JP3242259U - メガネのずれ防止具 - Google Patents
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Abstract
【課題】メガネフレームのリムにはレンズが取付けられており、メガネフレーム前方部分にはこのレンズの重さが加わる為、メガネを装用した際には、前方部分が後方部分に比べて重くなることは避けられず、長時間の装用で、鼻のノーズパッド接触箇所に痛みを生じたり、動きの激しいスポーツや作業中に、メガネが跳ね上がったり、脱落したりすることがあった。【解決手段】軟質合成樹脂を素材とし、メガネフレームのつる1の開放端側10から差し込まれるトンネル状の貫通孔5が形成されているつる差し込み部6と、このつる差し込み部から下方に向って一体的に延設され、内部にバランス調整用の重り7が収容された重り部8とからメガネのずれ防止具を構成した。【選択図】図1
Description
この考案は、メガネを快適かつ確実に装用出来る様にする為の補助具、詳しくは、メガネフレームのつるに取付け、メガネ装用時の頭部に掛る荷重バランスを調整し、快適かつ確実にメガネを保持させることが出来る様にしたメガネのずれ防止具に関するものである。
メガネは、ノーズパッドを鼻の両側面に接触させると共に、つるの開放端側を両耳の上後方縁部に掛けることにより、装用者の頭部に保持する様になっている。
メガネフレームのリムにはレンズが取付けられており、メガネフレーム前方部分にはこのレンズの重さが加わる為、メガネを装用した際には、前方部分が後方部分に比べて重くなることは避けられず、一般的にノーズパッドが接する鼻には全体の70%、耳には全体の30%の荷重が掛っていると
されている。つまり、鼻はメガネ全体の重量の70%もの荷重を負担していることになり、長時間の装用で、鼻のノーズパッド接触箇所に痛みを生じたり、動きの激しいスポーツ中や作業中には、メガネの前方部分に慣性モーメントが働き、これに起因して装用中のメガネが跳ね上がったり脱落したりすることがあった。
されている。つまり、鼻はメガネ全体の重量の70%もの荷重を負担していることになり、長時間の装用で、鼻のノーズパッド接触箇所に痛みを生じたり、動きの激しいスポーツ中や作業中には、メガネの前方部分に慣性モーメントが働き、これに起因して装用中のメガネが跳ね上がったり脱落したりすることがあった。
なし
この為、メガネフレームのつるの開放端側に取り付け、装用者の耳の後方に係止させる簡易な硬質合成樹脂製のずれ防止具がいくつか提案されている。しかしながら、これら従来のずれ防止具は、メガネの荷重バランスは特に考慮されておらず、長時間の装用による鼻のノーズパッド接触面の痛みや、激しい振動によるメガネの跳ね上がりや脱落を完全に防ぐことは出来なかった。
本考案者は、上記課題を解決すべく鋭意研究を行った結果、メガネ装用時の頭部に掛る荷重バランスを調整することにより、上記課題を効果的に解決出来る画期的なずれ防止具を開発することに成功し、本考案としてここに提案するものである。
軟質合成樹脂を素材とし、メガネフレームのつるの開放端側から差し込まれるトンネル状の貫通孔が形成されているつる差し込み部と、このつる差し込み部から下方に向って一体的に延設され、内部にバランス調整用の重りが収容された重り部によりメガネのずれ防止具を構成して上記課題を解決した。
メガネフレームのつるにその開放端側から差し込むことにより、つるに取付けて使用に供するものであるが、耳の後方に重り部が位置し、耳を支点としてメガネ前方部分には上方に向う力も加わるので、鼻にかかる荷重と耳の上方後部にかかる荷重はほぼ50%ずつとなり、従来のものに比べ、鼻への重量負担が軽減され、長時間の装用でも鼻の接触箇所が痛くなることがなく、激しい運動や作業によってメガネが跳ね上がったり脱落したりすることが効果的に阻止される。又、メガネユーザー自身が、現に使用中のメガネフレームに手軽に後付け出来、取りはずしも容易で、すぐれた利便性を有している。
軟質合成樹脂を素材とし、メガネフレームのつるの開放端側から差し込まれるトンネル状の貫通孔が形成されているつる差し込み部と、このつる差し込み部から下方に向って一体的に延設され、内部にバランス調整用の重りが収容された重り部とからメガネのずれ防止具を構成し、メガネ装用の際の前方部分と後方部分の荷重バランスを調整した点に最大の特徴が存する。
図面を参照しながら、この考案に係るメガネのずれ防止具の実施例について説明する。
図1は、この考案に係るメガネのずれ防止具の一実施例をメガネフレームに取付けた状態の斜視図であり、図中1はメガネフレームのつるを示し、このつる1は、丁番2を介してリム3に接続されている。又、9はノーズパッド、11はリム3に嵌め込まれたレンズである。
