JP3237056B2 - 振動板型光ファイバ加速度センサ - Google Patents

振動板型光ファイバ加速度センサ

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JP3237056B2
JP3237056B2 JP25598596A JP25598596A JP3237056B2 JP 3237056 B2 JP3237056 B2 JP 3237056B2 JP 25598596 A JP25598596 A JP 25598596A JP 25598596 A JP25598596 A JP 25598596A JP 3237056 B2 JP3237056 B2 JP 3237056B2
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optical
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acceleration sensor
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陵沢 佐藤
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    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P15/093Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by photoelectric pick-up

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動加速度による
光ファイバの長さ変化を光の位相変化として干渉計で検
出する光ファイバ加速度センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】振動計測の中で、振動加速度の計測を対
象にするものは非常に多く、振動加速度センサの公知文
献としては、例えば「センサハンドブック,片岡ら著,
昭和61年初版,培風館発行,456−462頁」があ
り、この文献に各種加速度センサや振動センサが説明さ
れている。
【0003】図6は従来の一般的な振動加速度センサの
構成を示す模式説明図であり、一般的な振動加速度セン
サは、図6に示すようなサイズモ系で構成されている。
サイズモ系とは“基礎わく13に1個または複数個のバ
ネ要素14を介して1つの錘15を取り付けた系”を言
う。この系に、固有振動数f0 より低い周波数fの振動
が基礎わく13に加わると、錘15は基礎わく13に対
して相対的に振動する。錘15の相対変位量xと加速度
αの間に次式の関係がある。 X=−α/(2πf0 2 (但しf<f0 の場
合) したがって、サイズモ系の基礎わく13に対する錘15
の相対変位xを測定すれば、加速度αを求めることがで
きる。
【0004】錘の振動を検出する方式の一つに圧電型の
振動加速度センサがある。この圧電型振動加速度センサ
は、圧電素子(図示せず)をベースと錘の間にサンドイ
ッチに挾み、圧電素子の歪みによって生ずる電圧を測定
するようになっている。他にサーボ型、歪みゲージ型の
振動加速度センサもあり、これらは錘の変位を電流や抵
抗変化量等の電気信号で検出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の加
速度センサ、例えば圧電型の振動加速度センサでは、振
動加速度による錘の変位を圧電素子の電圧変化等の電気
信号で検出するようになっているから、特に液体中での
適用には電気的な絶縁処理が必要であり、この絶縁処理
後の絶縁性の劣化によるセンサの破壊を防ぎ、長時間の
測定を保証する長期的信頼性が得られにくいという問題
があった。また、電気信号では長距離伝送が難しいとい
う問題もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る振動板型光
ファイバ加速度センサは、測定用レーザ光を振動板型光
ファイバ加速度センサ部に入力し、該センサ部が印加さ
れた振動に基づき出力する干渉光を光・電気変換した後
