JP3240115U - こたつ用の収納ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】簡便に設置でき、天板上の場所をとらず、着座状態であっても物品の取り出しが容易なこたつ用の収納ケースの提供。【解決手段】天板とこたつ布団又はこたつ台平面部との間に取り付けられて用いる、こたつ用の収納ケースであって、内部に収納空間を有する収納ケース本体と、前記収納ケース本体の側面板の外側に設けられた接続部とを有し、前記接続部は、前記天板と前記こたつ布団又は前記こたつ台平面部との間に挿入され、前記収納ケース本体をこたつに接続可能とする、こたつ用の収納ケース。【選択図】図1
Description
本考案は、こたつ等に取り付けて使用する物品を収納するための収納ケースに関する。
従来、こたつの天板は単板で構成され、冬期はこたつ台を覆うように掛けられたこたつ布団の上に載置され、冬期以外にはこたつ台の上に載せてテーブルとして使用される。上記いずれの使用状態においても、天板上には新聞、雑誌、リモコン、ティッシュボックス、筆記具、メガネ、はさみ等の小物類が置かれることが多い。
通常、上記小物類を収納するための収納家具は、部屋の壁面などに沿って配置され、こたつは部屋の中央に配置される。このため、こたつを使用している場合に小物類が必要になった場合、それが身近な場所になく、立ち上ってそれを取りに行かなければならず非常に煩わしい。特に高齢者又は身体運動に支障のある人などには苦痛である。
さらに、近年、こたつにおいては、省スペース化を目的とした一人又は二人用のコンパクトサイズのこたつが人気を博している。しかしながら、このような一人又は二人用のコンパクトサイズのこたつは、天板の面積が小さいため、作業スペースとは別に小物類物を置くスペースを十分に確保することは困難であった。
小物類の整理が容易で、天板上で幅広く作業可能とすることを目的として、天板に物品を収納するための引き出しを組み込んだこたつ用の天板は既に報告されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、引用文献1に記載の天板においては、引き出しの厚さだけ暖房空間が小さくなり、こたつ使用者の足を動かす自由度を小さくし、暖房空間内の運動が妨げられるという問題があった。特に、引き出しの厚みによってこたつに入る時の入口が小さくなることは、高齢者又は身体運動に支障のある人にとってはこたつに入ることを困難にする。
さらに、引用文献1に記載の天板においては、天板に引き出しを設けているために、天板の製造工程が複雑となり、製造コストも高くなる。
本考案は、簡便に設置でき、天板上の場所をとらず、着座状態であっても物品の取り出しが容易なこたつ用の収納ケースを提供することを目的とする。
本考案者らが上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、収納ケース本体に所定の接続部を設けることにより、上記課題を解決できることを見出し、本考案を完成した。
すなわち、本考案は以下のとおりである。
すなわち、本考案は以下のとおりである。
(1)天板とこたつ布団又はこたつ台平面部との間に取り付けられて用いる、こたつ用の収納ケースであって、
内部に収納空間を有する収納ケース本体と、
前記収納ケース本体の側面板の外側に設けられた接続部と
を有し、
前記接続部は、前記天板と前記こたつ布団又は前記こたつ台平面部との間に挿入され、前記収納ケース本体をこたつに接続可能とする、こたつ用の収納ケース。
(2)前記収納ケース本体は、前記収納空間を複数に区画する仕切り板を更に有する、こたつ用の収納ケース。
内部に収納空間を有する収納ケース本体と、
前記収納ケース本体の側面板の外側に設けられた接続部と
を有し、
前記接続部は、前記天板と前記こたつ布団又は前記こたつ台平面部との間に挿入され、前記収納ケース本体をこたつに接続可能とする、こたつ用の収納ケース。
(2)前記収納ケース本体は、前記収納空間を複数に区画する仕切り板を更に有する、こたつ用の収納ケース。
本考案によれば、簡便に設置でき、天板上の場所をとらず、着座状態であっても物品の取り出しが容易なこたつ用の収納ケースを提供できる。
以下、本考案のこたつ用の収納ケースの実施の形態について、図面を参照して説明する。以下に説明する構成は本考案の一例(代表例)であり、本考案はこれに限定されない。
なお、以下の図面においては、各構成をわかり易くするために、実際の構造と各構造における縮尺及び数等を異ならせる場合がある。
なお、以下の図面においては、各構成をわかり易くするために、実際の構造と各構造における縮尺及び数等を異ならせる場合がある。
(収納ケース)
図1は、本考案の実施形態に係るこたつ用の収納ケースを示す斜視図である。図2は、本考案の他の実施形態に係るこたつ用の収納ケースを示す斜視図である。
こたつ用の収納ケース20(以下、単に収納ケースともいう)は、内部に収納空間を有する収納ケース本体10と、天板とこたつ布団又はこたつ台平面部との間に挿入し、収納ケース本体10をこたつに接続可能とする接続部12とを備える。
図1は、本考案の実施形態に係るこたつ用の収納ケースを示す斜視図である。図2は、本考案の他の実施形態に係るこたつ用の収納ケースを示す斜視図である。
こたつ用の収納ケース20(以下、単に収納ケースともいう)は、内部に収納空間を有する収納ケース本体10と、天板とこたつ布団又はこたつ台平面部との間に挿入し、収納ケース本体10をこたつに接続可能とする接続部12とを備える。
<収納ケース本体>
