JP3239844B2 - Ｎｍｓ管理によるｐｎｎｉアーキテクチャ - Google Patents
Ｎｍｓ管理によるｐｎｎｉアーキテクチャInfo
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- JP3239844B2 JP3239844B2 JP14483598A JP14483598A JP3239844B2 JP 3239844 B2 JP3239844 B2 JP 3239844B2 JP 14483598 A JP14483598 A JP 14483598A JP 14483598 A JP14483598 A JP 14483598A JP 3239844 B2 JP3239844 B2 JP 3239844B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＮＭＳ（Ｎｅｔｗ
ｏｒｋ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｓｙｓｔｅｍ）管理に
よるＰＮＮＩ（Ｐｒｉｖａｔｅ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｎｏ
ｄｅ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）アーキテクチャに関し、特
に、ＰＮＮＩ階層構造の最上位レベルにＮＭＳを配置す
ることにより、既存のＰＮＮＩで問題となっている諸問
題、即ち、無効トラヒックの増加、交換機の計算能力の
浪費などを解決することを可能としたＮＭＳベースによ
るＰＮＮＩアーキテクチャ、及びＰＮＮＩ階層構造のル
ーティング方法に関するものである。
ｏｒｋ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｓｙｓｔｅｍ）管理に
よるＰＮＮＩ（Ｐｒｉｖａｔｅ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｎｏ
ｄｅ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）アーキテクチャに関し、特
に、ＰＮＮＩ階層構造の最上位レベルにＮＭＳを配置す
ることにより、既存のＰＮＮＩで問題となっている諸問
題、即ち、無効トラヒックの増加、交換機の計算能力の
浪費などを解決することを可能としたＮＭＳベースによ
るＰＮＮＩアーキテクチャ、及びＰＮＮＩ階層構造のル
ーティング方法に関するものである。
【０００２】ＰＮＮＩの上位階層に位置する論理ノード
は自身より下の階層のルーティング情報を持っており、
同じピアグループ内でそのルーティング情報を交換する
が、最上位の論理ノードに関してはピアグループ内で交
換するのではなく、そのルーティング情報をＮＭＳに渡
す。
は自身より下の階層のルーティング情報を持っており、
同じピアグループ内でそのルーティング情報を交換する
が、最上位の論理ノードに関してはピアグループ内で交
換するのではなく、そのルーティング情報をＮＭＳに渡
す。
【０００３】最上位の論理ノード１Ａに属しているピア
グループ内でのルーティングが発生した場合には、その
論理ノード１Ａが持っているルーティング情報を基にし
てルーティングをする。
グループ内でのルーティングが発生した場合には、その
論理ノード１Ａが持っているルーティング情報を基にし
てルーティングをする。
【０００４】 他の最上位の論理ノード１Ｂに属してい
るピアグループへのルーティングが発生した場合には、
最上位の論理ノード１ＡはＮＭＳへルーティング情報を
要求し、受け取ったルーティング情報を基にしてルーテ
ィングを行う。
るピアグループへのルーティングが発生した場合には、
最上位の論理ノード１ＡはＮＭＳへルーティング情報を
要求し、受け取ったルーティング情報を基にしてルーテ
ィングを行う。
【０００５】これによって論理ノードが交換しあう情報
量が減少し、ネットワーク内を流れる無効なトラヒック
を減少させることができると共に、必要な時に必要なル
ーティング情報だけを取得するので、バースト的なトラ
ヒックを押さえることが可能となる。
量が減少し、ネットワーク内を流れる無効なトラヒック
を減少させることができると共に、必要な時に必要なル
