JP3241989U - 圧縮可能なソファー - Google Patents

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福龍 孫
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大連栄浩家具有限公司
恒盛株式会社
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Abstract

【課題】異なる着座姿勢、異なる位置での背もたれ需要を満たすことができるだけでなく、横臥の需要を満たすこともでき、使用快適度及び利便性を向上させる圧縮可能なソファーに関する。【解決手段】圧縮可能なソファーは本体と背もたれとを含み、本体はブラケット11とシートクッション12とを含み、シートクッションは圧縮状態及び膨張状態を有し、圧縮状態にあるシートクッションは柱状に巻くことができ、膨張状態にあるシートクッションはブラケットに固定され、背もたれは凭れ部21、支持部22及び回動調節部材を含み、支持部はシートクッション上に支持されるために用いられ、回動調節部材の一端は凭れ部に接続させ、回動調節部材の他端は支持部に接続され、凭れ部と支持部との間は回動調節部材により0~90°の範囲で調節される。【選択図】図3

Description

本考案は、家具の技術分野に関し、特に、圧縮可能なソファーに関する。
ソファーは、生活で休憩の際によく使用される家具である。従来のソファーは、一般的にシートクッション及びシートバックを含むが、シートクッションとシートバックは、一般的に一体構造となり、シートバックの角度を調節できず、使用者の身体は、固定された角度を保ってシートバックにもたれることしかできず、異なるもたれ角度を必要とすると、もたれ角度を変えるために、身体とシートバックとの間に枕などのものをおいて身体を支持する必要があるため、使い勝てが悪い。なお、従来のソファーは、薄く圧縮された状態で梱包輸送することができず、ソファーの使用状態で輸送することしかできず、大きな輸送空間を占め、輸送が非常に不便であり、且つ搬送が困難であった。
本考案は、上記従来技術におけるソファーのシートバックが調節できず、かつ輸送、搬送が不便であるという問題を解決するための圧縮可能なソファーを提供することを目的とする。
本考案は、圧縮可能なソファーを提供し、当該圧縮可能なソファーは、
本体と、背もたれとを含み、
前記本体は、ブラケットとシートクッションとを含み、前記シートクッションは、圧縮状態及び膨張状態を有し、前記圧縮状態にある前記シートクッションは、柱状に巻くことができ、前記膨張状態にある前記シートクッションは、前記ブラケットに固定され、
前記背もたれは、凭れ部、支持部及び回動調節部材を含み、前記支持部は、前記シートクッション上に支持されるために用いられ、前記回動調節部材の一端は、前記凭れ部に接続され、前記回動調節部材の他端は、前記支持部に接続され、前記凭れ部と前記支持部との間は、前記回動調節部材によって0~90°の範囲で調節される。
可能な実施態様において、前記支持部は、前記凭れ部の厚さ方向の一方側に設けられ、且つ前記凭れ部の底部に近接する。
可能な実施態様において、前記回動調節部材は、第1回動アーム、第2回動アーム、パウル及びバネを含み、
前記第1回動アームは、前記第2回動アームに回動可能に接続され、前記第1回動アームは、前記支持部に接続され、前記第2回動アームは、前記凭れ部に接続され、
前記第1回動アームには、複数のラチェット歯が設けられ、
前記パウルは、前記第2回動アームに回動可能に接続され、前記パウルは、前記ラチェット歯に嵌合し、
前記バネの一端は、前記パウルに接続され、前記バネの他端は、前記第2回動アームに接続されている。
可能な実施態様において、前記ラチェット歯の数は、3~8個である。
可能な実施態様において、前記凭れ部は、第1枠体と第1フレキシブルパッドとを含み、前記第1フレキシブルパッドは、前記第1枠体に固定され、
前記支持部は、第2枠体と第2フレキシブルパッドとを含み、前記第2フレキシブルパッドは、前記第2枠体に固定され、
前記第1枠体と前記第2枠体は、それぞれ前記回動調節部材の両端に固定されている。
可能な実施態様において、前記第2フレキシブルパッドの底部には、滑り止め構造が設けられている。
可能な実施態様において、前記シートクッションは、上から下へ順に、フレキシブル層、第1支持層、第2支持層及び保護層を含み、前記第2支持層の厚さは、前記第1支持層と前記フレキシブル層と前記保護層との厚さよりも大きい。
