JP3240501U - 高効率インバータ熱放散装置 - Google Patents

Abstract

【課題】本考案は、高効率インバータ熱放散装置を提供する。【解決手段】高効率インバータ熱放散装置は、インバータ本体を含み、インバータ本体の底部に支持板を設け、支持板の真下に始動モータを設け、始動モータの出力端に伝動レバーを固定的に接続し、伝動レバーの端部に熱放散ファンを固定的に接続し、伝動レバーの外側壁に駆動ギアを固定的に覆設し、インバータ本体の底部に連結部材を設け、底部の熱放散ファンを設置することにより、使用する際、作業者は底部の始動モータを開いて熱放散ファンを動かして上向きに風を吹かせ、インバータ内部の熱を放散し、同時に換気ファンを設置することにより、使用する際、熱放散ファンが上向きに風を吹くとき、換気ファンは空気を外部に排出して熱を放散し、インバータ内部の空気を循環させ、より優れた放熱効果を達成する。【選択図】図１

Description

本考案はインバータ熱放散技術分野に関し、具体的には高効率インバータ熱放散装置に関する。

インバータは電源調整器、または電力調整器とも呼ばれ、太陽光発電システムの不可欠な一部であり、太陽光発電におけるインバータの最も主な機能は、太陽電池パネルから発生した直流電力を家庭電器で使用する交流電力に変換することであり、太陽電池パネルから発生した電力は、外部に出力されるとき、インバータによって処理する必要がある。従って、インバータ内に高効率の熱放散を行うための熱放散装置を取り付ける必要がある。

従来のインバータには有効な熱放散装置がないため、使用する際にインバータの内部に温度が高すぎる現象が発生し、インバータ内部の電気部品の使用に影響を与えると同時に、従来のインバータの換気口には、清掃装置がなく、使用時間の増加に伴い、換気口の換気網に大量のほこりが付着し、換気網の使用に影響を与える。

本考案の目的は、従来技術に存在する欠点を解決するために高効率インバータ熱放散装置を提出することである。

上記の目的を達成するため、本考案は以下の技術的解決策を採用する。

高効率インバータ熱放散装置は、インバータ本体を含み、前記インバータ本体の底部に支持板を設け、前記支持板の真下に始動モータを設け、前記始動モータの出力端に伝動レバーを固定的に接続し、前記伝動レバーの端部に熱放散ファンを固定的に接続し、前記伝動レバーの外側壁に駆動ギアを固定的に覆設し、前記インバータ本体の底部に連結部材を設け、前記連結部材の内側壁に伝動横棒を回転可能に連結し、前記伝動横棒の端部にギアディスクを固定的に連結し、前記ギアディスクは駆動ギアと噛み合って設置される。

好ましくは、前記インバータ本体の側辺に摺動溝を開設し、前記摺動溝の内側壁に換気網を摺動可能に接続し、前記換気網の側辺に複数の振動ばねを固定的に接続し、前記複数の振動ばねのもう一端は摺動溝の内側壁に固定的に接続され、前記換気網の上に往復振動機構を設ける。

好ましくは、前記往復振動機構は、換気網の外側壁に固定的に接続されるギア内腔を含み、前記ギア内腔の内側壁の上下両側に伝動歯を設ける。

好ましくは、前記伝動横棒のもう一端にハーフギアを固定的に連結し、前記ハーフギアは伝動歯と噛み合って設置される。

好ましくは、前記インバータ本体の側辺に換気口を開設し、前記換気口内に換気ファンを設置する。

好ましくは、前記支持板全体は透かし彫りに設置される。

従来技術と比較して、本考案の有益な効果は次のとおりである。

１、本考案が提出する高効率インバータ熱放散装置は、底部に熱放散ファンを設置することにより、使用する際、作業者は底部の始動モータを開いて熱放散ファンを動かして上向きに風を吹かせ、インバータ内部の熱を放散し、同時に換気ファンを設置することにより、使用する際、熱放散ファンが上向きに風を吹くとき、換気ファンは空気を外部に排出して熱を放散し、インバータ内部の空気を循環させ、より優れた放熱効果を達成する。

