JP3238373U - 紫外線によって滅菌された空気を呼吸するチューブ - Google Patents
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Abstract
【課題】ウイルスの感染対策として、患者に装着することによって大気中に放出される活性なウイルスは激減し健常者が装着することによって吸入する活性なウイルスが減り感染の機会が減るチューブを提供する。【解決手段】直径１０～２０ｍｍの紫外線遮蔽性のプラスチック素材でできた長さ２０～３０ｃｍの管の中央付近の側壁に２６０ｎｍ付近の波長で管の内腔を照らすように紫外線発光ダイオード７を装着したチューブ３であって、チューブの両端から紫外線が漏れないように、両端が屈曲した形状５、９を有する。また、チューブの一端は一般のＮ９５マスクと顔の間からさしこみ使用するが、チューブとマスクの隙間を埋めるように、楕円形のクッション２の中央を貫くように固定された形状を有する。【選択図】図１
Description
本考案は、２６０ｎｍ付近の紫外線によるウイルス不活化に関する
最近、新型コロナウイルスの不活化に２６０ｎｍ付近の波長の紫外線照射が有効であるという発表は枚挙にいとまがありません。
２ｃｍの距離からの２８０ｎｍの紫外線照射を１秒あてるだけで新型コロナウイルスにかなりのダメージを与えることまで分かってきました。
しかし、紫外線は人体に照射されないよう正しく使わないと目や皮膚に障害を残してしまう危険性があります。
従来の紫外線光源は低圧にしたガラス管内の水銀蒸気中に放電する紫外線ランプによる波長２５３．７ｎｍの紫外光であったが携帯用に小型化することは困難であった。近年、水銀を使用せず、寿命も長く、消費電力も少なく紫外線波長域も狭く小型で使いやすい紫外線発光ダイオードが開発され市販されています。
２ｃｍの距離からの２８０ｎｍの紫外線照射を１秒あてるだけで新型コロナウイルスにかなりのダメージを与えることまで分かってきました。
しかし、紫外線は人体に照射されないよう正しく使わないと目や皮膚に障害を残してしまう危険性があります。
従来の紫外線光源は低圧にしたガラス管内の水銀蒸気中に放電する紫外線ランプによる波長２５３．７ｎｍの紫外光であったが携帯用に小型化することは困難であった。近年、水銀を使用せず、寿命も長く、消費電力も少なく紫外線波長域も狭く小型で使いやすい紫外線発光ダイオードが開発され市販されています。
Ｃｈｉｅｈ－Ｗｅｎ Ｌｏ，Ｒｙｏｓｕｋｅ Ｍａｔｓｕｕｒａ，Ｋａｚｕｋｉ Ｉｉｍｕｒａ，Ｓａｔｏｓｈｉ Ｗａｄａ，Ａｔｓｕｓｈｉ Ｓｈｉｎｊｏ，Ｙｏｓｈｉｍｉ Ｂｅｎｎｏ，Ｍａｓａｒｕ Ｎａｋａｇａｗａ，Ｍａｓａｍｉ Ｔａｋｅｉ ａｎｄ Ｙｏｋｏ Ａｉｄａ．ＵＶＣ ｄｉｓｉｎｆｅｃｔｓ ＳＡＲＳ－ＣｏＶ－２ ｂｙ ｉｎｄｕｃｔｉｏｎ ｏｆ ｖｉｒａｌ ｇｅｎｏｍｅ ｄａｍａｇｅ ｗｉｔｈｏｕｔ ａｐｐａｒｅｎｔ ｅｆｆｅｃｔｓ ｏｎ ｖｉｒａｌ ｍｏｒｐｈｏｌｏｇｙ ａｎｄ ｐｒｏｔｅｉｎｓ，Ｓｃｉｅｎｔｉｆｉｃ Ｒｅｐｏｒｔｓ，１０．１０３８／ｓ４１５９８－０２１－９３２３１－７
Ｈｉｒｏｋｏ Ｉｎａｇａｋｉ，Ａｋａｔｓｕｋｉ Ｓａｉｔｏ，Ｈｉｒｏｎｏｂｕ Ｓｕｇｉｙａｍａ，Ｔａｍａｋｉ Ｏｋａｂａｙａｓｈｉ，Ｓｈｏｕｉｃｈｉ Ｆｕｊｉｍｏｔｏ．Ｒａｐｉｄ ｉｎａｃｔｉｖａｔｉｏｎ ｏｆ ＳＡＲＳ－ＣｏＶ－２ ｗｉｔｈ ｄｅｅｐ－ＵＶ ＬＥＤ ｉｒｒａｄｉａｔｉｏｎ．Ｅｍｅｒｇｉｎｇ Ｍｉｃｒｏｂｅｓ＆Ｉｎｆｅｃｔｉｏｎｓ９：１７４４－１７４７，２０２０
新型コロナウイルスの感染対策としてマスク、換気、アルコール消毒は大切ですが、それだけでは感染を抑えきることは困難です。大気中のウイルスを不活化しなければ感染は広がってしまいます。紫外線を照射すればウイルスは不活化しますが、紫外線は人体に照射されないよう正しく使わないと目や皮膚に障害を残してしまう危険性があります。
遮蔽空間内の空気を紫外線で滅菌し、中の空気を換気すれば大気中のウイルスは安全に不活化されていきます。この滅菌された空気を呼吸するチューブをつくります。
本考案の装置は水際作戦として感染の疑いのある入国者に装着してもらうこともできるし、あるいは一般のウイルス感染症の患者さんに装着してもらえば吐き出すウイルスが不活化されるため隔離の必要もなくなります。さらには、健常者が感染の危険性のあるところへ出かけるときも装置を装着すれば安心して出かけることができるようになります。