ーティング情報だけを取得するので、バースト的なトラ
ヒックを押さえることが可能となる。
【０００６】
【従来の技術】ＰＮＮＩはプライベートなネットワーク
において網のトポロジ情報を効率的に交換しルーティン
グ情報を生成して、ＱｏＳを保護したサービスを提供す
ることができる。
において網のトポロジ情報を効率的に交換しルーティン
グ情報を生成して、ＱｏＳを保護したサービスを提供す
ることができる。
【０００７】ＰＮＮＩは大変複雑な仕組みであり、ネッ
トワーク内のルーティング情報を生成するのに大変な時
間と計算能力を必要とする。
トワーク内のルーティング情報を生成するのに大変な時
間と計算能力を必要とする。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいて、 ネットワーク内には論理ノード同士が交換す
る無効なトラヒックが大量に流れ、またネットワークを
構成する機器に故障が生じ、ネットワークの構成が変化
した場合には、トポロジ情報を再構築しなければならな
い。
おいて、 ネットワーク内には論理ノード同士が交換す
る無効なトラヒックが大量に流れ、またネットワークを
構成する機器に故障が生じ、ネットワークの構成が変化
した場合には、トポロジ情報を再構築しなければならな
い。
【０００９】 本発明は従来の上記実情に鑑み、従来の
技術に内在する上記課題を解決するためになされたもの
であり、従って本発明の目的は、網内の無効トラヒック
を減らし、トポロジ情報の無用な再計算を無くすことを
可能としたＮＭＳベースによる新規なＰＮＮＩアーキテ
クチャ及びＰＮＮＩ階層構造のルーティング方法を提供
することにある。
技術に内在する上記課題を解決するためになされたもの
であり、従って本発明の目的は、網内の無効トラヒック
を減らし、トポロジ情報の無用な再計算を無くすことを
可能としたＮＭＳベースによる新規なＰＮＮＩアーキテ
クチャ及びＰＮＮＩ階層構造のルーティング方法を提供
することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係るＮＭＳ管理によるＰＮＮＩアーキテク
チャは、ＰＮＮＩ階層構造の最上位レベルに配置され、
最上位の論理ノードからルーティング情報を受け取り該
ルーティング情報を管理し前記最上位の論理ノードから
の要求に基づいて前記ルーティング情報を渡すＮＭＳ
と、該ＮＭＳの直下に配置され自己の保有するルーティ
ング情報を前記ＮＭＳに渡す第１の最上位の論理ノード
を有し、該第１の最上位の論理ノードが属している階層
内でルーティングが発生した場合には前記第１の最上位
論理ノードが持っているルーティング情報を基にしてル
ーティングを実行する第１の最上位階層と、該第１の最
上位階層の下位に位置する階層であって該階層に属する
論理ノードは自身より下位の階層のルーティング情報を
持っており同じ階層内でそのルーティング情報を交換す
る上位階層とを備えて構成される。
に、本発明に係るＮＭＳ管理によるＰＮＮＩアーキテク
チャは、ＰＮＮＩ階層構造の最上位レベルに配置され、
最上位の論理ノードからルーティング情報を受け取り該
ルーティング情報を管理し前記最上位の論理ノードから
の要求に基づいて前記ルーティング情報を渡すＮＭＳ
と、該ＮＭＳの直下に配置され自己の保有するルーティ
ング情報を前記ＮＭＳに渡す第１の最上位の論理ノード
を有し、該第１の最上位の論理ノードが属している階層
内でルーティングが発生した場合には前記第１の最上位
論理ノードが持っているルーティング情報を基にしてル
ーティングを実行する第１の最上位階層と、該第１の最
上位階層の下位に位置する階層であって該階層に属する
論理ノードは自身より下位の階層のルーティング情報を
持っており同じ階層内でそのルーティング情報を交換す
る上位階層とを備えて構成される。
【００１１】 また本発明に係るＮＭＳ管理によるＰＮ
ＮＩアーキテクチャは、前記第１の最上位論理ノードが
属する階層とは異なる最上位階層に属する第２の最上位
論理ノードが属している第２の最上位階層へのルーティ
ングが発生した場合には、前記第１の最上位論理ノード
は前記ＮＭＳにルーティング情報を要求し、受け取った
ルーティング情報を基にルーティングを実行することを
更に特徴としている。
ＮＩアーキテクチャは、前記第１の最上位論理ノードが