２、本考案が提出する高効率インバータ熱放散装置は、往復振動機構を設置することにより、使用する際、始動モータは熱放散ファンを駆動して上向きに風を吹いて熱を放散すると同時に、往復振動機構によって換気網を摺動溝内で左右に振動させ、換気網の側辺に設置される複数の振動ばねにより、換気網の優れた振動効果を実現し、換気網の表面のほこりを落とし、換気網にほこりが付着して正常に換気できない現象を避けることができる。

本考案が提出する高効率インバータ熱放散装置の全体構造の概略図である。 本考案が提出する高効率インバータ熱放散装置の局部構造の概略図である。 本考案が提出する高効率インバータ熱放散装置の往復振動構造の概略図である。 本考案が提出する高効率インバータ熱放散装置の外部構造の概略図である。

以下は、本考案の実施例の添付図面を併せて本考案の実施例における技術的解決策を明確かつ完全に説明する。ここで説明する実施例は、本考案の一部の実施例にすぎず、すべての実施例ではないことを理解されたい。

図１と図２に示すように、高効率インバータ熱放散装置は、インバータ本体１を含み、インバータ本体１の側辺に換気口を開設し、換気口の内部に換気ファン１０２を設置し、インバータ本体１の側辺に摺動溝２０８を開設し、摺動溝２０８の内側壁に換気網２０９を摺動可能に接続し、換気網２０９の側辺に複数の振動ばね２１０を固定的に接続し、複数の振動ばね２１０のもう一端は摺動溝２０８の内側壁に固定的に接続され、換気網２０９の上に往復振動機構を設け、往復振動機構は、換気網２０９の外側壁に固定的に接続されるギア内腔２１１を含み、ギア内腔２１１の内側壁の上下両側に伝動歯２１２を設け、インバータ本体１の底部に支持板１０１を設け、支持板１０１全体は透かし彫りに設置され、底部に設置される熱放散ファン２０１により、使用する際、作業者は底部の始動モータ２を開いて熱放散ファン２０１を動かして上向きに風を吹かせ、インバータ１内部の熱を放散し、同時に換気ファン１０２を設置することにより、使用する際、熱放散ファン２０１が上向きに風を吹くとき、換気ファン１０２は空気を外部に排出して熱を放散し、インバータ１内部の空気を循環させ、より優れた放熱効果を達成することができる。

図３および図４に示すように、支持板１０１の真下に始動モータ２を設け、始動モータ２の出力端に伝動レバー２０３を固定的に接続し、伝動レバー２０３の端部に熱放散ファン２０１を固定的に接続し、伝動レバー２０３の外側壁に駆動ギア２０４を固定的に覆設し、インバータ本体１の底部に連結部材２０６を設け、連結部材２０６の内側壁に伝動横棒２０７を回転可能に連結し、伝動横棒２０７のもう一端にハーフギア２０２を固定的に連結し、ハーフギア２０２は伝動歯２１２と噛み合って設置され、伝動横棒２０７の端部にギアディスク２０５を固定的に連結し、ギアディスク２０５は駆動ギア２０４と噛み合って設置される。往復振動機構を設置することにより、使用する際、始動モータ２は熱放散ファン２０１を駆動して上向きに風を吹いて熱を放散すると同時に、往復振動機構によって換気網２０９を摺動溝２０８内で左右に振動させ、換気網２０９の側辺に設置される複数の振動ばね２１０により、換気網２０９の優れた振動効果を実現し、換気網２０９の表面のほこりを落とし、換気網２０９にほこりが付着して換気網２０９が正常に換気できない現象を避けることができる。

