JP3242213U - 逆循環リーマ及びリーミングシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】大粒子の岩屑が逆循環リーマに入ることを効果的に防止することができ、ドリルレバーが詰まることを回避する、逆循環リーマ及びリーミングシステムを提供する。【解決手段】逆循環リーマは本体101、転圧部材102及び切削歯103を備え、本体の外表面に導流溝が設けられ、導流溝の端面に濾過孔が設けられる。逆循環リーマを用いて逆循環のリーミングを行うとき、吸入室内に低圧領域を形成するように作業スラリーが逆循環リーマに入ってそのノズルから高速噴射する。リーミング岩屑の一部は圧力差の作用によって環状スラリーに従って濾過孔を介して吸入室に入って、回動作用によって環状スラリーに従って導流溝に沿って濾過孔を介して吸入室に入り、吸入室に入ったスラリー及びリーミング岩屑は第2ドリルレバーを介して排土端のスラリープールに戻り、逆循環のリーミングを実現する。【選択図】図1
Description
本考案は、水平配向掘削の技術分野に関し、具体的に逆循環リーマ及びリーミングシステムに関する。
水平配向掘削技術は施工周期が短く、コストが低く且つ良好な経済効果を発生させるため、徐々に都市地区、河川湖沼、自然保護区及び複雑な地層環境において地下管路を敷設する重要な技術的手段となる。水平配向掘削リーミング段階において、環状スラリーの流動速度は掘削孔の直径の増加につれて著しく低下し、リーミング岩屑は掘削孔の底部に堆積して岩屑床を形成して岩屑の運搬効率を低下させて、ドリルレバーの受けたトルクが大きすぎて破断し又は配管が破壊されるなどの事故を引き起こしやすい。
水平配向掘削リーミング過程における岩屑の運搬効率を向上させるために、従来技術における逆循環リーマは本体と、本体の円周方向に配置されるローラビットと、それぞれ本体の前後両端に設けられる拡径部分及び拡散管とを備え、拡径部分に洗浄噴孔が設けられ、洗浄噴孔の両端がそれぞれ拡径部分の内部空洞及び掘削孔に連通し、滓吸出孔の軸線と洗浄噴孔の軸線とが「八」字形を呈する。リーミング過程において、高圧作業スラリーの一部は洗浄噴孔を通ってローラビットへ流れ、高圧作業スラリーの一部はノズルにより高速噴射されてから吸入室内に負圧領域を形成する。内外圧力差の作用によって、環状スラリーはリーミング岩屑を持って滓吸出孔を介して吸入室に入って、逆循環リーマの端部に接続される補助ドリルレバーを通って排土端のスラリープールに戻る。
リーミング岩屑の収集効率を向上させるために、上記逆循環リーマの滓吸出孔の直径を一般的に比較的大きくし、大粒子のリーミング岩屑が逆循環リーマに入るとドリルレバーが詰まる恐れがある。一方、上記逆循環リーマを用いてリーミング施工を行うとき、リーミング岩屑は逆循環リーマの内外圧力差の作用によって逆循環リーマに吸い込まれるしかなく、岩屑の収集率が高くない。
従って、本考案が解決しようとする課題は従来技術における逆循環リーマがドリルレバーを詰めやすい問題を克服することである。
このために、本考案は逆循環リーマを提供する。この逆循環リーマは、
両端に入口及び出口がそれぞれ設けられる本体であって、前記本体内にノズル及び吸入室が設けられ、前記ノズルの両端がそれぞれ前記入口及び前記出口に連通し、前記本体の外表面に導流溝が設けられ、前記導流溝の端面に濾過孔が設けられ、前記吸入室と前記導流溝が前記濾過孔により連通する本体と、
前記本体の外周に間隔を置いて設けられる複数の転圧部材と、
前記本体の外周に設けられる切削歯と、を備える。
両端に入口及び出口がそれぞれ設けられる本体であって、前記本体内にノズル及び吸入室が設けられ、前記ノズルの両端がそれぞれ前記入口及び前記出口に連通し、前記本体の外表面に導流溝が設けられ、前記導流溝の端面に濾過孔が設けられ、前記吸入室と前記導流溝が前記濾過孔により連通する本体と、
前記本体の外周に間隔を置いて設けられる複数の転圧部材と、
前記本体の外周に設けられる切削歯と、を備える。
