JP3236707B2 - 自立型ディスプレイ装置 - Google Patents

自立型ディスプレイ装置

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JP3236707B2 JP19807793A JP19807793A JP3236707B2 JP 3236707 B2 JP3236707 B2 JP 3236707B2 JP 19807793 A JP19807793 A JP 19807793A JP 19807793 A JP19807793 A JP 19807793A JP 3236707 B2 JP3236707 B2 JP 3236707B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶ディスプレイパネ
ル又はプラズマディスプレイパネルなどのフラット型の
表示パネルを有した自立型ディスプレイ装置に関し、特
に表示部を回動可能に支持するチルト機構部の改良に関
する。
【0002】自立型ディスプレイ装置は、一般に机上に
設置して用いられるが、机や椅子の高さによって画面に
対する視線の位置又は角度が変化し、照明光や外来光の
影響を受けて画面が見難くなることがある。また、画面
の指向性(視角範囲)の影響によって画面が見難くなる
こともある。そのような状態をできるだけ解消するため
に、通常、チルト機構部によって表示部の俯仰角を調整
することが可能となっている。オフィスなどのOA化の
進展につれて、自立型ディスプレイ装置の小型化、軽量
化の要望とともに、俯仰角の調整操作(チルト操作)の
容易化の要望が強まっている。
【0003】
【従来の技術】図6は従来の自立型のディスプレイ装置
80の側面図である。図6において、ディスプレイ装置
80は、表示部81、及び、表示部81をチルト機構部
83を介して俯仰方向に回動可能に支持するスタンド部
82から構成されている。
【0004】チルト機構部83は、表示部81の下端部
とスタンド部82との間に設けられており、その回動軸
85は、表示部81の下端部からさらに下方へ下がった
位置の幅方向中央にある。表示部81は、この回動軸8
5を中心として、俯角側(前側)及び仰角側(後側)に
傾斜可能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のディスプレイ装
置80では、回動軸85が表示部81の下端部のさらに
下方にあり、回動軸85から表示部81の重心位置まで
の距離が長いため、表示部81を最大の俯仰角となるよ
うに傾斜させた場合でも姿勢が安定するようにチルト機
構部83の支持力(トルク)を大きくしておく必要があ
った。
【0006】そのため、オペレータが表示部81の俯仰
角を調整する際に大きな力を要し、チルト操作が容易で
はなかった。すなわち、チルト操作に当たっては、表示
部81を両手で持って下方へ押しつけることによって、
スタンド部82を机上面に強く押し当てた状態とし、そ
の状態で、表示部81の上部を前又は後ろに倒すように
力を作用させ、チルト機構部83の回動軸85を所要角
度だけ回動させていた。このときに力のバランスをうま
くとる必要があるため、チルト操作が容易ではなかっ
た。
【0007】また、チルト機構部83が表示部81の下
方にあるため、ディスプレイ装置80の全体の高さも大
きくなり、小型化が容易ではなく、机上において広いス
ペースを要していた。
【0008】本発明は、上述の問題に鑑み、できるだけ
小さい支持力で表示部を安定して支持することができ、
俯仰角の調整を容易に行えるようにした自立型ディスプ
レイ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る装
置は、上述の課題を解決するため、図3に示すように、
ハウジング21内にフラット型の表示パネル22が取り
付けられてなる表示部11と、前記表示部11をチルト
機構部13を介して俯仰方向に回動可能に支持するスタ
ンド部12とを有してなる自立型ディスプレイ装置1に
おいて、前記チルト機構部13の回動中心CRが、前記
表示パネル22の背面側であってしかも表示パネル22
の下縁部よりも上方位置に設けられて構成される。
【0010】そして、前記表示部11の俯仰角を0度と
したときの前記表示部11の重心位置WOと前記チルト
機構部13の回動中心CRとを結ぶ線の俯仰角をα度と
し、前記表示部11の最大の俯角及び仰角をそれぞれθ
1 度又はθ2 度としたとき、前記αが、実質的に、次の
式 α=(θ2 −θ1 )/2 を満たすように設定されて構成される。
【0011】
【作用】チルト機構部13の回動中心CRが表示パネル
22の下縁部よりも上方位置に設けられているので、表
示部11の重心位置WOから回動中心CRまでの距離が
小さくなり、チルト機構部13に必要な支持力が小さく
て済む。
【0012】角度α、θ1 、θ2 の間に、α=(θ2
θ1 )/2の関係があるので、重心位置WOの変動範囲
が俯角側と仰角側とで等しくなり、したがってチルト機
構部13に必要な支持力が俯角側と仰角側とで等しくな
って必要な支持力が最小限となる。
【0013】
【実施例】図1は本発明に係るディスプレイ装置1の正
面図、図2はディスプレイ装置1の側面図、図3はディ
スプレイ装置1の平面図、図4はディスプレイ装置1の
チルト機構部13の拡大断面図、図5は表示部11の重
心と回動軸25と俯仰角との関係を示す図である。
【0014】図1〜図3において、ディスプレイ装置1
は、表示部11、スタンド部12、及びチルト機構部1
3からなっている。表示部11は、正面視が矩形の合成
樹脂からなるハウジング21内に、フラット型の表示パ
ネル22と制御ボード23とが取り付けられて構成され
ている。ハウジング21の背面側には、平面視で円弧状
に突出する凸部24が設けられており、凸部24で覆わ
れるハウジング21の下部に、チルト機構部13を収納
するための空間25が設けられている。凸部24は、ハ
ウジング21内に空間25を設けるためのものであり、
しかも、表示部11の厚さ寸法が増大した感じを与えな
