JP3236289U - 電子霧化デバイス - Google Patents

Abstract

【課題】異なる種類の霧化される物体を仕切った異なる霧化室内に入れることができ、霧化器を交換する必要がなく、霧化器の多用途を実現し、コストを低くすることができる電子霧化デバイスを提供する。【解決手段】電子霧化デバイスは、ハウジングアセンブリと、ハウジングアセンブリ内にそれぞれ設置された、制御モジュールグループ１２及び制御モジュールグループに電気的に接続されたバッテリーモジュールグループ１３とを含む主体と、霧化ハウジング及び霧化ハウジング内に設置される加熱回路を含み、霧化ハウジングの一端がハウジングアセンブリの一端に接続され、霧化ハウジングが互いに独立した少なくとも２つの霧化室２１を有し、加熱回路が制御モジュールグループに電気的に接続され、霧化ハウジングの他端がガス出口を有し、ガス出口は少なくとも２つの霧化室のうちの１つの霧化室に選択的に連通する、霧化器と、を含む。【選択図】図４

Description

本考案は霧化技術分野に関し、特に電子霧化デバイスに関する。

現在、電子霧化デバイスは一般的に主体及び霧化器を含み、主体は霧化器に電気エネルギーを提供するために用いられ、霧化器は液体状態又は固体状態の霧化される物体を加熱してミストにするために用いられる。現在、霧化器は加熱構造及び加熱構造の周りに設置された霧化室を含み、霧化される物体が霧化室内に位置し、これにより加熱構造は霧化室内の霧化される物体を加熱して、ミストを生成することができる。霧化器内の霧化される物体の種類を変更する必要がある場合、霧化器の構造が複雑で、取り外しにくいため、一般的に新しい霧化器に直接交換して、新しい霧化される物体を新しい霧化器の霧化室に入れる。電子霧化デバイスは用途を変更するたびに、霧化器を一回交換する必要があるため、霧化器が消耗品となり、電子霧化デバイスのコストが高くなり、１つの霧化器の多用途を実現できない。

本考案の目的は、異なる種類の霧化される物体を仕切った異なる霧化室内に入れることができ、霧化器を交換する必要がなく、霧化器の多用途を実現し、これにより電子霧化デバイスのコストを低くすることができる電子霧化デバイスを提供することにある。

以上のような考えにより、本考案が用いる技術案は以下のとおりである。

電子霧化デバイスであって、
ハウジングアセンブリと、前記ハウジングアセンブリ内にそれぞれ設置された、制御モジュールグループ及び前記制御モジュールグループに電気的に接続されたバッテリーモジュールグループとを含む主体と、
霧化ハウジング及び前記霧化ハウジング内に設置される加熱回路を含む霧化器であって、前記霧化ハウジングの一端が前記ハウジングアセンブリの一端に接続され、かつ前記霧化ハウジングが少なくとも２つの霧化室を有し、少なくとも２つの前記霧化室が互いに独立し、前記加熱回路が前記制御モジュールグループに電気的に接続され、前記霧化ハウジングの他端がガス出口を有し、前記ガス出口は少なくとも２つの前記霧化室のうちの１つの前記霧化室に選択的に連通する、霧化器と、を含む。

好ましくは、前記霧化ハウジングの一端は前記ハウジングアセンブリの一端に取り外し可能に接続される。

好ましくは、前記霧化ハウジングの他端に接続され、かつ前記ガス出口に連通された吸い口をさらに含む。

好ましくは、前記制御モジュールグループは制御モジュール及び前記制御モジュールに電気的に接続された無線通信モジュールを含み、前記加熱回路は前記制御モジュールに電気的に接続され、前記無線通信モジュールは無線制御信号を受信可能であり、前記制御モジュールは前記無線制御信号に基づいて前記加熱回路のオン又はオフを制御可能であり、前記無線制御信号はターンオン情報又はターンオフ情報を含む。

