JP3237662U - 補修構造体及び保護構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】舗装地に対して再度の補修が長期間不要となりやすい補修構造体及び保護構造体を提供する。【解決手段】補修構造体1は、アスファルトによる舗装地200を補修する構造体であり、舗装地200の陥没箇所100に充填された補修材30からなる充填部10と、平面視において充填部10と舗装地200との境界201を跨ぐように充填部10を被覆し且つ舗装地200の舗装面202より上方に盛り上がった補修材30からなる盛り上がり部20とを備えている。盛り上がり部20の上方には、施工直後の補修構造体を保護する、樹脂製シート及び保護板とを備えた保護構造体を設置してもよい。また、補修材30が柔軟性を有している場合、盛り上がり部20に上方から車両による重量が掛けられることにより、補修材30は陥没箇所100に形成されたクラック203内に進入する。【選択図】図1

Description

本考案は、補修構造体及び保護構造体に関する。
アスファルトによる舗装地の補修方法として特許文献1の図3に記載の技術がある。当該技術によると、舗装地の陥没箇所に補修材が充填されることで補修がなされている。
特開2020-45713号公報
本考案者は、特許文献1のような補修方法によると、ひび割れ等の発生により補修箇所が短期間で再度の補修が必要な状態になるおそれがあることに気づいた。
本考案の目的は、再度の補修が長期間不要となりやすい補修構造体及びその保護構造体を提供することにある。
本考案の補修構造体は、アスファルトによる舗装地の補修用の構造体であって、アスファルトの陥没箇所に充填された補修材からなる充填部と、平面視において前記充填部と元の舗装地との境界を跨ぐように前記充填部を被覆し且つ前記舗装地の舗装面より上方に盛り上がった補修材からなる盛り上がり部とを備えている。
補修材が充填された充填部と既存の舗装地との境界面には隙間が生じやすい。本考案者による鋭意研究の結果、従来技術の補修方法によると、上記隙間が地表から地中へと延びていることが問題の原因である点に到達した。かかる隙間を通じて舗装面から地中へと水が浸入していく。この水が舗装を傷める原因となり、再び補修が必要な状況を発生させている。特に、寒冷地では、地中に侵入した水が凍上を引き起こし、舗装を破損させるおそれが高まる。
上記の問題を解決するために、本考案では、陥没箇所を補修材で充填した充填部が形成されていると共に、充填部と既存の舗装地との境界を跨ぐように、補修材の盛り上がり部を設けた。これにより、充填部と既存の舗装地の境界面が盛り上がり部によって覆われる。よって、地中への水の浸入が抑制され、舗装の破損が抑制される。もって、補修が長期間不要となる。
本考案の補修構造体は、前記補修材が柔軟性を有しており、前記盛り上がり部に上方から車両による重量が掛けられることにより、前記補修材が前記陥没箇所に形成されたクラック内に進入することが好ましい。これによると、アスファルトが陥没箇所のクラックに進入する。このため、クラックを通じた地中への水の浸入が抑制され、もって、舗装の破損が抑制される。
本考案の保護構造体は、前記補修構造体の保護用の構造体であって、前記補修材上に敷かれた樹脂製シートと、前記樹脂製シート上に設置された保護板とを備えている。これによると、本考案の補修構造体の施工直後には、補修材が十分に押し固められていない場合がある。そこで、樹脂シート及び保護板で施工箇所を覆うことで補修構造体を保護できる。
本考案の実施形態に係る補修構造体を使用した舗装地の概略断面図である。 図1の補修構造体に本考案の保護構造体を使用した際の舗装地の概略上面図である。
本考案の一実施形態に係る補修構造体1及び保護構造体2について図1~図2を参照しつつ説明する。補修構造体1は、アスファルトによる舗装地の補修用の構造体である。なお、以下において、図1に示すように、補修構造体1の横方向を左右方向、紙面に沿った方向であって左右方向と直交する方向を上下方向という。
補修構造体1は補修材30で作製されている。補修材30の材料には、アスファルトを主な成分とするものが使用される。補修材30は補修を施す舗装地に使用されるアスファルトを含んだ材料と同じものが使用されていてもよい。補修材30は、補修を施す舗装地の陥没の径や上下方向の大きさによって、材料や硬さが適宜調整されてよい。補修材30の材料は短時間で硬化する材料よりも、硬化に要する時間が1日を超えるものが好ましく、1週間若しくは1か月を超えるものが用いられてもよい。これにより、施工後しばらくの間、補修材30が柔軟性を有していることが好ましい。
補修構造体1は充填部10及び盛り上がり部20を備えている。充填部10はアスファルトの陥没箇所100に充填された補修材30からなる。盛り上がり部20は平面視において充填部10と元の舗装地200との境界201を跨ぐように充填部10を被覆し且つ舗装地200の舗装面202より上方に盛り上がった補修材30からなる。なお、充填部10及び盛り上がり部20に使用される補修材30は同じであってもよいし、異なっていてもよい。
