JP3237164B2 - 掃除機の床ノズル - Google Patents
掃除機の床ノズルInfo
- Publication number
- JP3237164B2 JP3237164B2 JP01276592A JP1276592A JP3237164B2 JP 3237164 B2 JP3237164 B2 JP 3237164B2 JP 01276592 A JP01276592 A JP 01276592A JP 1276592 A JP1276592 A JP 1276592A JP 3237164 B2 JP3237164 B2 JP 3237164B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor nozzle
- suction port
- floor
- rotating brush
- vacuum cleaner
- Prior art date
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- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は掃除機の集塵性能の向上
と清掃作業の改善を図った掃除機の床ノズルに関するも
のである。
と清掃作業の改善を図った掃除機の床ノズルに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の掃除機の床ノズルの構成を図3に
示す。図において、11は床ノズル本体で、電動機12
によって駆動される回転ブラシ14、及び掃除機本体
(図示せず)に接続された接続パイプ15を有してい
る。16は床ノズル本体11の底面に設けた床面吸込
口、17は仕切り板で、その一部に前記接続パイプ15
と回転ブラシ14を配した室とを連通する吸込口18を
設けている。
示す。図において、11は床ノズル本体で、電動機12
によって駆動される回転ブラシ14、及び掃除機本体
(図示せず)に接続された接続パイプ15を有してい
る。16は床ノズル本体11の底面に設けた床面吸込
口、17は仕切り板で、その一部に前記接続パイプ15
と回転ブラシ14を配した室とを連通する吸込口18を
設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の掃除機の床
ノズルは以下のような課題を有している。使用者がこの
掃除機の床ノズルを使用して絨毯面を清掃した場合、回
転ブラシ14によってかき揚げられた塵挨は、大部分は
吸込口18から接続パイプ15を介して掃除機本体に吸
い込まれる。しかし、吸込口18から比較的離れた場所
に浮遊している一部の塵挨は仕切り板17に当たりはね
かえって、回転ブラシ14との間で衝突を繰り返しなが
ら徐々に吸込口18から吸い込まれて行く。また、一部
の塵挨は回転ブラシ14に巻き込まれて再び絨毯上に戻
ってしまう。場合によっては激しくはね返った塵挨は、
絨毯の目の中に入り込んでしまって一層清掃しにくい状
態になることがある。また、一部の塵挨は床面吸込口1
6の下をかいくぐって絨毯上に戻ってしまう。このよう
な現象は特に吸い込み力の小さな掃除機を使用した場合
や、塵挨の吸い込みによって吸引力が低下した掃除機を
使用した場合に増加してくる。このような現象が増加す
ると、当然のことながら集塵効率が低下し、使用者の床
ノズルの操作回数も増加するものである。
ノズルは以下のような課題を有している。使用者がこの
掃除機の床ノズルを使用して絨毯面を清掃した場合、回
転ブラシ14によってかき揚げられた塵挨は、大部分は
吸込口18から接続パイプ15を介して掃除機本体に吸
い込まれる。しかし、吸込口18から比較的離れた場所
に浮遊している一部の塵挨は仕切り板17に当たりはね
かえって、回転ブラシ14との間で衝突を繰り返しなが
ら徐々に吸込口18から吸い込まれて行く。また、一部
の塵挨は回転ブラシ14に巻き込まれて再び絨毯上に戻
ってしまう。場合によっては激しくはね返った塵挨は、
絨毯の目の中に入り込んでしまって一層清掃しにくい状
態になることがある。また、一部の塵挨は床面吸込口1
6の下をかいくぐって絨毯上に戻ってしまう。このよう
な現象は特に吸い込み力の小さな掃除機を使用した場合
や、塵挨の吸い込みによって吸引力が低下した掃除機を
使用した場合に増加してくる。このような現象が増加す
ると、当然のことながら集塵効率が低下し、使用者の床
ノズルの操作回数も増加するものである。
【0004】本発明はこのような従来の構成が有してい
る課題を解決しようとするもので、床ノズルの形状を大
きくすることなく、集塵効率の高い掃除機の床ノズルを
提供することを目的としている。
る課題を解決しようとするもので、床ノズルの形状を大
きくすることなく、集塵効率の高い掃除機の床ノズルを
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、底面に床面吸込口を設けた床ノズル本体
と、回転軸が床面と略平行で、かつ、前記床面吸込口に
臨むように前記床ノズル本体内に配された回転ブラシ
と、前記回転ブラシを回転駆動する電動機を備え、前記
回転ブラシを配した室の内壁には吸引力を発生する掃除
機本体に連通する吸込口を設け、前記内壁の前記回転ブ
ラシ側でかつ前記吸込口周辺を反発係数の小さい素材と
した掃除機の床ノズルとするものである。
に本発明は、底面に床面吸込口を設けた床ノズル本体
と、回転軸が床面と略平行で、かつ、前記床面吸込口に
臨むように前記床ノズル本体内に配された回転ブラシ
と、前記回転ブラシを回転駆動する電動機を備え、前記
回転ブラシを配した室の内壁には吸引力を発生する掃除
機本体に連通する吸込口を設け、前記内壁の前記回転ブ
ラシ側でかつ前記吸込口周辺を反発係数の小さい素材と
した掃除機の床ノズルとするものである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、吸込口周辺の内壁を反発係
数の小さい素材としたことによって、吸引された塵挨の
はねかえり量またははねかえり速度が減少し、従って絨
毯上へ戻る塵挨の量は低減できるものである。
数の小さい素材としたことによって、吸引された塵挨の
はねかえり量またははねかえり速度が減少し、従って絨
毯上へ戻る塵挨の量は低減できるものである。
【0007】
【実施例】以下、図1及び図2を使用して本発明の実施
例について説明する。床ノズル本体1内には、電動機2
の回転を伝達するベルト3を介して駆動される回転ブラ
シ4を設け、その回転軸が床面と略平行となるように配
している。掃除機本体(図示せず)に接続され、掃除機
本体からの吸引力が作用する接続パイプ5を床ノズル本
体1の後方に接続している。6は床ノズル本体1の底面