選択肢として、上記逆循環リーマにおいて、前記導流溝は平面と流線形の円弧面によって囲まれて形成され、及び/又は
前記切削歯は超硬合金ボタンである。
前記切削歯は超硬合金ボタンである。
選択肢として、上記逆循環リーマにおいて、前記本体の外周に複数の前記導流溝が間隔を置いて設けられる。
選択肢として、上記逆循環リーマは、前記本体の外表面に固定されるリブ板と、前記リブ板に固定されるベルトと、を更に備え、前記ベルトと前記本体とが同軸に設置され、前記転圧部材が前記ベルトの外表面に固定される。
選択肢として、上記逆循環リーマにおいて、前記転圧部材が前記ベルトに溶接される合金溶接ブロックである。
選択肢として、上記逆循環リーマにおいて、前記リブ板の前記本体の外表面に対向する面が切削面であり、前記切削歯が前記切削面に固定される。
選択肢として、上記逆循環リーマにおいて、前記切削面が前記本体の軸線に対して傾斜して設置される。
選択肢として、上記逆循環リーマにおいて、前記ノズルと前記出口との間にベンチュリ管及び拡散管が順次設けられ、前記拡散管の両端がそれぞれ前記ベンチュリ管及び前記出口に連通し、前記ベンチュリ管から前記出口への方向において、前記拡散管の直径が徐々に増大し、及び/又は
前記本体の両端にはドリルレバーに適合する第1コネクタ及び第2コネクタがそれぞれ設けられ、前記第1コネクタの内部空洞が前記入口に連通し、前記第2コネクタの内部空洞が前記出口に連通する。
前記本体の両端にはドリルレバーに適合する第1コネクタ及び第2コネクタがそれぞれ設けられ、前記第1コネクタの内部空洞が前記入口に連通し、前記第2コネクタの内部空洞が前記出口に連通する。
本考案はリーミングシステムを提供する。このリーミングシステムは、上記いずれか1項に記載の逆循環リーマ、水平配向掘削機械、第1ドリルレバー及び第2ドリルレバーを備え、前記第1ドリルレバーの一端が前記水平配向掘削機械に接続され、前記逆循環リーマの両端がそれぞれ前記第1ドリルレバー及び前記第2ドリルレバーに接続される。
選択肢として、上記リーミングシステムは、スラリーポンプ及びスラリー管を更に備え、前記スラリーポンプは掘削孔の排土端に設けられ、その両端がそれぞれ前記第2ドリルレバー及び前記スラリー管に接続され、前記スラリー管の他端は排土端に設けられるスラリープールに連通する。
本考案の技術案は以下の利点を有する。
第1としては、本考案に係る逆循環リーマを用いてリーミング施工を行うとき、その両端をドリルレバーにそれぞれ接続する。逆循環のリーミング過程において、吸入室内に低圧領域を形成して、更に逆循環リーマの内外に圧力差を形成するように、作業スラリーは第1ドリルレバーを介して逆循環リーマに入ってそのノズルから高速噴射される。リーミング岩屑の一部は圧力差の作用によって環状スラリーとともに濾過孔を介して吸入室に入る。吸入室に入った作業スラリー、環状スラリー及びリーミング岩屑はリーマ内に混合してから第2ドリルレバーを介して排土端のスラリープールに戻り、更に逆循環のリーミングを実現する。逆循環のリーミング過程において、導流溝の端面上の濾過孔は大粒子の岩屑が逆循環リーマに入ることを効果的に防止することができ、更にドリルレバーが詰まることを回避する。吸入室に入っていないリーミング岩屑の一部は掘削孔の孔底に堆積して、後続のリーミング過程において転圧部材により転圧されて小粒子の岩屑に粉砕され、圧砕後の岩屑が濾過孔を通って吸入室に入ってから排出されることを容易にし、これにより、リーミング岩屑の収集及び排出効率が確保される。
第2としては、本体の外表面に導流溝が設けられ、逆循環のリーミング過程において、リーミング岩屑の一部は回動作用によって環状スラリーとともに導流溝に沿って濾過孔を介して吸入室に入ることができ、更に岩屑の収集効率を向上させる。
第3としては、切削面が逆循環リーマの軸線に対して傾斜して設置されるため、切削断面は逆循環のリーミング過程において徐々に増加し、リーミングに必要なトルクを効果的に低下させる。
