JP3241836U - 多機能ワゴン - Google Patents

Abstract

【課題】従来のワゴンを上部車体と下部車体に分割し、平時は従来のワゴンとして使用するが、上部車体を蝶番で下部車体の側に折り畳むと、上部車体と下部車体上の仕切板が作業台面として使用でき、従来のワゴンと比較して、ワゴンの使用機能を広げる多機能ワゴンを提供する。【解決手段】多機能ワゴンは、車体、キャスター１と側面板２を含む。車体内には複数の側面板２が均一に配置され、車体の下の四つ角にはキャスター１がそれぞれ設置される。車体は上部車体３と下部車体４を含む。下部車体４の両端は仕切板５がそれぞれ設置され、下部車体４と上部車体３の間の蝶番と接続掛け金７は相互に接続し、蝶番は下部車体４と上部車体３の一側に位置し、接続掛け金７は下部車体４と上部車体３の別一側に位置する。【選択図】図１

Description

本考案は、食品器具ディスプレイ設備に関するもので、多機能ワゴンに係わる。

ベーカリー食品は人々に人気のある食品の一つで、ベーカリー食品の製造または販売において、ワゴンは搬送および展示に使われる一般的なツールであり、多くは食品加工工場または大型スーパーで使用される。
通常、ワゴンのフレーム内に多層の側面板を設置し、天板をワゴン内に並べる。

しかしながら、ベーカリー食品を販売する時、消費者が多角度から食品を見ることができるように、ワゴンだけでなく、テーブルまたは陳列台が用いられる。つまりワゴンは搬送に用いられ、テーブルまたは陳列台は展示に用いられる。
このように、ワゴンの機能が単一であるため、ベーカリー食品を展示する時、更に別にテーブルまたは陳列台を準備するのは非常に不便である。

現技術に存在する欠点を克服し、ワゴン機能が単一であるという問題を解決し、多機能ワゴンを提供することを本考案の目的とする。

（新型内容）
上述目的を達成するため、以下の技術を採用する。

多機能ワゴンは、車体、キャスターと複数の側面板を含み、車体内は各側面板が均一に分布設置され、車体の下の四つ角にはキャスターがそれぞれ設置される。車体は上部車体と下部車体を含み、下部車体の両端は仕切板をそれぞれ設置し、下部車体と上部車体の間の蝶番と接続掛け金は相互に接続され、蝶番は下部車体と上部車体の一側に位置し、接続掛け金は下部車体と上部車体の別一側に位置する。

良好なものとして、上部車体の両側は強化支持柱をそれぞれ設置し、強化支持柱は側面板の外側に位置する。

良好なものとして、下部車体の構造は上部車体と同じである。
上部車体の上端両側は支持湾曲杆がそれぞれ設置される。

良好なものとして、下部車体の下の四つ角には下向きに突出した支持柱をそれぞれ設置し、支持柱の下面はキャスターがそれぞれ設置される。

良好なものとして、支持湾曲杆上には相互に対応する支持脚パッドがそれぞれ設置される。

良好なものとして、蝶番と接続掛け金はねじ釘で接続され、車体と固定する。

良好なものとして、側面板は平行設置し、車体の両内側に位置する同一高度の側面板は互いに対応する。

本考案の多機能ワゴンは、以下の利点がある。

本考案は従来のワゴンを上部車体と下部車体に分割し、二者の間は接続掛け金と蝶番で固定する。平時は従来のワゴンとして使用し、上部車体と下部車体を広げると、上部車体と下部車体上の仕切板が作業台面として使用できる。
本考案の使用過程は簡単で便利であり、構造は頑丈で、デザインは非常に優れ、使用寿命が長い。
従来のワゴンと比較して、本考案はワゴンの使用機能が広がる。

本考案の立体構造指示図である。 本考案の上部車体を下向きに折り畳んだ状態指示図である。

（一実施形態）
当領域に習熟する技術者が本考案を理解するため、以下に本考案の実施例と添付図を合わせ、本考案の実施例の中の技術方法に対し、明確、且つ完全に説明する。しかしながら、説明の実施例は本考案の一部に過ぎず、すべての実施例を表すものではない。

図１から図２に示すとおり、多機能ワゴンは、車体、キャスター１と複数の側面板２を含み、車体内には複数の側面板２が均一に配置され、側面板２は天板を置くのに用いられる。
車体の下の四つ角にはキャスター１がそれぞれ設置され、キャスター１によってワゴンが移動しやすい。

