JP3236922U - サイフォンコーヒーマシン - Google Patents

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Abstract

サイフォンコーヒーマシンであって、ベース(1)、コーヒーカップ(2)、カップカバー(3)、コーヒー粉を載置するためのフィルター(4)、フィルターカバー(5)及び導液管(6)を含み、フィルター(4)の外壁は、コーヒーカップ(2)の内壁と密封するように接触することによって、前記コーヒーカップ(2)の内部は、上部液体キャビティ(21)と下部液体キャビティ(22)とに分けられ、フィルター(4)の上部液体キャビティ(21)に位置する部分及び/またはフィルターカバー(5)には、複数の網目(100)が設けられており、導液管(6)の上部ポート(61)は、フィルター(4)と連通し、導液管の下部ポート(62)は、下部液体キャビティ(22)の底面に近接するところまで下へ延伸し、下部液体キャビティ(22)の内部の液体を加熱するための加熱装置(7)をさらに含む。コーヒーカップ(2)内の水が沸かされた後、下部液体キャビティ(22)内の水は圧力差によって、導液管(6)を介してフィルター(4)内に流れ込んでコーヒー粉と混合し、さらに網目(100)を通して上部液体キャビティ(21)内に入る。下部液体キャビティ(22)内の水は沸騰状態を維持するため、上部液体キャビティ(21)内の水は上部液体キャビティ(21)内に保持されて落下しない。コーヒーの醸造が終わり、加熱を停止すると、上部液体キャビティ(21)内のコーヒー液が再び下部液体キャビティ(22)に落として、コーヒーの作りを完成する。

Description

本考案は、小型家電の分野に関し、特にサイフォンコーヒーマシンに関するものである。
サイフォンコーヒーマシンの原理とは、水が加熱された後に水蒸気を生成し、熱膨張冷縮の現象が発生することによって、水が下から上に押し出されることである。
従来のサイフォンコーヒーマシンは、上下に分かれた2つのカップで構成されており、上部のカップはコーヒー粉で満たされ、下部のカップは水で満たされる。下部のカップを加熱することによって、沸騰した水を上へ上部のカップ内に流入させて、コーヒーを作る。このようなサイフォンコーヒーマシンは、構造が複雑であり、操作が面倒であり、現代人のペースの速い生活に適応できず、コーヒーの香りを放ちにくいコーヒーを浸す方法を採用している。
本考案は、複雑な構造や面倒な操作など、従来のコーヒーマシンの欠点を克服することを主な目的とするサイフォンコーヒーマシンを提供している。
上記の技術的問題を解決するために、本考案は以下の技術的解決策を採用している。
ベースと、前記ベースの上面に取り外し可能に装着されたコーヒーカップと、前記コーヒーカップの開口部をカバーするように設けられたカップカバーと、を含むサイフォンコーヒーマシンであって、
コーヒー粉を載置するためのフィルターと、前記フィルターの上開口部とロックするように接続されるフィルターカバーと、導液管と、前記下部液体キャビティの内部の液体を加熱するための加熱装置と、をさらに含み、
前記フィルターの外壁は、前記コーヒーカップの内壁と密封するように接触し、前記コーヒーカップの内部は、上部液体キャビティと下部液体キャビティとに分けられ、
前記フィルターの前記上部液体キャビティに位置する部分及び/またはフィルターカバーには、複数の網目が設けられており、前記導液管の上部ポートは、前記フィルターと連通し、前記導液管の下部ポートは、前記下部液体キャビティの底面に近接するところまで下へ延びる。前記下部液体キャビティの内部の液体は、前記導液管を通過して前記フィルターに入り、さらに前記複数の網目を通って前記上部液体キャビティに入る。
さらに、前記フィルターと前記フィルターカバーは、密封してロックするように接続され、前記網目の孔径は、前記コーヒー粉の粒径よりも小さい。
さらに、前記フィルターカバーの上側は、連接ロッドを介して前記カップカバーの下側に固定接続され、前記カップカバーが前記コーヒーカップの上開口部にカバーされる時に、前記フィルターの外壁は前記コーヒーカップの内壁と密封して接触することを特徴とする請求項1に記載のサイフォンコーヒーマシン。