収納ケース本体10は、上部に開口部を有する平面視で略長方形状をなす箱形体である。収納ケース本体10は、正面板1と、背面板2と、2つの側面板3,4と、底面板5とを有している。収納ケース本体10は、正面板1、背面板2、2つの側面板3,4及び底面板5により物品を収納するための収納空間が形成されている。
収納ケース本体10は、上部に開口部を有する平面視で略長方形状をなす箱形体である。収納ケース本体10は、正面板1と、背面板2と、2つの側面板3,4と、底面板5とを有している。収納ケース本体10は、正面板1、背面板2、2つの側面板3,4及び底面板5により物品を収納するための収納空間が形成されている。
収納ケース本体10の形状としては、物品を内部の収納空間に収納可能であれば特に制限されず、物品の種類に応じて適宜選択することができる。収納ケース本体10の形状は、物品を収納していない場合に複数の収納ケースを高さ方向に積層可能な形状であってもよい。このような積層可能な形状は従来公知の形状を適宜選択することができる。例えば、収納ケース本体10の形状は、開口部から底面板5に向かって漸次又は段階的に低くなるように形成された形状等であってもよい。これにより、物品を収納していない場合に複数の収納ケースを重ねて保管することが可能となる。
収納ケース本体10の大きさとしては、特に制限されず、収納する物品の種類等に応じて適宜選択することができる。
収納ケース本体10の厚みとしては、特に制限されず、目的に応じて適宜選択することができる。収納ケース本体10の厚みとしては、耐衝撃性の観点からは、0.5mm~2.0mmの厚みを有しているのが好ましい。
収納ケース本体10を形成する材料としては、特に制限されず、従来公知の材料を用いることができる。具体的には、収納ケース本体を形成する材料としては、金属、プラスチック、紙、ゴム等が挙げられる。
上記金属としては、良好な加工性を有するものが好ましく、例えば、鉄、アルミニウム、黄銅、銅、ステンレススチールなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記プラスチックとしては、可撓性及び透光性を有し、成形性及び耐衝撃性に優れているものが好ましく、例えばポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、(メタ)アクリル樹脂、ナイロン、アルキッド樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、フッ素系樹脂、シリコン系樹脂などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、可撓性を有し、材料の入手が容易であると共に、廃品となった後の回収又は再利用が可能で、成形性に優れる観点からポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂が好ましく、耐衝撃性に優れている観点からポリスチレン樹脂が特に好ましい。なお、プラスチックに各種の繊維(ガラス繊維、カーボン繊維等)、充填剤(炭酸カルシウム、タルク、マイカ、クレー等)等を適宜配合してもよい。
上記紙としては、例えば、木材パルプ、古紙パルプなどが用いられる。木材パルプとしては、例えば、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)、NBSP、LBSP、GP、TMP等が挙げられる。古紙パルプの原料としては、上白、罫白、クリーム白、カード、特白、中白、模造、色白、ケント、白アート、特上切、別上切、新聞、雑誌等が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
上記ゴムとしては、例えば天然ゴム、合成ゴムなどが挙げられる。
上記ゴムとしては、例えば天然ゴム、合成ゴムなどが挙げられる。
上記の中でも、収納ケース本体を形成する材料としては、透光性を有し、成形性及び耐衝撃性に優れる観点から、プラスチックを用いることが好ましい。
収納ケース本体10の色調は、特に制限されず、透明、半透明または色付きのものであってもよい。収納ケース本体10の色調は、視認性の観点からは、透明または半透明であるのが好ましい。
収納ケース本体10の成形方法としては、特に制限されず、従来公知の方法を適宜選択して用いることができる。プラスチックを用いた場合には、例えば、インフレーション成形、押出成形、射出成形、プレス成形、真空成形、ブロー成形、圧縮成形、トランスファ成形、カレンダー成形、スラッシュ成形等が挙げられる。
<接続部>
接続部12は、収納ケース本体10の側面板3,4の外側に突出して設けられ、天板とこたつ布団又はこたつ台平面部との間に挿入可能な程度の厚みを有する部材である。接続部12は、通常側面板3,4の開口側端部又は開口側端部近傍に設けられる。
接続部12は、収納ケース本体10の側面板3,4の外側に突出して設けられ、天板とこたつ布団又はこたつ台平面部との間に挿入可能な程度の厚みを有する部材である。接続部12は、通常側面板3,4の開口側端部又は開口側端部近傍に設けられる。
図3及び図4は、本考案の実施形態に係るこたつ用の収納ケースの使用状態を示す説明図である。図3及び図4に示すように、接続部12は、天板30とこたつ布団40又はこたつ台平面部50との間に挿入される。接続部12が天板30とこたつ布団40又はこたつ台平面部50との間で挟持されることにより、収納ケース20がこたつ100と接続され、天板30上の場所をとらずに別途の収納空間をこたつに設けることができる。
接続部12が挟持される位置は、特に制限されず、例えば着座状態であっても物品の取り出しが容易な位置とすればよい。これにより、簡便に設置でき、天板上の場所をとらず、着座状態であっても物品の取り出しが容易となる。
