JP3239677U - 遠隔診療用被診療者側情報処理端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】遠隔診療での診断の質を向上させる被診療者側情報処理端末を提供する。【解決手段】被診療者側情報処理端末1はブース1hを有しており、ブース1h内には、遠隔診療を受ける患者6が入る主要内部空間1eに加えて、看護師5が待機する補助内部空間1fが設けられている。医師4が血液検査等を必要と考えた時、医師4は看護師5に指示して血液の採取と分析等を実施し、結果を医師4に連絡する。その結果、医師4は患者6の問診だけでなく、生体検査等を通して正確な診断を下せる。【選択図】図1

Description

本考案は遠隔診療システムに係り、詳しくは遠隔診療システム、遠隔健康相談システム等の一部を構成する被診療者側情報処理端末に関する。
遠隔診療システムとは、医師が医師の勤務する病院等から離れた遠隔地にいる患者と情報処理機器およびインターネット等情報通信経路を介して問診し、患者の生体情報を得て診療するシステムである(特許文献1)。特許文献1の診療支援システムは利用者端末と該利用者端末に接続された医療機関端末の両者に接続された遠隔診療支援装置を有しており、遠隔診療支援装置は利用者端末から得られ情報に基づき診療方針提案書を利用者端末と医療機関端末に送信し、医師と患者の問診等の時間を短縮して診療を促進することに寄与する。
しかしながら、従来の遠隔診療システムでは、利用者端末と医療機関端末がどのような環境に置かれて稼働するのかについて何も開示していない、医療機関端末は病院や診療所に設置されるものと想像できるが、利用者端末の設置環境について考慮した形跡はない。そこで本実用新案登録出願人は令和2年11月3日付で出願した特許出願において、患者等利用者の便宜を図れる被診療者側情報処理端末(特許文献2)を提案した。
特許第6764202号
特開2022-075420号
本出願人が特許出願した発明では、箱体内の患者の発する声や再生される医師の声を箱体外部において意味を不明にさせる音声防護手段を箱体に関連して設けた。その結果、医師と患者の問診や診療行為が箱体内で行われても、患者の個人情報を保護でき、被診療者側情報処理端末を不特定多数の者が出入りする公共空間等に設置できるようになったので、被診療者側情報処理端末を利用する患者の利便を図れるようになった。
ところが既に特許出願した発明では患者の付き添いについては記述があるものの、看護師等診療補助者について明確な考慮をしていなかった。一般に、診療においては医師が患者に病状の説明を求める問診だけでなく、様々な検査を通して患者の生体情報を得てから医師は診断を下す。特許文献2では検温や血圧測定など患者自身が測定器具等を自ら使用してその結果を医師に伝達することについて説明されているが、医師は診断にあたり血液の採取やX線撮影など患者自身ではなし得ない医療補助行為も必要となる場合もある。
上記問題点に鑑み、本考案では箱体内で診療補助行為を実施可能にし、もって遠隔診療の質の向上を図ることを目的としている。
問題を解決するための手段
本考案に係る被診療者側情報処理端末は、医療従事者が操作する医療従事者側情報処理端末に情報通信経路を介して接続し医療従事者が被診療者との少なくとも会話を通して遠隔診療を可能ならしめる被診療者側情報処理機器と、被診療者と被診療者側情報処理機器とを収納する主要内部空間を画成してこの主要内部空間内で被診療者に被診療者側情報処理機器を操作させしめると共に不特定多数の人が侵入可能な外部空間に設置された箱体とを備えており、この箱体には補助内部空間が設けられており診療補助者が補助内部空間で被診療者に対して遠隔診療を補助する診療補助行為を実施できるようにした。
前記補助内部空間には診療補助者が操作して診療補助行為に使われる診療器具が備えられていてもよく、補助内部空間を主要内部空間から壁体で分離独立させ、診療補助者が被診療者に診療補助行為を施している間、主要内部空間では新たな被診療者が遠隔診療を受けられるようにしてもよい。更に、箱体には医療従事者が被診療者とは別に医療補助者に指示を与える通信手段を設けてもよい。
考案の効果
被診療者、例えば患者は主要内部空間で被診療者側情報処理機器を使用して医療従事者側情報処理端末の医療従事者、例えば医師と会話をして診察を受ける。ここで医療従事者が被診療者から更なる生体情報を取得して診断を下したいと考えた場合には、診療補助者、例えば看護師やレントゲン技師にその旨指示する。診療補助者は補助内部空間があるので必要な検査器具、例えば血液採取器具やポータブルレントゲン撮影機を使用して被診療者の生体情報を取得できる。このような生体情報は適宜医療従事者に伝達されて、医療従事者は信頼性の高い診断を下せる。