属する階層とは異なる最上位階層に属する第２の最上位
論理ノードが属している第２の最上位階層へのルーティ
ングが発生した場合には、前記第１の最上位論理ノード
は前記ＮＭＳにルーティング情報を要求し、受け取った
ルーティング情報を基にルーティングを実行することを
更に特徴としている。
【００１２】 また、本発明に係るＰＮＮＩ階層構造の
ルーティング方法は、ルーティング情報を管理するＮＭ
Ｓが最上位レベルに配置されたＰＮＮＩ階層構造のルー
ティング方法において、最上位階層以下の上位階層にお
ける通常通りのルーティング情報を交換する工程と、最
上位階層に属している最上位論理ノードが持つ最新のル
ーティング情報を前記ＮＭＳに転送する工程と、前記最
上位階層以下の階層においてルーティングが発生した場
合に自己の属する階層の配下か、あるいは他の階層の配
下かを判断する工程と、該判断の結果自己の配下の場合
には既知情報によってルーティングを行う工程と、前記
判断の結果他の配下の場合には最新の情報を持っている
か否かを判断する工程と、該判断の結果最新の情報を持
っている場合には該最新の情報によってルーティングを
行う工程と、前記判断の結果最新の情報を持っていない
場合には前記ＮＭＳにルーティング情報を要求する工程
と、該要求の結果該ＮＭＳから転送されたルーティング
情報によりルーティングを実行する工程と、該ルーティ
ング情報を保持する工程とを有している。
ルーティング方法は、ルーティング情報を管理するＮＭ
Ｓが最上位レベルに配置されたＰＮＮＩ階層構造のルー
ティング方法において、最上位階層以下の上位階層にお
ける通常通りのルーティング情報を交換する工程と、最
上位階層に属している最上位論理ノードが持つ最新のル
ーティング情報を前記ＮＭＳに転送する工程と、前記最
上位階層以下の階層においてルーティングが発生した場
合に自己の属する階層の配下か、あるいは他の階層の配
下かを判断する工程と、該判断の結果自己の配下の場合
には既知情報によってルーティングを行う工程と、前記
判断の結果他の配下の場合には最新の情報を持っている
か否かを判断する工程と、該判断の結果最新の情報を持
っている場合には該最新の情報によってルーティングを
行う工程と、前記判断の結果最新の情報を持っていない
場合には前記ＮＭＳにルーティング情報を要求する工程
と、該要求の結果該ＮＭＳから転送されたルーティング
情報によりルーティングを実行する工程と、該ルーティ
ング情報を保持する工程とを有している。
【００１３】 また、本発明に係るＰＮＮＩ階層構造の
ルーティング方法は、ルーティング情報を管理するＮＭ
Ｓが最上位レベルに配置されたＰＮＮＩ階層構造のルー
ティング方法において、ネットワークの障害あるいは構
成の変更などによりある最上位ノードのルーティング情
報が変更になった場合に、最上位階層以下の上位階層に
おける通常通りのルーティング情報を交換する工程と、
最上位階層に属している最上位論理ノードが持つ最新の
ルーティング情報を前記ＮＭＳに転送する工程と、ルー
ティング情報の変更を受けた前記ＮＭＳは前記最上位論
理ノードのルーティング情報が更新されていることを前
記最上位階層に属している他の最上位論理ノードにシグ
ナルを送ることにより通達する工程と、前記シグナルを
受けた前記各論理ノードは前記最上位論理ノードへのル
ーティング情報が更新されていることを記憶すると共に
次に前記最上位論理ノードへのルーティングが発生した
場合に最新のルーティング情報を持っていないと判断し
て前記ＮＭＳへ情報の提供を要求する工程とを有するこ
とを特徴としている。
ルーティング方法は、ルーティング情報を管理するＮＭ
Ｓが最上位レベルに配置されたＰＮＮＩ階層構造のルー
ティング方法において、ネットワークの障害あるいは構
成の変更などによりある最上位ノードのルーティング情
報が変更になった場合に、最上位階層以下の上位階層に
おける通常通りのルーティング情報を交換する工程と、
最上位階層に属している最上位論理ノードが持つ最新の
ルーティング情報を前記ＮＭＳに転送する工程と、ルー
ティング情報の変更を受けた前記ＮＭＳは前記最上位論
理ノードのルーティング情報が更新されていることを前
記最上位階層に属している他の最上位論理ノードにシグ
ナルを送ることにより通達する工程と、前記シグナルを
