JP3236859B2 - 発光性を有するライティングポール - Google Patents

発光性を有するライティングポール

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JP3236859B2 JP7660098A JP7660098A JP3236859B2 JP 3236859 B2 JP3236859 B2 JP 3236859B2 JP 7660098 A JP7660098 A JP 7660098A JP 7660098 A JP7660098 A JP 7660098A JP 3236859 B2 JP3236859 B2 JP 3236859B2
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博 大森
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有限会社日本エクステリア研究所
株式会社椎名
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光性を有するラ
イティングポールの分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、所定の大きさを有する投光器と安
定器、水銀ランプ等によって強力に照光する照明器具等
を介して、暗部を照光したり、あるいは近紫外線を発生
する水銀ランプ(ブラックライト)で蛍光体や蛍光塗料
を発光させる方法は広く知られている。
【0003】また、蛍光灯器具による蛍光発光技術も古
くから知られている。
【0004】しかし、前記の投光器による方法は、使用
電力が大きいことや、照光する場合、照光する物体と離
れた場所に設置しなければならないため、電灯工事等を
含めて設置するための諸費用が大きく、経済性に欠けて
いた。
【0005】さらに、前記の蛍光灯器具による方法は、
主として室内の使用に限られ、屋外での使用には防雨上
等の面から制限があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の強力な発光性
を有するライティングポールは、従来の大がかりな投光
器等による水銀ランプ等を使用せず、一般に使用されて
いる蛍光灯照明管を基本に屋外でも使用できるように防
雨性をもたせると共に、強力な照射が得られるように各
所に反射助長機能をもたせて、従来の投光器による照射
技術と何らそん色なく発揮できるようにした。
【0007】さらに、本発明のライティングポールは、
従来の水銀ランプを使用した投光器による使用電力と比
較した場合、蛍光灯照明管を基本としているため、極め
て少ない電力でまかなえるようにした。
【0008】また、本発明のライティングポールは、屋
外に設置でき、照光する被物体の側面から照射できる等
のため、設置費や電灯工事費を極めて安価にした。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の発明に係る発光性を有す
るライティングポールは、所定の長さと所定の径を有す
る円筒状基材に細長形状の窓孔を有するポール体を形成
し、前記ポール体の内側面に蛍光灯器具の固定部を取着
し、前記固定部に前記蛍光灯器具を固定し、蛍光体及び
蛍光塗料を発光させ、且近紫外線を発光させるブラック
ライトを取付け組立てたライティングポールにおいて、
前記ポール体内部に取付けた固定部と前記ブラックライ
トとの間に、所定の間隔をおき、R状鏡面仕上げの反射
板を前記ポール体の内側面に前記ブラックライトの放射
効果を著増させるように装着せしめ、ポール体の窓孔
に、前記窓孔を被う凸状に形成した透明アクリル樹脂板
を取付け、ポール体の窓孔を構成する外側面の左側面部
と右側面部に、湾曲状に形成した透明アクリル樹脂板に
よる集光レンズ作用によって放射されるランプの照射効
果を更に助長するための鏡面仕上げを施したフード板を
取付けたことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、前記ポール体の外
側面部に、小孔付きアーム金具をスライド自在に取付け
たことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明に関する実施
の形態は以下のとおりである。
【0012】図中符号aは、本発明のライティングポー
ルを構成する所定の長さと所定の径を有する円筒状基材
に細長形状の窓孔1を有するポール体である。前記窓孔
1は図面図示のように形成するが限定しない。
【0013】符号2は前記ポール体aの内側面3に取着
した蛍光灯器具の固定部である。前記固定部2には前記
蛍光灯器具を固定し、蛍光体及び蛍光塗料を発光させ、
且近紫外線を発光させるブラックライト4を取付ける。
符号5は点灯管である。
【0014】前記ポール体aは、通常金属製であるが、
プラスチック資材製でもよい。長さ及び径は限定しな
い。
【0015】前記ブラックライト4に代えて、白色蛍光