可能な実施態様において、前記第2支持層は、複数の弾性ユニットを含み、各前記弾性ユニットは、弾性部材と外装部材とを含み、前記外装部材は、前記弾性部材を被覆し、隣接する2つの弾性ユニットの外装部材は、固定的に接続されている。
可能な実施態様において、隣接する2つの弾性ユニットの外装部材は、接着剤により接着固定されている。
可能な実施態様において、前記第2支持層は、スポンジ又はコイルバネを含む。
本考案による技術案は、以下の有益な効果を奏することができる。
本考案による圧縮可能なソファーは、凭れ部を支持部に対して0~90°の範囲内で調節することにより、ユーザの異なる着座姿勢の需要を満たすことができ、ユーザの使用快適度を向上させ、且つ背もたれは、需要に応じて異なる位置に支持されることができ、従来のソファーでは背もたれが設置位置に固定されて移動できないという状況を解消することができ、使用の便利性を向上させる。なお、ユーザが横臥する必要がある場合、背もたれをシートクッションから取り出すことができ、シートクッションの上方の横臥に用いられる面積を最大化し、ユーザが横臥する時の快適度を向上させる。また、ユーザが横臥する姿勢において、凭れ部と支持部との間の角度を0°に調整し、すなわち、凭れ部と支持部を貼り合わせることができ、このように、背もたれ全体を枕として脳の下に位置させることが可能となり、ユーザの枕への使用需要をさらに満たすことができる。すなわち、本考案の実施例による圧縮可能なソファーは、ユーザの異なる着座姿勢、異なる位置の背もたれ需要を満たすことができるだけでなく、ユーザの横臥の需要を満たすこともでき、ユーザの使用快適度及び利便性を向上させる。なお、本考案によるソファーは、シートクッションを薄い状態に圧縮して巻き包装することができ、それによりソファーの空間に対する占用を効果的に低減させ、限られた空間内により多くのソファーを輸送することに有利であり、コストの削減を図る。
以上の一般的な説明及び以下の詳細な説明は例示的なものであり、本考案を制限するものではないと理解されるべきである。
ここでの図面は明細書に組み込まれ且つ明細書の一部を構成し、本考案に適合する実施例を示し、且つ明細書と共に本考案の原理を説明するために用いられる。
本考案による本体の側面図である。 本考案による背もたれの側面図である。 本考案による、ユーザが本体に座り且つ背もたれにもたれた模式図である。 背もたれが折り畳まれている時にユーザが本体に横臥する模式図である。 本考案による、ユーザが本体に座り、背もたれにもたれ、且つ脚部が他の本体に置く模式図である。 回動調節部材の構成模式図である。 シートクッションの断面図である。 シートクッションが圧縮された後の側面図である。 圧縮状態でのシートクッションが巻かれた後の状態図である。 弾性ユニットの構成模式図である。 底板の模式図である。
本考案の技術案をよりよく理解するために、以下は図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。
明らかに、説明される実施例は本考案の一部の実施例だけであり、全ての実施例ではない。本考案の実施例に基づき、当業者が創造的な労働をしない前提で得られた全ての他の実施例は、いずれも本考案の保護範囲に属するものとする。
本考案の実施例において使用される用語は特定の実施例を説明する目的だけであり、本願を限定するものではない。本考案の実施例及び添付の実用新案登録請求の範囲で使用される単数形の「1種」、「前記」及び「当該」は、文脈上明らかに別の意味を示さない限り、複数形を含むことも意図される。
理解すべきものとして、本明細書で使用される用語「及び/又は」は関連対象の関連関係を説明するものに過ぎず、3種類の関係が存在できることを示し、例えば、A及び/又はBは、Aが単独で存在する場合、AとBが同時に存在する場合、Bが単独で存在する場合の3つの場合を示すことができる。また、本明細書において符号「/」は、一般的に前後の関連対象が「又は」の関係であることを示す。
注意すべきものとして、本考案の実施例に記載の「上」、「下」、「左」、「右」等の方位語は図面に示す角度で説明したものであり、本考案の実施例を限定するものと理解されるべきものではない。また、文脈において、理解すべきものとして、1つの素子が他の素子「上」又は「下」に接続されると言及する場合、それは直接的に他の素子「上」又は「下」に接続できるだけでなく、中間素子を介して間接的に他の素子「上」又は「下」に接続することもできる。