受けた前記各論理ノードは前記最上位論理ノードへのル
ーティング情報が更新されていることを記憶すると共に
次に前記最上位論理ノードへのルーティングが発生した
場合に最新のルーティング情報を持っていないと判断し
て前記ＮＭＳへ情報の提供を要求する工程とを有するこ
とを特徴としている。
【００１４】 さらにまた、本発明に係るＰＮＮＩ階層
構造のルーティング方法は、ルーティング情報を管理す
るＮＭＳが最上位レベルに配置されたＰＮＮＩ階層構造
のルーティング方法において、ネットワークが何らかの
障害によって一時的にその構成が変更になった場合に、
構成が変更になった階層より上位の階層でルーティング
情報を新たに作り直す工程と、該新たに作り直されて変
更になったルーティング情報を前記ＮＭＳに通知する工
程と、ネットワーク構成が変化する前のルーティング情
報を破棄せずに保持しておく工程と、ネットワークが元
の状態に回復した場合に前記ＮＭＳに保持しておいたル
ーティング情報をダウンロードする工程とを含むことを
特徴としている。
構造のルーティング方法は、ルーティング情報を管理す
るＮＭＳが最上位レベルに配置されたＰＮＮＩ階層構造
のルーティング方法において、ネットワークが何らかの
障害によって一時的にその構成が変更になった場合に、
構成が変更になった階層より上位の階層でルーティング
情報を新たに作り直す工程と、該新たに作り直されて変
更になったルーティング情報を前記ＮＭＳに通知する工
程と、ネットワーク構成が変化する前のルーティング情
報を破棄せずに保持しておく工程と、ネットワークが元
の状態に回復した場合に前記ＮＭＳに保持しておいたル
ーティング情報をダウンロードする工程とを含むことを
特徴としている。
【００１５】
【発明の実施の形態】次に、本発明をその好ましい一実
施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【００１６】［実施の形態の構成］図１は、本発明によ
る一実施の形態を示すブロック構成図である。
る一実施の形態を示すブロック構成図である。
【００１７】図１を参照するに、参照符号１は最上位階
層（ピアグループ）、２は、最上位ピアグループ１の下
位階層（ピアグループ）をそれぞれ示し、本発明による
実施の形態においては、ＰＮＮＩ階層構造の最上位にＮ
ＭＳ３が配置されている。
層（ピアグループ）、２は、最上位ピアグループ１の下
位階層（ピアグループ）をそれぞれ示し、本発明による
実施の形態においては、ＰＮＮＩ階層構造の最上位にＮ
ＭＳ３が配置されている。
【００１８】論理ノード１１は最上位階層（ピアグルー
プ）１に属する論理ノードであり、自身より下位のピア
グループ２のルーティング情報を保持している。自身よ
り下位のピアグループ２に属する論理ノード２１へのル
ーティングは、自身が保持しているルーティング情報に
基づき行われる。
プ）１に属する論理ノードであり、自身より下位のピア
グループ２のルーティング情報を保持している。自身よ
り下位のピアグループ２に属する論理ノード２１へのル
ーティングは、自身が保持しているルーティング情報に
基づき行われる。
【００１９】３はＮＭＳであり、このＮＭＳ３は、最上
位の論理ノード１１からルーティング情報を受け取り、
その情報を管理し、最上位の論理ノード１１からの要求
に基づいてルーティング情報を渡す。
位の論理ノード１１からルーティング情報を受け取り、
その情報を管理し、最上位の論理ノード１１からの要求
に基づいてルーティング情報を渡す。
【００２０】２は最上位ピアグループ１の下位ピアグル
ープであり、ここに属する論理ノード２１はルーティン
グ情報を互いに交換する。論理ノード２２はピアグルー
プリーダであって、属しているピアグループを代表する
論理ノードであり、上位のピアクループを構成する論理
ノードになる。
ープであり、ここに属する論理ノード２１はルーティン
グ情報を互いに交換する。論理ノード２２はピアグルー
プリーダであって、属しているピアグループを代表する
論理ノードであり、上位のピアクループを構成する論理
ノードになる。
【００２１】［実施の形態の動作］次に、図１、図２、
図３および図４を用いて本発明による実施の形態の動作
について詳細に説明する。
図３および図４を用いて本発明による実施の形態の動作
について詳細に説明する。