本考案の一実施形態を表すシステム構成図である。 本考案の他の実施形態を表すシステム構成図である。
図1において、1は被診療者側情報処理端末であり、被診療者側情報処理端末1は情報通信経路として機能するインターネット2を介して医療従事者側情報処理端末3に接続されている。医療者側情報処理端末3は医療従事者である医師4が使用し、被診療者側情報処理端末1は診療補助者5である例えば看護師と被診療者である患者6が使用する。被診療者側情報処理端末1と医療従事者側情報処理端末3は情報処理機器1a、3aをそれぞれ有しており、情報処理機器1a,3aはインターネット2を介して相互に情報を交換可能である。この実施形態では、マイクロフォン、スピーカー1b、3bとカメラ1c、3cで音声と画像をデータに変換し、相手方の情報処理機器3a,1aで再生する。また、医師4はマイクロフォン、スピーカー3bと音声受信機1dを使って診療補助者5に診療補助行為、例えば採血等を指示できる。情報処理機器1a,3aとしてはパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン等既存の製品にオペレイティングシステムの管理下で選択的に実行されて遠隔診療を実現するアプリケーションプログラムと、医師4と診療補助者5との通信に必要な所定の機能を実現するアプリケーションプログラムをインストールして使用される。
遠隔診療は次のようにして実施される。患者は情報処理機器1aを使用できる主要内部空間1e内に着席し、診療補助者5は補助内部空間1fで待機する。本実施形態では主要内部空間1eは補助内部空間1fと一部重なっており、診療補助者5は患者6を主要内部空間1eに着座させたままで診療補助行為、例えば採血を実施できる。情報処理機器1aがインターネット2を介して情報処理機器3aと接続されると、医師4は患者6に問診を開始し、患者6自身で実施できる、例えば検温などをさせて問診を続ける。医師4は診療補助行為、例えば血液検査の結果を知りたいと思ったときには、診療補助者5にマイクロフォン3bと音声受信機1dを介して診療補助行為を指示する。血液検査の結果は診療補助者5から医師4に伝えられ、医師4は患者6に診断を通知する。このように医師4は患者6から得られる情報だけでなく、診療補助行為で得られる情報も考慮できるので、診断の質を向上できる。
被診療者側情報処理端末1は箱体として機能するブース1hを有しており、主要内部空間1eと補助内部空間1fはブース1h内に画成されている。このブース1hは特許文献2に開示されているブースに類似の構成、防音機能を有しており、化粧ボード1jと防音層1kで造られている。化粧ボード1jの内側に主要内部空間1eと補助内部空間1fが作られており、内部空間1e、1fには扉1mで外部空間として機能する公共空間1nから入退出できる。公共空間1nは不特定多数の人7が有料または無料で侵入し往来する空間であり、外部空間として機能する。公共空間1nとしては、例えば駅ビル、駅構内、駅のプラットホーム、デパートなど商業施設、公園などであり、許可を受けて初めて入退出できる企業の事務所、工場、病院、学校等は公共空間1nに含まれない。
診療者側情報処理端末3はクリニック9の建物内に設置されており、情報処理機器3aは患者6たちの過去の診療データの保存する電子カルテ用情報処理機器9aにも接続されている。このクリニック9には、医療補助者5の待機室9bが設けられており、看護師や診療放射線技師など診療補助者5,5は医師4の指示で待機室9bから必要な検査機器や医療器具等の診療器具9cを携えて、補助内部空間1fに出向く。
診療補助行為は採血やレントゲン撮影、リハビリテーションのための運動、鍼灸の施術、マッサージ等診療補助者5がいなければ実施できない行為に限定されず、検温や血圧測定、患部の拡大鏡の操作等、患者が自分で実施できる行為を介助する行為も含まれる。特に、患者が高齢だったり、肢体に障害を持つ人などの場合、診療補助者5の介助を受けることで遠隔診療を円滑に実施できる。
図2は本考案の他の実施形態を描いており、被診療者側情報処理端末11は図外のインターネットを介して診療者側情報処理端末(不図示)に接続される。被診療者側情報処理端末11の構成のうち、既に説明した被診療者側情報処理端末1の対応する構成には、同一符号を付して、簡略のため詳細な説明を省略する。