図1は、本考案による本体の側面図であり、図2は、本考案による背もたれの側面図であり、図1と図2を参照すると、本考案の実施例は、圧縮可能なソファーを提供し、当該圧縮可能なソファーは、本体1と背もたれ2とを含み、本体1は、ブラケット11とシートクッション12とを含み、シートクッション12は、圧縮状態及び膨張状態を有し、圧縮状態にあるシートクッション12は、柱状に巻くことができ(図9に示すように)、膨張状態にあるシートクッション12は、ブラケット11に固定される。背もたれ2は、凭れ部21、支持部22及び回動調節部材23を含み、支持部22は、シートクッション12に支持されるために用いられ、回動調節部材23の一端は、凭れ部21に接続され、回動調節部材23の他端は、支持部22に接続され、凭れ部21と支持部22との間は、回動調節部材23により0~90°の範囲内で調節される。
また、図8は、シートクッションが圧縮された後の側面図であり、図9は、圧縮状態でのシートクッションが巻かれた後の状態図であり、図8と図9を参照すると、シートクッション12の可撓性は、シートクッション12に圧縮機などの装置によって圧力を加えることを可能にし、それによりシートクッション12内の空気を排出し、シートクッション12を厚さの小さい状態に圧縮させ(図8に示すように)、圧縮状態になったシートクッション12は、巻かれて柱状に形成することができる(図9に示すように)。シートクッション12が展開した状態に対して、柱状に巻かれたシートクッション12は、空間占用を大幅に低減させることができ、輸送時の空間を節約することに有利であり、限られた輸送空間内でシートクッション12の輸送数を増やし、コストを節約することができる。また、シートクッション12が圧縮された後、真空プラスチック包装の方式によってシートクッション12の圧縮状態を保持することができる。
また、図9と図11に示すように、ブラケット11は、複数の木製スティック1111が取り外し可能に組み立てられて形成されてもよく、輸送時に、複数の木製スティック1111は、柱状に巻かれたシートクッション12の中に置くことができ、ブラケット11の空間に対する占用を少なくすることができる。
これにより、シートクッション12を圧縮状態に保持し、且つブラケット11に組み立てられるための木製スティック1111を、巻かれたシートクッション12の中に配置することにより、本体1の空間に対する占用を効果的に低減し、限られた空間内でより多い本体を輸送することに有利であり、コストを節約することができる。
なお、圧縮されたシートクッション12及び各木製スティック1111をソファーに組み立てる必要がある場合、シートクッション12の真空包装を取り外して、空気が圧縮されたシートクッション12に入ることができ、それにより、シートクッション12が圧縮状態から膨張状態に切り替え、この膨張状態もユーザの使用中の状態である。各木製スティック1111は、ネジなどの接続部材によりブラケット11となるように組み立てることができ、膨張したシートクッション12は、使用するために、ブラケット11に固定的に取り付けることができる。
上述したように、膨張状態でのシートクッション12は、ブラケット11に固定的に取り付けることができ、ユーザは、シートクッション12に横臥することができ、さらにシートクッション12に座ることもできる。図3は、本考案による、ユーザが本体に座り且つ背もたれにもたれた模式図である。図3を参照すると、ユーザが「半横臥」の傾斜姿勢でシートクッション12に座る必要がある場合、もられる必要となる位置に背もたれ2を移動させ、支持部22をシートクッション12の表面に支持させて、身体に必要な傾斜姿勢に基づいて、回動調節部材23により凭れ部21の傾斜角度を調整し、調整が完了した後、ユーザは、背もたれ2の凭れ部21にもたれることができ、それにより、ユーザが所望の姿勢でシートクッション12に座ることができる。ユーザがもたれる位置を変える必要がある場合、背もたれ2を所望の位置に移動させることができ、さらに、再び所望の着座姿勢に基づいて凭れ部21の角度を調整することができ、ユーザに最適な快適度を獲得させる。
