JP3240991U - 帽子 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が被っていない状態の帽子を所持していても使用者が身軽にいれる帽子を提供すること。【解決手段】帽子1は、クラウン10と、クラウン10の開口の周縁に沿ってクラウン10の内周面に設けられた袋部30と、袋部30に通されかつクラウン10の右領域において袋部30から延出する右紐41と、袋部30に通されかつクラウンの左領域において袋部30から延出する左紐42を有する。袋部30に収容される右紐41または/および左紐42の一部を袋部30から引き出すことで、クラウン10の開口の径を小さくし、かつ右紐41と左紐42を一本状として肩掛けできる程度の長さを備える肩掛け状態にできる。【選択図】図3

Description

実用新案法第11条において準用する特許法第30条第2項適用申請有り 〔展示会名〕 23SS展 〔開催日〕 令和4年7月13日~令和4年7月21日
本考案は、帽子に関する。
従来、お洒落、日除けのアイテムとして各種の帽子が知られている。例えば、特許文献1には、使用者が頭部に被った状態で顎下に引っ掛け可能な顎紐を備えた帽子が開示されている。これにより、使用者が帽子を被った状態で顎紐を顎下に引っ掛けておくと、風が吹いても顎紐が使用者の顎下に引っ掛かる。そのため、使用者の頭部から帽子が飛んでいくことを抑制できる。
実用新案登録第3159879号公報
しかし、1日中帽子を被っていると使用者は頭部が疲れてしまうことがあるため、適宜、帽子を脱ぐことがあった。その場合、脱いだ帽子が使用者にとって邪魔になる(被っていない帽子が使用者にとって荷物となる)ことがあった。そこで、使用者が被っていない状態の帽子を所持していても使用者が身軽にいれることが従来必要とされていた。
本開示の1つの特徴において、帽子は、クラウンと、クラウンの開口の周縁に沿ってクラウンの内周面に設けられた袋部と、袋部に通されかつクラウンの右領域において袋部から延出する右紐と、袋部に通されかつクラウンの左領域において袋部から延出する左紐を有する。帽子は、袋部に収容される右紐または/および左紐の一部を袋部から引き出すことで、クラウンの開口の径を小さくし、かつ右紐と左紐を一本状として肩掛けできる程度の長さを備える。
そのため、肩掛けできる程度の長さとなった右紐と左紐を使用者の肩に掛けて帽子を肩掛けできる。このように帽子を肩掛けできると、使用者が被っていない状態(脱いだ状態)の帽子を所持していても使用者が身軽(使用者の両手が自由な状態)にいれる。
本開示の他の特徴において、袋部は、クラウンの前領域に形成された前袋部と、クラウンの後領域に形成された後袋部を含む。右紐は、前袋部または後袋部である第1袋部の左部に留められる留め部を有し、かつ第1袋部の右開口から延出する。左紐は、前袋部または後袋部である第2袋部の右部に留められる留め部を有し、かつ第2袋部の左開口から延出する。
そのため、袋部に収容された右紐および左紐の一部を袋部から引き出すことでクラウンの開口の径を小さくすると、クラウンの開口の全域に亘って径が小さくなる。したがって、肩掛ける帽子をコンパクトなものにできる。
本開示の他の特徴において、右紐と左紐は、一本の紐から形成されている。あるいは右紐と左紐は、それぞれの紐から形成されて先端同士が連結されて一本状とされる。
そのため、右紐と左紐が独立した紐であっても、一本状に連結することで、この右紐と左紐を顎紐としても使用できる。
本開示の他の特徴において、袋部は、下縁においてクラウンに連続して縫着された下縫着部と、上縁において間隔を置いてクラウンに縫着された複数の上縫着部を有する。
そのため、袋部に収容される右紐および左紐の一部を袋部から引き出すことで、クラウンの開口の径を小さくした際、クラウンの表面にシワを立ち難くできる。したがって、シワが立っていない綺麗な状態の帽子を肩掛けできる。
本開示の他の特徴において、袋部は、下縁においてクラウンに連続して縫着された下縫着部と、上縁に沿ってクラウンに連続して縫着された上縫着部を有する。
そのため、袋部に収容される右紐および左紐の一部を袋部から引き出すことで、クラウンの開口の径を小さくした際、クラウンの表面にシワを立ち易くできる。したがって、シワが立ったクシュッとなった感じの状態の帽子を肩掛けできる。