保護構造体2は、図2に示すように、樹脂製シート50及び保護板60を備えている。樹脂製シート50は盛り上がり部20上に敷かれる。樹脂製シート50の材質はポリエチレンやポリ塩化ビニル等の樹脂材料であることが好ましく、ブルーシート等が使用されてもよい。樹脂製シート50の大きさは、盛り上がり部20を覆うことができる程度の大きさかそれ以上が好ましい。保護板60は、合板、金属板等が用いられる。保護板60はその上方から車両等により重量を掛けられても破損しにくいものが使用される。保護板60の大きさは、盛り上がり部20を覆うことができる程度の大きさかそれ以上が好ましい。保護板60は、1枚の板でもよいし、複数の板で構成されていてもよい。例えば、複数のコンパネが使用される場合、図2に示すように金具70を用いて連結されたコンパネによって、盛り上がり部20を覆うことができる大きさの保護板60が構成される。
以下に、補修構造体1の施工方法について説明する。まず、舗装地200の陥没箇所100に対して、補修材30を充填して充填部10を形成する。次に、舗装面202より上方に盛り上がるように補修材30を充填部10の上面に塗布し、充填部10と舗装地200との境界201を跨ぐように補修材30で充填部10を被覆することで、盛り上がり部20を形成する。次に、レーキ等で舗装材30をならす。これにより、補修構造体1が構築される。次に、樹脂製シート50を盛り上がり部20上にその全体を覆うように敷く。次に、保護板60を樹脂製シート50上に設置する。保護板60に複数のコンパネを使用する場合、樹脂製シート50上にコンパネを敷き詰め、隣接するコンパネの端部同士を跨ぐように端部の上面に配置した金具70をくぎやねじ等でコンパネの各端部に固定することで、コンパネ同士を連結する。なお、別の場所でコンパネを接続して作製した保護板60を樹脂製シート50上に設置してもよい。
以上説明した実施形態によると、充填部10と舗装地200との境界201が盛り上がり部20によって覆われる。よって、境界201を通じた地中への水の侵入が抑制され、補修構造体1や舗装地200の破損が抑制される。よって、舗装地200の再度の補修が長期間不要となる。
補修構造体1の施工直後には、使用した補修材30が十分に硬化しておらず、柔軟性のある状態である。そこで、樹脂製シート50及び保護板60の保護構造体2で施工箇所を覆うことで補修構造体1を保護できる。
舗装地200の陥没箇所100には、クラック203が形成されていることが多い。舗装材30が柔軟性を有している施工後しばらくの期間に、盛り上がり部20に上方から、自動車等の車両の通行による重量(自家用車の通行による荷重や、現場等への移動中の工事用車両、その他の業務用車両が移動の際に通行することによる荷重を含む)が掛けられることによって、補修材30がクラック203内に進入してクラック203内に充填される。もって、クラック203への水の侵入及びクラックを通じた地中への水の侵入が抑制され、凍上等による舗装地200の破損が抑制される。その後、補修材30が硬化し、強度が確保された時点で、補修構造体1から保護構造体2が除去される。
以上、本考案の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本考案の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく実用新案登録請求の範囲によって示され、さらに実用新案登録の請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。以下、上述の実施形態に係る変形例について説明する。また、上述の実施形態と共通の部分については上述と同じ符号を用いると共に、説明を適宜省略する。
例えば、上述の実施形態では、樹脂製シート50及び保護板60を有する保護構造体2で補修構造体1を保護している。これについて、このような保護構造体2で保護しなくてもよいし、その他の構成を有する保護構造体を用いてもよい。
また、上述の実施形態では、補修材30として効果に要する時間が1時間を超えるものが好ましく、施工後しばらくの間、盛り上がり部20に上方から車両の通行による重量が掛けられることによって、補修材30がクラック203内に進入してクラック203内に充填されるものとしている。これに関し、補修材30として数時間で硬化するものが用いられてもよい。この場合、施工中又は施工後すぐに盛り上がり部20に上方から工事用車両等で荷重を掛けることで、補修材30をクラック203内に充填してもよい。
1 補修構造体
2 保護構造体
10 充填部
20 盛り上がり部
30 補修材
50 樹脂製シート
60 保護板
100 陥没箇所
200 舗装地
203 クラック

Claims (3)

  1. アスファルトによる舗装地の補修用の構造体であって、
    アスファルトの陥没箇所に充填された補修材からなる充填部と、
    平面視において前記充填部と元の舗装地との境界を跨ぐように前記充填部を被覆し且つ前記舗装地の舗装面より上方に盛り上がった補修材からなる盛り上がり部とを備えていることを特徴とする補修構造体。
  2. 前記補修材が柔軟性を有しており、
    前記盛り上がり部に上方から車両による重量が掛けられることにより、前記補修材が前記陥没箇所に形成されたクラック内に進入することを特徴とする請求項1に記載の補修構造体。
  3. 請求項1又は2に記載の補修構造体の保護用の構造体であって、
    前記補修材上に敷かれた樹脂製シートと、
    前記樹脂製シート上に設置された保護板とを備えている保護構造体。
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