、形鋼プラットフォームを主な耐荷重構造とし、形鋼プラットフォームに接続された抜き差しストッパーを鉄筋ゲージに接続された直接耐荷重ブロックとし、鉄筋ケージを吊り上げる際に、正確で安定した位置決めを実現した。
現場環境が比較的に複雑であるため、異なる規格の鋼製ケーシング4と杭穴の開口部との間の高さ差も異なるため、形鋼プラットフォーム1における抜き差しストッパー2と鋼製ケーシング4との間に干渉が発生しないように、抜き差しストッパー2を常に鋼製ケーシング4の上方に位置させ、形鋼プラットフォーム1の下端に、油圧ジャッキングシステム3が設けられており、支持底部スロット3-1と支持リミッタ3-2を含み、支持底部スロット3-1は、四角形フレーム1-1と合わせた四角形であり、支持底部スロット3-1の四隅と各辺の中点に、それぞれ1つの支持リミッタ3-2と、支持リミッタ3-2に近接する2つの油圧ジャッキ3-3が設けられ、形鋼プラットフォーム1の円周に沿って支持底部スロット3-1に、形鋼プラットフォーム1の高さを調整するための等高度の油圧ジャッキ3-3が設けられ、油圧ジャッキ3-3の上下両端は、それぞれ形鋼プラットフォーム1と支持底部スロット3-1に固定され、支持リミッタ3-2と形鋼プラットフォーム1との間は固定接続されておらず、その高さは油圧ジャッキ3-3の最低高さよりも大きい。
本装置は構造が簡単でコンパクトで、位置決め精度と安定性が高く、各部品はすべて標準部品で、すべて数量化生産ができ、メンテナンスと交換が便利で、強い適用性がある。
具体的な操作手順は以下のように、
現場の鋼製ケーシングと杭穴の開口部との高さの差に基づいて油圧ジャッキの突出量を調整し、油圧ジャッキングシステム3と形鋼プラットフォーム1を鋼製ケーシング4の外周に覆設して且つ杭穴の開口部の地面に並設し、鉄筋ケージのつり筋の上端を抜き差しストッパー2の張り出し端部に覆設することで、鉄筋ケージの鋼製ケーシングへの安定した吊り上げを実現することができる。
開示された実施形態の上記の説明は、当業者が本実用新案を実現または使用できるようにする。これらの実施形態の様々な変更は、本明細書で定義される一般的な原理が、本考案の精神的または範囲を逸脱することなく他の実施形態において実装され得ることを、当業者には明らかにするであろう。したがって、本実用新案は、本明細書に示すこれらの実施形態に限定されるものではなく、本明細書に開示された原理および新規な特徴と一致する最も広い範囲に適合する。
1 :形鋼プラットフォーム
1-1:四角形フレーム
1-2:筋交い
1-3:リミットプレート
2 :抜き差しストッパー
2-1:リミットリング
3 :油圧ジャッキングシステム
3-1:支持底部スロット
3-2:支持リミッタ
3-3:油圧ジャッキ
4:鋼製ケーシング

Claims (8)

  1. 油圧ジャッキングシステム(3)と、油圧ジャッキングシステム(3)の駆動端に取り付けられた形鋼プラットフォーム(1)とを含み、油圧ジャッキングシステム(3)と形鋼プラットフォーム(1)の中央に、鉄筋ゲージを通すための切り口が設けられ、該切り口を通して油圧ジャッキングシステム(3)と形鋼プラットフォーム(1)を杭穴の鋼製ケーシング(4)の外に覆設することができ、前記鋼製ケーシング(4)の周りに沿って形鋼プラットフォーム(1)に、複数の抜き差しストッパー(2)が設けられ、抜き差しストッパー(2)は形鋼プラットフォーム(1)における差し込みスロット内に摺動可能に制限され、第1状態では、抜き差しストッパー(2)の一部は鋼製ケーシング(4)内に張り出し、張り出し端は鉄筋ゲージを吊るすために用いられ、第2状態では、抜き差しストッパー(2)は鋼製ケーシング(4)から引き出されることを特徴とするストッパー式高さ調整可能な鉄筋ゲージ固定プラットフォーム。
  2. 複数の前記抜き差しストッパー(2)は鋼製ケーシング(4)の等分線上に取り付けられ、抜き差しストッパー(2)は鋼製ケーシング(4)の円心を指すこと特徴とする請求項1に記載のストッパー式高さ調整可能な鉄筋ゲージ固定プラットフォーム。
  3. 前記形鋼プラットフォーム(1)は四角形フレーム(1-1)を含み、四角形フレーム(1-1)の四隅に筋交い(1-2)が設けられ、抜き差しストッパー(2)は形鋼プラットフォーム(1)の四隅に取り付けられることを特徴とする請求項2に記載のストッパー式高さ調整可能な鉄筋ゲージ固定プラットフォーム。
  4. 前記四角形フレーム(1-1)と筋交い(1-2)の頂面に、それぞれ1組のリミットプレート(1-3)が固定され、リミットプレート(1-3)に窓が開けられ、前後のリミットプレート(1-3)における窓は貫通して差し込みスロットを形成し、抜き差しストッパー(2)は差し込みスロットを通り、抜き差しストッパー(2)の外部露出端にリミットリング(2-1)が溶接されることを特徴とする請求項3に記載のストッパー式高さ調整可能な鉄筋ゲージ固定プラットフォーム。
  5. 前記油圧ジャッキングシステム(3)は支持底部スロット(3-1)を含み、形鋼プラットフォーム(1)の円周に沿って支持底部スロット(3-1)に、等高度の油圧ジャッキ(3-3)が設けられることを特徴とする請求項2~4のいずれか一項に記載のストッパー式高さ調整可能な鉄筋ゲージ固定プラットフォーム。
  6. 前記油圧ジャッキングシステム(3)は、支持リミッタ(3-2)をさらに含み、支持リミッタ(3-2)の高さは油圧ジャッキ(3-3)の最低高さよりも大きいことを特徴とする請求項5に記載のストッパー式高さ調整可能な鉄筋ゲージ固定プラットフォーム。
  7. 各2つの油圧ジャッキ(3-3)の間に、1つの支持リミッタ(3-2)が設けられることを特徴とする請求項6に記載のストッパー式高さ調整可能な鉄筋ゲージ固定プラットフォーム。
  8. 前記支持底部スロット(3-1)は、四角形フレーム(1-1)と合わせた四角形であり、支持底部スロット(3-1)の四隅と各辺の中点に、それぞれ1つの支持リミッタ(3-2)と、支持リミッタ(3-2)に近接する2つの油圧ジャッキ(3-3)が設けられることを特徴とする請求項7に記載のストッパー式高さ調整可能な鉄筋ゲージ固定プラットフォーム。
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