JP3239784U - 味見扇子 - Google Patents

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Abstract

【課題】飲食、試食にも使用可能で、廃棄物の削減等に寄与する有用性の高い扇子を提供する。【解決手段】中骨に展開可能に支持された防水性地紙と、前記地紙の先端部に展開可能に設けられるとともに、飲食物が挿入保持される防水性袋状カバーとを備えてなる味見扇子であり、好ましくは、味見扇子の袋状カバーが透明素材よりなる。中骨に展開可能に支持された防水性地紙にて構成される複数の扇子のヒダには防水製袋状カバーからなる窪みが形成され、この窪みに異なる食材をのせ、皿として機能させることが出来る。食品を滑り落ちることなく載せる軽食器の機能をもち、食器としての使用後、中骨を閉じて、通常の扇子として使用できる。【選択図】図1

Description

本考案は、飲食物の味見に使用可能な扇子に関する。
調理実習で作成した、発酵調味料、漬物、煮物、湯葉、豆腐、ハム、ジャムを塗ったパン等の試食時、試食用の皿を使用している。飲食物の店舗での試食においても、試食用の皿等の容器が使用される。店ごと、食品ごとあるいはイベント会場等での試食、飲食においてもそれら食品のトレー、茶碗等が供された後は、廃棄される。特許文献1には、複数の皿部を有する立食用トレーが示され、通孔を中心にして回転させて扇子を開くように トレーを開いた状態で、片手で持つ構造が開示されている。しかるに、ここに示されたトレーは扇子でないとともに、使用後に廃棄されるもので、再利用等は意図されていない。
実開平5-29475号公報
本考案は、扇子に着目し、飲食、試食後も使用可能で、廃棄物の削減等に寄与する有用性の高い扇子を得るものである。
本考案は、中骨に展開可能に支持された防水性地紙と、前記地紙の先端部に展開可能に設けられるとともに、飲食物が挿入保持される防水性袋状カバーとを備えてなる味見扇子を提供する。望ましくは袋状カバーが透明素材よりなる味見扇子を提供する。
本考案においては、中骨に展開可能に支持された防水性地紙にて構成される複数の扇子のヒダには防水製袋状カバーからなる窪みが形成され、この窪みに異なる食材(例えば志ば漬け、梅干し、キムチ、豆腐、湯葉、酢の物、塩焼きえび、焼き鳥等)をのせる皿として機能させることが出来る。これらの食品を滑り落ちることなく載せる軽食器の機能を発揮させ、食器としての使用後、中骨を閉じて、通常の扇子として使用できる。
本考案の一実施形態の扇子の飲食での使用状態を示す図である。 (a)同扇子の組み立て途中の状況の一例を示す図である。 (b)同扇子の組み立て途中の状況の他の例を示す図である。 同扇子の折り畳み状態を示す図である。
本考案の扇子は、図1に示すように、竹材よりなる2本の親骨1a、1b間に竹材よりなる3本の中骨2a,2b,2cが配置され、2本の親骨と3本の中骨は要部4で指示され、ここを支点に回動可能に支持される。2本の親骨と3本の中骨の上半部全面に扇面となる地紙5が設置され、地紙5は2本の親骨と3本の中骨部分で接着され、中骨間で折り曲げ可能である。なお、中骨の本数は、所望の扇子に応じて選択される。6は地紙5に設けられる湾曲上の保持シートで防水性素材(防水紙、シリコン、ビニール等)よりなり、先端部6aには湾曲状の補助シート16が固着されている。このシート16も防水性素材(防水紙、シリコン、ビニール等)よりなる。補助シート16の中央部を手で上方に開放させて、保持シート6と補助シート16の間隙部よりなるポケット部(窪み)10が作成されている。防水シート6と補助シート16で形成されたポケット部(窪み)10は防水性袋状カバーとなりこの部分を飲食物保持する食器として使用する。たとえば図1に示すように、味見用の食材(かまぼこ、枝豆、レモン、シソ菜)を落下することなく保持し、扇子を食器として使用出来る。この扇子は、折り畳み線(一点鎖線)7の部分で通常の扇子と同様に折り畳むことが出来る。なお、扇子の大きさは、一例として比較的使用頻度の高い直径21cmを用いれば良い。
この扇子の制作組み立ては、図2(a)に示すように、シート6の上端部6aとシート16の下辺部16a、シート6の両側辺部6bとシート16の両側辺部16bを接着材で固着して行う。また、一体の防水シートから図2(b)に示すように、シート6とシート16を切り出し、シート6を地紙5に貼り付け後、折り目11にて折ることにより、図1の窪み10を作成することも可能である。
このように作成された扇子は、中骨の間の地紙5を、一点鎖線7の部分で折ることで図3に示すように、折り畳むことが出来る。図3の扇子を開きシート16の端部からシート6と16間に指を挿入してシート16を上方外側に展開すると、図1に示すポケット部(窪み)10が作成される。図1に示すように、扇子のシート6で形成された防水の窪み10を利用し、この窪みに異なる食材{図1に示す他(志ば漬け、梅干し、キムチ、豆腐、湯葉、酢の物、塩焼エビ、焼き鳥等)を載せる皿として機能させることが出来る。このように、たとえば味見用食品を載せる軽食器の機能を兼ねた扇子を得ることが出来る。防水シート6、16は透明素材を使用しており、窪み部10内の食品・飲食物の外観状態を透視することが可能となり、少々(2,3ml)の汁気のある食材にも対応でき、液体も、15ml~27ml程度の試飲も可能である。
また。窪み部10は扇子としての使用時、空気の抵抗が大きく90の扇子と比較して、多量の空気を動かせるメリットもある。このように、扇子を持ち運び、味見食器として使用すると、ゴミの減量に貢献出来る。シート6と16が透明であれば、地紙5の絵柄、印刷広告等を見ることも可能となる。
本考案の扇子の利用の仕方を説明する。調理実習等においては、発酵調味料(固形、液状)、漬物、煮物、湯葉、豆腐、ハム、ジャムを塗ったパン等の多種食品の味見・試食を行うことが多い。本考案の防水性の窪み10活用し、簡易な食器として使用する。窪み10に少量の食品を箸等で入れ、試食する。異なる素材を試食する場合、取り替えシート(防水、防汚)を窪み10に設置して使用すると自己管理の下で一時的に清潔さを担保することが可能である。この扇子の調理実習以外に使用する頻度の高い場所としては、デパート地下、イベント会場、地域活動を想定している。この味見扇子としての使用後は、そのまま、扇子として使用できる。このとき、必要に応じて、窪み部10の拭き取りや、洗浄を行うことも可能である。味見扇子として使用後、コンパクトに折り畳むことが可能である。
本考案の味見扇子は、常に持ち運んで使用する扇子を改良し、飲食器の機能を発揮することができ、試食時等で使用されその都度廃棄される食器を不要とし、廃棄物の削減に大きく貢献するものである。
1a、1b 親骨
2a、2b、2c中骨
4 要部
5 地紙
6 16 防水シート
10 窪み

Claims (2)

  1. 中骨に展開可能に支持された防水性地紙と、前記地紙の先端部に展開可能に設けられるとともに、飲食物が挿入保持される防水性袋状カバーとを備えてなる味見扇子。
  2. 袋状カバーが透明素材よりなる請求項1記載の味見扇子
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