JP3240878U - 水位計 - Google Patents

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洋靖 渡部
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ヤマヨ測定機株式会社
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Abstract

【課題】目盛り部に合成樹脂が被覆され、内部に目盛り部が設けられていることから、使用の際に計測用のダクトの内周面部に経年的に接触した場合であっても、目盛りが劣化することなく使用できる、水位計を提供する。【解決手段】横断面類円形状であって長尺の紐状に形成された測距部25を有する水位計1であって、測距部は、細幅長尺のテープメジャーにより形成された目盛り部と、前記テープメジャーの厚さ方向両側面部を被覆する被覆部とを有することを特徴とする水位計。【選択図】図1

Description

本考案は、水位計に関する。
地下水の水面位を計測する必要がある場合がある。例えば、ダム工事現場等で、地下水が地面下に存在し、水位は自然条件により変化することから、地下水の水位を計測する必要がある場合がある。
特許文献1には、断面円形の巻き尺線本体の周面に目盛が印刷された巻き尺を有する水位計が開示されている。
実用新案登録第3148373号公報
しかしながら、巻き尺線フレーム部の周面部に目盛が印刷されていたことから、実際の使用において、計測用のダクトの内周面部との接触、擦過によって目盛りの表示が劣化する恐れがあった。
また、巻き尺線本体は断面円形状に形成されていることから、計測用のダクトの内壁面部に密着しにくいものであり、水位の計測にあたって適切に使用できるものではなかった。
本考案は上記の問題に鑑みてなされたものであって、使用された場合であっても経年的に測距するための目盛りが消去しない水位計を提供することにある。
請求項1記載の考案にあっては課題解決のため、横断面類円形状であって長尺の紐状に形成された測距部を有する水位計であって、前記測距部は、細幅長尺のテープメジャーにより形成された目盛り部と、前記テープメジャーの厚さ方向両側面部を被覆する被覆部とを有することを特徴とする。
従って、請求項1記載の考案にあっては、目盛り部は被覆部により厚さ方向両側面部を被覆されている。
請求項2記載の考案にあっては、前記被覆部は透明な合成樹脂により形成されていることを特徴とする。
従って、請求項2記載の考案にあっては、目盛り部は透明な合成樹脂により形成されていることから、目盛り部の目盛りを視認性が良好となる。
請求項3記載の考案にあっては、前記測距部を巻装及び引き出し可能なドラム部を備えていることを特徴とする。
従って、請求項3記載の考案にあっては、使用時には容易かつ迅速に測距部を引き出すことができ、計測後は容易かつ迅速に収納することができる。
請求項4記載の考案にあっては、前記測距部の先端部に設けられたセンサと、前記ドラム部に設けられた報知器とを備え、垂下されて水面に到達した場合には前記センサが起動し、前記報知器が前記センサが水面に到達したことを報知することを特徴とする。
従って、請求項4記載の考案にあっては、水位を計測する際には、水面に到達した場合には報知器が作動して作業者にその旨を伝達する。
請求項5記載の考案にあっては、前記テープメジャーは合成樹脂製であって、内部に前記センサが水面を検知した場合に発生する電流を前記報知器に導通するワイヤを備えていることを特徴とする。
従って、請求項5記載の考案にあっては、目盛り部に内蔵されたワイヤにより電流を導通させて報知器を作動させる。
請求項6記載の考案にあっては、前記測距部は横断面楕円形に形成され、前記被覆部は、前記目盛り部の幅方向両側端部にも配置され、幅方向両端部を被覆するように形成されていることを特徴とする。
従って、請求項6記載の考案にあっては、目盛り部の厚さ方向両側面部のみならず幅方向両側面部をも被覆されている。その結果、目盛り部の全ての面は被覆部により被覆される。
請求項1~5記載の考案にあっては、テープメジャーにより形成された目盛り部の厚さ方向両側面部は、被覆部により被覆されていることから、使用の際に地下水面に至って配値された測用のダクトの内周面部に経年的に接触、擦過した場合であっても、経年的に目盛りが劣化することなく使用できるという効果を奏する。
また、測距部が断面類円形に形成されていることから、テープメジャーにより形成された測距部を土中において地下水の水面に至って配置された計測用ダクト内を下降させた場合、測距部が湿気によりダクト内周面に貼りついてしまいさらに下降させることができず、迅速かつ適切に計測できない、という事態を回避することができる。
