JP3236685U - 反射光糸縫合衣服 - Google Patents

Abstract

【課題】糸から発する反射光を用い衣服ほぼ全体にリフレクター糸によるステッチを配置縫合し、夜間における迅速な視認により様々な事故負荷を軽減する衣服を提供する。【解決手段】衣服を構成する各部にリフレクター糸を、衣服の前面１と両肩２及び袖部のステッチ箇所に縫合する。認知症の夜間徘徊を瞬時に視認でき、安全確保を補完する目的と、夜間における通勤通学の帰宅時の交通安全または、夜間キャンプ場での山中不明事故を軽減せしめるためにリフレクター糸を用いた衣服を装着することにより視認性を発揮する。また、反射光糸縫合衣服が広く普及することにより夜間の事故防止に役立つことを目的とした衣服である。【選択図】図１

Description

本考案は、衣服を構成する各パーツ部分に反射糸（リフレクター）を、衣服縫合部のほぼ全体に２本又は３本ステッチによる縫製をすることにより、夜間の視認性を高め、認知症による徘徊や、自転車の通勤通学時の安全と、キャンプ場などで急に親の目から離れる幼児を迅速に発見し補完をせしめる衣服に関するものである。

従来技術においては、販売実施におけるリフレクター（反射光）衣服は、表面素材全体が反射をするかテープ状または、ワッペンやプリントを用い反射をする衣服であり、いずれも限られた専用衣服としての着用実態であった。
本考案は、一見して反射光素材とわかる衣服では、通常の社会生活において装着するには不十分と考え、２本又は３本のステッチを反射光糸でほぼ全体に縫合を施した衣服である。

従来の技術によれば、リフレクター（反射光）素材を裁断して衣服表面に用いるか又は、テープやプリント等の素材を用いることにより、リフレクター衣服としてスポーツウエアーや工事現場等又は、リフレクター専用衣服として限られていたために、通常の衣服としてリフレクターが備わった機能効果が課題であった。

前記の課題を解決するために、考案者はリフレクター糸を２本又は、３本のステッチ糸を衣服のほぼ全体に用いることにより、認知症の夜間徘徊時に視認できる衣服又は、通勤着・通学制服における夜間帰宅の安全や、アウトドア山中での夜間視認ができる衣服を目的する手段を考案した。

本考案によれば、外見から一目してリフレクター（反射光）衣服と見分けることができる製品ではなく、通常の衣服においてリフレクター糸をほぼ全体に２本又は３本ステッチを施すことによりなり夜間における社会弱者の安全と、視認性を高める効果がある。

本考案の衣服、ほぼ前面にリフレクター糸を用い２本ステッチを施した表面図である。 本考案の衣服、ほぼ後面にリフレクター糸を用い２本ステッチを施した裏面図である。 本考案の衣服、ポケット端部箇所にリフレクター糸を施した拡大図である。 本考案の衣服、袖部にリフレクター糸を用い３本ステッチを施した拡大図である。 本考案の衣服、背部にリフレクター糸を用い３本ステッチを施した拡大図である。

いわゆる夜間における交通事故多発や、幼児を伴った夜間キャンプなどで頻繁に起こる迷子や、高齢者の夜間歩行の安全のために、社会弱者の事故を軽減せしめる観点から補完対策が望まれている。本考案の縫合形態は、リフレクター糸をほぼ全面に施したものである。

本考案を実施例について説明すれば、１は衣服の前面、２は後面、３はポケット配置部、４は袖部、５は背部ヨーク切り替部であり、リフレクターステッチ糸を施し縫合を示したものである。

本考案は、衣服を構成する各部にリフレクター糸を、衣服の前面と後面及び袖部のステッチ箇所に縫合することにより、夜間における自動車のライトや自転車のライト又は、懐中電灯の光により衣服全体が反射光を発する。反射光の機能効果は洗濯を繰り返しても継続し復活することによって、長く社会弱者等の事故軽減に役立つ。

１ リフレクター糸を前開箇所に施したステッチ配置位置
２ リフレクター糸を両肩箇所に施したステッチ配置位置
３ リフレクター糸を両袖箇所に施したステッチ配置位置
４ リフレクター糸を背ヨーク箇所に施したステッチ配置位置
５ リフレクター糸を背面両側に切り替えステッチ配置位置
６ リフレクター糸を両襟端部に施したステッチ配置位置
７ リフレクター糸を両ポケット端部に施したステッチ配置位置

Claims (1)

1. 衣服１において、衣服１を構成する各ステッチの縫合部分にリフレクター糸を用い対光線に反射することにより、夜間における認知症の徘徊や通勤通学時及びキャンプ場での視認に役立つことを特徴とする反射光糸縫合衣服。

Images