いために、オペレータが斜め前方から見た場合に目立つ
ことのない円弧状となっている。
【0015】なお、図3に示す位置WOは、ハウジング
21、表示パネル22、及び制御ボード23などのそれ
ぞれの重心を複合して求められた表示部11の全体の重
心の位置である。また、表示部11が直立状態のとき、
すなわち俯仰角θが零度のときの、回動中心CRに対す
る重心位置WOの傾き角度(重心位置WOと回動中心C
Rとを結ぶ線の俯仰角)はα度に設定されている。これ
については後で詳述する。
【0016】チルト機構部13は、スタンド部12に対
して表示部11を俯仰方向に回動可能に支持するもので
あり、その回動中心CRは、表示パネル22の背面側で
あって且つ表示パネル22の下縁部よりも上方位置に設
けられている。
【0017】図4において、チルト機構部13は、スタ
ンド部12に取り付けられた金属製の筒状ケーシング3
1、筒状ケーシング31内に圧縮状態で挿入されたウレ
タンゴムからなるゴム部材32、及び、ゴム部材32の
中心部に設けられた穴32a内に圧入された回動軸33
などからなる。回動軸33は、ハウジング21に設けら
れた穴21aに挿入された後で、セットネジ34によっ
て固定されている。表示部11の姿勢を安定させるため
のチルト機構部13の支持力は、回動軸33とゴム部材
32との間の摩擦力によって得られている。支持力の大
きさは、ゴム部材32の外形寸法及び材質、穴21a及
び回動軸33の寸法を適当に選定することによって、予
め所定の値となるように設定されている。
【0018】次に、チルト機構部13によって支持され
た表示部11の俯仰角と重心位置WOとの関係について
説明する。図5において、表示部11が直立状態のとき
の表示パネル22の表示面の状態が鉛直線PFで示され
ている。表示部11の最大の俯角及び仰角はそれぞれθ
1度、θ2 度であり、俯角がθ1 度のときの重心位置は
WO1、仰角がθ2 度のときの重心位置はWO2であ
る。なお、通常、θ1 <θ2 である。これらの重心位置
WO1とWO2は、互いに鉛直線PFに対して対称であ
り、したがって各重心位置WO1,WO2と回動中心C
Rとを結ぶ直線が鉛直線PFとなす角度はいずれもγ度
である。
【0019】すなわち、角度αと、角度θ1 ,θ2 との
間には、次の(1)式の関係がある。 θ1 +α=θ2 −α ……(1) これを変形すると次の(2)式となる。
【0020】α=(θ2 −θ1 )/2 ……(2) 上述のように構成されたディスプレイ装置1では、回動
中心CRから重心位置WOまでの距離が短いので、表示
部11の姿勢を安定させるために必要なチルト機構部1
3の支持力(トルク)を小さくすることができる。した
がって、オペレータが表示部11の俯仰角θを調整する
に当たり、小さい力で容易にチルト操作を行うことがで
き、操作性が向上する。
【0021】また、表示部11を俯角側又は仰角側のい
ずれの側に傾斜させた場合でも、重心位置WOの変動範
囲はγ度までの範囲であり、チルト機構部13に必要な
支持力は俯角側と仰角側とで等しい。したがって、チル
ト機構部13に必要な支持力を最小限とすることがで
き、チルト操作が一層容易である。
【0022】さらに、チルト機構部13の回動中心CR
が表示パネル22の下縁部よりも上方位置に設けられて
いるので、ディスプレイ装置1の高さ寸法が小さくな
り、ディスプレイ装置1の小型化を図ることができ、机
上に設置した場合に机上スペースの有効利用を図ること
ができる。
【0023】上述の実施例において、(1)(2)式の
関係は厳密なものではなく、それらの関係がほぼ成り立
つ程度で実用には充分である。表示パネル22として、
液晶ディスプレイパネル又はプラズマディスプレイパネ
ルなどの種々のフラット型の表示パネルを用いることが
できる。チルト機構部13の構造は上述以外の種々の構
造とすることができる。その他、ディスプレイ装置1の
全体又は各部の構造は、本発明の主旨に沿って種々変更
することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によると、小さい支持力で表示部
を安定して支持することができ、したがって俯仰角の調
整を容易に行うことができる。
【0025】そして、チルト機構部に必要な支持力を最
小限とすることができ、チルト操作が一層容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスプレイ装置の正面図であ
る。
【図2】ディスプレイ装置の側面図である。
【図3】ディスプレイ装置の平面図である。
【図4】ディスプレイ装置のチルト機構部の拡大断面図
である。
【図5】表示部の重心と回動軸と俯仰角との関係を示す
図である。
【図6】従来の自立型のディスプレイ装置の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 ディスプレイ装置 11 表示部 12 スタンド部 13 チルト機構部 21 ハウジング 22 表示パネル CR 回動中心 WO 重心位置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジング内にフラット型の表示パネルが
    取り付けられてなる表示部と、前記表示部をチルト機構
    部を介して俯仰方向に回動可能に支持するスタンド部と
    を有してなる自立型ディスプレイ装置において、 前記チルト機構部の回動中心が、前記表示パネルの背面
    側であってしかも表示パネルの下縁部よりも上方位置に
    設けられており前記表示部の俯仰角を0度としたときの前記表示部の重
    心位置と前記チルト機構部の回動中心とを結ぶ線の俯仰
    角をα度とし、前記表示部の最大の俯角及び仰角をそれ
    ぞれθ 1 度又はθ 2 度としたとき、前記αが、実質的
    に、次の式 α=(θ 2 −θ 1 )/2 を満たすように設定されてなる ことを特徴とする自立型
    ディスプレイ装置。
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