JP3239837U - 重量調整キー付きのスライド可能なダンベル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単で使用しやすく、安全で信頼できる重量調整可能なダンベル装置を提供する。【解決手段】ダンベル装置は一連のカウンターウェイトシートを備え、調整ボタンを弾性的に押し下げてスライドさせることにより所望の重量を選択し、簡単な動作により重量板の数を安全かつ信頼可能に調整することができる。ダンベル装置は、保管及び展開するためのブラケット、カウンターウェイトプレート及びハンドル装置を含み、このハンドル装置はカウンターウェイトプレートを支持するとともに、調整ピンによって同時に調整するために用いられる2つのスプラインボルトを有し、調整ピンは伝動歯車によりスプライン部材を一体になるように移動させる。【選択図】図1

Description

本考案は、トレーニング及びフィットネス器具の分野、特に、ダンベルのような軽量の重量挙げ用器具に関し、重量を調整可能なことに適する器具も含む。
ダンベルは、非常に人気のあるトレーニング及びフィットネス器具である。それは、効果的かつ多様なフィットネストレーニングを提供することができる。ダンベルは、両腕を同時にトレーニングすることを可能にするように、ペアで展開されることがあっても、通常、片腕での重量挙げに用いられる。ダンベルトレーニングが関与し得るトレーニングのタイプは多様であるため、トレーニング時間を十分に活用するように、ある重量から別の重量に迅速に切り替えることができることは助けとなる。1つの方法は、複数の異なる重量のダンベルを使用することであるが、これは高価であり、貯蔵の問題を生じることとなる。
大量貯蔵の問題を生じることなく、ある重量から別の重量への変換を可能にする方法は、重量調整可能なダンベルを使用することである。一般的に、重量調整可能なダンベルは、両端が1つ以上のカウンターウェイトプレートを受け入れることに適する1つのダンベルハンドルを含み、また、安全に使用するためにカウンターウェイトプレートを所定の位置にロック及び固定する装置をさらに含んでもよい。多種の重量調整可能なダンベルが市販されている。
例えばUS200405969Aを参照されたい。この装置は、ボルトが関連するカウンターウェイトプレートを固定するように、ダンベルハンドルの両端に調整機構をそれぞれ設ける必要がある装置を教示する。2つの別個の動作が必要であるため、不便であり、一定の重みを設定するためには余計な時間が必要である。
US20070184945Aが参照されるように、左右ねじ山の理論を用いて上記欠陥を回避する。ダイヤルを回すことによりダンベル末端のボルトを移動させて、ボルトが所望の重量のプレートを固定するようにすることができる。
しかし、ねじ棒上のねじ山は連続している線であるため、カウンターウェイトの位置は正確ではない。このようなダンベルの正確な位置決めは、複雑かつ高価な位置決め機構の追加を必要とする。
多くのダンベルのバリエーションが市販されているが、精確でバランスのとれた重量を同時に設定できるものはない。これは明らかな利点を提供する。従来技術では提供されていない重量調整可能なダンベルは、カウンターウェイトプレートの迅速かつ効果的な調整を可能にし、促進し、また、ダンベル装置を使用する際にバランスのとれ、かつ安全な方式で重量を変化させることとなる。
現在利用できる調整可能なダンベルに関連する多くの問題に対処するために、調整可能なダンベルが必要であることが分かる。
本考案の実施例は、構造が簡単で、使用しやすく、安全で信頼できる重量調整可能なダンベルを提供することで、従来技術の欠点を解消する。本考案のいくつかの実施例は重量調整可能なダンベル(1つのダンベルハンドルアセンブリ、複数のカウンターウェイトシート及び1つのカウンターウェイトシートベースを含む)を提供することで、この目的を実現する。前記ダンベルハンドルアセンブリは1つのハンドル部材、2つのハンドルホルダ、2つのスプラインボルト体、1つの位置決め歯車、1つの調整キー及び1つの位置決めプレートを含む。前記ハンドル部材上に複数の調整可能な溝とボルト溝が開けられる。一連の調整可能な溝はハンドル部材の片側の頂部に位置し、ボルト溝はハンドル部材の両側に位置する。1つのハンドルホルダの頂部にスライド溝が開けられ、ハンドル部材の両側にガイド溝が開けられる。ハンドル部材の両端に2つのハンドルホルダがそれぞれ固定される。