好ましくは、前記制御モジュールグループは、前記制御モジュールに電気的に接続され、かつユーザの体温又は心拍数を含む生体情報を監視するために用いられる生体監視モジュールをさらに含む。

好ましくは、前記加熱回路は少なくとも２つ設置され、少なくとも２つの前記加熱回路はそれぞれ前記制御モジュールに電気的に接続され、かつ少なくとも２つの前記加熱回路は少なくとも２つの前記霧化室と１対１に対応し、前記加熱回路はそれに対応する霧化室を加熱するために用いられる。

好ましくは、前記バッテリーモジュールグループはグラフェンバッテリーを含む。

好ましくは、前記バッテリーモジュールグループに電気的に接続された無線充電モジュールグループをさらに含む。

好ましくは、前記ハウジングアセンブリはハウジング及び前記ハウジング内に固定されたスペーサを含み、前記霧化ハウジングの一端は前記ハウジングの一端に接続され、前記スペーサは前記ハウジングをバッテリーキャビティ及び電子キャビティに仕切り、前記バッテリーモジュールグループは前記バッテリーキャビティ内に固定され、前記制御モジュールグループは前記電子キャビティ内に固定され、前記無線充電モジュールグループは前記ハウジングに固設され、かつ前記バッテリーモジュールグループの一端に位置する。

好ましくは、前記制御モジュールグループに電気的に接続され、前記ハウジングに設置されたタッチ表示パネルをさらに含む。

本考案は少なくとも以下の有益な効果を有する。
本実施例に係る電子霧化デバイスは、霧化器には少なくとも２つの霧化室が設置され、これにより少なくとも２つの霧化室に、保健品を入れるための保健室、薬品を入れるための医療室及びタールを入れるためのタール室を含むことができ、ユーザが電子霧化デバイスを利用して保健を行う必要がある場合、制御モジュールグループによって加熱回路を制御して保健室を加熱して、ガス出口を保健室に連通させてもよく、これにより保健室からミストを生成してガス出口から流出し、ユーザが電子霧化デバイスを利用して医療を行う必要がある場合、制御モジュールグループによって加熱回路を制御して医療室を加熱して、ガス出口を医療室に連通させてもよく、これにより医療室からミストを生成してガス出口から流出し、これにより電子霧化デバイスは霧化器を交換する必要がなく、異なる機能を実現することができ、霧化器の多用途を実現し、電子霧化デバイスのコストを低くすることができる。

本考案の実施例に係る電子霧化デバイスの構造模式図である。 本考案の実施例に係る電子霧化デバイスの分解構造模式図である。 本考案の実施例に係る電子霧化デバイスの平面図である。 本考案の図３に示されたＡ－Ａの断面図である。 本考案の実施例に係る電子霧化デバイスの側面図である。 本考案の図５に示されたＢ－Ｂの断面図である。 本考案の実施例に係る電子霧化デバイスにおける一部の構造の接続模式図である。

本考案の解決しようとする技術的課題、用いる技術案及び達成する技術的効果をより明確にするために、以下添付の図面を参照して具体的な実施形態によって本考案の技術案をさらに説明する。ここで説明する具体的な実施例は本考案を解釈するためだけに用いられ、本考案を限定するものではないことは理解すべきである。また、説明の便宜上、図面においては、全てではなく、本考案に関連する部分のみを示している。

なお、本考案の説明において、用語「中心」、「上」、「下」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「内」、「外」等で示される方位又は位置関係は、図面に基づいて示した方位又は位置関係であり、本考案の説明や説明の簡略化のためのものに過ぎず、指された装置又は素子は必ず特定の方位を有し、特定の方位で構造及び操作することを指示又は暗示するわけではなく、本考案への限定と解釈してはならない。また、用語「第１」、「第２」は、単に説明するためのものであり、相対的な重要性を指示又は暗示すると解釈してはならない。