さらに、前記コーヒーカップは、カップ本体、台座及び加熱プレートを含み、前記台座は、前記カップ本体の下端に装着され、前記加熱プレートは、前記カップ本体の下端に密封するように嵌め込まれ、且つ前記下部液体キャビティの内部の液体と接触可能である。
さらに、前記カップ本体は、上下に分布し、分離できない第1カップ部と第2カップ部とを含み、前記第1カップ部と前記第2カップ部は、一体成形、シール溶接、密封リベット及び密封鎖合の中の何れかの方法で接続されている。
さらに、前記台座の下側には、上部コネクタが装着されており、前記ベースの上側には、前記上部コネクタとマッチングしている下部コネクタが装着されており、前記台座と前記ベースとは互いに嵌合するように連接され、前記加熱装置は、前記上部コネクタと電気的に接続される。
さらに、前記加熱装置は、前記加熱プレートの内部に取り付けられた電気加熱管およびNTCを含み、前記NTCは、前記加熱プレートに密封するように埋め込まれ、且つ前記下部液体キャビティの内部まで上へ延びる。
さらに、ハンドル及びカップベルトアセンブリをさらに含み、前記ハンドルは上側に上部支柱が設けられるとともに、下側に下部支柱が設けられ、前記カップベルトアセンブリは、前記カップ本体の外側に設けられ、前記下部支柱は、前記ベースとロックするように固定連接され、前記上部支柱は、前記カップベルトアセンブリとロックするように固定連接されている。
さらに、前記コーヒーカップの外壁には、カップハンドルが長手方向に沿って設けられており、前記下部支柱は、前記カップハンドルの下側と横方向に当接し、前記上部支柱は、前記カップハンドルの上側と横方向に当接している。
さらに、前記カップベルトアセンブリには、金物カップベルトとロックブロックとが含まれており、前記ロックブロックは、前記金物カップベルトと前記カップ本体との間に挟むように設けられ、前記上部支柱の内部に位置する1つの上横方向ボルトは、前記上部支柱及び前記金物カップベルトを順次に貫通して、前記ロックブロックに螺着され且つ前記上部支柱を前記カップハンドルに押し付ける。
従来の技術と比較して、本考案は、次の有益な効果を奏している。
1、本考案は、構造がシンプルであり、実用性に優れている。コーヒーカップとフィルターを設けることによって、コーヒーカップ内の水が沸騰された後に、下液体キャビティ内の水は圧力差により、導液管を介してフィルターに流れ込んで、コーヒー粉と混合してコーヒーを抽出する。抽出されたコーヒー液は、網目を通過して上部液体キャビティに入る。下部液体キャビティの水が沸騰し続けるため、上部液体キャビティ内の水は上部液体キャビティ内に保持されて落下しない。コーヒーの醸造が終わり、加熱が停止されると、圧力差により、上部液体キャビティ内のコーヒー液が再び下部液体キャビティ内に落下し、抽出が完了する。本考案は、既存のコーヒーマシンに比べて、コーヒーカップが1つしかないため、構造が簡素化され、操作がさらに便利になり、フィルターが付いているため、コーヒーの香りを抽出する機能も備えている。
2、本考案では、フィルターカバーとカップカバーが固定接続されているため、操作がさらに簡単になり、フィルターカバーとカップカバーを一度に取り出すことができ、且つ、取り外した後に、フィルターカバーとカップカバーとの全体をテーブルの上に逆さまに置いて、そのスクロールを避けることができる。
3、本考案では、ハンドルを設ける目的は、ユーザーがコーヒーカップを取るまたは置くことを容易にするためである。カップハンドルを設ける目的は、緩衝役割を果たして、上部支柱と下部支柱がコーヒーカップに直接力を加えることを避けて、コーヒーカップの寿命を延ばすためである。
本考案の構造の概略図である。 図1の分割構造の概略図である。 図1の断面図である。 本考案における前記フィルターと前記フィルターカバーとが分離した場合の構造の概略図である。 本考案における前記カップベルトアセンブリがコーヒーカップの外側に巻き付けられたときの概略図である。
以下、図面を参照しながら、本考案の具体的な実施形態について説明する。
