JP3241523U - 綿菓子の巻き取り棒 - Google Patents

Abstract

【課題】綿菓子がすべらず効率的に巻き取ることができるとともに綿菓子の巻き取りが、ゆっくりまわして確実に巻き取ることが出来、出来上がりが球形となる綿菓子の巻き取り棒を提供する。【解決手段】綿菓子を巻き取る棒部１ａの一端に綿菓子を巻き取りやすくする球形部２を有することで、巻き取った綿菓子を容易に小児でも丸く形作ることができる。【選択図】図１

Description

本考案は回転する綿菓子噴出部で砂糖を熱により溶かし綿状の菓子を噴出する綿菓 子機において綿菓子を巻き取る棒に関するものである。

今日、家庭内で子供や保護者が粗目砂糖や飴玉を原料として綿菓子を作成することができる装置が提供されている。そして、綿菓子の作成は、割り箸状の棒に熱で糸引き状になった砂糖をからめとるものであった。

実全昭48-096298

従来の綿菓子は、割り箸状の棒に熱で糸引き状になった砂糖をからめとるだけのものであった。

これに用いられていた割り箸状の棒では、小児が縁日で売られているように丸く球状の綿菓子を作るのが難しかった。

また、この綿菓子を絡める棒に関して綿菓子を巻き取りやすくすることを目的として、巻き取る棒の一端に板状の巻き取り部を設ける提案（例えば実用新案 文献１）もなされている。

しかしながら巻き取り初期には巻き取った綿菓子が球形とならず、かなり巻き取らなければ形状がいびつとなり綺麗な丸い綿菓子とはならなかった。

綿菓子を巻き取る棒の一端に球形の巻き取り部とし、巻き取った綿菓子を容易に丸く形作ることができる。

このように本考案は綿菓子がすべらず効率的に巻き取ることができるとともに綿菓子の巻き取りが、ゆっくりまわして確実に巻き取ることが出来、出来上がりが球形となるなどその実用的価値は大きい。

巻き取り棒の斜視図。 綿菓子機の斜視図。

以下図面とともに本考案の一実施例を説明する。
(1)は綿菓子を巻き取る細い棒で、手でもって棒全体を回転さす棒部(1a)とこの一端に設け、綿菓子(7)を巻き取りやすくする球形部(2)とからなる。

この棒(1)の使い方を説明すると、綿菓子機の投入口(3)から回転部(4)内に砂糖を入れそして熱で溶かされ回転部(4)の噴出口(5)から容器(6)内に噴出する綿菓子(7)を巻きとるのである。すなわち、棒部(1a)を手でもって”くるくる”まわしながら容器(6)をさらに廻して球形部(2)に綿菓子(7)を巻き取る。

そして、特に巻き始めは綿が球形部(2)によく巻き付くとともに棒部(1a)の回転に対する球形部(2)の回転を長さになおした場合、棒部(1a)よりもはるかに回転半径が大きいので、球形部(2)に巻き取られている綿菓子(7)が少ないまき始めでも、そして球形部がない場合に比較し棒部(1a)を”くるくる”まわす速度は遅くとも十分に巻き取ることが出来る。

また、巻き取り部を球形とすることで綿菓子の出来上がりの形状がいびつではなく球形とすることができる。

Claims (1)

1. 棒の一端に球形部を有することを特徴とする綿菓子の巻き取り棒。
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

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