接続部12が挟持される位置は、特に制限されず、例えば着座状態であっても物品の取り出しが容易な位置とすればよい。これにより、簡便に設置でき、天板上の場所をとらず、着座状態であっても物品の取り出しが容易となる。
接続部12の形状としては、天板30とこたつ布団40又はこたつ台平面部50との間で挟持可能な形状であれば特に制限さない。接続部12の形状としては、通常長方形状であるが、例えば台形、三角形、半円形、丸形等であってもよい。
接続部12を形成する材料としては、特に制限されず、従来公知の材料を用いることができる。接続部12を形成する材料としては、例えば金属、プラスチック、紙、ゴム等が挙げられる。製造の観点からは、収納ケース本体10と同一の材料であるのが好ましい。
接続部12の設ける位置としては、通常、図1に示すように両側板3,4の開口側端部又は開口側端部近傍に設けられるが、特に制限されない。図2に示すように、接続部12の設ける位置としては、収納ケース本体12の高さ方向において両側面板3,4の略中央部に設けられていてもよい。
接続部12の長さとしては、特に制限されないが、収納ケース本体10の正面板1又は背面板2の長さに対して、50%以上が好ましい。
接続部12は、収納ケース本体に着脱可能に設けられていてもよい。すなわち、接続部は収納ケース本体10に着脱可能に設けるための着脱部材を含んでいてもよい。着脱部材としては、特に制限されないが、例えば粘着テープ、メカニカルファスナー(面ファスナー)等を用いてもよい。
接続部12は、接続時において収納ケース本体10がずれるのを抑制するために、接続部12にシリコンやゴム膜等を貼付してなる滑り止め加工が施されていてもよい。また、接続部12の表面に凹凸を設けて摩擦係数を上げることによって、収納ケース本体10がずれるのを抑制させてもよい。具体的には、接続部12の表面に、例えば、ずれ抑制のための突起部や溝部が設けられていてもよい。
<その他の任意の部材>
収納ケース20は、本考案の効果を損なわない範囲で、必要に応じてその他の任意の部材を備えていてもよい。例えば、収納ケース本体10は、必要に応じて、蓋部、把持部、摘み片等のその他の部材を有していてもよい。
収納ケース20は、本考案の効果を損なわない範囲で、必要に応じてその他の任意の部材を備えていてもよい。例えば、収納ケース本体10は、必要に応じて、蓋部、把持部、摘み片等のその他の部材を有していてもよい。
また、収納ケース本体10は、図2に示すように、収納空間を複数に区画する仕切り板14を更に有していてもよい。仕切り板14を有することにより、各収納空間に適した物品を効率よく収納することができ、収納ケース本体10の収納効率を高めることができる。
以上、本考案の好ましい実施形態について説明したが、本考案は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
また、本考案は、天板が取り外し可能なテーブルに使用しても本考案の効果を発揮することができ、こたつ以外の使用を制限するものではない。
また、本考案は、天板が取り外し可能なテーブルに使用しても本考案の効果を発揮することができ、こたつ以外の使用を制限するものではない。
1・・・正面板、2・・・背面板、3,4・・・側面板、5・・・底面板、10・・・収納ケース本体、12・・・接続部、14・・・仕切り板、20・・・収納ケース、30・・・天板、40・・・こたつ布団、50・・・こたつ台平面部、51・・・こたつ台脚部、100・・・こたつ
Claims (2)
- 天板とこたつ布団又はこたつ脚部との間に取り付けられて用いる、こたつ用の収納ケースであって、
内部に収納空間を有する収納ケース本体と、
前記収納ケース本体の側面板の外側に設けられた接続部と
を有し、
前記接続部は、前記天板と前記こたつ布団又は前記こたつ脚部との間に挿入され、前記収納ケース本体をこたつに接続可能とする、こたつ用の収納ケース。 - 前記収納ケース本体は、前記収納空間を複数に区画する仕切り板を更に有する、こたつ用の収納ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022003344U JP3240115U (ja) | 2022-10-11 | 2022-10-11 | こたつ用の収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022003344U JP3240115U (ja) | 2022-10-11 | 2022-10-11 | こたつ用の収納ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3240115U true JP3240115U (ja) | 2022-12-08 |
Family
ID=84321802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2022003344U Active JP3240115U (ja) | 2022-10-11 | 2022-10-11 | こたつ用の収納ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3240115U (ja) |
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2022
- 2022-10-11 JP JP2022003344U patent/JP3240115U/ja active Active
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