に復調処理して振動加速度を検出する振動板型光ファイ
バ加速度センサにおいて、前記振動板型光ファイバ加速
度センサ部は、前記入力する測定用レーザ光を2つに分
岐して出力し、該2つの出力光をそれぞれ第1の光ファ
イバ及び第2の光ファイバの一端に導入する入力側光カ
プラと、周縁部が振動の印加される筐体に取り付けら
れ、その中心部に錘が装着された円形振動板の片面に渦
巻状に光ファイバが装着され、該光ファイバの一端には
前記入力側光カプラの出力光が導入され、その他端から
の出力光を出力側光カプラの一方に導入する第1の光フ
ァイバと、前記円形振動板が取り付けられた筐体の印加
により変形しない箇所に光ファイバが巻回され、該光フ
ァイバの一端には前記入力側光カプラの出力光が導入さ
れ、その他端からの出力光を出力側光カプラの他方に導
入する第2の光ファイバと、前記第1の光ファイバの出
力光と第2の光ファイバの出力光とを結合し、その干渉
光を出力する出力側光カプラとを備えたものである。従
って前記振動板型光ファイバ加速度センサ部を液体中に
設置しても、このセンサ部には電気信号を使用していな
いため長期的に信頼性のある測定器を構成できると共
に、測定結果である干渉光の長距離伝送も可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施形態1.図1は本発明の実施形態1に係る振動板型
光ファイバ加速度センサの構成を示す図であり、図の1
はレーザ光源、2,4は光カプラ、3a,3bは光ファ
イバ、5は光・電気変換器(図ではO/Eと書す)、6
は復調器、7は筐体、8は錘、9は振動板、11,12
は光ファイバである。
【0008】図1の構成と各構成素子間の信号の流れに
ついて説明する。レーザ光源1から出射され、光ファイ
バ11中を伝搬するレーザ光は、光カプラ2により2つ
に分岐され、光ファイバ3aと3bのそれぞれの一端か
ら入射される。一方の光ファイバ(以下センシング光フ
ァイバという)3aは、円形振動板9の外側表面に渦巻
状に巻かれて装着(例えば接着)される。この円形振動
板9は、その周縁部が振動の印加される円筒状の筐体7
に上蓋として取り付けられ、またその内側の中心部に錘
8が装着(例えば懸垂)される。
【0009】他方の光ファイバ(以下リファレンスファ
イバという)3bは、前記円板振動板9の取り付けられ
た円筒状の筐体7の振動の印加により変形のない箇所に
(この例では筐体7の側面に)巻回されて装着される。
センシング光ファイバ3aとリファレンス光ファイバ3
bのそれぞれの他端からの出射光は、光カプラ4で結合
されて干渉光が生成される。即ちここで2光線束干渉計
が構成される。光カプラ4で生成された干渉光は光ファ
イバ12を介して出力され、光・電気変換器5により電
気信号に変換された後に、復調器6によって復調された
出力信号が得られる。なお、光ファイバ2から光ファイ
バ4までの各素子により、本発明の振動板型光ファイバ
加速度センサ部が構成される。
【0010】次に図1の動作について説明する。図1の
振動板型光ファイバ加速度センサは、筐体7が基礎わ
く、円形振動板9の弾性がバネにそれぞれ対応したサイ
ズモ系を構成している。振動板型光ファイバ加速度セン
サに固有振動数以下の振動が加わると、錘8は筐体7に
対し振動し、それに応じて円形振動板9も屈曲振動す
る。この時、円形振動板9に装着してあるセンシングフ
ァイバ3aの長さも変化する。一方、筐体7の側面に装
着したリファレンスファイバ3bの長さは変化しない。
したがって、振動加速度αにより干渉計の2つの光ファ
イバの間に長さの差が生じ、2つの光ファイバを伝搬し
ているレーザ光の間に位相差φ(t) が生じる。
【0011】この位相差φ(t) の値の大小によって、光
カプラ4の出力する干渉光を光・電気変換器5を介して
変換した電気信号も変化するから、この電気信号を復調
器6が復調処理することにより振動加速度αを求めるこ
とができる。なお図1においては、リファレンス光ファ
イバ3bを筐体7の側面に設けた場合の例を示したが、
加速度により変形しない構造箇所であれば側面以外でも
よい。
【0012】以上のように、実施形態1の振動板型光フ
ァイバ加速度センサは、サイズモ系の錘の振動を光ファ
