JP3240800U - 河川水輪発電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】水路を掘り出す必要がなく、簡易な取り付けで、幅広く応用できる河川水輪発電システムを提供する。【解決手段】河川水輪発電システム100は、低水路Lと高水路Hとの間に高度差Sがある河川に応用され、水門101及び水輪102を含む。前記水門は、扉体103を含む。前記扉体は、前記低水路の水流を遮るように前記低水路に設置され、前記扉体の底部に水流を通過させる流路FLを有する。前記水輪は、前記扉体に枢設され、かつ前記扉体より前記低水路の下流側に位置する。前記水輪は、前記流路を流された水流で駆動されて旋回することにより、電気エネルギーに変換するための機械的エネルギーを生成するために用いられる。【選択図】図1
Description
本考案は、発電システムを提供し、特に、河川に応用する河川水輪発電システムに関するものである。
大型の発電所は、もちろん十分な電力を出力できるが、配電や電圧の昇降等で不測の事態が起こったとき、電気の供給を停止しなくてはならない。したがって、発電の分散及び小型発電所は、現在における電力供給の一つの選択肢となっている。
公知の小型水力発電技術において、谷川又は河水に沿って並列する一本の水路を掘り出して、水力発電のためにタービンブレードが水路に設けられることがある。
本考案者は、周知技術の小型水力発電システムに関して水路を掘り出さなくてはならないため、しかも容易に取り付けられないと考えた。そこで、本考案者は、鋭意研究を重ねた結果、幅広く応用でき、かつ容易に取り付けられるようにすることを目的として河川水輪発電システムを開発した。
本考案は、高水路及び低水路を有する河川に応用し、かつ前記低水路と前記高水路との間に高度差がある河川水輪発電システムを提供する。前記河川水輪発電システムは、水門及び水輪を含む。前記水門は、扉体を含む。前記扉体は、前記低水路の水流を遮るように前記低水路に設置され、前記扉体の底部に水流を通過させる流路を有する。前記水輪は、前記扉体に枢設され、かつ前記扉体より前記低水路の下流側に位置する。前記水輪は、前記流路を流された水流で駆動されて旋回することにより、電気エネルギーに変換するための機械的エネルギーを生成するために用いられる。
一実施例において、前記水門の扉体は、前記水輪を収容するための収容部を有する。
一実施例において、前記水門の扉体は、頂部を有する。前記頂部は、河川の氾濫期に水流を溢れさせて流出させるために用いられる。
一実施例において、前記河川水輪発電システムは、発電機を更に含んでもよい。前記発電機は、前記水輪が生成した機械的エネルギーを受け取り、前記機械的エネルギーを電力に変換するように、岸に設けられ、かつ前記水輪に伝動して連接する。
一実施例において、前記水輪は、水輪軸、及び前記水輪軸に取り付けられた複数のブレードを含む。
一実施例において、前記水輪軸は、前記低水路の幅に対応する。
一実施例において、前記水輪軸の直径は、前記低水路の平均水深及び平均水流量と相関する。
一実施例において、前記ブレードは、複数の第一ブレード及び複数の第二ブレードを含み、前記水輪軸の横方向には、前記第一ブレードと前記第二ブレードが並列して配置され
、前記水輪軸の円周方向には、前記第一ブレードと前記第二ブレードが交互に配置される。
、前記水輪軸の円周方向には、前記第一ブレードと前記第二ブレードが交互に配置される。
これにより、本考案の河川水輪発電システムは、別途水路を掘り出す必要はなく、簡易な取り付けで高度差のある河川に設けられることができるため、幅広く応用できるという利点を有する。
本考案の目的、特徴及び効果を十分に理解できるように、下記の具体的実施例で添付された図面を併せて、以下のように本考案を詳細に説明する。
図1から図4を参照されたい。図1及び図2に示すように、本考案は、高水路H及び低水路Lを有する河川Rに応用し、かつ前記低水路Lと前記高水路Hとの間に高度差Sがある河川水輪発電システム100を提供する。前記河川水輪発電システム100は、水門101及び水輪102を含む。前記水門101は、扉体103を含む。前記扉体103は、前記低水路Lの水流を遮るように前記低水路Lに設置され、前記扉体103の底部に水流を通過させる流路FLを有する。前記水輪102は、前記扉体103に枢設され、かつ前記扉体103より前記低水路Lの下流側に位置する。前記水輪102は、前記流路FLを流された水流で駆動されて旋回することにより、電気エネルギーに変換するための機械的エネルギーを生成するために用いられる。
上述の通り、本考案の河川水輪発電システム100は、別途水路を掘り出す必要はなく、簡易な取り付けで高度差Sのある河川Rに設けされることができるため、幅広く応用できるという利点を有する。
図1及び図2に示すように、一実施例において、前記水門101の扉体103は、前記水輪102を収容するための収容部104を有してもよい。前記収容部104は、水流が通過するように前記流路FLにも連通している。前記収容部104は、前記水輪102の形状に応じて、長尺半円筒形状に形成することができる。一実施例において、前記水門101の扉体103は、頂部105を有する。図2に示すように、前記頂部105は、河川Rの氾濫期に水流を溢れさせて流出させるために用いられる。
図3に示すように、図1及び図2を参照した上、一実施例において、前記水輪102は、水輪軸108、及び前記水輪軸108に取り付けられた複数のブレード109を含む。前記水輪軸108は、前記低水路Lの幅に対応してもよい。前記水輪軸108の直径は、前記低水路Lの平均水深及び平均水流量と相関してもよい。前記ブレード109は、複数第一ブレード110及び複数の第二ブレード111を含んでもよい。前記水輪軸108の横方向には、前記第一ブレード110と前記第二ブレード111が並列して配置される。前記水輪軸108の円周方向には、前記第一ブレード110と前記第二ブレード111が
