JP3235280B2 - シェルフの段間レール - Google Patents
シェルフの段間レールInfo
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- JP3235280B2 JP3235280B2 JP17386993A JP17386993A JP3235280B2 JP 3235280 B2 JP3235280 B2 JP 3235280B2 JP 17386993 A JP17386993 A JP 17386993A JP 17386993 A JP17386993 A JP 17386993A JP 3235280 B2 JP3235280 B2 JP 3235280B2
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- Japan
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- rail
- shelf
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- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、回路基板を整列実装す
るシェルフの段間レールの取付け構造に関する。
るシェルフの段間レールの取付け構造に関する。
【０００２】シェルフは箱形で複数段のガイドレールに
プリント基板を配列実装し、背面のバックボードにコネ
クタ接続している。近年、標準サイズのプリント基板の
他に種々のサイズで高密度実装することが要求され、例
えばハーフサイズのプリント基板を実装するために、例
えば上下一対のガイドレールの間を２分割する段間レー
ルが用いられている。この段間レールの着脱作業工数の
低減上、段間レールの取付けを容易にすることが要望さ
れている。
プリント基板を配列実装し、背面のバックボードにコネ
クタ接続している。近年、標準サイズのプリント基板の
他に種々のサイズで高密度実装することが要求され、例
えばハーフサイズのプリント基板を実装するために、例
えば上下一対のガイドレールの間を２分割する段間レー
ルが用いられている。この段間レールの着脱作業工数の
低減上、段間レールの取付けを容易にすることが要望さ
れている。
【０００３】
【従来の技術】従来は図３(a),(b) のシェルフの要部組
立正面図及びそのＣ−Ｃ平面図に示すように、シェルフ
の中に用いられる段間レール11は、合成樹脂材のモール
ド成型品でなり、ハーフサイズのプリント基板16の側縁
を案内する溝11a-1 をレール本体11a の両面の長手方向
中心に備え、バックボード13にねじ止めするためのばか
孔（図示略）を有する取付部11a-2 を直角Ｌ形に備えて
いる。
立正面図及びそのＣ−Ｃ平面図に示すように、シェルフ
の中に用いられる段間レール11は、合成樹脂材のモール
ド成型品でなり、ハーフサイズのプリント基板16の側縁
を案内する溝11a-1 をレール本体11a の両面の長手方向
中心に備え、バックボード13にねじ止めするためのばか
孔（図示略）を有する取付部11a-2 を直角Ｌ形に備えて
いる。
【０００４】この段間レール11は、標準サイズのプリン
ト基板17を挿入する上、下ガイドレール14、15の溝14a,
15a に対向し、上、下ガイドレール14、15間の中間位置
にハーフサイズのプリント基板16を実装するために取り
付けられる。即ち、段間レール11はそのプリント基板16
の配列間隔Ｐに合わせ、２本の取付ねじ（なべ小ねじ）
12によりバックボード13の取付用ばか孔13a に挿通し、
背後の棒状の補強部材18のねじ孔18a にねじ止めしてい
る。
ト基板17を挿入する上、下ガイドレール14、15の溝14a,
15a に対向し、上、下ガイドレール14、15間の中間位置
にハーフサイズのプリント基板16を実装するために取り
付けられる。即ち、段間レール11はそのプリント基板16
の配列間隔Ｐに合わせ、２本の取付ねじ（なべ小ねじ）
12によりバックボード13の取付用ばか孔13a に挿通し、
背後の棒状の補強部材18のねじ孔18a にねじ止めしてい
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな上記段間レールによれば、取付ねじ（なべ小ねじ）
により取着する構造で、段間レールの配列間隔が狭くし
かも取付ねじが奥まった位置にあるため軸部の長い特殊
工具（ドライバ）を使用しても軸部が長いことから先端
をドライバ穴に挿入しにくくて作業性が悪いとか、また
保守時には周りのプリント基板を抜き取ってしまわない
と作業性が悪く段間レールの着脱に時間が掛かるとか、
あるいはその作業時に取付ねじをシェルフや装置筐体内
に取り落とすなどの危険性もあるといった問題があっ