【００２２】最上位のピアグループ１以下のピアグルー
プにおいては、通常のＰＮＮＩに基づいてネットワーク
情報を交換してルーティング情報を作る（図２のステッ
プＡ１）。下位ピアグループ２に属している論理ノード
２１は互いに自分の持っているルーティング情報を交換
する。これにより同じピアグループに属する論理ノード
２１へのルーティングが可能となる。
プにおいては、通常のＰＮＮＩに基づいてネットワーク
情報を交換してルーティング情報を作る（図２のステッ
プＡ１）。下位ピアグループ２に属している論理ノード
２１は互いに自分の持っているルーティング情報を交換
する。これにより同じピアグループに属する論理ノード
２１へのルーティングが可能となる。
【００２３】あるピアグループに属している論理ノード
２１の内の一つがそのピアグループを代表するピアグル
ープリーダ２２となり、そのピアグループの上位のピア
グループを構成する論理ノードとなる。
２１の内の一つがそのピアグループを代表するピアグル
ープリーダ２２となり、そのピアグループの上位のピア
グループを構成する論理ノードとなる。
【００２４】最上位ピアグループ１に属している論理ノ
ード１１はステップＡ１によって作成されたルーティン
グ情報を、ＮＭＳ３へ転送する（ステップＡ２）。ＮＭ
Ｓ３は論理ノード１１から送られてきたルーティング情
報を管理する。
ード１１はステップＡ１によって作成されたルーティン
グ情報を、ＮＭＳ３へ転送する（ステップＡ２）。ＮＭ
Ｓ３は論理ノード１１から送られてきたルーティング情
報を管理する。
【００２５】ＰＮＮＩ網内にトラヒックが発生した場合
には、そのトラヒックは最上位論理ノード１１自身の配
下のピアグループ内であるかどうかを調べる（ステップ
Ａ３）。自分の配下の論理ノードへのトラヒックの場合
には、既に持っているルーティング情報に基づいてルー
ティングする（ステップＡ４）。
には、そのトラヒックは最上位論理ノード１１自身の配
下のピアグループ内であるかどうかを調べる（ステップ
Ａ３）。自分の配下の論理ノードへのトラヒックの場合
には、既に持っているルーティング情報に基づいてルー
ティングする（ステップＡ４）。
【００２６】そうでないトラヒックの場合には、その目
的の論理ノードへの最新のルーティング情報を既に持っ
ているかどうかを調べる（ステップＡ５）。持っている
ならその情報に基づいてルーティングする（ステップＡ
４）。最新の情報を持っていないときには、ＮＭＳ３に
ルーティング情報を要求する（ステップＡ６）。
的の論理ノードへの最新のルーティング情報を既に持っ
ているかどうかを調べる（ステップＡ５）。持っている
ならその情報に基づいてルーティングする（ステップＡ
４）。最新の情報を持っていないときには、ＮＭＳ３に
ルーティング情報を要求する（ステップＡ６）。
【００２７】ＮＭＳ３からルーティング情報を得たら、
それに基づきルーティングする（ステップＡ７）。ＮＭ
Ｓ３から得たルーティング情報は破棄せずに保持してお
く（ステップＡ８）。これによって次に同じ最上位論理
ノード１１へのルーティングが生じた時に、ＮＭＳ３に
問い合わせることなくルーティングすること（ステップ
Ａ４）ができる。
それに基づきルーティングする（ステップＡ７）。ＮＭ
Ｓ３から得たルーティング情報は破棄せずに保持してお
く（ステップＡ８）。これによって次に同じ最上位論理
ノード１１へのルーティングが生じた時に、ＮＭＳ３に
問い合わせることなくルーティングすること（ステップ
Ａ４）ができる。
【００２８】ネットワークの障害や構成の変更などで、
ある最上位論理ノード１３（図３参照）のルーティング
情報が変更になった場合には、ステップＡ１およびＡ２
に従って最新のルーティング情報をＮＭＳ３へ転送する
（図３、図４のステップＢ１）。
ある最上位論理ノード１３（図３参照）のルーティング
情報が変更になった場合には、ステップＡ１およびＡ２
に従って最新のルーティング情報をＮＭＳ３へ転送する
（図３、図４のステップＢ１）。
【００２９】ルーティング情報の変更を受けたＮＭＳ３
は、その論理ノード１３のルーティング情報が更新され
ていることを他の論理ノード１１へシグナルを送ること
により通達する（ステップＢ２、図３の破線）。
は、その論理ノード１３のルーティング情報が更新され