第1実施形態に係る帽子を内側から見た斜視図である。 図1の帽子において、使用者が被った状態を示している。 図1の帽子において、顎紐を引っ張った状態を示している。 図3の帽子において、使用者が顎紐を肩掛けした状態を示している。 第2実施形態に係る帽子を内側から見た斜視図である。 第3実施形態に係る帽子を内側から見た斜視図である。
(第1実施形態)
図1~4を参照して、第1実施形態を説明する。以下、図1~4に記す、上下、前後、左右の向きは、帽子1を被った使用者50の向きを基準にしたときの上下、前後、左右の向きである。このことは、後述する全ての形態において同様である。
図1に示すように、第1実施形態に係る帽子1は、ハット形状であって、クラウン10と、鍔20と、顎紐40とを備える。クラウン10は、略円状の開口18を有し、複数枚(この例では、7枚)の生地(この例では、素材が布地)を繋ぎ合わせることによって、略器状に形成されている。具体的には、クラウン10は、7枚の生地11、・・・17から形成されている。
生地11は、使用者50の頭部51の頂上部を覆う略円状に形成されている。生地12は、使用者50の頭部51の前部を覆う略台形状に形成されている。生地13は、使用者50の頭部51の左前部を覆う略台形状に形成されている。生地14は、使用者50の頭部51の左後部を覆う略台形状に形成されている。生地15は、使用者50の頭部51の後部を覆う略台形状に形成されている。
生地16は、使用者50の頭部51の右後側部を覆う略台形状に形成されている。生地17は、使用者50の頭部51の右前部を覆う略台形状に形成されている。生地12、・・・17は、生地11の外周縁に周方向に沿って60°間隔で隣り合うように縫い付けられていると共に、隣り合う互いの生地12、・・・17も縫い付けられている。これにより、使用者50は、このように縫い付けられて形成されたクラウン10(帽子1)を被ることができる。これら生地12、・・・17は、単層構造であってもよいし、重ね合わせた複層構造であってもよい。
クラウン10は、開口18の周縁に沿って内周面に設けられた袋部30を備えている。袋部30は、前袋部31と、前袋部31に対を成す後袋部32を備えている。この前袋部31と後袋部32の一方が、実用新案登録請求の範囲に記載の「第1袋部」に相当し、他方が「第2袋部」に相当する。
前袋部31は、開口18の周縁の前半分(前側の半周に相当する部分であり、クラウン10の前領域)に沿ってクラウン10に設けられている。前袋部31は、その長手方向の両端に内部と外部が連通する開口(第1開口31a、第2開口31b)を有するトンネル状を成している。そのため、前袋部31は、その長手方向に沿った下縁(外側の縁)と、上縁(内側の縁)がクラウン10に縫い付けられている。
下縁は、例えば、ミシン等により連続して第1糸31cにより縫着されている。この下縁の縫着部位が、実用新案登録請求の範囲の「下縫着部」に相当する。上縁は、間隔を置いて第2糸31dにより4か所縫着されている。この間隔とは、生地12、13、17の境界(両縁)に対応するものである。この4か所の上縁の縫着部位が、実用新案登録請求の範囲の「複数の上縫着部」に相当する。
後袋部32は、開口18の周縁の後半分(後側の半周に相当する部分であり、クラウン10の後領域)に沿ってクラウン10に設けられている。後袋部32は、その長手方向の両端に内部と外部が連通する開口(第1開口32a、第2開口32b)を有するトンネル状を成している。そのため、後袋部32は、その長手方向に沿った下縁(外側の縁)と、上縁(内側の縁)がクラウン10に縫い付けられている。
下縁は、例えば、ミシン等により連続して第1糸32cにより縫着されている。この下縁の縫着部位が、実用新案登録請求の範囲の「下縫着部」に相当する。上縁は、間隔を置いて第2糸32dにより4か所縫着されている。この間隔とは、生地14、15、16の境界(両縁)に対応するものである。この上縁の縫着部位が、実用新案登録請求の範囲の「複数の上縫着部」に相当する。
鍔20は、クラウン10の開口18の周縁から全周に亘って外側に向けて(開口18の径方向に向けて)張り出すように形成されている。そのため、使用者50が帽子1を被ると、この鍔20が庇の役割を果たしている。