イバの長さ変化として検出するので、加速度センサ部に
電気回路を用いずに振動加速度を検出できる。また、光
ファイバを信号伝送路としても利用すれば、レーザ光源
1や光・電気変換器5等の電気部品を陸上に設置し、光
カプラ2から光カプラ4までの光ファイバ加速度センサ
部を液体中に設置して運用することも可能になる。従っ
て液体中の加速度測定においても長期的信頼性が得ら
れ、さらに測定結果である干渉光の長距離伝送も可能に
なるというシステム構成上の利点も合せて有する。
【0013】実施形態2.図2は本発明の実施形態2に
係る振動板型光ファイバ単軸加速度センサの構成を示す
図であり、同図の1,2,4〜6、11及び12は図1
と同一のものである。3a,3bは光ファイバ、7は筐
体、8は錘、9a,9bは円形振動板、10は測定対象
物であ。なお本明細書では、光ファイバ3a,3bをそ
れぞれ第1の光ファイバ、第2の光ファイバともいう。
また筐体7は測定対象物10に固定されている。図2の
図1との主な相違点は、上下2枚の円形振動板9a,9
bを用い、第1,第2の光ファイバ3a,3bをこの2
枚の円形振動板9a,9bの同一側(この例では外側)
の片面にそれぞれ装着することである。
【0014】図2の構成と各構成素子間の信号の流れに
ついて説明する。レーザ光源1から出射され、光ファイ
バ11中を伝搬するレーザ光は、光カプラ2により2つ
に分岐され、第1の光ファイバ3aと第2の光ファイバ
3bのそれぞれの一端から入射される。第1の光ファイ
バ3aは、上部の円形振動板9aの外側表面に渦巻状に
巻かれて装着され、第2の光ファイバ3bは下部の円形
振動板9bの外側表面に渦巻状に巻かれて装着される。
この2枚の円形振動板9a,9bは、その周縁部を用い
て、円筒状の筐体7の上部と下部に筐体7を密閉するよ
うにそれぞれ取り付けられる。また錘8を2枚の振動板
9a,9bの中間に設けて、この2枚の振動板で支え
る。
【0015】第1,第2の光ファイバ3a,3bのそれ
ぞれの他端からの出射光は、図1の場合と同様に、光カ
プラ4で結合されて干渉光が生成される。光カプラ4で
生成された干渉光は光ファイバ12を介して出力され、
光・電気変換器5により電気信号に変換された後に、復
調器6によって復調された出力信号が得られる。なお図
2では、2つの光ファイバ3a,3bが、円形振動板9
a,9bの共に外側になるように装着された例を示した
が、同一側であれば共に内側になるように装着してもよ
い。
【0016】次に図2の動作について説明する。図2の
振動板型光ファイバ単軸加速度センサは、筐体7が基礎
わく、円形振動板9a,9bの弾性がバネにそれぞれ対
応したサイズモ系を構成している。いま測定対処物10
が振動し、この測定対象物10に固定されている加速度
センサのz軸方向(図に示す紙面の上下方向)に固有振
動数以下の振動が加わると、錘8は筐体7に対し振動
し、それに応じて円形振動板9a,9bも屈曲振動す
る。
【0017】この時、2枚の円形振動板9a,9bに装
着してある第1,第2の光ファイバ3a,3bは互いに
逆方向に伸縮する(Push-Pull 構造。例えば、図2では
第1の光ファイバ3aが縮み、第2の光ファイバ3bが
伸びる)。したがって、z軸方向の振動加速度αにより
干渉計の2つの光ファイバの間に長さの差が生じ、2つ
の光ファイバ中を伝搬しているレーザ光の間に位相差φ
(t) が生じる。この位相差φ(t) の値の大小によって、
光カプラ4の出力する干渉光を光・電気変換器5を介し
て変換した電気信号も変化するから、この電気信号を復
調器6が復調処理することによりz軸方向の振動加速度
αを求めることができる。
【0018】図2の構造においては、錘8を2枚の振動
板9a,9bで支えるためx,y軸方向には錘8は振動
しにくい。たとえ、振動板9a,9bがx,y軸方向に
振動したとしてもこの2枚の振動板の振動分布は同じに
なり、かつ、第1,第2の光ファイバ3a,3bを筐体
7の外側(または内側)に位置するように装着している
ので、2つの光ファイバ3a,3bに長さの差は生じな
い。したがって、図2の振動板型光ファイバ加速度セン
サは、x,y軸方向の加速度は検出せずz軸方向のみの
加速度を検出する単軸型の加速度センサになる。
