JP3242713U - 風力発電タワー用の防食フランジ装置 - Google Patents

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仁偉 羅
雪亮 王
超 熊
小康 儲
伯松 丁
文華 戴
安路 ▲ジィァン▼
▲シン▼ 王
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Abstract

【課題】腐食に耐え、構造の強度が大きい、風力発電タワー用の防食フランジ装置を提供する。【解決手段】2つの環状シートを含む風力発電タワー用の防食フランジ装置は、2つの環状シート1が互いに積層され、かつ各環状シートの互いに離れる端に支持管が同軸に接続され、支持管と環状シートとの間に補強構造が設けられ、防食フランジ装置は、2つの密封ケース3をさらに含み、密封ケースは、側面の中部が外向きに伸び出す円弧状湾曲構造であることにより、両端が小さく中間が大きい形状を形成し、2つの密封ケースは、一体に接合され、密封ケースは、係止口が支持管4に係止され、中部が環状シートに係止される。2つの環状シートは、密封ケースの内部に密封され、雨水及び空気と接触せず、このようにして上下2つの管部材の間の接続強度を補強するだけでなく、フランジを外部環境から断絶させることができ、長時間使用されても、腐食しない。【選択図】図1

Description

本考案は、フランジの防食の技術分野に関し、具体的には、風力発電タワー用の防食フランジ装置である。
新エネルギー技術の発展及び普及に伴い、タワーは、風力発電装置の重要な構成要素の1つになっており、現在、主に管塔式風力発電タワーが用いられ、管塔式風力発電タワーを取り付ける過程において、複数段のタワー本体(プレキャスト管)をフランジ及びボルトで接続する必要がある。このような接続により、要求される強度に達することができるが、フランジの接続部が長時間に空気に露出する。フランジの間に隙間が存在し、かつボルトも空気と接触するため、長時間に空気に露出すると、酸化腐食され、雨水と接触すれば、腐食の過程を加速する。このため、発明者らは、風力発電タワー用の防食フランジ装置を提供する。
従来のフランジの不足に対して、本考案は、風力発電タワー用の防腐フランジ装置を提供し、腐食に耐え、構造の強度が大きいという利点を有し、上記背景技術において提出された課題を解決する。
本考案は、以下の技術手段を提供する。2つの環状シートを含む風力発電タワー用の防食フランジ装置は、2つの前記環状シートが互いに積層され、かつ各前記環状シートの互いに離れる端に支持管が同軸に接続され、
前記支持管と前記環状シートとの間に補強構造が設けられ、
2つの密封ケースをさらに含み、前記密封ケースは、側面の中部が外向きに伸び出す円弧状湾曲構造であることにより、両端が小さく中間が大きい形状を形成し、2つの前記密封ケースは、一体に接合され、前記密封ケースは、係止口が前記支持管に係止され、中部が前記環状シートに係止される。
好ましくは、2つの前記密封ケースが溶接固定され、前記密封ケースの上下両端と前記支持管が溶接固定される。
好ましくは、2つの前記環状シートに複数の取付孔が形成され、前記取付孔内にボルトで締結される。
好ましくは、前記補強構造は、前記支持管と前記環状シートとの間に設けられた肉盛り部分を含み、前記肉盛り部分に複数の等間隔に配列された三角形補強板が接続され、前記三角形補強板の両端は、それぞれ前記環状シートと前記支持管に接続される。
好ましくは、前記環状シートと前記支持管の内部にいずれも補強フレームが設けられ、前記補強フレームは、複数の支持板であり、前記支持板は、一端が一体に固定され、発散状に分布し、他端がそれぞれ前記環状シートと前記支持管の内壁に固定接続される。
従来のフランジと比較して、本考案を使用する場合、2つの密封ケースが溶接固定され、密封ケースの上下両端と支持管が溶接固定されることにより、2つの環状シートは、密封ケースの内部に密封され、雨水及び空気と接触せず、このようにして上下2つの管部材の間の接続強度を補強するだけでなく、フランジを外部環境から断絶させることができ、フランジは、長時間使用されると、腐食しない。
本考案の概略構成図である。 本考案の密封ケースの概略構成図である。 本考案の密封ケース及びフランジの概略構成図である。 本考案と風力発電タワーを組み付けている場合の概略構成図である。
以下、本考案の実施例における図面を参照しながら、本考案の実施例における技術手段を明確かつ完全に説明する。明らかに、説明される実施例は、本考案の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではない。本考案における実施例に基づいて、当業者が創造的な労力をしない前提で得る他の全ての実施例は、いずれも本考案の保護範囲に属する。
図1~図4に示すように、風力発電タワー用の防食フランジ装置は、2つの環状シート1を含み、2つの環状シート1が互いに積層され、かつ各環状シート1の互いに離れる端に支持管4が同軸に接続され、環状シート1と支持管4とがフランジ構造を構成する。
本考案は、2つの密封ケース3をさらに含み、図2及び図3に示すように、2つの密封ケース3が互いに接合されてフランジ(環状シート)を中間に囲み、2つの環状シート1に複数の取付孔2が形成され、取付孔2内にボルトで締結される。
密封ケース3は、側面の中部が外向きに伸び出す円弧状湾曲構造であることにより、両端が小さく中間が大きい形状を形成し、2つの密封ケース3は、一体に接合され、密封ケース3は、係止口が支持管4に係止され、中部が環状シート1に係止される。
フランジの接続部を密封して外部空気及び雨水による腐食を防止するために、2つの密封ケース3が溶接固定され、密封ケース3の上下両端と支持管4が溶接固定されることにより、2つの環状シートは、密封ケース3の内部に密封され、雨水及び空気と接触しない。
なお、管塔式風力発電タワーを取り付ける過程において、プレキャスト管の両端をそれぞれ支持管4に溶接し、次に2つのプレキャスト管部材を環状シートにより接続し、締結ボルトを取り付けた後、密封ケースを環状シートの外側に係止して溶接密封を行い、取付成形後の様子は、図4に示すとおりである。
図1に示すように、支持管4と環状シート1との間に補強構造が設けられる。補強構造は、支持管4と環状シート1との間に設けられた肉盛り部分6を含み、肉盛り部分6に複数の等間隔に配列された三角形補強板7が接続され、三角形補強板7の両端は、それぞれ環状シート1と支持管4に接続され、このようにして環状シート1と支持管4の接続部の剛性を向上させることができる。
図1及び図3に示すように、環状シート1と支持管4の内部にいずれも補強フレーム5が設けられ、補強フレーム5は、複数の支持板であり、支持板は、一端が一体に固定され、発散状に分布し、他端がそれぞれ環状シート1と支持管4の内壁に固定接続される。このようにして、風力発電タワーの接続部の剛性は、十分に大きい。
本考案の実施例を例示し説明したが、当業者にとって、本考案の原理及び精神から逸脱することなく、これらの実施例に対して様々な変更、修正、置換及び変形を行うことができ、本考案の範囲は、添付の実用新案登録請求の範囲及びその均等物によって限定される。
1 環状シート
2 取付孔
3 密封ケース
4 支持管
5 補強フレーム
6 肉盛り部分
7 三角形補強板