図1~図5に示すように、本考案に係るサイフォンコーヒーマシンは、ベース1と、ベース1の上面に取り外し可能に取り付けられたコーヒーカップと、コーヒーカップ2の開口部に配置されたカップカバー3と、コーヒー粉を載置するためのフィルター4と、フィルター4の上部開口部にロックするように連接されるフィルターカバー5と、導液管6と、を含む。フィルター4の外壁は、コーヒーカップ2の内壁と密封するように接触することができ、それにより、コーヒーカップ2の内部は上部液体キャビティ21と下部液体キャビティ22とに隔てられる。フィルター4の上部液体キャビティ21に位置する部分および/またはフィルターカバー5には、複数の網目100が開設されている。導液管の上部ポート61は、フィルター4と連通している。導液管の下部ポート62は、下部液体キャビティ22の底面に近接するところまで下へ延びる。また、下部液体キャビティ内の液体を加熱するための加熱装置7を含む。下部液体キャビティ22内の液体は、導液管6を通過してフィルター4に入り、次に複数の網目100を通過して上部液体キャビティ21に入ることができる。コーヒーカップ2とフィルター4を配置することにより、コーヒーカップ2内の水が沸騰した後、下部液体キャビティ22内の水は、圧力差により、導液管6を通ってフィルター4内に流れ込んで、コーヒー粉と混合して、コーヒーを抽出することができる。抽出されたコーヒー液は、網目100を通過して上部液体キャビティ21に入る。下部液体キャビティ22内の水が沸騰し続けるため、上部液体キャビティ21内の水は上部液体キャビティ内に保持されて落下しない。コーヒーの醸造が終わり、加熱が停止されると、圧力差により、上部液体キャビティ21内のコーヒー液は網目100を通過してフィルター4に入り、次に導液管に沿って再び下部液体キャビティ22内に落下し、醸造が完了する。本考案のコーヒーマシンは、既存のコーヒーマシンに比べて、コーヒーカップが1つしかないため、構造が簡素化され、操作がさらに便利になり、フィルターが存在するため、コーヒーの香りを抽出する機能も備えている。
導液管の下部ポート62と下部液体キャビティ22の底面との間の距離は、コーヒーカップの具体的な形状およびサイズに応じて対応する比率で設計されることができる。下部液体キャビティの水が導液管6に入ることができる上に、下部液体キャビティ内に残存する水が多すぎてはいけない。上部液体キャビティ21および下部液体キャビティ22の比率も、コーヒーカップの具体的な形状およびサイズ、ならびに導液管の下部ポート62と下部液体キャビティ22の底面との間の距離に基づいて対応的に設計される。下部液体キャビティから導液管に流れる水の量は、上部液体キャビティ内の液体のオーバーフローを回避するために、上部液体キャビティの容量よりも小さい必要がある。具体的に設計する時に、コーヒーカップに目盛りを付けて、ユーザーの使用を指導するのが好ましい。
図1~図5を参照すると、フィルター4とフィルターカバー5は、密封するようにロックされて接続されている。網目100の孔径はコーヒー粉の粒径よりも小さいので、網目100は水のみを通過させることができ、コーヒー粉を通過させることができない。これにより、お湯は、フィルターを流れる時に、コーヒー粉に対してある程度で洗って抽出し、コーヒーの継続的な醸造とカップ本体の洗浄により良い解決策を提供する。
なお、図1~図5に示すように、フィルターカバー5の上側は、連接ロッド51を介してカップカバー3の下側と固定的に接続されている。カップカバー3がコーヒーカップ2の開口部に配置される時に、フィルター4の外壁は、コーヒーカップ2の内壁と密封するように接触している。フィルターカバー5とカップカバー3とを固定的に接続することで、操作がさらに簡単になるとともに、フィルターカバー5とカップカバー3を同時に1ステップで取り出すことができる。しかも、取り外した後、フィルターカバー5とカップカバー3を全体的に逆さまにして、転がらないようにテーブルの上に置くことができる。具体的には、フィルターカバー5と連接ロッド51とカップカバー3との三者を一体に成形してもよいし、フィルターカバー5と連接ロッド51とを一体に成形してから、連接ロッド51とカップカバー3とを締まり嵌めの方式で固定接続させることができる。フィルターカバー5とフィルター4との間のロック接続については、フックまたはねじ山接続などを使用することができる。
