JP3234971U - 起立式手持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】横転せずに起立状態を維持し、容易に手で持ち上げられる起立式手持装置を提供する。【解決手段】ヘッド21を有する把持本体2と、取付機構により、ヘッド21に対し着脱可能に取り付けられた機能部1と、把持本体2の下端に接続されたおもり3とを備える。おもり3の下部には、曲面底が一体に形成され、又は曲面底41を有する樹脂部材4が接続され、ヘッド21の下部は、直線状、凹状又は波状の指掛部22を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、如何なる置き方をしても横転せずに起立状態を維持する起立式手持装置に関する。
カミソリを配置する場合、横に倒し、又は肌に接するヘッドを下に向け安定的に壁面に立て掛け、又はヘッドを上若しくは下に向け容器内に立て掛けて配置する。カミソリを横に倒し又はヘッドを下に向け配置する場合、カミソリ刃が配置面近傍に位置し不衛生である。また、使用後にカミソリを専用ホルダー、コップ等の容器内に配置する場合、容器底に水分が残り、雑菌やカビが発生して不衛生になり、下に向けたカミソリ刃の錆発生の原因にもなる。更に、カミソリを横に倒し又はヘッドを上に向け配置する場合、使用者がカミソリを保持するとき、カミソリ刃で手を傷付けるおそれがある。
歯ブラシ、スプーン、お玉等を配置する場合も、横に倒し、又は機能端(歯ブラシのブラシ、スプーンのつぼ、お玉の半球部)を下に向け配置すると、機能端が配置面に接し衛生上好ましくない。一方、機能端を上に向け容器内に歯ブラシ等を配置しても、容器底は雑菌の棲み処となる。
バスルーム等でカミソリを使用し一時的に配置する場合でも、横に倒し又は刃を下に向け、濡れた床面にカミソリを置くと不衛生であると共に、カミソリを踏み、足を傷付けるおそれもある。また、横に倒し又は刃を上に向け壁に立て掛け配置する場合、洗髪等により目視不十分な状態で使用者がカミソリを保持するとき、予期しない刃の位置により、手を切るおそれがあり安全ではない。
これに対し、特許文献1は、植毛部を備えた把柄の末端に、下半部に一定の重量を付与してなる球面体を備え、倒伏状態で置いてもローリング作用により常に把柄が起立する歯ブラシを示す。即ち、特許文献1は、起き上がりこぼし式の歯ブラシを開示する。
特許文献2は、実質的に曲面状のおもりと、端部に取替可能なスプーン、歯ブラシ、カミソリ、絵筆等の器具とを備え、水平面に配置されたとき、器具を自動的に直立させる手持保持器具を開示する。
実開昭61−207231公報 米国特許第6698065号公報
しかしながら、特許文献1では、起き上がりこぼし式の歯ブラシを開示するのみである。また、球面体が把柄と一体型で形成されて取替式歯ブラシではないため、歯ブラシのブラシ寿命のとき、球面体ごと全体を交換しなければならず、不経済である。
特許文献2は、取替可能なカミソリ等を開示するが、指掛部が無いため、持ち上げる際、カミソリ刃に触れて手を傷付けるおそれがある。また、バスルーム、洗面所等にて、指掛部が無い手持保持器具を使用すると、水分や洗剤で滑り、手持保持器具を落とし、そのおもり重量により、衝撃で床面を破損するおそれがある。
本考案は、如何なる置き方をしても横転せずに起立状態を維持し、容易に手で持ち上げられる起立式手持装置の提供を目的とする。また、誤って落下させることを回避できる起立式手持装置の提供を目的とする。更に、仮に落下しても床面を破損しない起立式手持装置の提供を目的とする。