【0019】図2の実施形態2では、一つの錘8を2本
のバネで支えるので振動板の歪み量は、図1の実施形態
1の場合の半分になるが、干渉計をPush-Pull 構造にす
ることで、感度は実施形態1の場合と同一になる。また
図2の構造においては、錘8を2枚の振動板9a,9b
で支えるためx,y軸方向の錘8の振動は抑制され、振
動板9a,9bが壊れにくくなる。したがって、加速度
センサの信頼性を増すことができる。
【0020】以上のように、実施形態2の振動板型光フ
ァイバ単軸加速度センサは、2枚の振動板を用い、2つ
の光ファイバをそれぞれ対応する2枚の振動板に装着す
ることにより、サイズモ系の錘の振動を互いに逆方向に
伸縮する2つの光ファイバの光路差として検出するの
で、光カプラ2から光カプラ4までの加速度センサ部に
電気回路を用いずに、1軸方向のみの振動加速度を検出
できる。また図2のx,y軸方向の振動を抑制できるの
で高信頼性の加速度センサになる。また、光ファイバを
信号伝送路としても利用すれば、レーザ光源1や光・電
気変換器5等の電気部品を陸上部に設置し、光カプラ2
から光カプラ4までの光ファイバ加速度センサ部を液体
中に設置して運用することも可能になる。従って液体中
の加速度測定においても長期的信頼性が得られ、さらに
測定結果である干渉光の長距離伝送も可能になるという
システム構成上の利点も合せて有する。
【0021】実施形態3.図3は本発明の実施形態3に
係る高感度振動板型光ファイバ加速度センサの構成を示
す図であり、同図の1〜9、11及び12は図1と同一
のものである。10は測定対象物である。図3の図1と
の主な相違点は、2つの光ファイバ3a,3bを1枚の
振動板9の両面にそれぞれ装着することである。
【0022】即ちレーザ光源1から出射され、光ファイ
バ11中を伝搬するレーザ光は、光カプラ2により2つ
に分岐され、第1,第2の光ファイバ3a,3bのそれ
ぞれの一端から入射される。そして第1,第2の光ファ
イバ3a,3bは、円形振動板9の外側と内側の面にそ
れぞれ渦巻状に巻かれて装着される。この円形振動板9
は、その周縁部を用いて、円筒状の筐体7の上部に筐体
7を密閉するように取り付けられ、またその内側の中心
部に錘8が装着(例えば懸垂)される。第1,第2の光
ファイバ3a,3bのそれぞれの他端からの出射光は、
光カプラ4で結合されて干渉光が生成される。この干渉
光が光ファイバ12を介して出力され、光・電気変換器
5で電気信号に変換された後に、復調器6によって復調
された出力信号が得られる信号処理は、図1の場合と同
様である。
【0023】図3の動作について説明する。図3の高感
度振動板型光ファイバ加速度センサは、筐体7が基礎わ
く、円形振動板9の弾性がバネにそれぞれ対応したサイ
ズモ系を構成している。いま測定対象物10が振動し、
測定対象物10に固定されている加速度センサに固有振
動数以下の振動が加わると、この振動加速度αにより、
錘8は筐体7に対し振動しそれに応じて円形振動板9も
屈曲振動する。この時、振動板9の両面に装着した第
1,第2の光ファイバ3a,3bは互いに逆方向に伸縮
して(Push-Pull 構造)長さの差が変化し、2つの光フ
ァイバ3a,3b中を伝搬するレーザ光の間に位相差2
φ(t) (図1の場合の2倍)が生じる。
【0024】この位相差2φ(t) の値により光カプラ4
の出力する干渉光を光・電気変換器5が変換した電気信
号も変化するから、この電気信号を復調処理することに
より振動加速度αを求めることができる。ここで実施形
態3におけるサイズモ系の構造は、図1の実施形態1と
同じであるが、実施形態3では互いに逆方向に伸縮する
2つの光ファイバの光路差を利用しているので、その感
度は実施形態1の2倍となり、高感度の加速度センサを
構成できる。
【0025】以上のように実施形態3の高感度型光ファ
イバ加速度センサは、2つの光ファイバを1枚の振動板
の両面にそれぞれ設けることにより、サイズモ系の錘の
振動を、互いに逆方向に伸縮する2つの光ファイバの光
路差として検出するので、光カプラ2から光カプラ4ま
での加速度センサ部に電気回路を用いずに、実施形態1
の2倍の感度で振動加速度を検出できる。また、光ファ
イバを信号伝送路としても利用すれば、レーザ光源1や