また、測距部は横断面類円状に形成され、目盛り部の目盛りの上方においては被覆部がドーム状に膨出して形成されていることから、被覆部のレンズ効果により目盛りの数字が読み取りやすいという効果をも奏する。
さらに、被覆部が目盛り部を包囲して被覆するようにして設けられていることから、測距用のダクト内を降下させる場合や、巻き取り時における測距部の捻じれの事態や、引っ張りの事態が発生した場合であっても、十分な耐久性を確保することが可能となる。
また、請求項6記載の考案にあっては、横断面楕円形に形成され、前記被覆部は、前記目盛り部の幅方向両側端部に配置され、幅方向両端部を被覆するように形成されていることから、テープメジャーにより形成された目盛り部は全ての面を被覆部により被覆されることから、目盛り部はより良好にダクト内側面部との接触、擦過に対して保護される。
本考案の一実施の形態に係る水位計を示す一部分解斜視図である。 本考案の一実施の形態に係る水位計の操作盤を説明する説明図である。 本考案の一実施の形態に係る水位計の測距部の横断面図である。 本考案の一実施の形態に係る水位計の測距部の目盛りを説明する説明図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。以下に示す実施の形態は、考案の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示したものであって、本考案の技術的思想は、下記のものに特定されるものではない。
本考案の技術的思想は、実用新案登録請求の範囲に記載された事項の範囲内において、種々の変更を加えることができる。特に、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なる。また、既に公知の技術である部分は説明を省略している。
なお、本例でX軸方向という場合は水位計1を正面視の幅方向をいう。Z軸方向という場合も正面からみて上下方向とする。Y軸方向も正面からみて奥行方向であり、必要に応じて座標で示してある。
図1は水位計1の全体を示す斜視図である。水位計1は、フレーム部10と、フレーム部10に設けられ、長尺紐状の測距部25を巻装及び引き出し可能なドラム部11を備えている。また、ドラム部11は測距部25を巻き取るX軸方向に延伸した巻装軸と、この巻装軸の各端部に取り付けられた一対の円盤状側板11aを備えている。
フレーム部10の上端部には、水位計1を持ち運びする際に手で持つ持ち手12が設けられると共に、フレーム部10の厚さ方向における一側方には、測距部25をドラム部11に巻装及びドラム部からの引き出しを行うハンドル14とが備えられている。
また、測距部25の先端部には、測距部25が水面に向かって垂下され、水面に接触した場合にその水位を検知するプローブ23と、このプローブ23を使用しないときに保持しておくプローブホルダ21と、フレーム部10に装着して肩等に掛けて持ち運びできるストラップ22を備えている。プローブ23の先端には水面に接触した場合に信号を生成するセンサ24が設けられている。
図1及び図2には、水位計1の斜視図と、水位計1の操作盤13が示されている。操作盤13には、報知器としての水位検知ランプ19が設けられ、プローブ23が垂下されて水面に到達した場合にはセンサ24が起動し、水位検知ランプ19が発光することによりセンサ24が水面に到達したことを報知するように構成されている。この場合、ブザー26により報知音を併せて発生させるように構成してもよい。
操作盤13には、電池を格納する電池フタ17と、電池フタ17を開閉させることを可能にする電池フタ開閉ビス18が備えられている。
また、操作盤13には、電源のオン又はオフを選択するスイッチ15と、電源のオン又はオフを知らせる電源ランプ(オンのときは点灯し、オフのときは消灯する)20と、センサ24の感度の強弱を調整する感度調整ツマミ16が備えられている。
図1に示すように、測距部25は、横断面略楕円形であって全体長尺紐状に形成され、図3に示すように、非常に薄い厚さ寸法を有する細幅長尺の合成樹脂製のテープメジャーにより形成された目盛り部25aと、当該目盛り部25aの一対の厚さ方向両側面部25a-1及び25a-2を厚さ方向及び幅方向25a-3、25a-4において被覆する被覆部25bとを有する。
本実施の形態にあっては、図3に示すように、テープメジャーからなる目盛り部25aは被覆部25bは透明な合成樹脂製であって、目盛り部25aの厚さ方向両側面部25a-1、25a-2及び、幅方向両側面部25a-3、25a-4を被覆している。
従って、目盛り部25aの上面部には測距用の目盛り25dが設けられているが、目盛り25dは被覆部25bにより被覆されている。