本考案の起立式手持装置10は、ヘッド21を有する把持本体2と、取付機構により、ヘッド21に対し着脱可能に取り付けられた機能部1と、把持本体2の下端に接続されたおもり3とを備える。おもり3の下部には、曲面底31が一体に形成され、又は曲面底41を有する樹脂部材4が接続され、ヘッド21の下部は、直線状、凹状又は波状の指掛部22を備える。本考案では、おもり3及び曲面底31,41による起き上がりこぼし(丸底人形、タンブラ)方式により、連続的な回転回復運動で倒れず常に起立又は直立する。これにより、水が溜まり不衛生となるホルダー、コップ等を必要とせずに、機能部1は、衛生状態を常時維持し、また、機能部1が金属の場合、乾燥させて錆の発生を防止する。本考案ではまた、横転せずに起立状態を維持し、かつ指掛部22を備えるため、使用者は、直立配置状態の起立式手持装置10を保持して持ち上げ易い。おもり3の下に樹脂部材4を備える場合、起立式手持装置10を誤って落としても、タイル等の床面を破損しない。また、ホルダー、コップ等の物を洗面所やバスルームから減らせる利点がある。更に、機能部1をヘッド21に対し着脱でき、容易に交換可能であるため、常に新しい状態で機能部1を使用できる。
また、本考案の起立式手持装置10’は、棒状のネック部23と、ネック部23の近位端に結合された円錐部24とを有する把持本体2と、取付機構により、ネック部23の遠位端に対し着脱可能に取り付けられた機能部1と、把持本体2の下端に接続されたおもり3とを備える。おもり3の下部には、曲面底31が一体に形成され、又は曲面底41を有する樹脂部材4が接続される。機能部1の上端から曲面底31,41までの全長L10が30mm〜180mm、把持本体2の高さL2が20mm〜170mm、おもり3の高さL3が2mm〜12mm、ネック部23の直径L23が2mm〜15mm、おもり3の直径R3が8mm〜55mm、曲面底31,41の曲率半径rが10mm〜150mm、及びおもり3の重量が10g〜150gである。
本考案の起立式手持装置では、如何なる置き方をしても横転せずに起立を維持するため、機能部を乾燥させて清潔な状態を保つと共に、機能部を誤って足で踏み付けることもない。起立状態で指掛部を備えるため、目視不十分な状態でも、使用者は、機能部及び指掛部の位置を予測でき、機能部に手を触れずに、指掛部に確実に指を掛けて保持できる。このため、起立式手持装置を容易に手で持ち上げられると共に、落下させず床面タイルを割ることも傷付けることもない。
本考案による起立式手持装置の第1の実施形態(起立式カミソリ)を示す正面図 図1の起立式カミソリを示す分解断面図 本考案による起立式カミソリを保持した状態を示す部分側面図 本考案による起立式手持装置の第2の実施形態を示す部分正面図 本考案による起立式手持装置の第3の実施形態(起立式歯ブラシ)を示す側面図 本考案による起立式手持装置の第4の実施形態(起立式収容スタンド) 指掛部を示す断面図 本考案による起立式手持装置の第5の実施形態(起立式カミソリ)を示す正面図
本考案の起立式手持装置の実施形態を図1〜図8を参照して説明する。
図1は、本考案の第1の実施形態として起立式カミソリ10を示す。起立式カミソリ10は、ヘッド21を有する把持本体2と、取付機構により、ヘッド21の前面に対し着脱可能に取り付けられた機能部1と、把持本体2の下端に接続されたおもり3とを備える。図1では、おもり3の下部に、曲面底41を有する樹脂部材4が接続され、ヘッド21の下部は、凹状、特に円弧状の指掛部22を備える。
図1及び図2に示す機能部1は、カミソリ刃11を有する取替式のカミソリ1aである。起立式カミソリ10を如何なる置き方をしても、おもり3の重量及び曲面底41の湾曲又は球面形状により、横転せずに起立状態を維持するため、カミソリ刃11を乾燥させて清潔性を保つと共に、足でカミソリ刃11を誤って踏むこともない。指掛部22は、図1のとおり一対の指掛縁22a,22bを有し、起立式カミソリ10の起立状態において、円弧状の指掛縁22a,22bの最上位置26が、カミソリ刃11の最下位置13よりも低位置に設けられる。