光・電気変換器5等の電気部品を陸上部に設置し、光カ
プラ2から光カプラ4までの光ファイバ加速度センサ部
を液体中に設置して運用することも可能になる。従って
液体中の加速度測定においても長期的信頼性が得られ、
さらに測定結果である干渉光の長距離伝送も可能にな
る。
【0026】実施形態3の構造においては、振動板9の
周囲温度が変化した場合に、振動板9が薄板であるた
め、振動板内の温度分布はほぼ均一になる。一般に光フ
ァイバは環境温度により長さが変化するが、実施形態3
の加速度センサでは、振動板9の両面にそれぞれ光ファ
イバを装着しているので、周囲温度が変化しても、振動
板内の温度分布が均一のため、両面の各光ファイバは同
一方向に同一長さだけ変化する。従って2つの光ファイ
バの光路差は変化せず、環境温度変化の影響を受けにく
い加速度センサになる。
【0027】実施形態4.図4は本発明の実施形態4に
係る高感度振動板型光ファイバ単軸加速度センサの構成
を示す図であり、図の1〜3a,3b及び4〜12は図
2と同一のものである。3cは光ファイバ3aと連結さ
れる光ファイバ、3dは光カプラ3bと連結される光フ
ァイバであり、光ファイバ3aと3cの連結された第1
の連結光ファイバと、光ファイバ3bと3dの連結され
た第2の連結光ファイバにより構成された図4における
干渉計の構成図が図5に示される。実施形態4は、実施
形態2(単軸検出用)と実施形態3(高感度用)とを組
み合せた形態である。
【0028】図4の構成と各構成素子間の信号の流れに
ついて説明する。レーザ光源1から出射され、光ファイ
バ11中を伝搬するレーザ光は、光カプラ2により2つ
に分岐され、光ファイバ3aと3bのそれぞれの一端か
ら入射される。光ファイバ3aと3bは、上部円形振動
板9aの外側と内側の面にそれぞれ渦巻状に巻かれて装
着される。また光ファイバ3cと3dは、下部円形振動
板9bの内側と外側の面にそれぞれ渦巻状に巻かれて装
着される。そして光ファイバ3aの他端と光ファイバ3
cの一端は連結され第1の連結光ファイバが構成され、
光ファイバ3bの他端と光ファイバ3dの一端は連結さ
れ第2の連結光ファイバが構成される。
【0029】2枚の円形振動板9a,9bは、その周縁
部を用いて、円筒状の筐体7の上部と下部に筐体7を密
閉するようにそれぞれ取り付けられるる。また錘8を2
枚の振動板9a,9bの中間に設けて、この2枚の振動
板で支える。第1,第2の連結光ファイバのそれぞれの
出力端(即ち光ファイバ3c,3dの非連結端)からの
出射光は、図3の場合と同様に、光カプラ4で結合され
て干渉光が生成される。光カプラ4で生成された干渉光
は光ファイバ12を介して出力され、光・電気変換器5
により電気信号に変換された後に、復調器6によって復
調された出力信号が得られる。
【0030】次に図4の動作について説明する。図4の
高感度振動板型光ファイバ単軸加速度センサは、筐体7
が基礎わく、円形振動板9a,9bの弾性がバネにそれ
ぞれ対応しサイズモ系を構成している。いま測定対象物
10が振動し、この測定対象物10に固定されている加
速度センサのz軸方向(図に示す紙面の上下方向)に固
有振動数以下の振動が加わると、錘8は筐体7に対し振
動しそれに応じて円形振動板9a,9bも屈曲振動す
る。この時、2枚の円形振動板9a,9bに装着してあ
る光ファイバ3a,3bは互いに逆方向に伸縮し、同様
に光ファイバ3c,3dは互いに逆方向に伸縮する(Pu
sh-Pull 構造)。また光ファイバ3a,3cは同一方向
に伸縮し、光ファイバ3b,3dも同一方向に伸縮す
る。
【0031】従ってz軸方向の振動加速度αにより、図
5のように構成された第1の連結光ファイバによる光伝
搬路と、第2の連結光ファイバによる光伝搬路との間
に、図2の場合の2倍の光路差が生じ、2つの光伝搬路
を伝搬しているレーザ光の間に位相差2φ(t) (図2の
場合の2倍)が生じる。この位相差2φ(t) の値の大小
によって、光カプラ4の出力する干渉光を光・電気変換
器5を介して変換した電気信号も変化するから、この電
気信号を復調器6が復調処理することによりz軸方向の
振動加速度αを求めることができる。
【0032】図4の構造においては、錘8を2枚の振動