ていることを他の論理ノード１１へシグナルを送ること
により通達する（ステップＢ２、図３の破線）。
【００３０】シグナルを受けた論理ノード１１は論理ノ
ード１３へのルーティング情報が更新されていることを
記憶し、次に論理ノード１３へのルーティングが発生し
た場合には、最新のルーティング情報を持っていないと
判断し（ステップＡ５）、ＮＭＳ３へ情報を要求する
（ステップＡ６）。
ード１３へのルーティング情報が更新されていることを
記憶し、次に論理ノード１３へのルーティングが発生し
た場合には、最新のルーティング情報を持っていないと
判断し（ステップＡ５）、ＮＭＳ３へ情報を要求する
（ステップＡ６）。
【００３１】［発明の他の実施の形態］次に、本発明に
よる他の実施の形態について図面を参照しながら詳細に
説明する。
よる他の実施の形態について図面を参照しながら詳細に
説明する。
【００３２】図５は本発明による他の実施の形態の動作
フロー例を示すフローチャートである。
フロー例を示すフローチャートである。
【００３３】図５を参照するに、ネットワークが何らか
の障害によって一時的にネットワークの構成が変更にな
った場合には、構成が変化したピアグループより上位の
ピアグループではルーティング情報が新たに作り直され
る。変更になったルーティング情報はＮＭＳ３に通知さ
れるが、この時ネットワーク構成が変化する前のルーテ
ィング情報を破棄せずに保持しておく。
の障害によって一時的にネットワークの構成が変更にな
った場合には、構成が変化したピアグループより上位の
ピアグループではルーティング情報が新たに作り直され
る。変更になったルーティング情報はＮＭＳ３に通知さ
れるが、この時ネットワーク構成が変化する前のルーテ
ィング情報を破棄せずに保持しておく。
【００３４】ネットワークが元の状態に回復した場合
（図５のステップＣ１）には、ＮＭＳ３に保持しておい
たルーティング情報をダウンロードする（ステップＣ
２）。
（図５のステップＣ１）には、ＮＭＳ３に保持しておい
たルーティング情報をダウンロードする（ステップＣ
２）。
【００３５】また本発明による他の実施の形態によれ
ば、ネットワークを構成する交換機の処理能力の低下を
防ぐことができる。
ば、ネットワークを構成する交換機の処理能力の低下を
防ぐことができる。
【００３６】その理由は、ネットワークの構成が元に戻
った場合でも従来は初めからルーティング情報を作り直
していたが、この他の実施の形態に基づく方式では、構
成が変化する前の情報をダウンロードするだけなので再
計算する必要が無いからである。
った場合でも従来は初めからルーティング情報を作り直
していたが、この他の実施の形態に基づく方式では、構
成が変化する前の情報をダウンロードするだけなので再
計算する必要が無いからである。
【００３７】［発明の更に他の実施の形態］本発明によ
る更に他の実施の形態では、ＮＭＳを最上位ピアグルー
プに対して配置したが、任意のピアグループに対しても
配置することが可能である。
る更に他の実施の形態では、ＮＭＳを最上位ピアグルー
プに対して配置したが、任意のピアグループに対しても
配置することが可能である。
【００３８】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、作用する
ものであり、本発明によれば以下に示すごとき効果が得
られる。
ものであり、本発明によれば以下に示すごとき効果が得
られる。
【００３９】第１の効果は、網を流れる無効なトラヒッ
ク（ルーティング情報）が減少することである。
ク（ルーティング情報）が減少することである。
【００４０】その理由は、従来の方式では最上位の論理
ノードも互いにルーティング情報を交換していたが、本
方式ではルーティング情報を交換しないので、無効トラ
ヒックが減少する。
ノードも互いにルーティング情報を交換していたが、本
方式ではルーティング情報を交換しないので、無効トラ
ヒックが減少する。
【００４１】第２の効果は、網を流れるバースト的な無
効トラヒックを押さえることができることである。
効トラヒックを押さえることができることである。
【００４２】そり理由は、ルーティング情報が必要とな
った時に必要な情報だけ得るので、トラヒックが分散さ
れ、バースト的な無効トラヒックが発生しにくくなるた
めである。