で、回転ブラシ4と対向する部分に設けた床面吸込口、
7は床ノズル本体1内に設けた仕切り板で、回転ブラシ
4を配した室と接続パイプ5に連通する室とを区画して
いる。仕切り板7の中央部に設けた吸込口8は、前記接
続パイプ5と回転ブラシ4を配した室とを連通させてい
る。本実施例では、吸込口8を設けた仕切り板7の回転
ブラシ4側の表面に反発係数の小さい素材9を張りつけ
ている。この素材9は実施例では緩衝材として作用する
ゴムをもちいている。また仕切り板7の下端は回転ブラ
シ4側に張り出した張り出し部10としている。
例について説明する。床ノズル本体1内には、電動機2
の回転を伝達するベルト3を介して駆動される回転ブラ
シ4を設け、その回転軸が床面と略平行となるように配
している。掃除機本体(図示せず)に接続され、掃除機
本体からの吸引力が作用する接続パイプ5を床ノズル本
体1の後方に接続している。6は床ノズル本体1の底面
で、回転ブラシ4と対向する部分に設けた床面吸込口、
7は床ノズル本体1内に設けた仕切り板で、回転ブラシ
4を配した室と接続パイプ5に連通する室とを区画して
いる。仕切り板7の中央部に設けた吸込口8は、前記接
続パイプ5と回転ブラシ4を配した室とを連通させてい
る。本実施例では、吸込口8を設けた仕切り板7の回転
ブラシ4側の表面に反発係数の小さい素材9を張りつけ
ている。この素材9は実施例では緩衝材として作用する
ゴムをもちいている。また仕切り板7の下端は回転ブラ
シ4側に張り出した張り出し部10としている。
【0008】以下本実施例の動作について説明する。回
転ブラシ4によってかきあげられた絨毯面の塵挨は、従
来と同様に吸込口8から接続パイプ5を介して掃除機本
体内に吸引される。一部の塵挨は素材9に衝突してはね
かえるが、このはね返りの速度は素材9の反発係数が小
さいため、従来の構成のものに比べて極めて遅いもので
ある。つまりはね返った塵挨が、回転ブラシ4の回転方
向に巻き込まれて再び絨毯面に戻ってしまう量は極めて
少ないものである。また、本実施例では張り出し部10
を設けており、はね返った塵挨はこの張り出し部10の
上に落下する確率が高いものである。従って塵挨は、吸
引力が低下した状態であっても確実に吸込口8・接続パ
イプ5を介して掃除機本体内に吸い込まれるわけであ
る。
転ブラシ4によってかきあげられた絨毯面の塵挨は、従
来と同様に吸込口8から接続パイプ5を介して掃除機本
体内に吸引される。一部の塵挨は素材9に衝突してはね
かえるが、このはね返りの速度は素材9の反発係数が小
さいため、従来の構成のものに比べて極めて遅いもので
ある。つまりはね返った塵挨が、回転ブラシ4の回転方
向に巻き込まれて再び絨毯面に戻ってしまう量は極めて
少ないものである。また、本実施例では張り出し部10
を設けており、はね返った塵挨はこの張り出し部10の
上に落下する確率が高いものである。従って塵挨は、吸
引力が低下した状態であっても確実に吸込口8・接続パ
イプ5を介して掃除機本体内に吸い込まれるわけであ
る。
【0009】なお、本実施例の掃除機の床ノズルは一般
の掃除機だけではなく、携帯用の充電式掃除機にも使用
することができるものである。
の掃除機だけではなく、携帯用の充電式掃除機にも使用
することができるものである。
【0010】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、床ノズルの形状を大きくすることなく、吸込
口周辺の内壁を反発係数の小さい素材とした簡単な構成
で集塵効率の高い掃除機の床ノズルを実現するものであ
る。
によれば、床ノズルの形状を大きくすることなく、吸込
口周辺の内壁を反発係数の小さい素材とした簡単な構成
で集塵効率の高い掃除機の床ノズルを実現するものであ
る。
【図1】本発明の一実施例を示す電動床ノズルの内部構
成を示す斜視図
成を示す斜視図
【図2】同側断面図
【図3】従来の電動床ノズルの側断面図
1 床ノズル本体 4 回転ブラシ 7 仕切り板 8 吸込口 9 素材
Claims (1)
- 【請求項1】 底面に床面吸込口を設けた床ノズル本体
と、回転軸が床面と略平行で、かつ、前記床面吸込口に
臨むように前記床ノズル本体内に配された回転ブラシ
と、前記回転ブラシを回転駆動する電動機を備え、前記
回転ブラシを配した室の内壁には吸引力を発生する掃除
機本体に連通する吸込口を設け、前記内壁の前記回転ブ
ラシ側でかつ前記吸込口周辺を反発係数の小さい素材と
した掃除機の床ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01276592A JP3237164B2 (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 掃除機の床ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01276592A JP3237164B2 (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 掃除機の床ノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05199964A JPH05199964A (ja) | 1993-08-10 |
JP3237164B2 true JP3237164B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=11814497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01276592A Expired - Fee Related JP3237164B2 (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 掃除機の床ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3237164B2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-28 JP JP01276592A patent/JP3237164B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05199964A (ja) | 1993-08-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081005 Year of fee payment: 7 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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