本考案は、以下の操作方法で考案の機能および原理を説明することができる。

図１から図４に示すように、使用する際、インバータ本体１内部の熱を放散するとき、作業者はインバータ本体１の底部にある始動モータ２を開き、始動モータ２が伝動レバー２０３の駆動により熱放散ファン２０１を動かして上向きに風を吹かせ、インバータ本体１内部の熱を放散し、熱放散ファン２０１が回転して風を吹いて熱を放散すると同時に、作業者はインバータ本体１の側面にある換気ファン１０２を開き、熱放散ファン２０１と合わせて使用し、熱を放散すると同時にインバータ本体１内の空気を循環させ、伝動レバー２０３が熱放散ファン２０１を駆動して上向きに風を吹くと同時に、その外側壁に覆設される駆動ギア２０４を回転させ、駆動ギア２０４はギアディスク２０５と噛み合って設置されているので、駆動ギア２０４が回転するとき、ギアディスク２０５を介して伝動横棒２０７を回転させ、伝動横棒２０７が回転するとき、伝動横棒２０７の端部にあるハーフギア２０２を回転させ、さらに、ハーフギア２０２は伝動歯２１２と噛み合って設置されているので、ハーフギア２０２が回転すると、伝動歯２１２の作用でギア内腔２１１は換気網２０９を駆動して摺動溝２０８内で左右に振動させ、換気網２０９の表面に付着するほこりを落とし、換気網２０９が正常に換気できることを保証する。

以上は本考案の好ましい実施形態であり、本考案の保護範囲はこれに限定されない。当業者は、本考案が開示した技術範囲において、本考案の技術的解決策および考案の概念に基づいて行った同等の置換または変更はすべて、本考案の保護範囲に属する。

１ インバータ本体
２ 始動モータ
１０１ 支持板
１０２ 換気ファン
２０１ 熱放散ファン
２０２ ハーフギア
２０３ 伝動レバー
２０４ 駆動ギア
２０５ ギアディスク
２０６ 連結部材
２０７ 伝動横棒
２０８ 摺動溝
２０９ 換気網
２１０ 振動ばね
２１１ ギア内腔
２１２ 伝動歯

Claims (6)

1. インバータ本体（１）を含み、前記インバータ本体（１）の底部に支持板（１０１）を設け、前記支持板（１０１）の真下に始動モータ（２）を設け、前記始動モータ（２）の出力端に伝動レバー（２０３）を固定的に接続し、前記伝動レバー（２０３）の端部に熱放散ファン（２０１）を固定的に接続し、前記伝動レバー（２０３）の外側壁に駆動ギア（２０４）を固定的に覆設し、前記インバータ本体（１）の底部に連結部材（２０６）を設け、前記連結部材（２０６）の内側壁に伝動横棒（２０７）を回転可能に連結し、前記伝動横棒（２０７）の端部にギアディスク（２０５）を固定的に連結し、前記ギアディスク（２０５）は駆動ギア（２０４）と噛み合って設置されることを特徴とする高効率インバータ熱放散装置。
2. 前記インバータ本体（１）の側辺に摺動溝（２０８）を開設し、前記摺動溝（２０８）の内側壁に換気網（２０９）を摺動可能に接続し、前記換気網（２０９）の側辺に複数の振動ばね（２１０）を固定的に接続し、前記複数の振動ばね（２１０）のもう一端は前記摺動溝（２０８）の内側壁に固定的に接続され、前記換気網（２０９）の上に往復振動機構を設けることを特徴とする請求項１に記載の高効率インバータ熱放散装置。
3. 前記往復振動機構は、前記換気網（２０９）の外側壁に固定的に接続されるギア内腔（２１１）を含み、前記ギア内腔（２１１）の内側壁の上下両側に伝動歯（２１２）を設けることを特徴とする請求項２に記載の高効率インバータ熱放散装置。
4. 前記伝動横棒（２０７）のもう一端にハーフギア（２０２）を固定的に連結し、前記ハーフギア（２０２）は伝動歯（２１２）と噛み合って設置されることを特徴とする請求項１に記載の高効率インバータ熱放散装置。
5. 前記インバータ本体（１）の側辺に換気口を開設し、前記換気口内に換気ファン（１０２）を設置することを特徴とする請求項１に記載の高効率インバータ熱放散装置。
6. 前記支持板（１０１）全体は透かし彫りに設置されることを特徴とする請求項１に記載の高効率インバータ熱放散装置。

Images