第4としては、本考案に係るリーミングシステムにおいて、掘削孔の排土端にスラリーポンプが増設される。逆循環のリーミング過程において、スラリーポンプのポンプアップ作用は逆循環リーマの内外圧力差を増加させて岩屑の収集効率を向上させるとともに、従来技術が長距離の水平配向掘削施工に適用されにくい問題を解決することができる。一方、ノズル又は第2ドリルレバーが詰まることに起因して逆循環のリーミングに失敗した場合、スラリーポンプ及び第2ドリルレバーにより逆循環リーマ内にスラリーを逆方向にポンピングすることができ、逆循環のリーミングから正循環のリーミングへの切り替えを実現し、リーミング施工進度が確保される。
本考案の具体的な実施形態又は従来技術の技術案をより明確に説明するために、以下に具体的な実施形態又は従来技術の記述に必要な図面を簡単に説明するが、明らかに、以下に記載する図面は本考案の実施形態の一例であって、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、更にこれらの図面に基づいて他の図面を取得することができる。
以下、図面を参照しながら本考案の技術案を明確且つ完全に説明し、無論、説明される実施例は本考案の実施例の一部であり、実施例の全部ではない。本考案の実施例に基づいて、当業者が創造的な労力を必要とせずに取得する他の実施例は、いずれも本考案の保護範囲に属する。
本考案の説明において、説明すべきことは、用語「中心」、「上」、「下」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「内」、「外」などで示される方位又は位置関係は図面に示される方位又は位置関係であり、本考案を説明しやすくし及び説明を簡素化するためのものに過ぎず、指す装置又は素子が必ず特定の方位を有し、特定の方位で構成及び操作しなければならないことを指示又は暗示するのではなく、従って、本考案を制限するものと理解されるべきではない。また、用語「第1」、「第2」、「第3」は説明のためのものに過ぎず、相対重要性を指示又は暗示するものと理解されるべきではない。
本考案の説明において、説明すべきことは、特に明確に規定及び限定しない限り、用語「取付」、「連結」、「接続」は広義に理解されるべきであり、例えば、固定接続、取り外し可能な接続、又は一体接続であってもよく、機械的接続、電気的接続であってもよく、直接連結、中間素子による間接連結、2つの素子の内部の連通であってもよい。当業者であれば、具体的な状況に応じて上記用語の本考案における具体的な意味を理解することができる。
また、互いに衝突しない限り、以下に説明される本考案の異なる実施形態に関わる技術的特徴は互いに組み合わせられてもよい。
本実施例は逆循環リーマ10を提供し、図1~図5に示すように、本体101、複数の転圧部材102及び切削歯103を備え、本体101の両端に入口1011及び出口1012がそれぞれ設けられ、本体101内にノズル1013及び吸入室1014が設けられ、ノズル1013の両端がそれぞれ入口1011及び出口1012に連通し、本体101の外表面に導流溝1016が設けられ、導流溝1016の端面に濾過孔1015が設けられ、吸入室1014と導流溝1016が濾過孔1015により連通し、複数の転圧部材102が本体101の外周に間隔を置いて設けられ、切削歯103が本体101の外周に設けられる。
逆循環リーマ10を用いてリーミング施工を行うとき、その両端をそれぞれドリルレバーに接続し、逆循環のリーミング過程において、吸入室1014内に低圧領域を形成して、更に逆循環リーマ10の内外に圧力差を形成するように、作業スラリー80は第1ドリルレバー30を介して逆循環リーマ10に入ってそのノズル1013から高速噴射され、リーミング岩屑130の一部は圧力差の作用によって環状スラリー90とともに濾過孔を介して吸入室1014に入り、吸入室1014に入った作業スラリー80、環状スラリー90及びリーミング岩屑130は逆循環リーマ10の内部に混合してから第2ドリルレバー40を介して排土端のスラリープール120に戻り、更に逆循環のリーミングを実現する。逆循環のリーミング過程において、導流溝1016の端面上の濾過孔1015は大粒子の岩屑が逆循環リーマ10に入ることを効果的に防止することができ、更にドリルレバーが詰まることを回避する。吸入室1014に入っていないリーミング岩屑130の一部は掘削孔70の孔底に堆積して、後続のリーミング過程において転圧部材102により転圧されて小粒子の岩屑に粉砕され、圧砕後の岩屑が濾過孔1015を通って吸入室1014に入ってから排出されることを容易にし、これにより、リーミング岩屑130の収集及び排出効率が確保される。