図1~図5に示すように、コーヒーカップ2は砂時計の形状である。すなわち、コーヒーカップ2は、上端および下端に広い内輪があり、中央に狭い内輪がある形状である。フィルター4は、コーヒーカップ2の中部の内壁と密封するように接触する。具体的には、コーヒーカップ2は、カップ本体23、台座24及び加熱プレート25を含む。台座24は、カップ本体23の下方に設置される。加熱プレート25は、カップ本体23の下端に密封するように嵌められ且つ下部液体キャビティ22内の液体と接触可能である。本実施形態では、フィルター4の外壁にシールリングを設置することで、コーヒーカップ2の内壁と密封するように接触可能となる。また、加熱プレート25とカップ本体23との間に断熱シリカゲルを設置することで、密封を実現することができる。コーヒーカップの全体的な美観性を向上させるために、台座24の外周側に金物の飾り輪241を設けても良い。
カップ本体23は、上下に分布し且つ分離できない第1カップ部および第2カップ部を含み得る。第1カップ部と第2カップ部との間の接続は、一体成型、密封溶接、密封リベット、および密封ロックの中の一種である。第1カップ部と第2カップ部は、使用過程において分離できない。もちろん、カップ本体23が第1カップ部と第2カップ部のみからなることに限らず、第3カップ部、第4カップ部等を設けてもよい。各カップ部は、互いに一体成型、密封溶接、密封リベット、密封ロックなどの接続方式を採用している。
図1~図5に示すように、台座24の下側には、上部コネクタ26が装着されており、ベース1の上側には、上部コネクタ26とマッチングしている下部コネクタ11が装着されている。これにより、台座24とベース1は、互いに対して嵌合することができる。加熱装置7は、上部コネクタ26と電気的に接続されている。上部コネクタ26と下部コネクタ11とが嵌合された後に、通電を実現する。これにより、ユーザーは、ベース1に設けられた制御パネル12を介してコーヒーマシンを操作することができる。制御パネル12は、ベース1内の制御モジュールを介して加熱装置の動作を制御する。具体的には、制御パネル12は、電源スイッチ121、電源スイッチライト122、保温ボタン123、保温インジケータ124、および表示スクリーン125を含むことができる。電源スイッチ121を押すことにより、コーヒーカップ内の水を加熱することができる。保温ボタン123を押すことで、コーヒーカップ内で作られたコーヒー液を保温することができる。表示スクリーン125は、水温をリアルタイムで表示するために用いられる。制御パネル12と制御モジュールとの接続方式は、従来の技術的手段であり、本解決策の考案点ではなく、ここで改めて述べるまでもない。
なお、図1~図5に示すように、加熱装置7は、加熱プレート25内に設けられた電気加熱管71及びNTC72を含む。NTC72は、加熱プレート25に密封するように嵌め込まれ、且つ上へ下部液体キャビティ22内まで延伸する。NTCは、温度が上昇するにつれて抵抗値が急激に低下するサーミスタであり、本考案において、下部液体キャビティの液体の温度をリアルタイムで感知して、正確な温度制御を実現するためのものである。
図1~図5に示すように、ハンドル8およびカップベルトアセンブリ9をさらに含む。ハンドル8の上側には、上部支柱81が設けられ、ハンドル8の下側には、下部支柱82が設けられている。カップベルトアセンブリ9は、カップ本体23の外側に巻き付けられている。下部支柱82は、台座24と固定的に接続されている。上部支柱81は、カップベルトアセンブリ9と固定接続されている。本考案で提供されるハンドルの目的は、ユーザーがコーヒーカップを取り出して置くのを容易にするためである。
図1~図5に示すように、コーヒーカップ2の外壁には、長手方向に配置されたカップハンドル83を備える。下部支柱82は、カップハンドル83の下側と横方向に当接している。上部支柱81は、カップハンドル83の上側と横方向に当接している。本考案が提供するカップハンドル83は、緩衝の役割を果たし、上部支柱81および下部支柱82がコーヒーカップ2に直接力を加えるのを防ぎ、コーヒーカップの使用寿命を延ばすことができる。具体的には、上部支柱81と下部支柱82は、両方とも水平に配置され、且つそれぞれボルトでカップハンドル83に接続されている。