た。
うな上記段間レールによれば、取付ねじ（なべ小ねじ）
により取着する構造で、段間レールの配列間隔が狭くし
かも取付ねじが奥まった位置にあるため軸部の長い特殊
工具（ドライバ）を使用しても軸部が長いことから先端
をドライバ穴に挿入しにくくて作業性が悪いとか、また
保守時には周りのプリント基板を抜き取ってしまわない
と作業性が悪く段間レールの着脱に時間が掛かるとか、
あるいはその作業時に取付ねじをシェルフや装置筐体内
に取り落とすなどの危険性もあるといった問題があっ
た。
【０００６】上記問題点に鑑み、本発明は段間レールを
シェルフのバックボードに安全かつ容易に着脱できるシ
ェルフの段間レールを提供することを目的とする。
シェルフのバックボードに安全かつ容易に着脱できるシ
ェルフの段間レールを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシェルフの段間レールにおいては、プリン
ト基板の側縁を案内する溝を長手方向に備えたレール本
体と、このレール本体のバックボードに対向する一方の
面に突設しバックボードに取着される取付用ねじ部と、
前記一方の面と反する面に設けられてレール本体を回転
させる操作部と、前記取付用ねじ部に挿着され取着した
バックボードとの間でばね反発して回り止めをする圧縮
ばねとを有し、前記レール本体と前記取付用ねじ部とは
同一軸上に形成し構成する。
に、本発明のシェルフの段間レールにおいては、プリン
ト基板の側縁を案内する溝を長手方向に備えたレール本
体と、このレール本体のバックボードに対向する一方の
面に突設しバックボードに取着される取付用ねじ部と、
前記一方の面と反する面に設けられてレール本体を回転
させる操作部と、前記取付用ねじ部に挿着され取着した
バックボードとの間でばね反発して回り止めをする圧縮
ばねとを有し、前記レール本体と前記取付用ねじ部とは
同一軸上に形成し構成する。
【０００８】
【作用】段間レールは、レール本体に取付用ねじ部が一
体的に、且つそれらが同一軸上に備わっており、レール
本体におけるバックボード側の面に反する面、即ちレー
ル本体の前面に段間レールを回転するための操作部が形
成されているため、段間レール自体を回転してバックボ
ードに取着することができ、また取付用ねじ部には圧縮
ばねが予め、挿着してあるため、そのばね反発力によっ
てねじ緩みを防止することができるとともに、もし締め
切ったときにプリント基板を案内する溝が上下のガイド
レールの溝と丁度に対向しない場合に戻し（緩め）て
も、ばね反発力によって生じる摩擦抵抗によりその姿勢
を回り止め保持し溝の対向不良を任意の位置（向き）に
修正することができる。
体的に、且つそれらが同一軸上に備わっており、レール
本体におけるバックボード側の面に反する面、即ちレー
ル本体の前面に段間レールを回転するための操作部が形
成されているため、段間レール自体を回転してバックボ
ードに取着することができ、また取付用ねじ部には圧縮
ばねが予め、挿着してあるため、そのばね反発力によっ
てねじ緩みを防止することができるとともに、もし締め
切ったときにプリント基板を案内する溝が上下のガイド
レールの溝と丁度に対向しない場合に戻し（緩め）て
も、ばね反発力によって生じる摩擦抵抗によりその姿勢
を回り止め保持し溝の対向不良を任意の位置（向き）に
修正することができる。
【０００９】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明
の要旨を詳細に説明する。図１(a),(b) の要部平面図及
びそのそのＡ−Ａ正面拡大図に示すように、本発明の段
間レール１は、従来同様に合成樹脂材のモールド成型品
でなりプリント基板の側縁を案内する溝1a-1を両面長手
方向に備えるレール本体1aと、このレール本体1aの図示
しないバックボード側の一方の面に突出し且つレール本
体1aと同一軸上に一体形成されてバックボードに取着さ
れる取付用ねじ部1bと、レール本体1aの他方の面にはこ
のレール本体1aを回転させるための操作部1a-2、例えば
十字形のドライバ穴と、取付用ねじ部1bに挿着する圧縮
ばね1cとで構成する。
の要旨を詳細に説明する。図１(a),(b) の要部平面図及
びそのそのＡ−Ａ正面拡大図に示すように、本発明の段
間レール１は、従来同様に合成樹脂材のモールド成型品
でなりプリント基板の側縁を案内する溝1a-1を両面長手
方向に備えるレール本体1aと、このレール本体1aの図示
しないバックボード側の一方の面に突出し且つレール本
体1aと同一軸上に一体形成されてバックボードに取着さ
れる取付用ねじ部1bと、レール本体1aの他方の面にはこ
のレール本体1aを回転させるための操作部1a-2、例えば
十字形のドライバ穴と、取付用ねじ部1bに挿着する圧縮
ばね1cとで構成する。
【００１０】なお、圧縮ばね1cは、取着したバックボー
