JP3235202U - ファン付照明器 - Google Patents
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Abstract
【課題】照明部分の外縁を判別しやすくして、暗い場所でも安全に使用が可能となる、ファン付照明器を提供する。【解決手段】正面視中央のファン筐体11内に配されるファン本体10と、前記ファン筐体の外周に配される円形導光板20と、前記円形導光板の基端面に対向する位置に配されるLED素子とを有し、前記円形導光板の先端面22は半径方向と直交する方向から傾斜する傾斜面を形成することを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、ファンを中心に備えた、LEDによる照明器に関する。
従来から正面視において送風器を中心に備え、周縁に照明を有する照明装置は存在する(特許文献1)。特許文献1に記載の送付器を備えた照明装置は、中央の送風器と、送風器の周囲にある筐体とからなり、筐体内にLEDが裏面側から表面側に向けて照射する構成である。
特許文献1の照明装置は、正面視において円形の送付器の周囲に筐体を有し、筐体内に配するLEDにより筐体の表面に向けて照射していた。この場合、送風器と照明器としての使用は可能であるが、照明付きの送風器は暗い場所で使用することが多く、その外縁が分かり難く、使用者不意に接触してしまうという欠点が存在した。そこで、ファン付照明器として、照明部分の外縁を判別しやすくして、暗い場所でも安全に使用が可能となる照明器が求められていた。
本考案のファン付照明器は、正面視中央に配されるファン本体と、前記ファン本体の周囲に配される円形導光板と、前記円形導光板の基端面に対向する位置に配されるLED素子とからなり、前記ファン本体の駆動と前記LED素子の照明とを行うファン付照明器であって、前記円形導光板は、前記ファン本体の外周面からさらに外方に延出して形成され、前記円形導光板の先端面は半径方向と直交する方向から傾斜する傾斜面を形成することを特徴とする。
また、円形導光板のみにより照明部分の外縁を形成するものであって、前記円形導光板の先端面に形成される傾斜面は、前記導光板の表面側を最も延出した位置とする外周位置から裏面側に向かうに従って中心側に向けて傾斜することが好ましい。
また、円形導光板には、裏面側から形成する円形溝が複数円周状に配列され、前記円形溝は円形導光板の基端位置から先端位置に向かうに従って正面視における直径を大きくしたことが好ましい。
請求項1に記載の考案により、ファン本体による送風と円形導光板による照明とを同時に行うファン付照明器において、半径方向と直交する傾斜面にLED素子からの照射が反射して外縁を緩やかに発光させることで、照明部分の外縁を枠状に発光させて視認することができ、暗室等の使用の際に不意に使用者が接触することを防ぐことができる。
請求項2に記載の考案により、円形導光板のみからなる外縁において、先端面の最も外縁となる位置が表面側にあることで、より外縁を明確に反射させて枠状に発光させることでき、照明部分の外縁を視認可能にすることができる。特に、円形導光板の周囲に枠体を配した場合には、枠体により一部照明に陰りが出ることが多く、外縁を正確に視認することができなかったが本考案の構成により実現することが可能になる。
請求項3に記載の考案により、円形溝が複数円周状に配列され、先端に向かって直径を大きくすることで、溝の反射により照明部分の適切な発光が可能となり、円形溝となることで先端面に至るまで照明部分の照明がより適切になされることが可能となる。
本考案の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、本説明において、図1で図示するものを正面視として説明する。また、本説明において表面とは正面側であり裏面とは正面側の反対側として記載している。
図1に示すように、本考案のファン付照明器1は、正面視において中央に位置するファン筐体11内のファン本体10と、ファン本体10の外周面からさらに外方に延出するように配される円形導光板20からなるものである。
図2に示すように、側面視においてファン筐体11は、表面側、裏面側に向けて所定の厚みを形成する。図1に示すように、ファン筐体11内には5枚の羽根があるファン本体10が内包されており、外部からの電力を得て、モータによりファン本体10を回転させ、表面側に向けて送風するとともに、同じ電源からLED素子を発光させて照明を行っている。
図2に示すように、ファン筐体11の裏面側には、結合部30が配される。図2に示す結合部30は、ソケット型の結合部であり、電球ソケット型のソケット31とソケット本体32と、ソケット本体32とファン筐体11との間に首振り用の連結部33を有する。この実施形態によりソケット31から電力を得て、ファン本体10を回転させるとともに、連結部33によりソケット位置から照射方向を適宜変更することができる。
また、図3に示すように、異なる実施形態では異なる結合部40とすることも可能である。図3に示す第2実施形態は、図2に示す第1実施形態と異なり、ファン筐体11の裏面側がより高く突出する形態であり、その下方にはクリップ型の保持部41が形成されている。保持部41とファン筐体11とは照射方向を適宜変更することができる連結部42を介して連結されている。なお、図示されていないが、保持部41からコードと端子を配して電力の供給を受けている。
図4に示すように、ファン筐体11は、表面部材と裏面部材との間に、円形導光板20を配するための凹部12が形成され、この凹部12の底にLED素子13,13が複数、円周状に配列されている。この配置により、LED端子からの光線は外周方向に向かって照射される。
