JP3239465U - 燃焼材及び燃焼具セット - Google Patents

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太郎 阿久澤
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株式会社東海製蝋
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Abstract

【課題】 簡便に燃焼に供する量を調整でき、着火性に優れた燃焼材を提供する。【解決手段】 燃焼材10は、燃焼剤aが含侵された複数の糸状部材11の集合からなる。【選択図】図1

Description

本考案は、燃焼材及び燃焼具セットに関する。
従来、ゲル状及び固体状であって、着火材として用いることが可能な燃焼材がある。ゲル状の着火材は、例えば、炭や薪等の燃料に付着され、燃料への着火を促進するために用いられることがある。
また、固体状の着火材は、例えば、紙や炭、おがくず等に、油等の可燃性液体を染み込ませてなり、燃料の近くに置かれ、燃料への着火を促進するために用いられることがある。
例えば、特開2017-160367号公報には、紙または不織布からなる扁平な基材の繊維間に略均等に浸透して固化したワックスを有する燃焼部を備えた紙状燃焼体が開示される。
特開2017-160367号公報
しかしながら、従来のゲル状の着火材は、特に燃焼に供する量が十分でなく着火が進まないとき、使用者が容器を手に持って燃焼中の着火材に追加の着火材を振りかけると、振りかけた着火材を介して容器に引火する懸念があり、燃焼に供する量の調整が難しい。
また、従来の固体状の着火材は、着火材自体が着火し難いという課題がある。
そこで、本考案は、簡便に燃焼に供する量を調整でき、着火性に優れた燃焼材及び燃焼具セットを提供することを目的とする。
請求項1に係る考案は、燃焼剤が含侵された複数の糸状部材の集合からなる燃焼材である。
請求項2に係る考案は、請求項1に記載の考案においてさらに、前記燃焼剤は、蝋を含み、複数の前記糸状部材の各々は、前記蝋が含侵された撚糸からなるものである。
請求項3に係る考案は、請求項1又は2に記載の考案においてさらに、複数の前記糸状部材の各々は、長さ方向に細切れ状の撚糸からなるものである。
請求項4に係る考案は、燃焼材と皿を有する燃焼具セットである。前記燃焼材は、燃焼剤を含む複数の糸状部材を有する。前記皿は、前記燃焼材が載置される。
請求項5に係る考案は、請求項4に記載の考案においてさらに、前記燃焼材に着火するための着火具を有するものである。
請求項6に係る考案は、請求項4又は5に記載の考案においてさらに、前記皿は、上側に皿用燃焼剤が固着されるものである。
(請求項1)
(A)使用者は、簡便に、手指で摘んで量を増減することによって燃焼に供する燃焼材の量を調整可能である。
(B)燃焼材は、糸状部材を有してなり、着火性に優れる。燃焼材は、糸状部材に含侵された燃焼剤によって燃焼性が向上する。また、燃焼材は、燃焼して燃焼剤が気化することによって燃焼残滓の量を減少させる。
(C)使用者は、手指で複数の糸状部材の各々の間に適度な隙間が形成されるように解して燃焼用空気の供給量を増加させることにより、燃焼材の燃焼を速くすることができる。一方、使用者は、手指で複数の糸状部材が互いに密着するように固めて燃焼用空気の供給量を減少させることにより、燃焼材の燃焼を遅くすることができる。したがって、使用者は、簡便に、燃焼用空気の供給量を増減させ、燃焼材の燃焼の速さを調整可能である。
(D)燃焼材は、従来破棄されていた蝋燭の製造工程で生じる蝋燭の芯の切断端を利用し、安価に製造可能である。
(請求項2)
(E)複数の糸状部材の各々は、蝋が含侵された撚糸からなる。これにより、燃焼材は、より着火性及び燃焼性を高めることができる。
(請求項3)
(F)複数の糸状部材の各々は、長さ方向に細切れ状の撚糸からなる。したがって、燃焼材は、手指で適量を摘むことが容易であり、取扱性に優れる。
(請求項4)
(G)燃焼具セットは、燃焼剤を含む複数の糸状部材を有する燃焼材と、燃焼材が載置される皿と、を有する。これにより、燃焼具セットは、皿の上で、長時間に亘り、燃焼材を燃焼させることができる。
(請求項5)
(H)燃焼具セットは、燃焼材に着火するための着火具を有する。使用者は、即座に、着火具を用いて燃焼材に着火することができる。
(請求項6)
(I)皿には、皿用燃焼剤が固着される。これにより、燃焼具セットは、燃焼時間をより長くすることができる。