ドとの間でばね反発してそのばね力によって生じる摩擦
抵抗により段間レール１を回り止めをするように設計さ
れる。
ドとの間でばね反発してそのばね力によって生じる摩擦
抵抗により段間レール１を回り止めをするように設計さ
れる。
【００１１】この段間レール１は、図２(a),(b) のシェ
ルフの要部組立正面図及びそのＢ−Ｂ平面図に示すよう
に、標準サイズのプリント基板４を実装する従来と同じ
上、下ガイドレール2,3 の溝2a,3a に対向し、上、下ガ
イドレール2,3 間の中間位置に取り付け、ハーフサイズ
のプリント基板５を実装する。プリント基板4,5 のバッ
クボード６への接続用コネクタは図示を省略してある。
ルフの要部組立正面図及びそのＢ−Ｂ平面図に示すよう
に、標準サイズのプリント基板４を実装する従来と同じ
上、下ガイドレール2,3 の溝2a,3a に対向し、上、下ガ
イドレール2,3 間の中間位置に取り付け、ハーフサイズ
のプリント基板５を実装する。プリント基板4,5 のバッ
クボード６への接続用コネクタは図示を省略してある。
【００１２】段間レール１の取付けは、シェルフに実装
したときに手前となるレール本体1aの端部を指先で持っ
て取付用ねじ部1bをシェルフのバックボード６の取付用
ばか孔6aに挿通し、背後の棒状の補強部材７のねじ孔7a
に指先（または十字ドライバ）で回してねじ込み取着す
る。
したときに手前となるレール本体1aの端部を指先で持っ
て取付用ねじ部1bをシェルフのバックボード６の取付用
ばか孔6aに挿通し、背後の棒状の補強部材７のねじ孔7a
に指先（または十字ドライバ）で回してねじ込み取着す
る。
【００１３】もし、段間レール１を回し切ったときにプ
リント基板５を案内する溝1a-1が上、下ガイドレール2,
3 の溝2a,3a と丁度に対向しない場合は戻し（緩め）て
溝1a-1の向きを修正する。段間レール１は緩めて手放し
ても、圧縮ばね1cのばね反発力によって生じる摩擦抵抗
により回り止めして段間レール１の姿勢（溝1a-1の向
き）を保持する。
リント基板５を案内する溝1a-1が上、下ガイドレール2,
3 の溝2a,3a と丁度に対向しない場合は戻し（緩め）て
溝1a-1の向きを修正する。段間レール１は緩めて手放し
ても、圧縮ばね1cのばね反発力によって生じる摩擦抵抗
により回り止めして段間レール１の姿勢（溝1a-1の向
き）を保持する。
【００１４】また、段間レール１の取り外しは、取着時
と逆手順、即ちその段間レール１の溝1a-1に挿入された
プリント基板５だけを抜き取り、段間レール１の後端部
を指先で摘んで（あるいは、ドライバで）回わして取り
外す。
と逆手順、即ちその段間レール１の溝1a-1に挿入された
プリント基板５だけを抜き取り、段間レール１の後端部
を指先で摘んで（あるいは、ドライバで）回わして取り
外す。
【００１５】このように、段間レールはレール本体にプ
リント基板を案内する溝の他に取付用ねじ部を一体的に
且つそれらが同一軸上に備えるため、段間レール自体を
回してバックボードに取着することができる。そして、
その回す位置は従来のようにシェルフの奥まった位置で
なくシェルフ前面（段間レールの前面）にあるため、指
先あるいはドライバでも容易に作業を行うことができ
る。
リント基板を案内する溝の他に取付用ねじ部を一体的に
且つそれらが同一軸上に備えるため、段間レール自体を
回してバックボードに取着することができる。そして、
その回す位置は従来のようにシェルフの奥まった位置で
なくシェルフ前面（段間レールの前面）にあるため、指
先あるいはドライバでも容易に作業を行うことができ
る。
【００１６】また、取付用ねじ部に圧縮ばねが予め、挿
着してあるため、そのばね反発力によってねじ緩みを防
止することができ、ばね反発力によって生じる摩擦抵抗
により段間レールの姿勢を回り止め保持し、溝同士の対
向不良を任意の位置（向き）に簡単に修正することもで
きる。
着してあるため、そのばね反発力によってねじ緩みを防
止することができ、ばね反発力によって生じる摩擦抵抗
により段間レールの姿勢を回り止め保持し、溝同士の対
向不良を任意の位置（向き）に簡単に修正することもで
きる。
【００１７】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
段間レール自体に取付用ねじ部とねじ部に圧縮ばねとを
付設することにより、段間レールを取り外す時は余計な
プリント基板を抜き取ったり特殊工具などを用いる必要
なく、段間レールの着脱作業を安全かつ容易に行うこと
ができる。そのため、作業時間を短縮して作業性の向上
を図ることができるとともに、保守時は従来のように取
付ねじを取り落とすこともなく保守の信頼性も向上する
ことができるといった産業上極めて有用な効果を発揮す
る。
段間レール自体に取付用ねじ部とねじ部に圧縮ばねとを