2つのスプラインボルト体はハンドル部材の両端にそれぞれ挿入され、歯車を介してハンドル部材内において互いに噛み合う。1つのハンドルホルダのスライド溝に位置決めプレートが固定され、位置決めプレートはスライド溝において複数の離散調整位置のうち1つの位置にあり、前記複数の離散調整位置の数はカウンターウェイトシートの数に対応する。調整キーは位置決めプレートの狭い溝を貫通することができ、スプラインボルト体のねじ孔に調整キーを固定することができる。各カウンターウェイトシートに傾ぎ入れが開けられ、傾ぎ入れの下方にダンベルロッドアセンブリを収容するための矩形溝が開けられる。
傾ぎ入れと傾ぎ入れの下方の長い矩形溝は「Y」字形溝を形成する。長い矩形溝上にスプラインボルト体を収容するための円弧溝がある。カウンターウェイトシートベースにさらに複数の支持溝が開けられる。
上記ハンドル部材に1つの軸孔がある。歯車は軸孔によって軸上に位置決めされ、軸周りに回転し、1つの係止ピンによって所定の位置に固定される。歯車は、各スプラインボルト体内の歯と噛み合う。カウンターウェイトシートは、ベース内において上記ハンドル部材の両端に位置決めされ、ブラケットは、各カウンターウェイトシートのブラケットと嵌合する。上記1つのハンドルホルダのスライド溝に1つのカバープレートがねじによって固定される。
上記調整可能なハンドルは1つの調整ピン、1つの固定バネ及び1つの位置決め座を含む。位置決め座、固定バネ、位置決めプレート上のストッパ溝、ハンドルホルダ上のスライド溝及び調整可能な溝により、1つの調整スプラインボルト体のねじ孔内に調整ピンを固定することで、2つのスプラインボルト体が同時に同じ移動方式で精確に出し入れできるようにする。上記位置決めプレートに1つの重量指示タグがある。上記位置決め座に1つのハンドルカバーが固定される。
したがって、本考案の目的は、1つの調整ハンドルを有し、さらにユーザがダンベルロッドアセンブリの両端に等量のカウンターウェイトシートを同時に選択することを簡単かつ便利にすることができる重量調整可能なダンベルを提供することである。
本考案の別の目的は、位置決めプレートに重量指示タグが付き、重量選択を簡単にし、実行しやすくする重量調整可能なダンベルを提供することである。
本考案の別の目的は、ハンドル及び位置決めプレートがセルフロック機能を有するため、スプラインボルト体が自由に移動しない重量調整可能なダンベルのハンドル及び位置決めプレートを提供することである。したがって、カウンターウェイトシートは、ダンベルロッドアセンブリに安全に固定して、安全かつ信頼可能な使用及び引き上げを実現することができる。
本考案の別の目的は、重量調整可能なダンベルの2つのスプラインボルト体を提供することであり、2つのスプラインボルト体は歯車によって組み合わせて動作することができ、また、物理的に等しい量の伸長又は短縮を行うことができる。
本考案の別の目的は、把持面のローレット切り処理、又はこの把持面の代替材料を提供することによって把持の強化を実現し、それによって快適性又は安全性を提供するダンベル装置を提供することである。
本考案の別の目的は、カスタマイズ可能で、様々なカウンターウェイトと組み合わせて使用することが容易である調整可能なダンベル装置を提供することである。
本考案の別の目的は、様々な製造方法を用いて製造することができるダンベル装置を提供することである。
本考案のこれらの特徴、態様及び利点、並びに他の特徴、態様及び利点は、以下の図面、明細書及び特許請求の範囲を参照することによってよりよく理解することができる。