図5に示すように、円形導光板20は、所定の厚みを有する中央にファン筐体11が配される孔が形成されており全体としてドーナツ型の形状を有する。円形導光板20は表面と裏面とを有する薄型円盤であり、内側空洞部分を形成するための内径壁を基端面21とし、外縁を形成する外径壁を先端面22としている。
円形導光板20は、ファン筐体11の凹部12に挿入されて固定することができる(図4参照)。本実施形態では、円形導光板20は、導光板用の筐体、ケース、枠体を備えておらず、導光板のみをファン筐体11の外周から突出するように配置しており、円形導光板の先端面22は円形導光板のみから形成されている。
図1、図4に示すように、円形導光板20は、ファン筐体11の凹部12に挿入して固定されている。図5に示すように、LED素子13,13に対向する面である円形導光板20の基端面21が形成されており、ファン筐体11の凹部12に挿入して固定したときに円形導光板20の基端面21は凹部12の底面に対して対面する。これにより、LED素子13,13による照射を導光板20に導くことができる。
一方、円形導光板20のうち外径壁、外周面となる先端面22は、その全体が表面側の端縁から裏面側の端縁に向けて円中心方向に傾斜させる傾斜面として形成される。さらに言うと円形導光板20の表面側が円中心から最も延出した位置となっており、ここから円中心方向に傾斜させることにより傾斜面の裏面との端縁は、傾斜面の表面との端縁よりも正面視において円中心側に位置することとなる。
傾斜面の実際の傾斜角度は45度が好ましいが30〜60度が好適である。この先端面22が全体的に傾斜するよう形成されることにより、円形導光板20と異なる先端面の傾斜による反射により円形導光板20の先端面22が枠体のように発色する。
本考案の先端面22が形成されていることにより、暗室等で使用されることが多い送風ファンが付いた照明器において、ファンの位置を一定の照明で視認することができるほか、その外縁を異なる照明態様で視認することが可能になる。例えば暗室等で使用された場合でも、外縁をはっきり視認できることで使用者が不意に円形導光板20に触れたりして怪我することなく、安全な使用が可能になる。
また、円形導光板20の裏面側から表面側にかけてLED素子による光を適宜反射する溝体が適宜形成される。溝体は、円形導光板20の円周方向に渡って形成される円周溝でもよいが、本実施形態では小さな円形溝25,25が円周方向に沿って複数羅列する形態としている。また、小さな円形溝25,25は、基端面21側から先端面22側にかけて、円周方向に沿って複数列が配列されており、個々の円形溝25,25が先端面22に近づくに従って正面視で直径が大きく形成されている。
本実施形態の円形溝25,25が形成されることにおり、LED素子13,13からの光を適宜反射して円形導光板20を発光させることができるとともに、円形溝25,25により表面がドーナツ型の円形導光板全体を発光させ、先端面22の傾斜により異なる発光状態として枠状に視認を可能にしている。
1…ファン付照明器、10…ファン本体、11…ファン筐体、20…円形導光板、21…基端面、22…先端面(傾斜面)、25…円形溝、30…結合部、31…ソケット、32…ソケット本体部、33…連結部、40…結合部、41…保持部、42…連結部。
Claims (3)
- 正面視中央に配されるファン本体と、前記ファン本体の周囲に配される円形導光板と、前記円形導光板の基端面に対向する位置に配されるLED素子とからなり、前記ファン本体の駆動と前記LED素子の照明とを行うファン付照明器であって、
前記円形導光板は、前記ファン本体の外周面からさらに外方に延出して形成され、前記円形導光板の先端面は半径方向と直交する方向から傾斜する傾斜面を形成することを特徴とするファン付照明器。 - 円形導光板のみにより照明部分の外縁を形成するものであって、
前記円形導光板の先端面に形成される傾斜面は、前記導光板の表面側を最も延出した位置とする外周位置から裏面側に向かうに従って中心側に向けて傾斜することを特徴とする請求項1に記載のファン付照明器。 - 円形導光板には、裏面側から形成する円形溝が複数円周状に配列され、前記円形溝は円形導光板の基端位置から先端位置に向かうに従って正面視における直径を大きくしたことを特徴とする請求項1または2に記載のファン付照明器。
Priority Applications (1)
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JP2021003668U JP3235202U (ja) | 2021-09-24 | 2021-09-24 | ファン付照明器 |
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JP3235202U true JP3235202U (ja) | 2021-12-02 |
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Family Applications (1)
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JP2021003668U Active JP3235202U (ja) | 2021-09-24 | 2021-09-24 | ファン付照明器 |
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2021
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