なお、本考案の説明において、他の明確な規定と限定がない限り、用語「取付」、「連結」、「接続」は、広義に解釈されるべきである。例えば、固定的に接続されてもよいし、着脱可能に接続されてもよい。機械的に接続されてもよいし、電気的に接続されてもよい。直接的に連結されてもよいし、中間媒体を介して間接的に連結されてもよいし、２つの素子内部が連通されてもよい。当業者であれば、上述する用語の本考案における具体的な意味を具体的な状況に応じて理解することができる。

本実施例は電子霧化デバイスを提供し、霧化器２は複数の霧化室２１を有し、異なる種類の霧化される物体を仕切った異なる霧化室２１内に入れることができ、霧化器２を交換する必要がなく、霧化器２の多用途を実現し、これにより電子霧化デバイスのコストを低くすることができる。

図１～図７に示すように、電子霧化デバイスは主体１、霧化器２及び吸い口３を含む。ここで、主体１はハウジングアセンブリ１１並びにハウジングアセンブリ１１内にそれぞれ固定するように設置された制御モジュールグループ１２及びバッテリーモジュール１３を含み、制御モジュールグループ１２はバッテリーモジュールグループ１３に電気的に接続され、これによりバッテリーモジュールグループ１３は制御モジュールグループ１２に電気エネルギーを提供することができる。

上述した霧化器２は霧化ハウジング２２及び霧化ハウジング２２内に設置された加熱回路を含み、霧化ハウジング２２の一端がハウジングアセンブリ１１の一端に接続され、かつ霧化ハウジング２２が少なくとも２つの霧化室２１を有し、霧化室２１が霧化される物体を収容するために用いられ、かつ少なくとも２つの霧化室２１が互いに独立し、これにより１つの霧化室２１内の物体が電子霧化デバイスの振動によって他の霧化室２１に入ることがないようにし、ひいては各霧化室２１における霧化される物体の純度を保証する。

加熱回路は制御モジュールグループ１２に電気的に接続され、これにより制御モジュール１２は加熱回路のオン及びオフを制御することができ、制御モジュールグループ１２が加熱回路をオンにするように制御すると、加熱回路はそのうちの１つの霧化室２１内の物体を加熱することができ、当該霧化室２１内の物体にミストを生成させ、これと同時に、他の霧化室２１内の物体が加熱されないようにして、電子霧化デバイスが同じ時刻に、１種類のミストしか生成できないようにし、これにより電子霧化デバイスに霧化ガスの混合が発生することを防止する。霧化ハウジング２２の他端はガス出口を有し、かつガス出口は少なくとも２つの霧化室２１のうちの１つの霧化室２１に選択的に連通し、具体的には、ガス出口はミストを生成できる霧化室２１に連通し、これによりミストがガス出口からスムーズに出るようになる。

本実施例に係る電子霧化デバイスは、霧化器２に少なくとも２つの霧化室２１が設置され、これにより少なくとも２つの霧化室２１に、保健品を入れるための保健室、薬品を入れるための医療室及びタールを入れるためのタール室を含むことができ、ユーザが電子霧化デバイスを利用して保健を行う必要がある場合、制御モジュールグループ１２によって加熱回路を制御して保健室を加熱して、ガス出口を保健室に連通させてもよく、これにより保健室からミストを生成してガス出口から流出し、ユーザが電子霧化デバイスを利用して医療を行う必要がある場合、制御モジュールグループ１２によって加熱回路を制御して医療室を加熱して、ガス出口を医療室に連通させてもよく、これにより医療室からミストを生成してガス出口から流出し、これにより電子霧化デバイスは霧化器２を交換する必要がなく、異なる機能を実現することができ、霧化器２の多用途を実現し、電子霧化デバイスのコストを低くすることができる。