これにより、凭れ部21を支持部22に対して0~90°の範囲で調節することにより、ユーザの異なる着座姿勢の需要を満たすことができ、ユーザの使用快適度を向上させ、且つ背もたれ2は、必要に応じて異なる位置に支持可能であり、従来のソファーの背もたれ2が設定位置に固定されて移動できない状況を解消して、使用便利性を向上させることができる。なお、図4は、背もたれが折り畳まれている場合、ユーザが本体に横臥する模式図である。図4を参照し、ユーザが横臥する必要がある場合、背もたれ2をシートクッション12から取り出すことができ、シートクッション12の上方における横臥に用いられる面積を最大化し、ユーザが横臥する時の快適度を向上させる。また、ユーザが横臥する姿勢で、凭れ部21と支持部22との間の角度を0°に調整可能であり、すなわち、凭れ部21と支持部22を貼り合わせることが可能であり、このようにして、背もたれ2全体を枕として脳の下に位置させることができ、ユーザの枕への使用需要をさらに満たすことができる。すなわち、本考案の実施例による圧縮可能なソファーは、ユーザの異なる着座姿勢、異なる位置での背もたれ需要を満たすことができるだけでなく、ユーザの横臥の需要を満たすこともでき、ユーザの使用快適度及び利便性を向上させる。
また、当該本体1は、1つあってもよく、2つ、3つ又はそれ以上あってもよい。例えば、図3を参照し、本体1が1つある場合、ユーザは、本体1のシートクッション12に座ることができ、当該本体1の面積が十分に大きい場合、ユーザは、さらにシートクッション12に横臥することもできる。図5は、本考案による、ユーザが本体に座って背もたれにもたれ、且つ脚部が他の本体に置く模式図である。図5を参照し、本体1が2つある場合、1つの本体1は、座臥に用いることができ、もう1つの本体1は、足踏みとして用いることができる。2つの本体1の高さは、一致してもよく、一致しなくてもよい。例えば、足踏みの高さは、座臥に用いられる本体1の高さよりも若干低くされてもよく、それにより、使用快適度を向上させることができる。
また、ブラケット11は、底板111及び支持脚112を含むことができ、支持脚112は、底板111に固定され、シートクッション12は、底板111の上方に取り付けることができ、それにより本体1は支持脚112により地面に確実に立つことができる。
オプショナルで、支持部22は、凭れ部21の厚さ方向の一方側に設けられ、且つ凭れ部21の底部に近接し、それにより、支持部22は、使用時に本体1と大きな接触面積を有し、支持の安定性を保証することができる。
具体的な一実施形態として、図6は、回動調節部材の構成模式図である。図6を参照し、回動調節部材23は、第1回動アーム231、第2回動アーム232、パウル233及びバネ234を含む。第1回動アーム231は、第2回動アーム232に回動可能に接続され、第1回動アーム231は、支持部22に接続され、第2回動アーム232は、凭れ部21に接続されている。第1回動アーム231には、複数のラチェット歯2311が設けられ、パウル233は、第2回動アーム232に回動可能に接続され、パウル233は、ラチェット歯2311に嵌合し、バネ234の一端は、パウル233に接続され、バネ234の他端は、第2回動アーム232に接続されている。
また、バネ234は、自身の弾性力によって、パウル233がラチェット歯2311に接触することを保証することができる。第1回動アーム231と第2回動アーム232が相対的に回動するとき、パウル233は、異なる歯に噛み合うことができ、第1回動アーム231と第2回動アーム232の回動位置の相対的な位置決めを図り、それにより、凭れ部21を所望の角度に位置決めすることができ、操作しやすい。
具体的には、ラチェット歯2311の数は、3~8個であってもよい。また、隣接する2つの歯の間に歯隙間を有し、パウル233は、歯隙間に係設することができ、それにより、第1回動アーム231及び第2回動アーム232の相対的な固定を図る。本実施例では、ラチェット歯2311の数は、6個であってもよく、ラチェット歯2311の間の歯隙間は合計5つあり、それにより、凭れ部21が切り替え調節するための5つのシフトポジションを有することを図ることができ、異なるユーザの使用需要を満たすことが可能となり、汎用性が図られる。
具体的な一実施形態として、凭れ部21は、第1枠体と第1フレキシブルパッドとを含み、第1フレキシブルパッドは、第1枠体に固定され、支持部22は、第2枠体と第2フレキシブルパッドとを含み、第2フレキシブルパッドは、第2枠体に固定され、第1枠体と第2枠体は、それぞれ回動調節部材23の両端に固定されている。
また、第1枠体和第2枠体は、それぞれ凭れ部21と支持部22の支持骨格とすることができ、凭れ部21と支持部22の構造信頼性を保証する。第1フレキシブルパッド及び第2フレキシブルパッドは、使用時の快適度を向上させることができる。