ランプを固定部2に取付けた形態で実施してもよい。
【0016】前記ポール体aの内部に取付けた固定部2
と前記ブラックライト4又は前記ブラックライト4に代
えて取付けた白色蛍光ランプとの間に、所定の間隔をお
き、R状鏡面仕上げの反射板6を前記ポール体aの内側
面3に装着せしめる。その結果、前記ブラックライト4
又は白色蛍光ランプの放射効果が著増される。
【0017】上記の反射板6は、通常前記ライト4又は
ランプの全長と同程度の長さを有するが限定しない。
【0018】ポール体aの窓孔1に、前記窓孔1を被う
前記湾曲状に形成した透明アクリル樹脂板7を取付け
る。
【0019】ポール体aの窓孔1を構成する外側面の左
側面部8と右側面部9に、湾曲状に形成した透明アクリ
ル樹脂板7の左側縁部11と右側縁部11aとを取着す
る。さらに前記アクリル樹脂板7による集光レンズ作用
によって放射されるランプの照射効果を更に助長するた
めの鏡面仕上げを施したフード板10を窓孔1の左側面
部8と右側面部9に取付ける。
【0020】請求項2記載の発明に関する実施の形態は
以下のとおりである。
【0021】前記ポール体aの外側面部12に、小孔1
3付きアーム金具14を前記ポールaに対し、回動自在
に取付ける。符号15は止めネジである。符号17はポ
ール体aの頭部に被着したキャップである。
【0022】以上のように前記ポール体aとアーム金具
14とは、回動自在であるため、フード板10の角度が
自在に変化できる利点がある。
【0023】前記フード板10の折曲した基部と、延長
部分の取付け部10aとの間に、段部10bを形成す
る。前記のようにフード板10は通常2枚取付けるが一
枚でよい場合もある。さらに前記フード板10と前記ア
クリル樹脂板7とを、前記ポール体aの窓孔1に取付け
るときは、図3のように前記アクリル樹脂板7を挟着せ
しめて固定する。従って、前記フード板10を取外さな
くとも、前記アクリル樹脂板7は上方に引抜くことがで
きる。前記のように引抜いて、ポール体a内のブラック
ライト等を取り出したり、取付けが可能である。
【0024】符号bは本発明のライティングポールaを
取付けた屋外看板である。
【0025】図5は昼間の状態を示す前記屋外看板bで
あり、ボード18の左側部19及び右側部20に、夫々
本発明のライティングポールを取付けた状態を示してい
る。
【0026】符号21はペイントで描いたサクラの絵で
あるが、前記サクラの絵21の左部には蛍光塗料でヒマ
ワリの絵が描かれているが、自然光では見えない。
【0027】さらに上方部の文字22もペイントで描い
た部分は見えるが、下方部の帯状部23は見えない。
【0028】図6は、図5の屋外看板bを夜間になった
とき表われた本発明のライティングポールを照射したと
きに表れたヒマワリの絵24や、図5の帯状部23に書
された文字25を有する図である。
【0029】前記のように夜間になって見える絵や文字
は、蛍光塗料で描いたものである。そして、夜間は、図
5に描いた絵や文字は、通常のペイントであるため見え
ないのである。
【0030】
【実施例】本発明のライティングポールの照度を立証す
るために、暗部で、一般に使用されている白色蛍光灯4
0Wを露出した状態で照光したものと、本発明のライテ
ィングポールとのルックス数値(照度計数)を照度計に
より実験した。
【0031】その結果、一般蛍光灯は、0.5メートル
で720ルックス、1メートルで335ルックス、1.
5メートルで175ルックス、2メートルで100ルッ
クスであるのに対し、本発明のライティングポールで
は、0.5メートルで980ルックス、1メートルで3
85ルックス、1.5メートルで200ルックス、2メ
ートルで125ルックスであり、強力に発光性が得られ
ることが立証された。
【0032】さらに、近紫外線を発光する蛍光ランプ
で、被照射物体に付着の蛍光体に側面から照射して発光
距離(光の届く距離)を比較実験した。その結果、前記
蛍光灯の1.2メートルに対して、本発明のライティン
グポールでは2.0メートル以上であることが立証され
た。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、所定の長さと所
定の径を有する円筒状基材に細長形状の窓孔を有するポ
ール体を形成し、前記ポール体の内側面に蛍光灯器具の
固定部を取着し、前記固定部に前記蛍光灯器具を固定
し、蛍光体及び蛍光塗料を発光させ、且近紫外線を発光
させるブラックライトを取付け組立て、前記ポール体内
部に取付けた固定部と前記ブラックライトとの間に、所
定の間隔をおき、R状鏡面仕上げの反射板を前記ポール
体の内側面に前記ブラックライトの放射効果を著増させ
るように装着せしめ、ポール体の窓孔に、前記窓孔を被
う凸状に形成した透明アクリル樹脂板を取付け、ポール
体を構成する外側面の窓孔の左側面部と右側面部に、凸
状に形成した透明アクリル樹脂板による集光レンズ作用
によって放射されるランプの照射効果を更に助長するた
めの鏡面仕上げを施したフード板を取付けた強力な発光
性を有するライティングポールなので、看板等のサイド