顎紐40は、右紐41と左紐42を備えている。右紐41は、前袋部31の第1開口31a(右開口)から延出するように前袋部31に通されている。前袋部31に通された右紐41の一端41aは、前袋部31の第2開口31b(左開口)側の端(左部)に縫着されている。この縫着部位が、実用新案登録請求の範囲に記載の「留め部」に相当する。左紐42は、後袋部32の第1開口32a(左開口)から延出するように後袋部32に通されている。後袋部32に通された左紐42の一端42aは、後袋部32の第2開口32b(右開口)側の端(右部)に縫着されている。この縫着部位が、実用新案登録請求の範囲に記載の「留め部」に相当する。
右紐41の他端41bである先端と左紐42の他端42bである先端とは、この先端同士が連結されて(結ばれて)一本状(一本の顎紐40)となっている。この右紐41と左紐42は、ストッパ43の通し孔43aに通されている。そのため、この右紐41と左紐42に対するストッパ43の位置を任意にスライドさせることで、顎紐40の有効長(使用者50の頭部51の顎下を亘る長さ)を調整できる。したがって、この右紐41と左紐42を使用者50の顎紐40として使用したとき、この顎紐40の有効長を使用者50の頭部51のサイズに合わせることができる。
また、この右紐41と左紐42は、他端41b、42b側においてリング44に通されている。このリング44の外径は、ストッパ43の通し孔43aの内径より十分に大きく設定されている。そのため、右紐41と左紐42を通したストッパ43が右紐41と左紐42から抜け落ちることを防止できる。
続いて、図1~4を参照して、上述した帽子1の機能を説明する。この帽子1は、2つの機能(第1機能、第2機能)を備えている。以下に、これら2つの機能を個別に説明する。
はじめに、第1機能を説明する(図2参照)。この第1機能は、お洒落、日除けアイテムとして帽子1を使用する機能である。この第1機能では、使用者50は、頭部51に帽子1を被せて使用する。すなわち、この第1機能では、使用者50は、頭部51に帽子1を被って使用する。このように帽子1を被ることで、お洒落、日除けアイテムとして帽子1を使用できる。
また、使用者50が帽子1を被った際、上述したように顎紐40の有効長を使用者50の頭部51のサイズに合わせると、この調整した顎紐40が使用者50の頭部51の顎下に引っ掛かる。そのため、風が吹いても使用者50の頭部51から帽子1が飛んでいくことを抑制できる。
次に、第2機能を説明する(図1、3~4参照)。この第2機能は、使用者50が被っていない状態(脱いだ状態)の帽子1を所持していても使用者50が身軽にいれる機能である。
図1に示す状態から、使用者50は、例えば、一方の手で右紐41を掴み、他方の手でクラウン10の前袋部31の第1開口31aの周辺を掴む作業を行う。次に、使用者50は、掴んだ右紐41と、掴んだ前袋部31の第1開口31aの周辺を引き離す作業を行う。すなわち、右紐41の一部を前袋部31の第1開口31aから引き出す作業を行う。すると、前袋部31が長手方向に沿って縮んでいくと共に、クラウン10の生地12、13、17が撓んでいく。これにより、開口18の前半分が狭く(小さく)なる。
次に、使用者50は、例えば、一方の手で左紐42を掴み、他方の手でクラウン10の後袋部32の第1開口32aの周辺を掴む作業を行う。次に、使用者50は、掴んだ左紐42と、掴んだ後袋部32の第1開口32aの周辺を引き離す作業を行う。すなわち、左紐42の一部を後袋部32の第1開口32aから引き出す作業を行う。すると、後袋部32が長手方向に沿って縮んでいくと共に、クラウン10の生地14、15、16が撓んでいく。これにより、開口18の後半分が狭く(小さく)なる。
このようして、開口18の全体が狭くなる(開口18の径が小さくなる)。これにより、帽子1は、生地11、・・・17部分が略球状となり、鍔20部分が外側に向けて張り出したビク状(魚籠状)となる。このとき、両第1開口31a、32aから引き出された右紐41と左紐42は、一本状として肩掛けできる程度の長さとなる。最後に、使用者50は、ストッパ43をクラウン10寄りの位置までスライドさせる作業を行う。これにより、ビク状となった帽子1の形状が保持される(図3参照)。
このように肩掛けできる程度の長さとなった右紐41と左紐42を使用者50の肩に掛けてビク状となった帽子1を肩掛けできる(図4参照)。このように帽子1を肩掛けできると、使用者50が被っていない状態(脱いだ状態)の帽子1を所持していても使用者50が身軽にいれる。