本考案によれば、簡便に燃焼に供する量を調整でき、着火性及び燃焼性に優れた燃焼材及び燃焼具セットを提供することを目的とする。
本考案の実施形態に係る、燃焼具セットの構成図である。 本考案の実施形態に係る、燃焼具セットの燃焼材を説明するための説明図である。 本考案の実施形態に係る、燃焼具セットの使用状態を説明する説明図である。 本考案の実施形態に係る、固形燃料の着火材として燃焼材を使用する例を説明するための説明図である。 本考案の実施形態の変形例に係る、燃焼具セットの皿の構成を説明するための断面図である。
以下、図を参照しながら、本考案の実施形態を説明する。
図1は、燃焼具セット1の構成図である。図2は、燃焼材10を説明するための説明図である。
図1に示すように、燃焼具セット1は、燃焼材10、皿20及び着火具であるマッチ30を有する。
図2に示すように、燃焼材10は、燃焼剤aが含侵された複数の糸状部材11の集合からなる。蝋は、常温において固化され、燃焼性に優れる。燃焼剤aは、例えば、パラフィンワックスを主成分とした蝋である。複数の糸状部材11は、含侵した蝋によって互いに絡み合った状態で保形される。
糸状部材11は、例えば、3本の原糸12を撚り合わせた糸束13を7束撚り合わせ、長さ方向に細切れ状にしてなる。
糸状部材11は、従来破棄されていた蝋燭の製造工程で生じる蝋燭の芯の切断端を用いて製造可能である。蝋燭を製造する際には、円形穴を有する金型が用意され、金型の円形穴の中心軸線に沿うように蝋燭の芯が配置され、金型の上部に設けられた注入口から加熱溶解された蝋が注入され、金型内に注入された蝋が冷却固化される。金型の円形穴の注入口側で冷却固化された蝋燭の端部には、蝋燭を使用する際に燭台の固定針を差し込むことができるように、冷却固化の過程で蝋が収縮して凹陥し、開口部から奥部に向かうにつれて内径が小さくなる、すり鉢状の穴部が形成される。金型から取り出された蝋燭は、穴部の開口径を整えることができるように、穴部の内周を横断するように端部が芯ごと切断される。蝋燭から切断された切断端を釜に投入して再加熱すると、蝋が溶解し、蝋の中に芯が浮遊する。網によって溶解した蝋の中から浮遊した芯が掬われ、プレス機の押圧によって芯から余分な蝋が絞り出され、裁断機によって芯が長さ方向に細切れ状にされることにより、糸状部材11は、製造される。再加熱によって溶解された蝋と、プレス機によって絞り出された蝋は、他の蝋燭の製造に使用可能である。
皿20は、陶磁器等からなり、外周から中央へ向けて凹みのある円形平皿形状を有する。皿20には、燃焼材10が載置される。
マッチ30は、燃焼材10に着火するために用いられる。
図3は、燃焼具セット1の使用状態を説明する説明図である。
燃焼材10、皿20及びマッチ30は、不図示の収容箱に収容される。図3に示すように、使用者は、収容箱から燃焼材10、皿20及びマッチ30を取り出し、皿20の上に適量の燃焼材10を解して載置し、マッチ30で着火することによって燃焼材10を燃焼させる。
図4は、固形燃料Fの着火材として燃焼材10を使用する例を説明するための説明図である。
燃焼材10は、皿20に載置して燃焼させる他、固形燃料Fの着火材として使用することも可能である。図4では、燃焼材10は、固形燃料Fである木片や炭等の下方に配置され、固形燃料Fの着火に用いられる。
(実施形態の変形例)
実施形態では、皿20に燃焼剤が固着されていないが、皿20に燃焼剤が固着されてもよい。
図5は、燃焼具セット1の皿20aの構成を説明するための断面図である。図5に示すように、皿20aの中央部には、皿用燃焼剤21が固着される。皿用燃焼剤21は、糸状部材11に含侵された燃焼剤aと同様の成分を有する。使用者が皿20aに燃焼材10を載置し、マッチ30によって燃焼材10に着火すると、燃焼材10の燃焼によって発生した熱によって皿用燃焼剤21が溶解及び気化し、燃焼される。
(作用効果)
本実施形態及び変形例によれば、以下の作用効果を奏する。
(a)使用者は、簡便に、手指で摘んで量を増減することによって燃焼に供する燃焼材10の量を調整可能である。
(b)燃焼材10は、糸状部材11を有してなり、着火性に優れる。燃焼材10は、糸状部材11に含侵された燃焼剤aによって燃焼性が向上する。また、燃焼材10は、燃焼して燃焼剤aが気化することによって燃焼残滓の量を減少させる。
(c)使用者は、手指で複数の糸状部材11の各々の間に適度な隙間が形成されるように解して燃焼用空気の供給量を増加させることにより、燃焼材10の燃焼を速くすることができる。一方、使用者は、手指で複数の糸状部材11が互いに密着するように固めて燃焼用空気の供給量を減少させることにより、燃焼材10の燃焼を遅くすることができる。したがって、使用者は、簡便に、燃焼用空気の供給量を増減させ、燃焼材10の燃焼の速さを調整可能である。