本考案の例示的な一実施例による調整可能なダンベルの組み立て使用の斜視図である。 全ての主要な構成要素を見ることができるように、主要な構成要素が対向位置で分離されている図1の調整可能なダンベルを示す。 図1の調整可能なダンベルの分解図である。 調整可能なダンベルロッドアセンブリの斜め側断面図である。 調整可能なダンベルロッドアセンブリの左側ホルダ部材を切断した正面図である。 調整可能なダンベルロッドアセンブリの上面断面図である。 左側ホルダ部材を切り取り且つ調整ペン及び第1の位置を示すダンベルロッドアセンブリの正面図である。 スプラインボルト体によってどのように受け入れられるかを示すカウンターウェイトプレートを示す図である。 第1の位置にある調整キーを示す。 第2の位置にある調整ピンを示す。 単一のカウンターウェイトプレートを選択したときの正面図である。 1枚のカウンターウェイトプレートを選択したときの左側断面図である。 1枚のカウンターウェイトプレートを選択したときの上面図である。 4枚のカウンターウェイトプレートを選択したときの正面図である。 4枚のカウンターウェイトプレートを選択したときの左側断面図である。 4枚のカウンターウェイトプレートを選択したときの正面断面図である。
以下の実施形態は、本考案の例示的な実施例を実施するための現在予想される最良の形態を用いる。本考案の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義されることが好ましく、したがって、本実施形態は、本考案の一般的な原理を説明するものにすぎず、限定することを意図するものではない。
広義から言えば、本考案の実施例は、一連のカウンターウェイトシートと嵌合し、1つの簡単な動作だけでカウンターウェイトシートの数を安全かつ信頼可能に調整することができるダンベル装置を提供する。前記ダンベル装置は、前記ダンベル装置を格納及び展開するための1つのブラケット、複数のカウンターウェイトシート及び1つのハンドル装置を含み、前記ハンドル装置は2つのスプラインボルトを有し、前記2つのスプラインボルトはカウンターウェイトシートを支持するとともに、1つの調整ピンによって同時に調整することができ、前記調整ピンは伝動歯車によりスプラインボルト体を共に移動させる。前記ダンベル装置は、永久的カウンターウェイト及び把持オプションによってさらに強化することができる。
まず、図1及び図2を参照すると、本考案の例示的な実施例による前記重量調整可能なダンベルの主要な構成要素は、1つのダンベルロッドアセンブリ20と、複数のカウンターウェイトシート30と、1つのベース部材40とを含むことが分かる。図1は標準状態にあるダンベル装置を示し、図2は、互いに分離している主要な構成要素を示すことで、これらの主要な構成要素の肝要な特徴を見ることができる。ダンベルロッドアセンブリ20は本考案の可動部材を収容し、重量を調整可能にするために用いられる。ベース部材40はダンベル装置全体を保管及び展開するために用いられる。
カウンターウェイトシート30は、様々な材料から作製され得る。いくつかの実施例では、カウンターウェイトシート30は、鋳鉄材料から作製される。他の実施例では、カウンターウェイトシート30はブローポリマー材料などのポリマー材料から作製される。いくつかの実施例では、ブローポリマー材料は、中空材料であって、所望の重量を達成するためにある物質で充填されるものであってもよい。他の実施例では、ブローポリマー材料そのものは、所望の重量を達成するのに十分である。
各カウンターウェイトシート30は1つのY字形溝31を有し、Y字形溝31は1つの上傾ぎ入れ32と、1つの長い矩形溝33と、1つの円弧溝34と、を含む。円弧溝34は、ダンベルロッドアセンブリ20がカウンターウェイトシート30を収容し、カウンターウェイトシート30を所定の位置に固定することを可能にすることができ、これについて、本明細書はさらに全面的に説明する。長い矩形溝33はダンベルロッドアセンブリ20を収容するために用いられ、傾ぎ入れ32はガイド作用を果たし、ダンベルロッドアセンブリ20を長い矩形溝33に落下させる。ベース部材40はカウンターウェイトシート30を収容し位置決めするために用いられる。溝の数はカウンターウェイトシート30の数と同じである。ベース部材40はダンベルロッドアセンブリ20を支持するためにも用いられる。