交互に配置され、これにより、前記水輪102は、水流に持続的に駆動されるための十分な数量のブレード109を有する。
交互に配置され、これにより、前記水輪102は、水流に持続的に駆動されるための十分な数量のブレード109を有する。
図4に示すように、一実施例において、前記河川水輪発電システム100は、発電機106を更に含んでもよい。前記発電機106は、前記水輪102が生成した機械的エネルギーを受け取り、前記機械的エネルギーを電力に変換するように、岸に設けられ、かつ前記水輪102に伝動して連接してもよい。図4は、前記発電機106と前記水輪102との間において、伝動軸107及び歯車112等の伝動部材が示されるがが、これに限らない。
本考案は、上述においてより優れた実施例を示したが、当業者にとって前記の実施例は、本考案を説明するために用いられるものに過ぎず、本考案の範囲を制限するものと解釈すべきではない。要注意のは、前記実施例の等価変更や置換の何れも本考案の範疇に含まれるものと理解すべきである。従って、本考案の保護範囲は、実用新案登録請求の範囲で定義するものに準ずる。
100 河川水輪発電システム
101 水門
102 水輪
103 扉体
104 収容部
105 頂部
106 発電機
107 伝動軸
108 水輪軸
109 ブレード
110 第一ブレード
111 第二ブレード
112 歯車
FL 流路
L 低水路
H 高水路
R 河川
S 高度差
101 水門
102 水輪
103 扉体
104 収容部
105 頂部
106 発電機
107 伝動軸
108 水輪軸
109 ブレード
110 第一ブレード
111 第二ブレード
112 歯車
FL 流路
L 低水路
H 高水路
R 河川
S 高度差
Claims (8)
- 河川に応用する河川水輪発電システムであって、
前記河川は、高水路及び低水路を有し、
前記河川の水流は、前記高水路より前記低水路に流れ、かつ前記低水路と前記高水路との間に高度差があり、前記河川水輪発電システムは、水門及び水輪を含み、
前記水門は、前記低水路の水流を遮るように前記低水路に設置される扉体を含み、前記扉体の底部に水流を通過させる流路を有し、
前記水輪は、前記扉体に枢設され、かつ前記扉体より前記低水路の下流側に位置し、前記水輪は、前記流路を流された水流で駆動されて旋回することにより、電気エネルギーに変換するための機械的エネルギーを生成するために用いられることを特徴とする河川水輪発電システム。 - 前記水門の扉体は、前記水輪を収容するための収容部を有することを特徴とする請求項1に記載の河川水輪発電システム。
- 前記水門の扉体は、河川の氾濫期に水流を溢れさせて流出させるために用いられる頂部を有することを特徴とする請求項1に記載の河川水輪発電システム。
- 発電機を更に含み、前記発電機は、前記水輪が生成した機械的エネルギーを受け取り、前記機械的エネルギーを電力に変換するように、岸に設けられ、かつ前記水輪に伝動して連接することを特徴とする請求項1に記載の河川水輪発電システム。
- 前記水輪は、水輪軸、及び前記水輪軸に取り付けられた複数のブレードを含むことを特徴とする請求項1に記載の河川水輪発電システム。
- 前記水輪軸は、前記低水路の幅に対応することを特徴とする請求項5に記載の河川水輪発電システム。
- 前記水輪軸の直径は、前記低水路の平均水深及び平均水流量と相関することを特徴とする請求項5に記載の河川水輪発電システム。
- 前記ブレードは、複数の第一ブレード及び複数の第二ブレードを含み、
前記水輪軸の横方向には、前記第一ブレードと第二ブレードが並列して配置され、
前記水輪軸の円周方向には、前記第一ブレードと前記第二ブレードとが交互に配置されることを特徴とする請求項5に記載の河川水輪発電システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
TW111205845 | 2022-06-02 | ||
TW111205845U TWM633398U (zh) | 2022-06-02 | 2022-06-02 | 河川水輪發電系統 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3240800U true JP3240800U (ja) | 2023-02-03 |
Family
ID=85078381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022004043U Active JP3240800U (ja) | 2022-06-02 | 2022-12-08 | 河川水輪発電システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3240800U (ja) |
TW (1) | TWM633398U (ja) |
-
2022
- 2022-06-02 TW TW111205845U patent/TWM633398U/zh unknown
- 2022-12-08 JP JP2022004043U patent/JP3240800U/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TWM633398U (zh) | 2022-10-21 |
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