ブース11hの内部は隔壁11a、11bと隔壁11a、11bに取り付けられた扉11c、11dにより、主要内部空間11eと補助内部空間11fが扉11mから出入りできる通路12から分離されている。補助内部空間11fには収納庫11hが設置されており、診療器具11j、例えばポータブルx線撮影機、リハビリテーション器具、血液分析機、鍼灸の治療具、検眼機器等が収納庫11h内に常備されている。また、診療補助者15は補助内部空間11fに勤務時間中は常駐している。したがって、診療補助者15用のロッカー等も備えられているが、図示していない。
図2の実施形態では、主要内部空間11eが補助内部空間11fから隔壁11a、11bで分離されているので、医師の診療行為と診療補助者15の診療補助行為を複数の患者6に並行して実施できる。
以上、一実施形態と他の実施形態を説明してきたが、本考案はこれら実施形態に限定されず、様々な変更が可能である。例えば、情報通信経路はインターネットに限定されず、電話回線、無線通信網、専用回線であってもよいし、医療補助者5は医師4からの指示をマイクロフォン、スピーカー1b、1cで受け取ってもよい。この変形例では、音声受信機1dを省略できる。
医療従事者は歯科医あるいは医師からの指示に基づき患者6に必要な説明、例えば食事の制限、リハビリテーション、家庭で実施すべき運動等を日常生活の注意点を指導する助手であってもよい。また、診療補助者5は看護師以外の専門的技能を有する者、例えば保健師、助産師、歯科衛生士、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、視能訓練士、臨床工学士、義肢装具士、言語聴覚士、救急救命士、公認心理士。診療放射線技師。鍼灸マッサージ師等であってもよい。また、診療補助者5は情報処理機器1aの操作を患者に6に教える情報処理機器の習熟者であってもよい。
一実施形態では診療補助者5はクリニック9内で待機、診療補助器具9cを持参して補助内部空間1fに出向く、主要内部空間1eと補助内部空間1fを一部共通させている。一方、他の実施形態では診療補助者15は補助内部空間11fに常駐、診療補助器具は常備、主要内部空間11eと補助内部空間11fを分離した。しかしながら、これら3要素を別の組み合わせにして実施してもよく、待機所9bはクリニック9外に設けてもよい。
診療補助者5はクリニック9とは別の被診療者側情報処理端末1,11に最寄りのクリニックから派遣されてもよい。この変形例の場合、医師4が最寄りのクリニックに連絡を取って、医療補助者5の派遣を要請するかもしれない。
1, 11は被診療者側情報処理端末、
1aは被診療者側情報処理機器、
1e、11eは主要内部空間、
1f、11fは補助内部空間、
1hはブース(箱体)、
1nは公共空間(外部空間)
2はインターネット(情報通信経路)、
3は医療従事者側情報処理端末、
4は医師(医療従事者)
5は看護師等(診療補助者)、
6は患者(被診療者)、
7は不特定多数の人、
9はクリニックである。

Claims (4)

  1. 医療従事者が操作する医療従事者側情報処理端末に情報通信経路を介して接続し、前記医療従事者が被診療者との少なくとも会話を通して遠隔診療を可能ならしめる被診療者側情報処理機器と、
    前記被診療者と前記被診療者側情報処理機器とを収納する主要内部空間を画成して、該主要内部空間内で前記被診療者に前記被診療者側情報処理機器を操作させしめるとともに、不特定多数の人が侵入可能な外部空間に設置された箱体とを備えた被診療者側情報処理端末において、
    前記箱体内に補助内部空間を設け、診療補助者が前記補助内部空間で前記被診療者に対して前記遠隔診療を補助する診療補助行為を実施できるようにしたことを特徴とした被診療者側情報処理端末。
  2. 前記補助内部空間には前記診療補助者が操作して前記診療補助行為に使われる診療器具が備えられている請求項1記載の被診療者側情報処理端末。
  3. 前記補助内部空間は前記主要内部空間から壁体で分離されており、前記診療補助者が前記補助内部空間で前記被診療者に実施する前記診療補助行為を前記主要内部空間内で実施される遠隔診療と並行実施可能ならしめる請求項1記載の被診療者側情報処理端末。
  4. 前記医療従事者が前記診療補助者に指示を伝える通信手段を更に設けた請求項1記載の被診療者側情報処理端末。
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