たとえ一つの国が水際作戦としてこれを用いてウイルス絶滅に成功しても世界のどこかでウイルスが蔓延しておれば、いつまでも水際作戦を続けなければなりません。そこで、本考案の装置のように汎用性、簡便性、安全性を兼ね備え安価なものであればウイルス蔓延地域にこの装置を輸送しウイルスの撲滅を図ることもできます。
たとえ一つの国が水際作戦としてこれを用いてウイルス絶滅に成功しても世界のどこかでウイルスが蔓延しておれば、いつまでも水際作戦を続けなければなりません。そこで、本考案の装置のように汎用性、簡便性、安全性を兼ね備え安価なものであればウイルス蔓延地域にこの装置を輸送しウイルスの撲滅を図ることもできます。
チューブ本体は直径１０～２０ｍｍで、紫外線遮蔽性のプラスチック素材様の物質でできており柔軟性あり。チューブの口側にはマスクと顔の隙間を塞ぐクッションがついている。チューブ内腔には紫外線ＬＥＤ発光装置の発光部があり、その上下のチューブは紫外線が外に漏れないよう屈曲している。紫外線ＬＥＤ発光装置はコードにより携帯バッテリーに接続されている。チューブは首に固定するため紐状のものがついている。
チューブの口側をマスクと顔の隙間に挿入し、紐状のものでチューブを首に固定する。紫外線ＬＥＤ発光装置の電源をいれる。
ウイルスが蔓延した状態では、社会活動がストップしてしまいます。正常な社会活動を即効性に取り戻すためにこの装置は役に立ちます。
▲１▼ チューブの口側
▲２▼ マスクと顔の隙間を埋めるクッション
▲３▼ チューブ本体：紫外性遮蔽性あり、直径１０～２０ｍｍ、
▲４▼ チューブの口と反対側
▲５▼ 紫外線がチューブの口側から漏れないように屈曲している
▲６▼ チューブを首に固定するための紐状のもの
▲７▼ 紫外線ＬＥＤ発光装置。発光部はチューブの内腔に向けている
▲８▼ 小型バッテリー
▲９▼ 紫外線がチューブより漏れないように屈曲している
▲２▼ マスクと顔の隙間を埋めるクッション
▲３▼ チューブ本体：紫外性遮蔽性あり、直径１０～２０ｍｍ、
▲４▼ チューブの口と反対側
▲５▼ 紫外線がチューブの口側から漏れないように屈曲している
▲６▼ チューブを首に固定するための紐状のもの
▲７▼ 紫外線ＬＥＤ発光装置。発光部はチューブの内腔に向けている
▲８▼ 小型バッテリー
▲９▼ 紫外線がチューブより漏れないように屈曲している
Claims (3)
- チューブの内腔に紫外線遮蔽空間を作り、その空間内部を２６０ｎｍ付近の波長の紫外線発光ダイオードで照射し、感染力のあるウイルスのＲＮＡを破壊し感染力を失わせ、その空気を呼吸する。
- チューブの両端から紫外線が漏れないような工夫がなされている。
- チューブの一端は一般のＮ９５マスクと顔の間からさしこみ、隙間はクッションで塞ぐよう工夫されている。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022000754U JP3238373U (ja) | 2022-02-21 | 2022-02-21 | 紫外線によって滅菌された空気を呼吸するチューブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2022000754U JP3238373U (ja) | 2022-02-21 | 2022-02-21 | 紫外線によって滅菌された空気を呼吸するチューブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3238373U true JP3238373U (ja) | 2022-07-21 |
Family
ID=82448784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2022000754U Active JP3238373U (ja) | 2022-02-21 | 2022-02-21 | 紫外線によって滅菌された空気を呼吸するチューブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3238373U (ja) |
-
2022
- 2022-02-21 JP JP2022000754U patent/JP3238373U/ja active Active
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