面より看板等に付着されている絵や文字等を昼間と夜間
とに表われる絵や文字等を全く変化させ、昼間は見えて
も夜間には見えず、夜間には見えるように、しかも一般
の蛍光灯器具と比較した場合強力な発光性を有する利点
のほか、照光する被照射物体の側面から照射できるた
め、投光器のように場所をとらない利点と、シンプルな
ため、設置後の景観を著しく増大せしめた利点がある。
【0034】さらに本発明は、前記湾曲状の透明アクリ
ル板が集光レンズ作用を発揮して放射効果を更に向上さ
せ、且内部に取付けたブラックライトの破損を防止する
と共に、屋外の使用に耐えるための防雨性を有し、照度
を更に向上させた効果のほか、屋外の過酷な条件下でも
使用を可能にした利点がある。
【0035】また本発明は、前述したように照度を向上
させるための効果が立証されていることから、投光器と
比較した場合でも、照度を何らそん色なく発揮できる利
点がある。
【0036】さらに本発明は、経済面においても、水銀
灯と比較した場合、電力を大幅に節約できる効果や、設
備工事もライティングポールをコンクリートで固定する
か、アーム取付金具で簡単にビス止めできるなどから安
価に完成できる利点がある。
【0037】さらに本発明のライティングポールは、照
光する場合、従来の正面から照射する方法と異なり、照
光しようとする物体の側面から照射することを大きな特
徴としているため、電力会社の地上配電盤(ピラーボッ
クス)等のブラックライトによるアート作画の照光をは
じめ、公園等の案内看板、ATM装置のセキュリティー
灯や、床面も同時に照光で切る効果があることから、広
場やアプローチなどへの照光灯として幅広く利用できる
利点がある。
【0038】請求項記載の発明は、前記ポール体の外
側面部に、小孔付きアーム金具をスライド自在に取付け
たライティングポールなので、被照射物体に対する照射
角度を適宜調整できると共に、照度調整をも自在にでき
るようにした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発光性を有するライティングポールの
正面図である。
【図2】図1のライティングポールの一部切欠拡大正面
図である。
【図3】図1のライティングポールの拡大横断面図であ
る。
【図4】図1のライティングポールの左側面図である。
【図5】図1のライティングポールを使用した屋外看板
の昼間の状態を示す図である。
【図6】図5の屋外看板の夜間の状態を示す図である。
【符号の説明】
a ポール体 1 窓孔 2 固定部 3 内側面 4 ブラックライト 5 点灯管 6 反射板 7 アクリル樹脂板 8 左側面部 9 右側面部 10 フード板 11 左側縁部 12 外側面部 13 小孔 14 アーム金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−115086(JP,A) 特開 昭55−161303(JP,A) 実開 平1−92709(JP,U) 実開 昭56−7979(JP,U) 実開 平4−35029(JP,U) 実開 平1−92708(JP,U) 実開 平1−92707(JP,U) 実開 平2−108183(JP,U) 実開 昭63−92393(JP,U) 実開 昭53−161586(JP,U) 実公 昭43−20608(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21S 4/00 F21S 6/00 - 8/08 F21V 7/00 G09F 13/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の長さと所定の径を有する円筒状基材
    に細長形状の窓孔を有するポール体を形成し、前記ポー
    ル体の内側面に蛍光灯器具の固定部を取着し、前記固定
    部に前記蛍光灯器具を固定し、蛍光体及び蛍光塗料を
    光させ、且近紫外線を発光させるブラックライトを取付
    け組立てたライティングポールにおいて、 前記ポール体内部に取付けた固定部と前記ブラックライ
    トとの間に、所定の間隔をおき、R状鏡面仕上げの反射
    板を前記ポール体の内側面に前記ブラックライトの放射
    効果を著増させるように装着せしめ、ポール体の窓孔
    に、前記窓孔を被う凸状に形成した透明アクリル樹脂板
    を取付け、ポール体の窓孔を構成する外側面の左側面部
    と右側面部に、湾曲状に形成した透明アクリル樹脂板に
    よる集光レンズ作用によって放射されるランプの照射効
    果を更に助長するための鏡面仕上げを施したフード板を
    取付けたことを特徴とする発光性を有するライティング
    ポール。
  2. 【請求項2】前記ポール体の外側面部に、小孔付きアー
    ム金具をスライド自在に取付けたことを特徴とする請求
    項1記載の発光性を有するライティングポール。
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