好ましくは、霧化器２と主体１の取り外し及び取り付けを容易にするように霧化ハウジング２２の一端はハウジングアセンブリ１１の一端に取り外し可能に接続され、これにより本実施例における霧化器２は交換可能であるが交換頻度が低くになるようにし、これにより電子霧化デバイスのコストを低減する。例示的には、図４に示すように、霧化器２と主体１のハウジングアセンブリ１１は雄ネジ及び雌ネジによって螺合される。霧化器２とハウジングアセンブリ１１との間が係合等の方式で取り外し可能な接続を実現してもよいことは理解できる。

本実施例において、図１に示すように、電子霧化デバイスは吸い口３をさらに含み、吸い口３は霧化ハウジング２２の他端に交換可能に接続され、かつガス出口に連通し、これにより霧化室２１内に生成されたミストはガス出口から吸い口３に入り、ひいてはユーザに吸入される。吸い口３を交換可能に設置することは、異なる種類のミストを吸入する時に吸い口３の交換を容易にすることができ、匂いの汚染を防止する効果を有する。例示的には、図４に示すように、霧化室２１内のミストはラッパ状を呈する通路を通過してユーザの口内に拡散するように、吸い口３内の通路はラッパ状を呈し、かつ通路の霧化ハウジング２２に近い一端の断面積は霧化ハウジング２２から離れる一端の断面積より小さい。

電子霧化デバイスの清潔性を向上させるために、本実施例における吸い口３には無菌プラスチックが用いられ、かつ霧化ハウジング２２が霧化室２１を形成するための部分には無菌プラスチックが用いられ、当該無菌プラスチックは自己滅菌の機能を有する。

好ましくは、加熱回路はそのうちの１つの霧化室２１内の物体のみを加熱する方式が複数種類を有してもよく、本実施例は以下の２つの方式を提供する。

１つの加熱の方式では、加熱回路は少なくとも２つ設置され、少なくとも２つの加熱回路はそれぞれ制御モジュールグループ１２に電気的に接続され、かつ少なくとも２つの加熱回路は少なくとも２つの霧化室２１と１対１に対応し、加熱回路はそれに対応する霧化室２１を加熱するために用いられる。即ち、予め設定された霧化室を加熱する必要がある場合、当該予め設定された霧化室に対応する加熱回路をオンにさせ、他の加熱回路をオフにさせることで、当該予め設定された霧化室のみを加熱することを実現する。この場合、複数の加熱回路の間の接続方式は並列接続である。

他の１つの加熱方式では、加熱回路が１つ設置され、かつ霧化ハウジング２２内に切替アセンブリがさらに設置され、切替アセンブリは制御モジュールグループ１２に電気的に接続され、加熱回路は切替アセンブリに固定される。切替アセンブリが加熱回路を駆動していずれかの霧化室２１に移動するように、制御モジュールグループ１２は切替アセンブリの移動を制御でき、これにより当該１つの霧化室２１を加熱することができる。具体的には、予め設定された霧化室を加熱する必要がある場合、加熱回路を駆動して予め設定された霧化室に移動するように、制御モジュールグループ１２はまず切替アセンブリの動作を制御し、次に当該加熱回路が予め設定された霧化室のみを加熱するように、制御モジュールグループ１２は加熱回路をオンにさせるように制御する。例示的には、本実施例において、切替アセンブリはモータ及びギヤセットを含んでもよい。

いくつかの実施例において、２つの霧化室２１内の物体を混合して一緒にユーザに吸引させるために、加熱回路はさらに同時に２つ又は複数の霧化室２１内の物体を同時に加熱することができる。例示的には、同時に複数の霧化室２１を加熱するために、複数の加熱回路が設置され、かつ制御モジュールグループ１２は複数の加熱回路を同時に起動するように同時に制御することができる。又は、加熱回路が１つ設置され、制御モジュールグループ１２は当該１つの加熱回路を制御することによって複数の霧化室２１を同時に加熱する。