第1実施形態に係る帽子1は、上述したように構成されている。この構成によれば、帽子1は、クラウン10と、クラウン10の開口18の周縁に沿ってクラウン10の内周面に設けられた袋部30と、袋部30に通されかつクラウン10の右領域において袋部30から延出する右紐41と、袋部30に通されかつクラウンの10左領域において袋部30から延出する左紐42を有する。袋部30は、クラウン10の前領域に形成された前袋部31と、クラウン10の後領域に形成された後袋部32を含む。右紐41は、前袋部31の左部に縫い付けられた留め部を有し、かつ前袋部31の第1開口31aから延出する。左紐42は、後袋部32の右部に縫い付けられた留め部を有し、かつ後袋部32の第1開口32aから延出する。そして、袋部30に収容される右紐41および左紐42の一部を袋部30から引き出すことで、クラウン10の開口18の径を小さくし、かつ右紐41と左紐42を一本状として肩掛けできる程度の長さを備える肩掛け状態にできる。そのため、肩掛けできる程度の長さとなった右紐41と左紐42を使用者50の肩に掛けて帽子1を肩掛けできる。このように帽子1を肩掛けできると、使用者50が被っていない状態(脱いだ状態)の帽子1を所持していても使用者50が身軽(使用者50の両手が自由な状態)にいれる。
また、袋部30は、クラウン10の前領域に形成された前袋部31と、クラウン10の後領域に形成された後袋部32を含んでいる。そのため、袋部30に収容された右紐41および左紐42の一部を袋部30から引き出すことでクラウン10の開口18の径を小さくすると、クラウン10の開口18の全域に亘って径が小さくなる。したがって、肩掛ける帽子1をコンパクトなものにできる。
また、この構成によれば、右紐41と左紐42は、それぞれの紐から形成されて他端41b、42b同士が連結されて一本状とされている。そのため、右紐41と左紐42が独立した紐であっても、一本状に連結することで、この右紐41と左紐42を顎紐40としても使用できる。
また、この構成によれば、前袋部31は、下縁においてクラウン10に第1糸31cにより連続して縫着されている。前袋部31は、上縁において間隔を置いて第2糸31dによりクラウン10に4か所縫着されている。そのため、袋部30に収容される右紐41および左紐42の一部を袋部30から引き出すことで、クラウン10の開口18の径を小さくした際、クラウン10の表面にシワを立ち難くできる。したがって、シワが立っていない綺麗な状態の帽子1を肩掛けできる。
(第2実施形態)
図5を参照して、第2実施形態を説明する。なお、以下の説明にあたって、第1実施形態で説明した部材と同一もしくは均等な構成の部材には、図面において同一符号を付すことで重複する説明を省略する。第2実施形態の帽子101は、既に説明した第1実施形態の帽子1と比較すると、顎紐40が無端状になっている形態である。顎紐40は、右紐41と右紐41を備えている。右紐41は、後袋部32の第2開口32b(右開口)から延出するように後袋部32に通されている。左紐42は、後袋部32の第1開口32a(左開口)から延出するように後袋部32に通されている。この右紐41と左紐42は、ループを成す無端状になっている。この第2実施形態の帽子101も、第1実施形態の帽子1と同様の作用効果を奏する。また、顎紐40を通す部位である後袋部32に替えて、前袋部31を設けて顎紐40を通しても良い。
(第3実施形態)
図6を参照して、第3実施形態を説明する。第3実施形態の帽子201は、既に説明した第1実施形態の帽子1と比較すると、袋部30に収容される右紐41および左紐42の一部を袋部30から引き出すことで、クラウン10の開口18の径を小さくした際、クラウン10の表面にシワを立ち易くできる形態である。前袋部31の上縁は、ミシン等により連続して第2糸231dにより縫着されている。後袋部32の上縁も、ミシン等により連続して第2糸232dにより縫着されている。このように縫着されていると、袋部30に収容される右紐41および左紐42の一部を袋部30から引き出すことで、クラウン10の開口18の径を小さくした際、クラウン10の表面にシワを立ち易くできる。したがって、シワが立ったクシュッとなった感じの状態の帽子1を肩掛けできる。
(他の実施形態)