図2及び図5を参照し、導流溝1016は平面と流線形の円弧面によって囲まれて形成される。逆循環のリーミング過程において、作業スラリー80はノズル1013により噴出されてから吸入室1014内に低圧領域を形成し、リーミング岩屑130の一部は圧力差の作用によって濾過孔1015を介して吸入室1014に入る。それと同時に、逆循環リーマ10の回動により逆循環リーマ10と環状スラリー90とが相対運動し、リーミング岩屑130の一部は導流溝1016に沿って濾過孔1015を介して吸入室1014に入り、更に岩屑の収集率を向上させる。
図2及び図5を参照し、本体101の外周に複数の導流溝1016が間隔を置いて設けられ、リーミング岩屑130と環状スラリー90が複数の導流溝1016の端面上の濾過孔1015を介して吸入室1014に入ることを容易にする。好ましくは、複数の導流溝1016は本体101の周方向に沿って等間隔で配置される。
選択肢として、切削歯103は超硬合金ボタンであり、中砂などの硬質地層のリーミング操作に適用される。
図1~図5を参照し、逆循環リーマ10はリブ板104及びベルト105を更に備え、リブ板104は本体101の外表面に固定され、ベルト105はリブ板104に固定され、ベルト105は環状を呈し、本体101と同軸に設置され、転圧部材102はベルト105の外表面に固定されることにより転圧部材を本体101の外周に間接的に設ける。リーミング過程において、リーミング岩屑130と環状スラリー90がリブ板104間の隙間を介して導流溝1016に入る。転圧部材102はベルト105に設けられ、大粒子の岩屑を掘削孔の孔底に堆積してから小粒子の岩屑に転圧することを容易にする。
選択肢として、転圧部材102はベルト105に溶接される合金溶接ブロックである。合金溶接ブロックは硬度が高く、耐摩耗性が高く、大粒子の岩屑を効果的に圧砕して、更に岩屑の収集率を向上させることができる。図2及び図5を参照し、合金溶接ブロックは直方体状を呈し、複数の合金溶接ブロックはベルト105の円周方向に沿って等間隔で配置される。好ましくは、合金溶接ブロックの長辺に面取り(図示せず)が設けられ、リーミング岩屑が引っかかって詰まることを回避し、合金溶接ブロックにより大粒子のリーミング岩屑を圧砕することを容易にする。
図1及び図2を参照し、ベルト105の軸方向における両側に複数のリブ板104がそれぞれ設置され、ベルト105の軸方向における両側のリブ板104が本体101の円周方向に沿って等間隔で配置され、ベルト105の軸方向における両端がその軸方向における両側のリブ板104に溶接され、リブ板104の本体101の外表面に対向する面が切削面1041であり、切削歯103が切削面1041に固定されることにより切削歯103を本体101の外周に間接的に設ける。ベルト105がその軸方向における両側のリブ板104に溶接固定され、リブ板104間の隙間はスラリーと岩屑が導流溝1016に入ることを容易にする。
好ましくは、切削面1041が本体101の軸線に対して傾斜して設置され、リーミング過程において、切削歯103と掘削孔70の孔壁との接触面積が徐々に増加し、リーミングに必要なトルクを効果的に低下させる。例えば、リブ板104は直角三角形を呈し、切削面1041はリブ板104の斜辺の位置する平面であり、直角三角形のリブ板104は更にベルト105を効果的に支持することができる。各リブ板104の切削面1041に複数の超硬合金ボタンが等間隔で溶接される。