板9a,9bで支えるためx,y軸方向には錘8は振動
しにくい。たとえ、振動板9a,9bがx,y軸方向に
振動したとしてもこの2枚の振動板の振動分布は同じに
なり、かつ、2つの各光伝搬路の半分の一方は筐体7の
外側、半分の他方は筐体7の内側に位置するようにバラ
ンスをとって装着しているので2つの光伝搬路に光路差
は生じない。したがって、図4の振動板型光ファイバ加
速度センサは、x,y軸方向の加速度は検出せずz軸方
向のみの加速度を検出する単軸型の加速度センサにな
る。
【0033】図4の実施形態4では、一つの錘8を2本
のバネで支えるので振動板の歪み量は、図3の実施形態
3の場合の半分になるが、図5に示したように、第1の
連結光ファイバによる光伝搬路と第2の連結光ファイバ
による光伝搬路との間の光路差が図3の場合の2倍とな
るので、感度は実施形態3の場合と同一(即ち実施形態
1の場合の2倍)となり、高感度の加速度センサを構成
できる。また図4の構造においては、錘8を2枚の振動
板9a,9bで支えるためx,y軸方向の錘8の振動は
抑制され振動板9a,9bが壊れにくくなる。したがっ
て、加速度センサの信頼性を増すことができる。
【0034】以上のように実施形態4の高感度振動板型
光ファイバ単軸加速度センサは、2枚の振動板を用い、
この2枚の振動板の両面にそれぞれ装着された4つの光
ファイバのうち伸縮方向が同一となる2つの光ファイバ
を連結し、サイズモ系の錘の振動を、互いに逆方向に伸
縮する2つの連結された光ファイバの光路差として検出
するので、光カプラ2から光カプラ4までの光ファイバ
加速度センサ部に電気回路を用いずに、実施形態3の2
倍の感度で単軸方向の振動加速度を検出できる。また、
光ファイバを信号伝送路としても利用すれば、レーザ光
源1や光・電気変換器5等の電気部品を陸上部に設置
し、光カプラ2から光カプラ4までの光ファイバ加速度
センサ部を液体中に設置して運用することも可能にな
る。従って液体中の加速度測定においても長期的信頼性
が得られ、さらに測定結果である干渉光の長距離伝送も
可能になる。
【0035】実施形態4の構造においては、振動板9
a,9bの周囲温度が変化した場合に、振動板9a,9
bが薄板であるため振動板内の温度分布はほぼ均一にな
る。一般に光ファイバは環境温度により長さが変化する
が、実施形態4の加速度センサでは、振動板9a,9b
の両面にそれぞれ光ファイバを装着しているので、周囲
温度が変化しても、振動板内の温度分布が均一のため、
両面の各光ファイバは同一方向に同一長さだけ変化す
る。従ってこれらを連結した第1の連結光ファイバと第
2の連結光ファイバの光路差は変化せず、環境温度変化
の影響を受けにくい加速度センサになる。
【0036】なお前記実施形態1〜4においては、2光
線束干渉計としてマッハ・ツェンダ干渉計を用いた場合
についての説明を行った。しかし本発明の振動板型光フ
ァイバ加速度センサはこの方式の干渉計に限定されるも
のではなく、他の方式の干渉計としてもよい。例えば、
マイケルソン干渉計やジャマン干渉計としてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、測定用レ
ーザ光を振動板型光ファイバ加速度センサ部に入力し、
該センサ部が印加された振動に基づき出力する干渉光を
光・電気変換した後に復調処理して振動加速度を検出す
る振動板型光ファイバ加速度センサにおいて、前記振動
板型光ファイバ加速度センサ部は、前記入力する測定用
レーザ光を2つに分岐して出力し、該2つの出力光をそ
れぞれ第1の光ファイバ及び第2の光ファイバの一端に
導入する入力側光カプラと、周縁部が振動の印加される
筐体に取り付けられ、その中心部に錘が装着された円形
振動板の片面に渦巻状に光ファイバが装着され、該光フ
ァイバの一端には前記入力側光カプラの出力光が導入さ
れ、その他端からの出力光を出力側光カプラの一方に導
入する第1の光ファイバと、前記円形振動板が取り付け
られた筐体の振動の印加により変形しない箇所に光ファ
イバが巻回され、該光ファイバの一端には前記入力側光
カプラの出力光が導入され、その他端からの出力光を出
力側光カプラの他方に導入する第2の光ファイバと、前
記第1の光ファイバの出力光と第2の光ファイバの出力