車体は上部車体３と下部車体４を含み、下部車体４の両端は仕切板５をそれぞれ設置し、下部車体４と上部車体３の間の蝶番６と接続掛け金７は相互に接続され、蝶番６は下部車体４と上部車体３の一側に位置し、接続掛け金７は下部車体４と上部車体３の別一側に位置する。
接続掛け金７を解錠すると、上部車体３は蝶番６によって下部車体４の側へ折り畳まれる。この時、上部車体３と下部車体４端部に位置する仕切板５が作業台に充てられる。

更に、上部車体３両側は強化支持柱１１をそれぞれ設置し、強化支持柱１１は側面板２外側に位置し、強化支持柱１１は上部車体３の全体構造の強度を高めるのに用いる。

更に、下部車体４の構造は上部車体３と同じである。
上部車体３の上端両側は支持湾曲杆８がそれぞれ設置され、支持湾曲杆８は上部車体３を下向きに折り畳んだ時に支持作用を形成するのに用いられる。

更に、下部車体４の下の四つ角には下向きに突出した支持柱９をそれぞれ設置し、支持柱９の下面はキャスター１がそれぞれ設置される。

更に、支持湾曲杆８上には相互に対応する支持脚パッド１０がそれぞれ設置され、支持脚パッド１０は支持湾曲杆８と床面が直接触れるのを回避する。

更に、蝶番６と接続掛け金７はねじ釘で留めて車体固定し、ねじ釘は取り外しに便利である。

更に、各側面板２は平行設置し、車体の両内側に位置する同一高度の側面板２は互いに対応する。

動作原理として、多機能ワゴンを搬送ツールとして使用する時、接続掛け金７を施錠し、上部車体３と下部車体４の間を接続固定すると、一般的なワゴンのように動作する。
また接続掛け金７を解錠すると、上部車体３を蝶番６から下部車体４側へ折り畳まれ、上部車体３と下部車体４端部に位置する仕切板５は平らな作業台になり、展示台や作業台として使用する。

以上実施方式は本考案の原理を説明するためだけに採用された指示性の実施方式であるため、本考案を制限するものではない。当領域の一般的な技術者にとって、本考案の精神と実質的な状況から逸脱しない範囲において、各種の変形と修正は本考案の請求範囲に属するものとする。

１ キャスター
２ 側面板
３ 上部車体
４ 下部車体
５ 仕切板
６ 蝶番
７ 接続掛け金
８ 支持湾曲杆
９ 支持柱
１０ 支持脚パッド
１１ 強化支持柱

Claims (7)

1. 多機能ワゴンにおいて、
   それは車体、キャスターと複数の側面板を含み、
   前記車体内には前記複数の側面板が均一に分布設置され、
   前記車体の下の四つ角には前記キャスターがそれぞれ設置され、
   そのうち前記車体は上部車体と下部車体を含み、
   前記下部車体の両端は仕切板をそれぞれ設置し、
   前記下部車体と前記上部車体の間の蝶番と接続掛け金は相互に接続され、
   前記蝶番は前記下部車体と前記上部車体的一側に位置し、
   前記接続掛け金は前記下部車体と前記上部車体が相互に対応する別側に位置する、
   ことを特徴とする、多機能ワゴン。
2. 前記上部車体の両側は、強化支持柱をそれぞれ設置し、
   前記強化支持柱は前記複数の側面板の外側に位置する、
   ことを特徴とする、請求項１記載の多機能ワゴン。
3. 前記下部車体の構造と前記上部車体は同じであり、
   前記上部車体の上端両側は支持湾曲杆がそれぞれ設置される、
   ことを特徴とする、請求項２記載の多機能ワゴン。
4. 前記下部車体の下の四つ角には下向きに突出した支持柱をそれぞれ設置し、
   前記支持柱の下面には前記キャスターがそれぞれ設置される、
   ことを特徴とする、請求項３記載の多機能ワゴン。
5. 前記支持湾曲杆上には、相互に対応する支持脚パッドがそれぞれ設置される、
   ことを特徴とする、請求項３記載の多機能ワゴン。
6. 前記蝶番と前記接続掛け金はねじ釘で接続し前記車体と固定する、
   ことを特徴とする、請求項１記載の多機能ワゴン。
7. 前記些側面板は平行設置し、
   前記車体の両内側の同じ高さに位置する側面板は相互に対応する、
   ことを特徴とする、請求項１記載の多機能ワゴン。

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