換言すると、カミソリ刃11の最下位置13が指掛縁22a,22bの最上位置26より高位置のため、使用者は、図3のとおり、ヘッド21の指掛縁22a,22bに指6a,6bを掛けたとき、カミソリ刃11に触れずに起立式カミソリ10を持つことができる。また、常に直立する起立式カミソリ10では、カミソリ刃11と指掛部22a,22bとの位置関係、特に高さを、使用者は予測でき、バスルーム等で使用の際、洗髪時に目視不十分なときも、カミソリ刃11に触れずに指6a,6bで起立式カミソリ10を持ち上げることができ安全性が高い。更に、おもり3重量、水分、泡剤により滑って落とし易い起立式カミソリ10を、2本の指6a,6bが一対の指掛縁22a,22bにフィットし、使用者は確実に保持できる。
図1の把持本体2は、ヘッド21と一体に形成されたハンドル27を備え、ハンドル27は、下方向に拡径する円錐部24と、円錐部24とヘッド21とを連結する垂直棒状のネック部23とを備える。ネック部23の下端には、円錐部24の上端24aが一体に形成され、ネック部23の上端には、ヘッド21の下端が一体に形成される。垂直棒状のネック部23の径L23は、円錐部24の上端24aの径と同一か又は上端24aの径よりも小さい。円錐部24上端24aの径の大きさを最大径とする細いネック部23を備えるため、使用者は、ネック部23を人差指と親指で確実に挟持でき、機能部1としてカミソリ1aを使用する際、被機能表面、例えば肌表面に対し、力を確実に伝達できる。また、下方向に拡径する円錐部24により、円錐部24下端24bの最大径R3の部分がストッパとして機能し、カミソリ1a使用の際、起立式カミソリ10が使用者の手から滑り抜けることはない。図1のとおり、円錐部24の表面に複数の周回凸部24cを設け、滑りを防止しかつグリップ感を良好にする。一方、図示しないが、ネック部23の下方に、ネック部23の径L23より小さい径を有するグリップを円錐部24の替わりに設けてもよい。
把持本体2は、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)樹脂、ベークライト、フッ素樹脂、ポリカーボネート、ポリプロピレン等の樹脂を使用でき、特に、硬さ、耐熱性が良好で軽量なABS樹脂が好ましい。図1及び図2では、一体成型された把持本体2を示すが、ヘッド21、ネック部23及び円錐部24を別個に製造し、接着剤、ネジ等により接続してもよい。
図2の分解断面図では、機能部1としてのカミソリ1aの取付軸12と、取付軸12が挿入されるヘッド21の取付口25とを備える起立式カミソリ10を例示する。垂直軸8に対し、ヘッド21は傾斜し、把持本体2のネック部23の上端に一体形成される。取付軸12と取付口25は、傾斜軸9に沿って嵌め合い構造を形成する。嵌め合い構造により、把持本体2に対し機能部1のカミソリ1aを容易に連結かつ取外しができ、交換可能である。図示しないが、ヘッドに対し機能部を着脱可能な取付機構は、結合度を高めるため、取付軸及び取付口の各表面をテーパ状に形成してもよく、また、取付軸及び取付口の各表面にネジ止めの取付機構を設けてもよい。