被覆部25bの素材としては、例えば、合成樹脂として塩化ビニール、ポリアミド、ポエチレン等がある。被覆部25bは透明な合成樹脂製であることから、使用者は明りょうに良好な視認性を以て目盛り部25aの目盛り25dを視認することができる。
また、目盛り部25a内には、長さ方向に沿って、6本のガラス繊維25eが並置されて幅方向に一列に埋設されている。そして、これらの2本のガラス繊維25eに、夫々挟まれるようにして2本のワイヤ25c、25cが、ガラス繊維25e、25eに隣接し、かつ相互に離間した形で挿通されている。
この2本のワイヤ25c、25cは、センサ24が水面を検知した場合に発生する電流を前記報知器としての水位検知ランプ19に導通させ、水位検知ランプ19を発光させるように構成されている。
以下に、本実施の形態に係る水位計1の使用状態を説明する。
図1に示すように、全体長尺紐状に形成された測距部25は、ドラム部11に巻装されており、水位計測の際には、測距部25をドラム部11から巻き出して、ガイド27を介して、地中内に水位計測用に設けられたダクト等の内部に、下方に位置する水面に向かって垂直(Z軸方向)に垂下し、降下させる。
この際に、垂下する測距部25と計測用のダクト内周面部とが接触、擦過した場合であっても、目盛り部25a全体が被覆部25bに完全に被覆されているため目盛り部25aは、ダクト内周面部との接触、擦過から保護されており、目盛り25d(図3及び図4参照)の印刷が擦り減り劣化する事態を回避することが可能となる。
さらに、断面楕円形に形成されているので、単に、テープメジャーを使用して垂下、下降させた場合に、ダクト内の湿気によりダクト内周面に貼りついてしまい計測できない、という事態を回避することができる。
また、本実施の形態にあっては、目盛り25dの上方は被覆部25bがドーム状に膨出して形成されていることから、被覆部25bのレンズ効果により目盛りは数字が読み取りやすい。
さらに、被覆部25bが目盛り部25aを完全に包囲、被覆するように膨出して設けられていることから、ダクト内を降下する場合や巻き取り時に、測距部25の捻じれの事態や、引っ張りの事態が発生した場合であっても、十分な耐久性を確保することが可能となる。
なお、本実施の形態にあっては、測距部25の横断面形状が「楕円形」の場合を例に説明したが、本実施の形態に限定されず、正円形及び楕円形を含む。また、曲線で形成された閉ループからなる形状も含まれる。さらに、この閉ループに直線が部分的に含まれる形状を類円形に含まれる。
さらに、測距部25の具体的構造に関しては本実施の形態に限定されない。
本考案は水位を測定することが可能な水位計であることから、広く産業上の利用可能性を有している。
1 水位計
10 フレーム部
11 ドラム部
12 持ち手
13 操作盤
14 ハンドル
15 スイッチ
16 感度調整ツマミ
17 電池フタ
18 電池フタ開閉ビス
19 水位検知ランプ
20 電源ランプ
21 プローブホルダ
23 プローブ
24 センサ
25 測距部
25a 目盛り部
25a-1 厚さ方向両側面部
25a-2 厚さ方向両側面部
25a-3 幅方向両側面部
25a-4 幅方向両側面部
25b 被覆部
25c ワイヤ
25d 目盛り
25e ガラス繊維
26 ブザー
27 ガイド

Claims (6)

  1. 横断面類円形状であって長尺の紐状に形成された測距部を有する水位計であって、
    前記測距部は、細幅長尺のテープメジャーにより形成された目盛り部と、前記テープメジャーの厚さ方向両側面部を被覆する被覆部とを有することを特徴とする水位計。
  2. 前記被覆部は透明な合成樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1記載の水位計。
  3. 前記測距部を巻装及び引き出し可能なドラム部を備えていることを特徴とする請求項1記載の水位計。
  4. 前記測距部の先端部に設けられたセンサと、前記ドラム部に設けられた報知器とを備え、垂下されて水面に到達した場合には前記センサが起動し、前記報知器が前記センサが水面に到達したことを報知することを特徴とする請求項3記載の水位計。
  5. 前記テープメジャーは合成樹脂製であって、内部に前記センサが水面を検知した場合に発生する電流を前記報知器に導通するワイヤを備えていることを特徴とする請求項1又は請求項1記載の水位計。
  6. 横断面楕円形に形成され、前記被覆部は、前記目盛り部の幅方向両側端部に配置され、幅方向両端部を被覆するように形成されていることを特徴とする請求項1記載の水位計。

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