ここで図3を参照すると、ダンベルロッドアセンブリ20は、主に、1つのハンドル部材21と、複数のハンドルホルダ22と、1つの被調整スプラインボルト体23と、1つの調整スプラインボルト体24と、1つの位置決め歯車73と、1つの位置決めプレート26と、1つの調整ピン27と、1つのカバープレート25と、複数のカウンターウェイトシート30と、を含む。ハンドル部材21の両端にハンドルホルダ22が接続される。ハンドル部材21の中央の把持部62にローレット切り面61が設けられ、このように、ユーザが把持部62をより安全に把持することを容易にする。ハンドル部材21に方向が位置決めプレート26と反対の1つのカバープレート25が設けられる。ハンドルホルダ22は、さらに、ガイド溝81と嵌合し、カウンターウェイトシート30を揃えるように保持することに役立つ。最後に、ハンドルホルダは、使用上の安定性を永久的に提供するか、又は所望の重量抵抗のみを提供するために、いずれかの端部の等しいカウンターウェイト83とさらに嵌合してもよい。
前記ハンドル部材21はさらに孔71と嵌合し、孔71はピン軸72を収容することができ、ピン軸72はさらに位置決め歯車73の軸として用いることができる。孔71を貫通する位置決め歯車73がピン軸72によってハンドル部材21内に固定される。スプラインボルト体23と24はハンドル部材21の両端に挿入され、位置決め歯車73を介して互いに噛み合う。調整スプラインボルト体24の一端にねじ孔78が開けられる。調整スプラインボルト体24がハンドル部材21に完全に挿入された後、調整ピン27がハンドルホルダ22のスライド溝とハンドル部材21の調整溝17(図4に示す)によって調整スプラインボルト体24のねじ孔78内に位置決めされ、それにより、スプラインボルト体24が機能範囲内で移動するように規制する。
例えば、カバープレート25がねじ28によってハンドルホルダ22に固定される。位置決めプレート26が調整ピン27によってハンドルホルダ22に固定される。調整ピン27が位置決め座81、固定バネ49、位置決めプレート26、スライド溝及び調整溝17(図4に示す)によってスプラインボルト体24のねじ孔78内に固定される。ハンドルカバー(図5D)が位置決め座81上に締付けられる。カウンターウェイト83がねじ山99によってハンドル部材21の各端部に固定される。
調整スプラインボルト体24のねじ孔78以外に、調整スプラインボルト体24と被調整スプラインボルト体23の構造は同じであり、ねじ孔78は調整ピン27のねじ山による位置決めねじ部分を収容するために用いられる。いくつかの実施例では、調整スプラインボルト体24と被調整スプラインボルト体23の構造は同じであってもよく、位置決めピン29は被調整スプラインボルト体23のねじ孔78内に挿入されてもよい。
各スプラインボルト体23と24の長さ91と92は延びている円周であり、延びている円周の長さ91と92のそれぞれからボス93と94が延びており、延びている円周の長さ91と92は嵌合を経て、各カウンターウェイトシート30の円弧溝34内でスライドすることができる。この関係により、各スプラインボルト体23と24は同時に出入りすることとなり、各スプラインボルト体23と24の延びている円周の長さ91と92のボス93と94は各カウンターウェイトシート30に必要な円弧溝34と係合して、ダンベル10と共に引き上げられることとなる。
各スプラインボルト体23と24は半分の切り欠き円周付きの切り欠き長さ95と96をさらに有する。各切り欠き円周のボス93と94は共に配置されて、ハンドル部材21内にぴったり係合する。切り欠き長さ95と96は噛合歯97と嵌合し、噛合歯97は嵌合を経て、それらの間に挟まれた位置決め歯車部材73と機械的に連通する。このように、調整スプラインボルト体23が同じ及び反対方向において内向き又は外向きに移動すると伴って、調整スプラインボルト体24は調整ピン27に追従して内向き又は外向きに移動にする。
このように、ハンドル部材21に最も近いカウンターウェイトシート30から始まって、各スプラインボルト体23と24のボス93と94は、所望のカウンターウェイトシート30の円弧溝34と係合し、所望のトレーニング活動のためにカウンターウェイトシート30を「選択」する。