光とを結合し、その干渉光を出力する出力側光カプラと
を備えるようにしたので、前記振動板型光ファイバ加速
度センサ部を液体中に設置しても、このセンサ部には電
気信号を使用しないため長期的に信頼性のある測定器を
構成できると共に、測定結果である干渉光の長距離伝送
も可能になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る振動型光ファイバ加
速度センサの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態2に係る振動型光ファイバ単
軸加速度センサの構成を示す図である。
【図3】本発明の実施形態3に係る高感度振動型光ファ
イバ加速度センサの構成を示す図である。
【図4】本発明の実施形態4に係る高感度振動型光ファ
イバ単軸加速度センサの構成を示す図である。
【図5】図4における2つの連結光ファイバによる干渉
計の構成図である。
【図6】従来の一般的な振動加速度センサの構成を示す
模式説明図である。
【符号の説明】
1 レーザ光源 2,4 光カプラ 3a〜3d 光ファイバ 5 光・電気変換器 6 復調器 7 筐体 8 錘 9,9a,9b 振動板 10 測定対象物 11,12 光ファイバ 13 基礎わく 14 バネ 15 錘
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 陵沢 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−43430(JP,A) 特開 平6−117915(JP,A) 特開 平8−233924(JP,A) 特開 昭59−122918(JP,A) 特開 平1−29727(JP,A) 特開 平6−339193(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01H 9/00 G01P 15/03 G01V 1/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定用レーザ光を振動板型光ファイバ加
    速度センサ部に入力し、該センサ部が印加された振動に
    基づき出力する干渉光を光・電気変換した後に復調処理
    して振動加速度を検出する振動板型光ファイバ加速度セ
    ンサにおいて、 前記振動板型光ファイバ加速度センサ部は、 前記入力する測定用レーザ光を2つに分岐して出力し、
    該2つの出力光をそれぞれ第1の光ファイバ及び第2の
    光ファイバの一端に導入する入力側光カプラと、 周縁部が振動の印加される筐体に取り付けられ、その中
    心部に錘が装着された円形振動板の片面に渦巻状に光フ
    ァイバが装着され、該光ファイバの一端には前記入力側
    光カプラの出力光が導入され、その他端からの出力光を
    出力側光カプラの一方に導入する第1の光ファイバと、 前記円形振動板が取り付けられた筐体の振動の印加によ
    り変形しない箇所に光ファイバが巻回され、該光ファイ
    バの一端には前記入力側光カプラの出力光が導入され、
    その他端からの出力光を出力側光カプラの他方に導入す
    る第2の光ファイバと、 前記第1の光ファイバの出力光と第2の光ファイバの出
    力光とを結合し、その干渉光を出力する出力側光カプラ
    とを備えたことを特徴とする振動板型光ファイバ加速度
    センサ。
  2. 【請求項2】 測定用レーザ光を振動板型光ファイバ加
    速度センサ部に入力し、該センサ部が印加された振動に
    基づき出力する干渉光を光・電気変換した後に復調処理
    して振動加速度を検出する振動板型光ファイバ加速度セ
    ンサにおいて、 前記振動板型光ファイバ加速度センサ部は、 前記入力する測定用レーザ光を2つに分岐して出力し、
    該2つの出力光をそれぞれ第1の光ファイバ及び第2の
    光ファイバの一端に導入する入力側光カプラと、 それぞれの周縁部が振動の印加される筐体に取り付けら
    れた2枚の円形振動板の中心部間に錘が装着され、前記
    2枚のうちの一方の円形振動板の外側又は内側の片面に
    渦巻状に光ファイバが装着され、該光ファイバの一端に