具体的には、第2フレキシブルパッドの底部には、滑り止め構造が設けられ、支持部22が本体1に接触する場合、滑り止め構造は、支持部22と本体1との間の摩擦力を増やすことができ、ユーザがもたれる時に支持部22と本体1との間に相対的な滑りが発生することが防止される。また、当該滑り止め構造は、滑り止めマット、例えばゴムパッドなどであってもよく、滑り止めマットには、支持部22の表面に突出する凸部が設けられてもよく、それにより、摩擦力を増やさせる。
具体的な一実施形態として、図7は、シートクッションの断面図である。図7を参照し、シートクッション12は、上から下へ順に、フレキシブル層121、第1支持層122、第2支持層123及び保護層124を含み、第2支持層123の厚さは、第1支持層122、フレキシブル層121及び保護層124の厚さよりも大きい。
また、第2支持層123は、シートクッション12のコアの支持力及び弾性力を提供しているため、第2支持層123の厚さを大きくすることにより、第2支持層123が主な支持作用を果たせることを保証するとともに、シートクッション12全体に必要な硬さ又は柔らかさを提供することができる。
フレキシブル層121は、ユーザに最も近い層であり、ユーザに直接的な柔らかさの感覚を与えることができる。また、当該フレキシブル層121は、スポンジ層などであってもよい。
第1支持層122は、フレキシブル層121と第2支持層123との間に位置し、緩衝の作用を図ることができ、第2支持層123による弾性力を均一に分布させ、フレキシブル層121を介してユーザに伝達し、使用体験を向上させることができる。また、当該第1支持層122は、綿フェルト等であってもよい。
保護層124は、シートクッション12の最下層に位置し、シートクッション12の底部を保護することができ、それにより、シートクッション12をブラケット11に取り付けるとき、シートクッション12の底部が損傷することが回避される。また、当該保護層124は、布製品、例えば不織布などであってもよい。
また、上述したフレキシブル層121、第1支持層122、第2支持層123及び保護層124を含むシートクッション12を用いることによって、シートクッション12を圧縮状態に圧縮することを図ることができ、図8に示すように、輸送空間及び輸送コストを節約することができる。
具体的な一実施形態として、図7は、シートクッションの断面図であり、図10は、弾性ユニットの構成模式図である。図7と図10を参照し、第2支持層123は、複数の弾性ユニット1231を含み、各弾性ユニット1231は、弾性部材1231aと外装部材1231bとを含み、外装部材1231bは、弾性部材1231aを被覆し、隣接する2つの弾性ユニット1231の外装部材1231bは、固定的に接続されている。
また、複数の弾性ユニットの間は、それぞれの外装部材1231bを介して接続することができるが、各弾性ユニットの弾性部材1231aは互いに影響せず、各弾性部材1231aは、ユーザの体形に応じて個別に伸縮することができるため、身体の異なる部位の異なる重量に適応し、ユーザの快適度を向上させることができる。
また、弾性部材1231aは、バネであってもよく、外装部材1231bは、不織布であってもよい。各外装部材1231bの間は、接着剤により接着固定することができ、それにより各弾性ユニット1231の接続を容易にすることができ、外装部材1231bは、弾性部材1231aの摩擦による発音を効果的に回避し、良好な静音効果を有する。
具体的な一実施形態として、第2支持層123は、スポンジ又はコイルバネを含むことができる。また、第2支持件がスポンジである場合、スポンジは柔軟性を保証すると同時に比較的大きい硬度を有することができ、それにより、シートクッション1全体がユーザを支持するのに十分な支持力を与えることを保証し、過度の陥没を回避することができる。第2支持層123がコイルバネを含む場合、複数の独立したコイルバネが緊密に連結することができ、弾性力を提供すると同時に、受ける力のバランスを図り、シートクッション12の変形を回避することができる。
以上の記載は本考案の好適な実施例に過ぎず、本考案を限定するものではなく、当業者にとって、本考案は様々な修正及び変更が可能である。本考案の精神と原則内で、行われたいかなる修正、均等置換、改善などは、いずれも本考案の保護範囲内に含まれるべきである。
1-本体
11-ブラケット
111-底板
1111-木製スティック
112-支持脚
12-シートクッション
121-フレキシブル層
122-第1支持層
123-第2支持層
1231-弾性ユニット