図5を参照し、本体101はノズル1013と出口1012との間にベンチュリ管1017及び拡散管1018が順次設けられ、拡散管1018のノズル1013に近い端がベンチュリ管1017に係合され、ベンチュリ管1017から出口1012への方向において、拡散管1018の直径が徐々に増大する。リーミング過程において、吸入室1014に入った作業スラリー80、環状スラリー90及びリーミング岩屑130はベンチュリ管1017内に十分に混合して岩屑スラリー混合媒質100を形成する。岩屑スラリー混合媒質100の運動エネルギーの一部が拡散管1018内に圧力エネルギーに変換された後、第2ドリルレバー40により排土端のスラリープール120に戻る。
図1~図4を参照し、本体101の両端にはドリルレバーを接続するための第1コネクタ106及び第2コネクタ107がそれぞれ設けられる。第1コネクタ106の内部空洞が入口1011に連通し、第2コネクタ107の内部空洞が出口1012に連通する。逆循環リーマ10を用いてリーミング施工を行うとき、第1コネクタ106により第1ドリルレバー30を接続し、第2コネクタ107により第2ドリルレバー40を接続し、作業スラリー80が第1ドリルレバー30を介して第1コネクタ106の内部空洞に入ってからノズル1013に入り、ノズル1013で高速噴射されてから順に第2コネクタ107の内部空洞及び第2ドリルレバー40に入る。
選択肢として、第1コネクタ106及び第2コネクタ107の一端にはそれぞれ第1ドリルレバー30及び第2ドリルレバー40に接続されるための雌ねじがいずれも設けられる。
実施例1の代替的な実施形態として、転圧部材102は更に高耐摩耗性を有し及び高硬度材料で製造されたいかなる転圧ブロックであってもよい。
本実施例はリーミングシステムを提供し、図6及び図7に示すように、実施例1における逆循環リーマ10、水平配向掘削機械20、第1ドリルレバー30及び第2ドリルレバー40を備え、第1ドリルレバー30の一端が水平配向掘削機械20に接続され、逆循環リーマ10の両端がそれぞれ第1ドリルレバー30及び第2ドリルレバー40に接続される。水平配向掘削機械20が入土端のスラリープール110の前側に設けられる。
リーミングシステムはスラリーポンプ50及びスラリー管60を更に備え、スラリーポンプ50が掘削孔70の排土端に設けられる。スラリーポンプ50の両端がそれぞれ第2ドリルレバー40及びスラリー管60に接続され、スラリー管60の一端が排土端のスラリープール120に連通する。
通常の動作状況において、逆循環リーマ10を用いて逆循環のリーミングを行うとき、スラリーポンプ50は入口端が第2ドリルレバー40に接続され、出口端がスラリー管60の一端に接続される。スラリー管60の他端は排土端のスラリープール120に連通する。水平配向掘削機械20は第1ドリルレバー30により逆循環リーマ10に張力及びトルクを印加し、切削歯103は張力の作用によって掘削孔70の孔壁を絶えず押し出してトルクの作用によって掘削孔70の孔壁を回動、切削し、更にリーミング岩屑130を発生させる。水平配向掘削機械20によりポンピングされる作業スラリー80は第1ドリルレバー30を通って逆循環リーマ10に入ってノズル1013で高速噴射される。スラリーポンプ50が起動し、作業スラリー80の高速噴射及びスラリーポンプ50によるポンプアップの共同作用によって、吸入室1014内に低圧領域を形成し、更に逆循環リーマ10の内外に圧力差を形成する。リーミング岩屑130の一部は圧力差の作用によって環状スラリー90とともに濾過孔1015を介して吸入室1014に入り、リーミング岩屑130の一部は回動作用によって環状スラリー90とともに導流溝1016に沿って濾過孔1015を介して吸入室1014に入る。吸入室1014に入ったスラリー(作業スラリー80及び環状スラリー90を含む)とリーミング岩屑130はベンチュリ管1017内に十分に混合して岩屑スラリー混合媒質100を形成し、且つ拡散管1018内に岩屑スラリー混合媒質100の運動エネルギーの一部を圧力エネルギーに変換した後、第2ドリルレバー40を通ってからスラリーポンプ50及びスラリー管60を介して排土端のスラリープール120に入り、更に逆循環のリーミングを実現する。吸入室1014に入っていないリーミング岩屑130の一部は徐々に掘削孔70の孔底に堆積して、後続のリーミング過程において合金溶接ブロックにより転圧して粉砕される。