現在、ユーザが所望の調整をどのように簡単かつ便利に行うかについて説明することが有用である。位置決め座50及び調整ピン27によって所望の調整を完成する。図5Aを参照すると、1つの位置決めプレート26は一連の位置決め孔12と嵌合し、位置決め孔12は狭い通路17と互いに接続されることが分かる。調整スプラインボルト体24に接続される調整ピン27は嵌合を経て通路17を通ることができる。調整ピン27が内側から外側に、又は外側から内側に移動する場合、スプラインボルト体23と24は内側歯車73の上記相互作用により、各スプラインボルト体23と24のボス93と94に所望の数のカウンターウェイトシート30を「選択」させる。
選択を容易にするために、調整ピン27の自由端に固定ヘッド47が取り付けられ、固定ヘッド47はバネ式カバー部材42を収容する。バネ式カバー部材は1つの逆円錐部材43をさらに含み、逆円錐部材43は、狭い端部において、1つの孔と嵌合し、調整ピン27はこの孔とぴったり係合する。
調整ピン27は雄ねじ45と嵌合し、調整スプラインボルト体24の雌ねじ46(図示せず)によって雄ねじ45が収容され、調整ピン27の他端の固定ヘッド47は、調整スプラインボルト体24にねじ込まれるとともに、通路17を十分な距離通るのに十分な長さであり、バネ式カバー部材42の動作を可能にする。
したがって、まず調整ピン27をコイルバネ49に通し、続いて円錐形部材43の広い端部48に通し、次に通路17に通し、続いて雄ねじ45を調整スプラインボルト体24の雌ねじ46にねじ込むようにしてもよい。
固定ヘッド47の直径は、カバー部材42が固定ヘッド47上に引き上げられるときに張力を提供するために、コイルバネ49を固定するのに十分である。カバー部材42は嵌合を経て、いずれか1つの所望の位置決め孔12-16とぴったり係合することができる。カバー部材42を引き上げると、調整ピン27は移動可能になる。
調整ピン27を押し下げると、調整ピン27は位置決めプレート26内を移動することができる。
各位置決め孔12-16は嵌合を経て、スプラインボルト体23と24を移動させることができ、それにより、所望の数のカウンターウェイトシートを選択する。コイルバネ49の張力は、調整スプラインボルト体24を所望の位置にロックしたままにすることができ、それにより、正しい数のカウンターウェイトシート30を「選択」する。
なお、ゴム、プラスチック、ビニル、布、羊毛、又は合成繊維などのいくつかの他の把持面を提供することにより、ローレット切り把持面62を除去又は強化することができる。そのような代替物は、製造の困難さをわずかに増大させるが、装置の使用をより容易かつより快適にすることができる。ここで重要なことは、好ましい実施例の変形が可能であり、ダンベル装置に1つ以上の付加的な特徴を提供することが可能であることであり、これらの特徴は依然として本考案の精神及び範囲に合致する。
なお、常に、スプラインボルト体23と24を、一般的に、長さ方向に沿って円柱形構造を有するものとして説明し、また、常に、ボス93と94を円弧形とし、カウンターウェイトシートの矩形溝33の円弧溝34と係合する。横断面形状はハンドル部材21内においてぴったり係合するなどの特徴を適用し、ボルト締め面とカウンターウェイトシートの矩形溝33の円弧溝34と係合し、各スプラインボルト体23と24の切り欠き部95と96の平坦面に沿って歯付きの平坦面が設けられることを保証する限り、スプラインボルト体を長方形又は多角形など別の横断面形状に作製してもよい。ダンベル装置のユーザフレンドリーな品質を犠牲にすることなく、このような横断面形状の選択は製造をより容易にすることが可能である。
なお、ボス93と94が必ずしも円弧形である必要はなく、円弧溝34と矩形溝33の代わりに、小さい部材の形状、正方形、又は任意の他の幾何学的形態を用いてもよく、それにより、ボス面と各カウンターウェイトシート上の長い矩形溝である収容部との間において安定している幾何学的連通を実現する。
当然のことながら、上記の内容は本考案の例示的な実施例に関するものであり、以下の特許請求の範囲に記載されている本考案の趣旨及び範囲から逸脱することなく、これらの内容を変更することができることを理解されたい。