図７に示すように、制御モジュールグループ１２は制御モジュール１２１及び制御モジュール１２１に電気的に接続された無線通信モジュール１２２を含む。上述した加熱回路は制御モジュール１２１に電気的に接続され、無線通信モジュール１２２は無線制御信号を受信して、当該無線制御信号を制御モジュール１２１に送信することができ、制御モジュール１２１は受信した無線制御信号に基づいて加熱回路のオン又はオフを制御することができる。ここで、無線制御信号は電子端末装置上のＡＰＰ７によって送信されてもよく、即ち、本実施例における電子霧化デバイスは電子端末装置と無線通信を行うことができ、例えばブルートゥース、赤外線、５Ｇ等によって電子端末装置と無線通信を行い、制御モジュールによって加熱回路のターンオン、ターンオフ、電力の増加又は電力の減少等を制御するために、ユーザは電子端末装置上のＡＰＰ７にコマンドを入力してもよく、ＡＰＰ７は当該コマンドに基づいて無線制御信号を生成して、当該無線制御信号を無線通信モジュール１２２に送信する。例示的には、無線制御信号はターンオン情報、ターンオフ情報、温度上げ情報、温度下げ情報等を含む。

好ましくは、制御モジュール１２１は無線通信モジュール１２２によって電子端末装置上のＡＰＰ７とインタラクトすることができる。例えばユーザがＡＰＰ７で電子霧化デバイスの動作状態を特定することができるように、制御モジュール１２１は電子霧化デバイスの特徴パラメータを無線通信モジュール１２２によってＡＰＰ７に伝送してもよい。例えば、ユーザが電子霧化デバイスの状態をより迅速に把握することができるように、例えば特徴パラメータは各霧化室２１内の温度、使用中の霧化室２１、各霧化室２１内の残りの霧化される物体の量、及びバッテリーモジュールグループ１３の電気量等を含む。

さらに、引き続き図７を参照し、制御モジュールグループ１２は生体監視モジュール１２３をさらに含む。ここで、生体監視モジュール１２３は制御モジュール１２１に電気的に接続され、かつ生体監視モジュール１２３はユーザの生体情報を監視するために用いられる。具体的には、ユーザは電子霧化デバイスと接触する過程において、電子霧化デバイスに接触し、このとき、生体監視モジュール１２３は心拍数を測定することができ、当該心拍数を測定する方式はスマートウェアラブル装置が心拍数を測定する方式と類似し、物質の光に対する吸収に基づいて、血液における光透過率の脈動変化を利用し、電気信号に換算し、脈拍が正常に規則的に動いているか否かを測定することができる。生体監視モジュール１２３は監視された生体情報を制御モジュール１２に伝送して、制御モジュール１２によって無線通信モジュール１２２を経由してＡＰＰ７に送信することで、ＡＰＰ７が当該生体情報を統計することができ、ひいては体の健康状況をフィードバックすることができる。例示的には、生体情報は体温、心拍数、脈拍等を含む。

本実施例において、バッテリーモジュールグループ１３は制御モジュール１２１によって生体監視モジュール１２３、無線通信モジュール１２２、加熱回路などの構造に電気エネルギーを提供し、かつ本実施例におけるバッテリーモジュールグループ１３はグラフェンバッテリーを含み、グラフェンバッテリーはより速い充電効率及び安定性を有する。

さらに、図４に示すように、電子霧化デバイスは無線充電モジュールグループ４をさらに含み、無線充電モジュールグループ４はバッテリーモジュールグループ１３に電気的に接続され、これにより電子霧化デバイスは無線充電を行うことができ、充電の利便性を向上させる。図１に示すように、データ線及び充電器によって、バッテリーモジュールグループ１３に充電できるように、電子霧化デバイスがＵＳＢ－Ｃデータ充電コネクタ６をさらに含み、当該ＵＳＢ－Ｃデータ充電コネクタ６がバッテリーモジュールグループ１３に電気的に接続されることが、理解できる。本実施例において、電子霧化デバイスはＬＥＤ充電表示の機能をさらに有し、例示的には、電子霧化デバイスはＬＥＤ表示パネルを有し、当該ＬＥＤ表示パネルは電子霧化デバイスの充電プロセスを表示することができる。