逆循環リーマ10のノズル1013又は第2ドリルレバー40が詰まる場合、逆循環のリーミングを正常に行うことができない。スラリーポンプ50の入口端をスラリー管60に接続し、出口端を第2ドリルレバー40に接続し、且つスラリー管60の他端を排土端のスラリープール120に連通する。水平配向掘削機械20は第1ドリルレバー30により逆循環リーマ10に張力及びトルクを印加し、切削歯103は張力の作用によって掘削孔70の孔壁を絶えず押し出してトルクの作用によって掘削孔70の孔壁を回動、切削し、更にリーミング岩屑130を発生させる。スラリーポンプ50はスラリー管60及び第2ドリルレバー40を介して逆循環リーマ10内に作業スラリー80をポンピングし、作業スラリー80は拡散管1018、ベンチュリ管1017、吸入室1014及び濾過孔1015を介して掘削孔70に入る。作業スラリー80と環状スラリー90は掘削孔70内に混合してからリーミング岩屑130の一部を持って第1ドリルレバー30と掘削孔70との間の環状隙間及び/又は第2ドリルレバー40と掘削孔70との間の環状隙間を介して地表に戻り、これにより、正循環のリーミングを実現する。リーミング岩屑130の一部は徐々に掘削孔70の孔底に堆積して、後続のリーミング過程において合金溶接ブロックにより転圧して粉砕される。
リーミングシステムは掘削孔70の排土端にスラリーポンプ50を増設することにより、逆循環のリーミング過程においてスラリーポンプ50のポンプアップ作用によって逆循環リーマ10の内外圧力差を増加させ、従来技術が長距離の水平配向掘削施工に適用されにくい問題を解決し、ノズル1013又は第2ドリルレバー40が詰まって逆循環のリーミングを行うことができない場合、逆循環リーマ10を取り替えるように水平配向掘削機械20により逆循環リーマ10を地表に戻す必要がなく、直接にスラリーポンプ50により逆循環リーマ10内にスラリーを逆方向に輸送することにより逆循環のリーミングから正循環のリーミングへの切り替えを実現し、リーミング施工進度が確保される。濾過孔1015の設置によって大粒子の岩屑が逆循環リーマ10に入ってからノズル1013又は第2ドリルレバー40を詰めることを効果的に防止することができる。逆循環リーマ10に入っていない大粒子の岩屑は掘削孔70の孔底に堆積した後、合金溶接ブロックにより転圧して粉砕されてから濾過孔1015を介して逆循環リーマ10に入る。
選択肢として、スラリーポンプ50はサンドポンプである。
明らかに、上記実施例は単に明確に説明するために挙げた例であり、実施形態を制限するものではない。当業者であれば、上記説明を基に更に他の異なる形式の変化又は変動を行うことができる。ここではすべての実施形態を挙げることができず、またその必要もない。そして、これにより派生した明らかな変化又は変動は依然として本考案創造の保護範囲内にある。
10 逆循環リーマ
101 本体
1011 入口
1012 出口
1013 ノズル
1014 吸入室
1015 濾過孔
1016 導流溝
1017 ベンチュリ管
1018 拡散管
102 転圧部材
103 切削歯
104 リブ板
1041 切削面
105 ベルト
106 第1コネクタ
107 第2コネクタ
20 水平配向掘削機械
30 第1ドリルレバー
40 第2ドリルレバー
50 スラリーポンプ
60 スラリー管
70 掘削孔
80 作業スラリー
90 環状スラリー
100 岩屑スラリー混合媒質
110 入土端のスラリープール
120 排土端のスラリープール
130 リーミング岩屑
101 本体
1011 入口
1012 出口
1013 ノズル
1014 吸入室
1015 濾過孔
1016 導流溝
1017 ベンチュリ管
1018 拡散管
102 転圧部材
103 切削歯
104 リブ板
1041 切削面
105 ベルト
106 第1コネクタ
107 第2コネクタ
20 水平配向掘削機械
30 第1ドリルレバー
40 第2ドリルレバー