本考案の例示的な一実施例による調整可能なダンベルの組み立て使用の斜視図である。 全ての主要な構成要素を見ることができるように、主要な構成要素が対向位置で分離されている図1の調整可能なダンベルを示す。 図1の調整可能なダンベルの分解図である。 調整可能なダンベルロッドアセンブリの斜め側断面図である。 調整可能なダンベルロッドアセンブリの左側ホルダ部材を切断した正面図である。 調整可能なダンベルロッドアセンブリの上面断面図である。 左側ホルダ部材を切り取り且つ調整ペン及び第1の位置を示すダンベルロッドアセンブリの正面図である。 スプラインボルト体によってどのように受け入れられるかを示すカウンターウェイトプレートを示す図である。 第1の位置にある調整キーを示す。 単一のカウンターウェイトプレートを選択したときの正面図である。 1枚のカウンターウェイトプレートを選択したときの左側断面図である。 1枚のカウンターウェイトプレートを選択したときの上面図である。 4枚のカウンターウェイトプレートを選択したときの正面図である。 4枚のカウンターウェイトプレートを選択したときの左側断面図である。 4枚のカウンターウェイトプレートを選択したときの正面断面図である。

Claims (9)

  1. 単一の調整ピンを位置決めすることによってユーザが引き上げようとする所望の数のカ
    ウンターウェイトシートに接続されるダンベルロッドアセンブリであって、
    それぞれに前記ダンベルロッドアセンブリに接続するための1つの溝が開けられる複数
    のカウンターウェイトシートと、
    前記複数のカウンターウェイトシートを前記ダンベルロッドアセンブリに対して位置決
    めするための1つ以上のベース部材と、
    2つのスプラインボルト体であって、前記ダンベルロッドアセンブリの両端のそれぞれ
    に、前記カウンターウェイトシートの前記溝と噛み合い、前記カウンターウェイトシート
    を前記ダンベルロッドアセンブリに接続するための1つのスプラインボルト体がある2つ
    のスプラインボルト体と、を含み、
    前記2つのスプラインボルト体によって前記数のカウンターウェイトを接合し、単一の
    調整ピンの前記位置によって前記数のカウンターウェイトを制御し、ユーザが引き上げよ
    うとする前記カウンターウェイトを調整するために用いられ、
    単一の調整ピンを弾性的に押し下げることができ、押し下げると、単一の調整ピンは1
    つ以上の位置に移動することができ、それにより、所望の数のカウンターウェイトを選択
    し、
    単一の調整ピンはそのうち1つのスプラインボルト体に接続され、単一の調整ピンの移
    動は2つのスプラインボルト体を同時に移動させることができるダンベルロッドアセンブ
    リ。
  2. 前記カウンターウェイトシートは、外周の付近にあり、比較的狭い平行溝と、前記カウ
    ンターウェイトシートの中心付近にあり、比較的広い円弧溝とを有する請求項1に記載の
    ダンベルロッドアセンブリ。
  3. 前記カウンターウェイトシートはブローポリマー材料から作製される請求項1に記載の
    ダンベルロッドアセンブリ。
  4. 前記スプラインボルト体は、前記カウンターウェイトシートの前記平行溝を貫通すると
    ともに、前記カウンターウェイトシートの前記円弧溝と接合するボスを有する請求項1に
    記載のダンベルロッドアセンブリ。
  5. 前記スプラインボルト体は、位置決め歯車の歯と噛み合う歯を複数有する請求項1に記
    載のダンベルロッドアセンブリ。
  6. 前記所望の数のカウンターウェイトシートに対応する固定位置に前記調整ピンが固定さ
    れる調整板をさらに含む請求項5に記載のダンベルロッドアセンブリ。
  7. 調整ピンをベースから離れるように弾性的に配向させるとともに、調整ピンを前記固定
    位置に保持するバネをさらに含み、バネを押し下げることが可能であり、押し下げると、
    調整ピンが移動可能になる請求項6に記載のダンベルロッドアセンブリ。
  8. 前記調整板に前記ダンベルロッドアセンブリが前記調整ピンの各位置に対応する重量が
    タグ付けられる請求項7に記載のダンベルロッドアセンブリ。
  9. ユーザの把持を強化する材料でダンベルロッドアセンブリを被覆する請求項8に記載の
    ダンベルロッドアセンブリ。

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