図２に示すように、ハウジングアセンブリ１１はハウジング（図示せず）及びハウジング内に固定されたスペーサ１１２を含み、霧化器２の霧化ハウジング２２の一端はハウジングの一端に接続される。ここで、スペーサ１１２はハウジングをバッテリーキャビティ及び電子キャビティに仕切り、上述したバッテリーモジュールグループ１３はバッテリーキャビティ内に固定され、制御モジュールグループ１２は電子キャビティ内に固定され、かつ無線充電モジュールグループ４はハウジングに固設され、かつバッテリーモジュールグループ１３の一端に位置する。例示的には、図２に示すように、ハウジングは互いに接続された第１のサブケース１１１及び第２のサブケース１１３を含み、スペーサ１１２と一部の第１のサブケース１１１はバッテリーキャビティを形成し、スペーサ１１２と他の一部の第１のサブケース１１１及び第２のサブケース１１３は電子キャビティを形成する。

好ましくは、電子霧化デバイスは第２のサブケース１１３に設置されたタッチ表示パネル５をさらに含む。ここで、タッチ表示パネル５はＯＬＥＤ表示パネルであり、かつ制御モジュールグループ１２に電気的に接続され、タッチ表示パネル５によって、制御モジュール１２に制御コマンドを入力することができ、これにより制御モジュールグループ１２は当該制御コマンドに基づいて霧化器２の動作状態を制御する。例えば、タッチ表示パネル５はタッチスイッチを表示することができ、ユーザがタッチスイッチにタッチする時に、制御モジュールグループ１２は霧化器２をターンオンするか又はターンオフすることができる。

さらに、図７に示すように、制御モジュールグループ１２は音楽モジュール１２４をさらに含む。ここで、音楽モジュール１２４はバッテリーモジュールグループ１３、無線通信モジュール１２２及び制御モジュール１２１に電気的に接続され、ＡＰＰ７又はタッチ表示パネル５によって制御モジュール１２１に音楽コマンドを入力し、これにより制御モジュールは当該音楽コマンドに基づいて音楽モジュール１２４に音楽制御信号を送信し、音楽モジュール１２４は音楽制御信号に基づいて音楽を再生することができ、又は外付け接続装置によって音楽の再生を行うために、音楽モジュール１２４は外付け接続装置によって音楽の伝送を行う。

本実施例において、制御モジュール１２１と無線通信モジュール１２２との間、制御モジュール１２１と生体監視モジュール１２３との間、及び制御モジュール１２１と加熱回路との間にはいずれも回路基板１４によって電気的な接続を実現することができ、具体的には、回路基板１４は第２のサブケース１１３に固定される。

以上の実施形態は、本考案の基本原理及び特性を述べただけであり、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の精神と範囲を逸脱しないことを前提に、本考案には様々な変化と変更があり、これらの変化と変更はいずれも保護を請求する本考案の範囲内にある。本考案の保護範囲は、添付の実用新案登録請求の範囲及びその均等物によって定義される。

１ ：主体
１１ ：ハウジングアセンブリ
１１１：第１のサブケース
１１２：スペーサ
１１３：第２のサブケース
１２ ：制御モジュールグループ
１２１：制御モジュール
１２２：無線通信モジュール
１２３：生体監視モジュール
１２４：音楽モジュール
１３ ：バッテリーモジュールグループ
１４ ：回路基板
２ ：霧化器
２１ ：霧化室
２２ ：霧化ハウジング
３ ：吸い口
４ ：無線充電モジュールグループ
５ ：タッチ表示パネル
６ ：ＵＳＢ－Ｃデータ充電コネクタ
７ ：ＡＰＰ

Claims (10)