図2の断面図のとおり、把持本体2は、円錐部24下端24bに凹部24dを備え、おもり3は、円錐部24の凹部24dに篏合されるおもり凸部3aを上面に備え、樹脂部材4の凸部4aが篏合されるおもり凹部3bを下面に備える。図示しないが、把持本体2は、円錐部24下端24bに凸部を備え、おもり3は、円錐部24の凸部に篏合されるおもり凹部を上面に備えてもよい。また、樹脂部材4の凹部と、当該凹部に篏合されるおもり凸部とを備えてもよい。バスルーム、洗面所等での使用が想定される起立式カミソリ10では、錆び難い金属のおもり3が好ましい。樹脂部材4材料として、耐衝撃性が良好なあらゆる樹脂、ゴムを使用できる。
図1に示す起立式カミソリ10について、全長L10は30mm〜180mm、把持本体2高さL2は20mm〜170mm、おもり3高さL3は2mm〜12mm、樹脂部材4高さL4は1mm〜5mmである。ヘッド21横幅L21は10mm〜60mm、ネック部直径L23は2mm〜15mm、おもり3直径R3は8mm〜55mmである。図1及び図4に示す曲面底31,41の曲率半径rは10mm〜150mmである。おもり3重量は10g〜150gである。
以下、起立式カミソリ10の製造方法を簡単に説明する。
最初に、カミソリ1a、把持本体2、おもり3及び樹脂部材4をそれぞれ準備する。把持本体2について、硬さ、耐熱性が良好で軽量なABS樹脂を原料として、金型を用いヘッド21、ネック部23及び円錐部24を一体成型する。おもり3について、錆び難いステンレス鋼を用い、上面におもり凸部3aと、下面におもり凹部3bとをそれぞれ加工して、円盤状又は薄型円筒状のおもり3を形成する。樹脂部材4について、衝撃に強いポリアセタール樹脂(POM)を原料として、金型を用い、上面に凸部4aと、下面に曲面底(41)とを備える樹脂部材4を成形する。次に、樹脂部材4の凸部4aをおもり凹部3bに篏合し必要に応じて接着し、樹脂部材4とおもり3とを結合し、また、おもり凸部3aを把持本体2の凹部24dに篏合し必要応じて接着し、おもり3と把持本体2とを結合する。最後に、カミソリ刃11を有するカミソリ1aの取付軸12を、把持本体2のヘッド21の取付口25に傾斜軸9に沿って挿入して、カミソリ1aと把持本体2とを結合することにより、図1に示す起立式カミソリ10が得られる。交換の際、カミソリ1aをヘッド21から取り外し、新たなカミソリ1aをヘッド21に容易に装着できる。
図1に示す前記第1の実施形態は、おもり3下面に、曲面底41を有する樹脂部材4を備えるが、図4に示す本考案による第2の実施形態は、樹脂部材4を備えず、おもり3下部に曲面底31が形成された起立式手持装置を示す。その他の構成及び作用効果について、第2の実施形態は、第1の実施形態と同一である。
図5は、本考案による第3の実施形態の起立式歯ブラシ30を示す。起立式歯ブラシ30は、ヘッド21を有する把持本体2と、取付機構により、ヘッド21に対し着脱可能に取り付けられた機能部1としての歯ブラシ1bと、把持本体2の下端に接続されたおもり3とを備え、おもり3下部には、曲面底41を有する樹脂部材4が接続され、ヘッド21の下部は、直線状の指掛部22を備える。取付機構により、歯ブラシ1bの柄14をヘッド21の取付口25に挿入し、歯ブラシ1bを把持本体2に対し着脱可能に固定する。これにより、起立式歯ブラシ30は、回転回復運動で倒れず常に起立し、歯ブラシ1bの衛生状態を維持する。また、歯ブラシ1bを着脱可能のため、常に新しい状態で使用できる。更に、使用者は、指掛部22により、起立式歯ブラシ1bを保持して持ち上げ易い。第3の実施形態では、図3に従いおもり3に曲面底31を設けてもよい。
図6は、本考案による第4の実施形態の起立式収容スタンド40を示す。図5と同一の構成には同一符号を付して説明を省略する。起立式収容スタンド40では、ヘッド21の取付口25に対し着脱可能に取り付けられた機能部1としての収容部材1cを備える。図6のとおり、収容部材1cは、物品が収納配置され得る収容空洞15と、収容部材1cを把持本体2に導入したとき把持本体2内に埋設される底部16と、収容部材1cを把持本体2に導入したときヘッド21から上方に突出する、物品入口としての開口部17とを備える。収納配置される物品は、例えば、カミソリ、はさみ、ペン等である。