図1~図5に示すように、台座24には、カップハンドル83を貫通する内ねじ柱242が設けられている。下部支柱82内に位置する下横向きボルト84は、下部支柱82を通過して、当該内ねじ柱242と螺合されるとともに、下部支柱82をカップハンドル83に押し付ける。具体的には、下横向きボルト84が内ねじ柱242内に螺合されると、下横向きボルト84のヘッドは下部支柱82に押し当てられて、下部支柱82をカップハンドル83に押し付けて、固定を完了する。
図1~図5に示すように、カップベルトアセンブリ9は、金物カップベルト91およびロックブロック92を含む。ロックブロック92は、金物カップベルト91とカップ本体23との間に挟まれている。上部支柱81内に位置する上横向きボルト85は、上部支柱81及び金物カップベルト91を順次に通過してロックブロック92とねじで接続され、且つ上部支柱81をカップハンドル83に押し付ける。具体的には、上横向きボルト85がロックブロック92内にねじ込まれると、上横向きボルト85のヘッドは上部支柱81に押し当てられて、上部支柱81をカップハンドル83に押し付けて、固定を完了する。金物カップベルト91は、カップ本体23の外周面に嵌め込まれ、且つロックブロック92のところで重なり合って、ロックブロック92が回動しないようにロックブロック92を包んでいる。上横向きボルト85は、重ね合わせされた金物カップベルト91を貫通した後にロックブロック92に螺着されて、金物カップベルト91及びロックブロック92が固定されたままで動かないようにすることができる。また、カップハンドル83の上下両側に上部支柱81及び下部支柱82を挿入するための溝をそれぞれ設けてもよい。これにより、マシンの安定性と美観性をさらに向上させることができる。
図1~図5に示すように、本考案の使用方法は次の通りである。
1、コーヒーカップ2にカバーされたカップカバー3を取り外し、且つカップカバー3とフィルターカバー5との間のロックを解除して、フィルター4内にコーヒー粉を入れてから、カップカバー3とフィルターカバー5とを再び一体にロックする。
2、ベース1の上面にコーヒーカップ2を取り付けて通電を完了し、所定量の水をコーヒーカップに注ぐ。次に、カップカバー3を再度にコーヒーカップ2の上にカバーする。このとき、フィルター4の外壁は、コーヒーカップ2の内壁と密封するように接触している。
3、加熱装置7を起動して、下部液体キャビティ22内の水を加熱する。下部液体キャビティ22内の水は、沸騰された後に、圧力差によって、導液管6を通過してフィルター4に入って、コーヒーの抽出を行う。抽出されたコーヒー液は、複数の網目100を通過して上部液体キャビティ21に入り、且つ沸騰中に常に上部液体キャビティ21内に保持され、コーヒーを醸造する状態に入る。
4、コーヒーの醸造が完了した後、加熱装置7をオフにすると、上部液体キャビティ21内のコーヒー液は徐々に下部液体キャビティ22に流れ込み、コーヒーの抽出が完了する。
具体的に実施する時に、先ず、ベース1に設けられた電源スイッチ121を押すと、表示スクリーン125は下部液体キャビティ22内の液体の温度をリアルタイムで表示し始め、電気加熱管71は、作動し始め、且つ加熱プレート25を介して下部液体キャビティ22内の水を加熱する。予め設定された加熱時間に達した後、電気加熱管71は自動的に作動を停止し、上部液体キャビティ21内のコーヒー液は徐々に下部液体キャビティ22内に流入する。なお、電源スイッチ121を押した後に、保温ボタン123を押すこともできる。これにより、予め設定された加熱時間に達した後、コーヒーマシンは保温モードに入り、事前設定された保温時間に達するまで、コーヒーマシンは自動的にオフになる。
上記は、ただ本考案の具体的な実施形態に過ぎないが、本考案の設計概念はこれに限定されない。この概念を使用して本考案に対して非実質的な変更を行うことは、いずれも本考案の保護範囲を侵犯する行為である。

Claims (10)

  1. ベースと、前記ベースの上面に取り外し可能に装着されたコーヒーカップと、前記コーヒーカップの開口部をカバーするように設けられたカップカバーと、を含むサイフォンコーヒーマシンであって、
    コーヒー粉を載置するためのフィルターと、前記フィルターの上開口部とロックするように接続されるフィルターカバーと、導液管と、下部液体キャビティの内部の液体を加熱するための加熱装置と、をさらに含み、