一方、4はこの考案に係るずれ防止具の本体であり、シリコーン樹脂などの軟質合成樹脂を素材とし、メガネフレームのつる1の開放端10側から差し込まれるトンネル状の貫通孔5が形成された筒状を呈した差し込み部6と、この差し込み部6から下方に向って一体的に延設された、内部に重り7が収容された略円盤状を呈した重り部8とから構成されている。
なお、貫通孔5の内径はつる1の外形より小さく形成されており、貫通孔5につる1を差し込んだ際に弾性的に拡径され、つる1がぴったりと嵌り込んで、不用意に抜け出さない様になっている。
又、重り部8に収容される重り7の重量は、このずれ防止具を取付けたメガネを装着した際に、メガネフレームのノーズパッド9を介して鼻にかかる荷重とつる1を介して耳の後方上縁部にかかる荷重がほぼ均等、つまり50%ずつになる様に設定されている。
なお、本体4の形状は図2に示したものに限らず、図3に示すものの様に、略ひょうたん形を呈したものでもよく、要するに、つる1に差し込む為の差し込み部6と重り7を収容した重り部8とを備えていれば良いのであり、その形状は特に問わない。
この実施例は上記の通りの構成を有するものであり、図示の通り、メガネフレームのつる1にその開放端10側から差し込むことにより、つる1に取付けて使用に供するものであるが、耳の後方に重り部8が位置し、耳を支点としてメガネの前方部分には上方に向う力も加わるので、鼻にかかる荷重と耳の上後方縁部にかかる荷重はほぼ50%ずつとなるので、従来のものに比べ、鼻への重量負担が軽減され、長時間の装用でも鼻の接触箇所が痛くなることがなく、激しい運動や作業によってメガネが跳ね上がったり脱落したりすることも効果的に阻止される。
又、メガネユーザー自身が現に使用中のメガネフレームに手軽に後付け出来、取りはずしも容易で、すぐれた利便性を有している。
又、メガネユーザー自身が現に使用中のメガネフレームに手軽に後付け出来、取りはずしも容易で、すぐれた利便性を有している。
視力矯正用メガネだけではなく、サングラスや防塵用メガネなど作業用メガネにおいても利用可能である。
1 つる
2 丁番
3 リム
4 本体
5 貫通孔
6 差し込み部
7 重り
8 重り部
9 ノーズパッド
10 開放端
11 レンズ
2 丁番
3 リム
4 本体
5 貫通孔
6 差し込み部
7 重り
8 重り部
9 ノーズパッド
10 開放端
11 レンズ
Claims (1)
- 軟質合成樹脂を素材とし、メガネフレームのつるの開放端側から差し込まれるトンネル状の貫通孔が形成されているつる差し込み部と、このつる差し込み部から下方に向って一体的に延設され、内部にバランス調整用の重りが収容された重り部とからなることを特徴とするメガネのずれ防止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023001097U JP3242259U (ja) | 2023-04-04 | 2023-04-04 | メガネのずれ防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023001097U JP3242259U (ja) | 2023-04-04 | 2023-04-04 | メガネのずれ防止具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3242259U true JP3242259U (ja) | 2023-06-05 |
Family
ID=86610006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023001097U Active JP3242259U (ja) | 2023-04-04 | 2023-04-04 | メガネのずれ防止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3242259U (ja) |
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2023
- 2023-04-04 JP JP2023001097U patent/JP3242259U/ja active Active
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Legal Events
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