    は前記入力側光カプラの出力光が導入され、その他端か
    らの出力光を出力側光カプラの一方に導入する第1の光
    ファイバと、 前記筐体に取り付けられた2枚のうちの他方の円形振動
    板の前記第1の光ファイバの装着側と同一側の片面に渦
    巻状に光ファイバが装着され、該光ファイバの一端には
    前記入力側光カプラの出力光が導入され、その他端から
    の出力光を出力側光カプラの他方に導入する第2の光フ
    ァイバと、 前記第1の光ファイバの出力光と第2の光ファイバの出
    力光とを結合し、その干渉光を出力する出力側光カプラ
    とを備え、1軸方向のみの振動加速度を検出することを
    特徴とする振動板型光ファイバ加速度センサ。
  3. 【請求項3】 測定用レーザ光を振動板型光ファイバ加
    速度センサ部に入力し、該センサ部が印加された振動に
    基づき出力する干渉光を光・電気変換した後に復調処理
    して振動加速度を検出する振動板型光ファイバ加速度セ
    ンサにおいて、 前記振動板型光ファイバ加速度センサ部は、 前記入力する測定用レーザ光を2つに分岐して出力し、
    該2つの出力光をそれぞれ第1の光ファイバ及び第2の
    光ファイバの一端に導入する入力側光カプラと、 周縁部が振動の印加される筐体に取り付けられ、その中
    心部に錘が装着された円形振動板の外側又は内側の片面
    に渦巻状に光ファイバが装着され、該光ファイバの一端
    には前記入力側光カプラの出力光が導入され、その他端
    からの出力光を出力側光カプラの一方に導入する第1の
    光ファイバと、 前記筐体に取り付けられた円形振動板の前記第1の光フ
    ァイバの装着側と反対側の片面に渦巻状に光ファイバが
    装着され、該光ファイバの一端には前記入力側光カプラ
    の出力光が導入され、その他端からの出力光を出力側光
    カプラの他方に導入する第2の光ファイバと、 前記第1の光ファイバの出力光と第2の光ファイバの出
    力光とを結合し、その干渉光を出力する出力側光カプラ
    とを 備え、互いに逆方向に伸縮する前記第1及び第2の光フ
    ァイバの光路差に基づく振動加速度を検出することを特
    徴とする振動板型光ファイバ加速度センサ。
  4. 【請求項4】 測定用レーザ光を振動板型光ファイバ加
    速度センサ部に入力し、該センサ部が印加された振動に
    基づき出力する干渉光を光・電気変換した後に復調処理
    して振動加速度を検出する振動板型光ファイバ加速度セ
    ンサにおいて、 前記振動板型光ファイバ加速度センサ部は、 前記入力する測定用レーザ光を2つに分岐して出力し、
    該2つの出力光をそれぞれ第1の光ファイバ及び第2の
    光ファイバの一端に導入する入力側光カプラと、 それぞれの周縁部が振動の印加される筐体に取り付けら
    れた2枚の円形振動板の中心部間に錘が装着され、前記
    2枚の各円形振動板への装着面が一方は外側、他方は内
    側の片面にそれぞれ渦巻状に装着した2つの光ファイバ
    を連結し、該連結した光ファイバの一端には前記入力側
    光カプラの出力光が導入され、その他端からの出力光を
    出力側光カプラの一方に導入する第1の連結光ファイバ
    と、 前記筐体に取り付けられた2枚の各円形振動板の前記第
    1の連結光ファイバの装着側と反対側の片面にそれぞれ
    渦巻状に装着した2つの光ファイバを連結し、該連結し
    た光ファイバの一端には前記入力側光カプラの出力光が
    導入され、その他端からの出力光を出力側光カプラの他
    方に導入する第2の連結光ファイバと、 前記第1の連結光ファイバの出力光と第2の連結光ファ
    イバの出力光とを結合し、その干渉光を出力する出力側
    光カプラとを備え、互いに逆方向に伸縮する前記第1及
    び第2の連結光ファイバの光路差に基づく1軸方向のみ
    の振動加速度を検出することを特徴とする振動板型光フ
    ァイバ加速度センサ。
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