50 スラリーポンプ
60 スラリー管
70 掘削孔
80 作業スラリー
90 環状スラリー
100 岩屑スラリー混合媒質
110 入土端のスラリープール
120 排土端のスラリープール
130 リーミング岩屑
Claims (10)
- 逆循環リーマであって、
両端に入口(1011)及び出口(1012)がそれぞれ設けられる本体(101)であって、前記本体(101)内にノズル(1013)及び吸入室(1014)が設けられ、前記ノズル(1013)の両端がそれぞれ前記入口(1011)及び前記出口(1012)に連通し、前記本体(101)の外表面に導流溝(1016)が設けられ、前記導流溝(1016)の端面に濾過孔(1015)が設けられ、前記吸入室(1014)と前記導流溝(1016)が前記濾過孔(1015)により連通する本体(101)と、
前記本体(101)の外周に間隔を置いて設けられる複数の転圧部材(102)と、
前記本体(101)の外周に設けられる切削歯(103)と、を備えることを特徴とする逆循環リーマ。 - 前記導流溝(1016)は平面と流線形の円弧面とによって囲まれて形成され、及び/又は
前記切削歯(103)は超硬合金ボタンであることを特徴とする請求項1に記載の逆循環リーマ。 - 前記本体(101)の外周に複数の前記導流溝(1016)が間隔を置いて設けられることを特徴とする請求項2に記載の逆循環リーマ。
- 前記本体(101)の外表面に固定されるリブ板(104)と、前記リブ板(104)に固定されるベルト(105)と、を更に備え、前記ベルト(105)と前記本体(101)とが同軸に設置され、前記転圧部材(102)が前記ベルト(105)の外表面に固定されることを特徴とする請求項3に記載の逆循環リーマ。
- 前記転圧部材(102)が前記ベルト(105)に溶接される合金溶接ブロックであることを特徴とする請求項4に記載の逆循環リーマ。
- 前記リブ板(104)の前記本体(101)の外表面に対向する面が切削面(1041)であり、前記切削歯(103)が前記切削面(1041)に固定されることを特徴とする請求項4又は5に記載の逆循環リーマ。
- 前記切削面(1041)が前記本体(101)の軸線に対して傾斜して設置されることを特徴とする請求項6に記載の逆循環リーマ。
- 前記ノズル(1013)と前記出口(1012)との間にベンチュリ管(1017)及び拡散管(1018)が順次設けられ、前記拡散管(1018)の両端がそれぞれ前記ベンチュリ管(1017)及び前記出口(1012)に連通し、前記ベンチュリ管(1017)から前記出口(1012)への方向において、
前記拡散管(1018)の直径が徐々に増大し、及び/又は
前記本体(101)の両端にはドリルレバーに適合する第1コネクタ(106)及び第2コネクタ(107)がそれぞれ設けられ、前記第1コネクタ(106)の内部空洞が前記入口(1011)に連通し、前記第2コネクタ(107)の内部空洞が前記出口(1012)に連通することを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の逆循環リーマ。 - リーミングシステムであって、
請求項1~5のいずれか1項に記載の逆循環リーマ(10)、水平配向掘削機械(20)、第1ドリルレバー(30)及び第2ドリルレバー(40)を備え、前記第1ドリルレバー(30)の一端が前記水平配向掘削機械(20)に接続され、前記逆循環リーマ(10)の両端がそれぞれ前記第1ドリルレバー(30)及び前記第2ドリルレバー(40)に接続されることを特徴とするリーミングシステム。 - スラリーポンプ(50)及びスラリー管(60)を更に備え、前記スラリーポンプ(50)は掘削孔(70)の排土端に設けられ、その両端がそれぞれ前記第2ドリルレバー(40)及び前記スラリー管(60)に接続され、前記スラリー管(60)の他端は排土端のスラリープール(120)に連通することを特徴とする請求項9に記載のリーミングシステム。
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