った時に必要な情報だけ得るので、トラヒックが分散さ
れ、バースト的な無効トラヒックが発生しにくくなるた
めである。
【図１】本発明による一実施の形態を示すブロック構成
図である。
図である。
【図２】本発明による一実施の形態の動作フロー例を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図３】本発明による他の実施の形態を示すブロック構
成図である。
成図である。
【図４】本発明による他の実施の形態の動作フロー例を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図５】本発明による更に他の実施の形態の動作フロー
例を示すフローチャートである。
例を示すフローチャートである。
【符号の説明】 １…最上位階層（ピアグループ） ２…階層１より下位の階層 ３…ＮＭＳ １１…最上位の論理ノード １３…ルーティング情報が変更になった最上位の論理ノ
ード ２１…論理ノード ２２…階層を代表する論理ノード
ード ２１…論理ノード ２２…階層を代表する論理ノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04L 12/28 H04L 12/56 G06F 13/00
Claims (5)
- 【請求項１】 ＰＮＮＩ階層構造の最上位レベルに配置
され、最上位の論理ノードからルーティング情報を受け
取り該ルーティング情報を管理し前記最上位の論理ノー
ドからの要求に基づいて前記ルーティング情報を渡すＮ
ＭＳと、該ＮＭＳの直下に配置され自己の保有するルー
ティング情報を前記ＮＭＳに渡す第１の最上位の論理ノ
ードを有し、該第１の最上位の論理ノードが属している
階層内でルーティングが発生した場合には前記第１の最
上位論理ノードが持っているルーティング情報を基にし
てルーティングを実行する第１の最上位階層と、該第１
の最上位階層の下位に位置する階層であって該階層に属
する論理ノードは自身より下位の階層のルーティング情
報を持っており同じ階層内でそのルーティング情報を交
換する上位階層とを有していることを特徴としたＮＭＳ
管理によるＰＮＮＩアーキテクチャ。 - 【請求項２】 前記第１の最上位論理ノードが属する階
層とは異なる最上位階層に属する第２の最上位論理ノー
ドが属している第２の最上位階層へのルーティングが発
生した場合には、前記第１の最上位論理ノードは前記Ｎ
ＭＳにルーティング情報を要求し、受け取ったルーティ
ング情報を基にルーティングを実行することを更に特徴
とする請求項１に記載のＮＭＳ管理によるＰＮＮＩアー
キテクチャ。 - 【請求項３】 ルーティング情報を管理するＮＭＳが最
上位レベルに配置されたＰＮＮＩ階層構造のルーティン
グ方法において、最上位階層以下の上位階層における通
常通りのルーティング情報を交換する工程と、最上位階
層に属している最上位論理ノードが持つ最新のルーティ
ング情報を前記ＮＭＳに転送する工程と、前記最上位階
層以下の階層においてルーティングが発生した場合に自
己の属する階層の配下か、あるいは他の階層の配下かを
判断する工程と、該判断の結果自己の配下の場合には既
知情報によってルーティングを行う工程と、前記判断の
結果他の配下の場合には最新の情報を持っているか否か
を判断する工程と、該判断の結果最新の情報を持ってい
る場合には該最新の情報によってルーティングを行う工
程と、前記判断の結果最新の情報を持っていない場合に
は前記ＮＭＳにルーティング情報を要求する工程と、該
要求の結果該ＮＭＳから転送されたルーティング情報に
よりルーティングを実行する工程と、該ルーティング情
報を保持する工程とを有することを特徴としたＰＮＮＩ
階層構造のルーティング方法。 - 【請求項４】 ルーティング情報を管理するＮＭＳが最
上位レベルに配置されたＰＮＮＩ階層構造のルーティン
グ方法において、ネットワークの障害あるいは構成の変
更などによりある最上位ノードのルーティング情報が変
更になった場合に、最上位階層以下の上位階層における
通常通りのルーティング情報を交換する工程と、最上位
階層に属している最上位論理ノードが持つ最新のルーテ
ィング情報を前記ＮＭＳに転送する工程と、ルーティン
グ情報の変更を受けた前記ＮＭＳは前記最上位論理ノー
ドのルーティング情報が更新されていることを前記最上