(d)燃焼材10は、従来破棄されていた蝋燭の製造工程で生じる蝋燭の芯の切断端を利用し、安価に製造可能である。
(e)複数の糸状部材11の各々は、蝋が含侵された撚糸からなる。これにより、燃焼材10は、より着火性及び燃焼性を高めることができる。
(f)複数の糸状部材11の各々は、長さ方向に細切れ状の撚糸からなる。したがって、燃焼材10は、手指で適量を摘むことが容易であり、取扱性に優れる。
(g)燃焼具セット1は、燃焼剤aを含む複数の糸状部材11を有する燃焼材10と、燃焼材10が載置される皿20、20aと、を有する。これにより、燃焼具セット1は、皿20、20aの上で、長時間に亘り、燃焼材10を燃焼させることができる。
(h)燃焼具セット1は、燃焼材10に着火するための着火具を有する。使用者は、即座に、着火具を用いて燃焼材10に着火することができる。
(i)皿20aには、皿用燃焼剤21が固着される。これにより、燃焼具セット1は、燃焼時間をより長くすることができる。
本実施形態によれば、燃焼材10及び燃焼具セット1は、簡便に燃焼に供する量を調整でき、着火性及び燃焼性に優れる。
すなわち、燃焼材10は、燃焼剤aが含侵された複数の糸状部材11の集合からなる。
燃焼剤aは、蝋を含む。複数の糸状部材11の各々は、蝋が含侵された撚糸からなる。
複数の糸状部材11の各々は、長さ方向に細切れ状の撚糸からなる。
燃焼具セット1は、燃焼剤aを含む複数の糸状部材11を有する燃焼材10と、燃焼材10が載置される皿20、20aと、を有する。
燃焼具セット1は、燃焼材10に着火するための着火具を有する。
皿20aは、上側に皿用燃焼剤21が固着される。
以上、本考案の実施例を図面により詳述したが、本考案の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本考案に含まれる。例えば、実施形態では、燃焼材10が蝋燭の芯の切断端を用いて製造される例を説明したが、これに限定されない。蝋を溶解した釜の中に、蝋燭の芯の切断端ではない糸状部材11を投入し、糸状部材11に蝋を含侵させることにより、燃焼材10が製造されてもよい。
また、実施形態では、糸状部材11が、3本の原糸12を撚り合わせた糸束13を7束撚り合わせてなる例を説明したが、糸状部材11は、3本以外の原糸12を有するものであってもよいし、7束以外の糸束13を有するものであってもよいし、単糸であってもよいし、凧糸であってもよいし、チューブ状に編まれた糸であってもよい。
また、実施形態では、燃焼剤aがパラフィンワックスを主成分とした蝋である例を説明したが、これに限定されない。燃焼剤aは、木蝋、ハゼ蝋等の植物系蝋や、蜜蝋等の動物系蝋を主成分としたものであってもよいし、糸状部材11に含侵されるものであれば、他の液体炭化水素原料や燃料を主成分としたものであってもよい。
また、実施形態では、着火具がマッチ30である例を説明したが、これに限定されない。着火具は、例えば、ライターでもよい。
また、実施形態の変形例では、皿用燃焼剤21が糸状部材11に含侵された燃焼剤aと同様の成分を有する例を説明したが、これに限定されない。皿用燃焼剤21は、糸状部材11に含侵された燃焼剤aとは異なる成分を有するものであってもよい。
本考案によれば、簡便に燃焼に供する量を調整でき、着火性及び燃焼性に優れた燃焼材及び燃焼具セットを得ることができる。
1 ・・・燃焼具セット
10・・・燃焼材
11・・・糸状部材
12・・・原糸
13・・・糸束
20・・・皿
20a・・皿
21・・・皿用燃焼剤
30・・・マッチ
a ・・・燃焼剤


Claims (6)

  1. 燃焼剤が含侵された複数の糸状部材の集合からなる燃焼材。
  2. 前記燃焼剤は、蝋を含み、
    複数の前記糸状部材の各々は、前記蝋が含侵された撚糸からなる、請求項1に記載の燃焼材。
  3. 複数の前記糸状部材の各々は、長さ方向に細切れ状の撚糸からなる、請求項1又は2に記載の燃焼材。
  4. 燃焼剤を含む複数の糸状部材を有する燃焼材と、
    前記燃焼材が載置される皿と、
    を有する燃焼具セット。
  5. 前記燃焼材に着火するための着火具を有する、請求項4に記載の燃焼具セット。
  6. 前記皿は、上側に皿用燃焼剤が固着される、請求項4又は5に記載の燃焼具セット。

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