1231a-弾性部材
1231b-外装部材
124-保護層
2-背もたれ
21-凭れ部
22-支持部
23-回動調節部材
231-第1回動アーム
2311-ラチェット歯
232-第2回動アーム
233-パウル
234-バネ

Claims (10)

  1. 圧縮可能なソファーであって、
    本体(1)と背もたれ(2)とを含み、
    前記本体(1)は、ブラケット(11)とシートクッション(12)とを含み、前記シートクッション(12)は、圧縮状態及び膨張状態を有し、前記圧縮状態にある前記シートクッション(12)は、柱状に巻くことができ、前記膨張状態にある前記シートクッション(12)は、前記ブラケット(11)に固定され、
    前記背もたれ(2)は、凭れ部(21)、支持部(22)及び回動調節部材(23)を含み、前記支持部(22)は、前記シートクッション(12)上に支持されるために用いられ、前記回動調節部材(23)の一端は、前記凭れ部(21)に接続され、前記回動調節部材(23)の他端は、前記支持部(22)に接続され、前記凭れ部(21)と前記支持部(22)との間は、前記回動調節部材(23)によって0~90°の範囲内で調節される、ことを特徴とする圧縮可能なソファー。
  2. 前記支持部(22)は、前記凭れ部(21)の厚さ方向の一方側に設けられ、且つ前記凭れ部(21)の底部に近接する、ことを特徴とする請求項1に記載の圧縮可能なソファー。
  3. 前記回動調節部材(23)は、第1回動アーム(231)、第2回動アーム(232)、パウル(233)及びバネ(234)を含み、
    前記第1回動アーム(231)は、前記第2回動アーム(232)に回動可能に接続され、前記第1回動アーム(231)は、前記支持部(22)に接続され、前記第2回動アーム(232)は、前記凭れ部(21)に接続され、
    前記第1回動アーム(231)には、複数のラチェット歯(2311)が設けられ、
    前記パウル(233)は、前記第2回動アーム(232)に回動可能に接続され、前記パウル(233)は、前記ラチェット歯(2311)と嵌合し、
    前記バネ(234)の一端は、前記パウル(233)に接続され、前記バネ(234)の他端は、前記第2回動アーム(232)に接続されている、ことを特徴とする請求項1に記載の圧縮可能なソファー。
  4. 前記ラチェット歯(2311)の数は、3~8個である、ことを特徴とする請求項3に記載の圧縮可能なソファー。
  5. 前記凭れ部(21)は、第1枠体と第1フレキシブルパッドとを含み、前記第1フレキシブルパッドは、前記第1枠体に固定され、
    前記支持部(22)は、第2枠体と第2フレキシブルパッドとを含み、前記第2フレキシブルパッドは、前記第2枠体に固定され、
    前記第1枠体と前記第2枠体は、それぞれ前記回動調節部材(23)の両端に固定されている、ことを特徴とする請求項1に記載の圧縮可能なソファー。
  6. 前記第2フレキシブルパッドの底部には、滑り止め構造が設けられている、ことを特徴とする請求項5に記載の圧縮可能なソファー。
  7. 前記シートクッション(12)は、上から下へ順に、フレキシブル層(121)、第1支持層(122)、第2支持層(123)及び保護層(124)を含み、前記第2支持層(123)の厚さは、前記第1支持層(122)と前記フレキシブル層(121)と前記保護層(124)との厚さよりも大きい、ことを特徴とする請求項1に記載の圧縮可能なソファー。
  8. 前記第2支持層(123)は、複数の弾性ユニット(1231)を含み、各前記弾性ユニット(1231)は、弾性部材(1231a)と外装部材(1231b)とを含み、前記外装部材(1231b)は、前記弾性部材(1231a)を被覆し、隣接する2つの前記弾性ユニット(1231)の外装部材(1231b)は、固定的に接続されている、ことを特徴とする請求項7に記載の圧縮可能なソファー。
  9. 隣接する2つの前記弾性ユニット(1231)の外装部材(1231b)は、接着剤により接着固定されている、ことを特徴とする請求項8に記載の圧縮可能なソファー。
  10. 前記第2支持層(123)は、スポンジ又はコイルバネを含む、ことを特徴とする請求項7に記載の圧縮可能なソファー。
JP2023000377U 2023-02-10 2023-02-10 圧縮可能なソファー Active JP3241989U (ja)

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