以上、本考案を実施するための形態について、上述した実施形態によって説明した。しかしながら、当業者であれば、本考案の目的を逸脱することなく種々の代用、手直し、変更が可能であることは明らかである。すなわち、本考案の目的を実施するための形態は、本明細書に添付した請求の範囲の精神および目的を逸脱しない全ての代用、手直し、変更を含みうるものである。例えば、本考案を実施するための形態として、以下のような各種の形態を実施することができる。
本開示において、クラウン10は、7枚の生地11、・・・、17を繋ぎ合わせることによって形成されている形態を説明した。この枚数は、何枚であっても構わない。また、7枚の生地11、・・・、17の素材は布地に限ることなく、綿、ポリエステル、ナイロン、ウール、混紡素材等、各種の素材でも構わない。
本開示において、第1袋部、第2袋部の例として、前袋部31、後袋部32である形態を説明した。これに替えて、第1袋部、第2袋部が、後袋部32、前袋部31でも構わない。その場合、右紐41、左紐42の通しが逆になる。すなわち、右紐41を後袋部32に通し、左紐42を前袋部31に通す形態となる。
本開示において、右紐41の他端41bである先端と左紐42の他端42bである先端とは、この先端同士が連結されて一本状となっている形態を説明した。これに替えて、右紐41と左紐42を連結することなく、そもそも右紐41と左紐42が一本状となっていても構わない。
本開示において、帽子1、101、201がハット形状である形態を説明した。これに替えて、キャップ形状、キャスケット形状、クロッシェ形状等、各種の形状でも構わない。
本開示において、前袋部31に通された右紐41の一端41aは、前袋部31の第2開口31b(左開口)側の端(左部)に縫着されている形態を説明した。この縫着に替えて、接着、溶着等でも構わない。このことは、左紐42においても同様である。
本開示において、前袋部31の上縁は、間隔を置いて第2糸31dにより4か所縫着されている形態を説明した。この縫着箇所は、2箇所以上であれば、何箇所でも構わない。このことは下縁も同様である。もちろん、後袋部32も同様である。
本開示において、右紐41の一部を前袋部31の第1開口31aから引き出し、さらに左紐42の一部を後袋部32の第1開口32aから引き出す形態を説明した。これに替えて、右紐41または左紐42の一方のみを引き出す形態でも構わない。
1 帽子(第1実施形態)
10 クラウン
18 開口
30 袋部
41 右紐
42 左紐

Claims (5)

  1. 帽子であって、
    クラウンと、
    前記クラウンの開口の周縁に沿って前記クラウンの内周面に設けられた袋部と、
    前記袋部に通されかつ前記クラウンの右領域において前記袋部から延出する右紐と、
    前記袋部に通されかつ前記クラウンの左領域において前記袋部から延出する左紐を有し、
    前記袋部に収容される前記右紐または/および前記左紐の一部を前記袋部から引き出すことで、前記クラウンの前記開口の径を小さくし、かつ前記右紐と前記左紐を一本状として肩掛けできる程度の長さを備える肩掛け状態にできる帽子。
  2. 請求項1に記載の帽子であって、
    前記袋部は、前記クラウンの前領域に形成された前袋部と、前記クラウンの後領域に形成された後袋部を含み、
    前記右紐は、前記前袋部または前記後袋部である第1袋部の左部に留められる留め部を有し、かつ前記第1袋部の右開口から延出し、
    前記左紐は、前記前袋部または前記後袋部である第2袋部の右部に留められる留め部を有し、かつ前記第2袋部の左開口から延出する帽子。
  3. 請求項1または2に記載の帽子であって、
    前記右紐と前記左紐は、一本の紐から形成され、
    あるいは前記右紐と前記左紐は、それぞれの紐から形成されて先端同士が連結されて一本状とされる帽子。
  4. 請求項1または2に記載の帽子であって、
    前記袋部は、下縁において前記クラウンに連続して縫着された下縫着部と、上縁において間隔を置いて前記クラウンに縫着された複数の上縫着部を有する帽子。
  5. 請求項1または2に記載の帽子であって、
    前記袋部は、下縁において前記クラウンに連続して縫着された下縫着部と、上縁に沿って前記クラウンに連続して縫着された上縫着部を有する帽子。
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