Claims (5)

  1. 2つの環状シート(1)を含む風力発電タワー用の防食フランジ装置であって、2つの前記環状シート(1)が互いに積層され、かつ各前記環状シート(1)の互いに離れる端に支持管(4)が同軸に接続され、
    前記支持管(4)と前記環状シート(1)との間に補強構造が設けられ、
    2つの密封ケース(3)をさらに含み、前記密封ケース(3)は、側面の中部が外向きに伸び出す円弧状湾曲構造であることにより、両端が小さく中間が大きい形状を形成し、2つの前記密封ケース(3)は、一体に接合され、前記密封ケース(3)は、係止口が前記支持管(4)に係止され、中部が前記環状シート(1)に係止される、
    ことを特徴とする風力発電タワー用の防食フランジ装置。
  2. 2つの前記密封ケース(3)が溶接固定され、前記密封ケース(3)の上下両端と前記支持管(4)が溶接固定される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の風力発電タワー用の防食フランジ装置。
  3. 2つの前記環状シート(1)に複数の取付孔(2)が形成され、前記取付孔(2)内にボルトで締結される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の風力発電タワー用の防食フランジ装置。
  4. 前記補強構造は、前記支持管(4)と前記環状シート(1)との間に設けられた肉盛り部分(6)を含み、前記肉盛り部分(6)に複数の等間隔に配列された三角形補強板(7)が接続され、前記三角形補強板(7)の両端は、それぞれ前記環状シート(1)と前記支持管(4)に接続される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の風力発電タワー用の防食フランジ装置。
  5. 前記環状シート(1)と前記支持管(4)の内部にいずれも補強フレーム(5)が設けられ、前記補強フレーム(5)は、複数の支持板であり、前記支持板は、一端が一体に固定され、発散状に分布し、他端がそれぞれ前記環状シート(1)と前記支持管(4)の内壁に固定接続される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の風力発電タワー用の防食フランジ装置。

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