1. ハウジングアセンブリ（１１）と、前記ハウジングアセンブリ（１１）内にそれぞれ設置された、制御モジュールグループ（１２）及び制御モジュールグループ（１２）に電気的に接続されたバッテリーモジュールグループ（１３）とを含む主体（１）と、
   霧化ハウジング（２２）及び前記霧化ハウジング（２２）内に設置される加熱回路を含む霧化器（２）であって、前記霧化ハウジング（２２）の一端が前記ハウジングアセンブリ（１１）の一端に接続され、かつ前記霧化ハウジング（２２）が少なくとも２つの霧化室（２１）を有し、少なくとも２つの前記霧化室（２１）が互いに独立し、前記加熱回路が前記制御モジュールグループ（１２）に電気的に接続され、前記霧化ハウジング（２２）の他端がガス出口を有し、前記ガス出口は少なくとも２つの前記霧化室（２１）のうちの１つの前記霧化室（２１）に選択的に連通する、霧化器（２）と、を含む、
   電子霧化デバイス。
2. 前記霧化ハウジング（２２）の一端は前記ハウジングアセンブリ（１１）の一端に取り外し可能に接続される、
   ことを特徴とする請求項１に記載の電子霧化デバイス。
3. 前記霧化ハウジング（２２）の他端に接続され、かつ前記ガス出口に連通された吸い口（３）をさらに含む、
   ことを特徴とする請求項１に記載の電子霧化デバイス。
4. 前記制御モジュールグループ（１２）は制御モジュール（１２１）及び前記制御モジュール（１２１）に電気的に接続された無線通信モジュール（１２２）を含み、前記加熱回路は前記制御モジュール（１２１）に電気的に接続され、前記無線通信モジュール（１２２）は無線制御信号を受信可能であり、前記制御モジュール（１２１）は前記無線制御信号に基づいて前記加熱回路のオン又はオフを制御可能であり、前記無線制御信号はターンオン情報又はターンオフ情報を含む、
   ことを特徴とする請求項１に記載の電子霧化デバイス。
5. 前記制御モジュールグループ（１２）は、前記制御モジュール（１２１）に電気的に接続され、かつユーザの体温又は心拍数を含む生体情報を監視するために用いられる生体監視モジュール（１２３）をさらに含む、
   ことを特徴とする請求項４に記載の電子霧化デバイス。
6. 前記加熱回路は少なくとも２つ設置され、少なくとも２つの前記加熱回路はそれぞれ前記制御モジュール（１２１）に電気的に接続され、かつ少なくとも２つの前記加熱回路は少なくとも２つの前記霧化室（２１）と１対１に対応し、前記加熱回路はそれに対応する霧化室（２１）を加熱するために用いられる、
   ことを特徴とする請求項４に記載の電子霧化デバイス。
7. 前記バッテリーモジュールグループ（１３）はグラフェンバッテリーを含む、
   ことを特徴とする請求項１に記載の電子霧化デバイス。
8. 前記バッテリーモジュールグループ（１３）に電気的に接続された無線充電モジュールグループ（４）をさらに含む、
   ことを特徴とする請求項７に記載の電子霧化デバイス。
9. 前記ハウジングアセンブリ（１１）はハウジング及び前記ハウジング内に固定されたスペーサ（１１２）を含み、前記霧化ハウジング（２２）の一端は前記ハウジングの一端に接続され、前記スペーサ（１１２）は前記ハウジングをバッテリーキャビティ及び電子キャビティに仕切り、前記バッテリーモジュールグループ（１３）は前記バッテリーキャビティ内に固定され、前記制御モジュールグループ（１２）は前記電子キャビティ内に固定され、前記無線充電モジュールグループ（４）は前記ハウジングに固設され、かつ前記バッテリーモジュールグループ（１３）の一端に位置する、
   ことを特徴とする請求項８に記載の電子霧化デバイス。
10. 前記制御モジュールグループ（１２）に電気的に接続され、前記ハウジングに設置されたタッチ表示パネル（５）をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項９に記載の電子霧化デバイス。

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