付設することにより、段間レールを取り外す時は余計な
プリント基板を抜き取ったり特殊工具などを用いる必要
なく、段間レールの着脱作業を安全かつ容易に行うこと
ができる。そのため、作業時間を短縮して作業性の向上
を図ることができるとともに、保守時は従来のように取
付ねじを取り落とすこともなく保守の信頼性も向上する
ことができるといった産業上極めて有用な効果を発揮す
る。
【図１】 本発明による一実施例の要部平面図及びその
Ａ−Ａ正面拡大図
Ａ−Ａ正面拡大図
【図２】 本発明によるシェルフの要部組立正面図及び
そのＢ−Ｂ平面図
そのＢ−Ｂ平面図
【図３】 従来技術によるシェルフの要部組立正面図及
びそのＣ−Ｃ平面図
びそのＣ−Ｃ平面図
１ 段間レール 1a レール本体 1a-1 溝 1b 取付用ねじ部 1c 圧縮ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−259603（ＪＰ，Ａ) 実開 昭59−36294（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭54−9362（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭48−105049（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−41692（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭44−5652（ＪＰ，Ｙ１) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H05K 7/14 H05K 7/18
Claims (1)
- 【請求項１】 プリント基板の側縁を案内する溝(1a-1)
を長手方向に備えたレール本体(1a)と、 該レール本体(1a)のバックボードに対向する一方の面に
突設し該バックボードに取着される取付用ねじ部(1b)
と、 該一方の面と反する面に設けられて当該レール本体(1a)
を回転させる操作部(1a-2)と、 前記取付用ねじ部(1b)に挿着され取着したバックボード
との間でばね反発して回り止めをする圧縮ばね(1c)とを
有し、 前記レール本体(1a)と前記取付用ねじ部(1b)とは同一軸
上に形成されていることを特徴とするシェルフの段間レ
ール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17386993A JP3235280B2 (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | シェルフの段間レール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17386993A JP3235280B2 (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | シェルフの段間レール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0730267A JPH0730267A (ja) | 1995-01-31 |
| JP3235280B2 true JP3235280B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=15968645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17386993A Expired - Fee Related JP3235280B2 (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | シェルフの段間レール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3235280B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5402279B2 (ja) | 2008-06-27 | 2014-01-29 | 株式会社リコー | 電子写真感光体、その製造方法、及びそれを使用した画像形成装置 |
-
1993
- 1993-07-14 JP JP17386993A patent/JP3235280B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0730267A (ja) | 1995-01-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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