    前記フィルターの外壁は、前記コーヒーカップの内壁と密封するように接触し、前記コーヒーカップの内部は、上部液体キャビティと下部液体キャビティとに分けられ、
    前記フィルターの前記上部液体キャビティに位置する部分及び/またはフィルターカバーには、複数の網目が設けられており、前記導液管の上部ポートは、前記フィルターと連通し、前記導液管の下部ポートは、前記下部液体キャビティの底面に近接するところまで下へ延び、
    前記下部液体キャビティの内部の液体は、前記導液管を通過して前記フィルターに入り、さらに前記複数の網目を通って前記上部液体キャビティに入ることを特徴とするサイフォンコーヒーマシン。
  2. 前記フィルターと前記フィルターカバーは、密封してロックするように接続され、前記網目の孔径は、前記コーヒー粉の粒径よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載のサイフォンコーヒーマシン。
  3. 前記フィルターカバーの上側は、連接ロッドを介して前記カップカバーの下側に固定接続され、前記カップカバーが前記コーヒーカップの上開口部にカバーされる時に、前記フィルターの外壁は前記コーヒーカップの内壁と密封して接触することを特徴とする請求項1に記載のサイフォンコーヒーマシン。
  4. 前記コーヒーカップは、カップ本体、台座及び加熱プレートを含み、前記台座は、前記カップ本体の下端に装着され、前記加熱プレートは、前記カップ本体の下端に密封するように埋め込まれ、且つ前記下部液体キャビティの内部の液体と接触可能であることを特徴とする請求項1に記載のサイフォンコーヒーマシン。
  5. 前記カップ本体は、上下に分布し、分離できない第1カップ部と第2カップ部とを含み、前記第1カップ部と前記第2カップ部は、一体成形、シール溶接、密封リベット及び密封鎖合の中の何れかの方法で接続されていることを特徴とする請求項4に記載のサイフォンコーヒーマシン。
  6. 前記台座の下側には、上部コネクタが装着されており、前記ベースの上側には、前記上部コネクタとマッチングしている下部コネクタが装着されており、前記台座と前記ベースとは、互いに嵌合するように連接され、前記加熱装置は、前記上部コネクタと電気的に接続されることを特徴とする請求項4に記載のサイフォンコーヒーマシン。
  7. 前記加熱装置は、前記加熱プレートの内部に取り付けられた電気加熱管およびNTCを含み、前記NTCは、前記加熱プレートに密封するように埋め込まれ、且つ前記下部液体キャビティの内部まで上へ延びることを特徴とする請求項6に記載のサイフォンコーヒーマシン。
  8. ハンドル及びカップベルトアセンブリをさらに含み、前記ハンドルは上側に上部支柱が設けられるとともに、下側に下部支柱が設けられ、前記カップベルトアセンブリは、前記カップ本体の外側に設けられ、前記下部支柱は、前記ベースとロックするように固定連接され、前記上部支柱は、前記カップベルトアセンブリとロックするように固定連接されていることを特徴とする請求項4に記載のサイフォンコーヒーマシン。
  9. 前記コーヒーカップの外壁には、カップハンドルが長手方向に沿って設けられており、前記下部支柱は、前記カップハンドルの下側と横方向に当接し、前記上部支柱は、前記カップハンドルの上側と横方向に当接していることを特徴とする請求項8に記載のサイフォンコーヒーマシン。
  10. 前記カップベルトアセンブリには、金物カップベルトとロックブロックとが含まれており、前記ロックブロックは、前記金物カップベルトと前記カップ本体との間に挟むように設けられ、前記上部支柱の内部に位置する1つの上横方向ボルトは、前記上部支柱及び前記金物カップベルトを順次に貫通して、前記ロックブロックに螺着され且つ前記上部支柱を前記カップハンドルに押し付けることを特徴とする請求項9に記載のサイフォンコーヒーマシン。
JP2021600156U 2019-04-15 2019-12-18 サイフォンコーヒーマシン Active JP3236922U (ja)

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