位階層に属している他の最上位論理ノードにシグナルを
送ることにより通達する工程と、前記シグナルを受けた
前記各論理ノードは前記最上位論理ノードへのルーティ
ング情報が更新されていることを記憶すると共に次に前
記最上位論理ノードへのルーティングが発生した場合に
最新のルーティング情報を持っていないと判断して前記
ＮＭＳへ情報の提供を要求する工程とを有することを特
徴としたＰＮＮＩ階層構造のルーティング方法。 - 【請求項５】 ルーティング情報を管理するＮＭＳが最
上位レベルに配置されたＰＮＮＩ階層構造のルーティン
グ方法において、ネットワークが何らかの障害によって
一時的にその構成が変更になった場合に、構成が変更に
なった階層より上位の階層でルーティング情報を新たに
作り直す工程と、該新たに作り直されて変更になったル
ーティング情報を前記ＮＭＳに通知する工程と、ネット
ワーク構成が変化する前のルーティング情報を破棄せず
に保持しておく工程と、ネットワークが元の状態に回復
した場合に前記ＮＭＳに保持しておいたルーティング情
報をダウンロードする工程とを含むことを特徴としたＰ
ＮＮＩ階層構造のルーティング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14483598A JP3239844B2 (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | Ｎｍｓ管理によるｐｎｎｉアーキテクチャ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14483598A JP3239844B2 (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | Ｎｍｓ管理によるｐｎｎｉアーキテクチャ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11340995A JPH11340995A (ja) | 1999-12-10 |
| JP3239844B2 true JP3239844B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=15371552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14483598A Expired - Fee Related JP3239844B2 (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | Ｎｍｓ管理によるｐｎｎｉアーキテクチャ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3239844B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7571239B2 (en) | 2002-01-08 | 2009-08-04 | Avaya Inc. | Credential management and network querying |
| US7551634B2 (en) | 2002-11-12 | 2009-06-23 | Fujitsu Limited | Communication network system |
| US7426577B2 (en) | 2003-06-19 | 2008-09-16 | Avaya Technology Corp. | Detection of load balanced links in internet protocol netwoks |
-
1998
- 1998-05-26 JP JP14483598A patent/JP3239844B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 電子情報通信学会技術研究報告ＩＮ９８−２５ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11340995A (ja) | 1999-12-10 |
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