前記第1、第3及び第4の実施形態では、機能部1としてカミソリ1a(図1)、歯ブラシ1b(図5)及び収容部材1c(図6)を示したが、図示しないが、機能部1は、化粧道具、調理道具(キッチンツール)、カトラリー、又は筆記用具でもよい。化粧道具は、口紅、マスカラ用ブラシ、アイシャドウ用ブラシ、ファンデーション用ブラシ、眉毛用カミソリ、アイブロウブラシ、チークブラシ、アイシャドウチップを含み、調理道具は、お玉、フライ返し、泡だて器、へら、キャッチ麺サーバー、レードル、ターナー、スパチュラ、しゃもじ、包丁を含み、カトラリーは、ナイフ、フォーク、スプーンを含み、筆記用具は、鉛筆、シャープペンシル、ペン、マジック、定規、カッター、糊、修正液、修正テープ、筆を含み得る。その他、機能部1は、直立可能な、靴べら、傘、杖、釣り竿、笛、布団叩き、ハエ叩き、携帯電話、スマートフォンでもよい。また、機能部1として列挙した前記全ての物品(化粧道具、調理道具、カトラリー、筆記用具、その他)は、図6の収容部材1c内に収容可能な細長形状である限り、機能部1ではない(取付軸12がなくヘッド21に着脱可能ではない)通常の物品として、収容部材1c内に収納配置され得る。
図7(ア)〜(カ)の断面図は、本考案による第1〜第4の実施形態に適用でき、ヘッド21の下部に備える指掛部22の断面形状を列挙する。即ち、指掛部22は、直線状(ア)(図5及び図6)を含み、凹状として、円弧状(イ)(図1)、三角状(ウ)、矩形状(エ)を含み、波状(オ)、矩形波状(カ)を含み得る。但し指掛部22は、指を掛け易く滑り難い形状又は構造であれば、図7に限定されない。
図8は、ヘッド21を設けていない本考案による第5の実施形態の起立式カミソリ10’を示す。起立式カミソリ10’は、棒状のネック部23と、ネック部23の近位端に結合された円錐部24とを有する把持本体2と、取付機構により、ネック部23の遠位端に対し着脱可能に取り付けられた機能部1と、把持本体2の下端に接続されたおもり3とを備える。取付機構は、図示しないが図2と略同等の構造を有する。即ち、機能部1の取付軸と、取付軸が挿入されるネック部23の遠位端の取付口とを備え、取付軸と取付口とは、嵌め合い構造を形成する。おもり3の下部には、曲面底31が一体に形成され(図4)、又は曲面底41を有する樹脂部材4が接続される(図8)。起立式カミソリ10’は、機能部1の上端から曲面底31,41までの全長L10が30mm〜180mm、把持本体2の高さL2が20mm〜170mm、おもり3の高さL3が2mm〜12mm、ネック部23の直径L23が2mm〜15mm、おもり3の直径R3が8mm〜55mm、曲面底31,41の曲率半径rが10mm〜150mm、及びおもり3の重量が10g〜150gである。
本考案の起立式手持装置は、カミソリ、歯ブラシ、化粧道具、調理道具、カトラリー、筆記用具、収容スタンドの他にも、直立させることが好ましいあらゆる物品又は用途に使用できる。
1・・機能部、 1a・・カミソリ、 1b・・歯ブラシ、 1c・・収容部材、 2・・把持本体、 3・・おもり、 4・・樹脂部材、 11・・カミソリ刃、 12・・取付軸、 21・・ヘッド、 22,22a,22b・・指掛部、 23・・ネック部、 24・・円錐部、 25・・取付口、 27・・ハンドル、 31,41・・曲面底、

Claims (6)

  1. ヘッドを有する把持本体と、
    取付機構により、ヘッドに対し着脱可能に取り付けられた機能部と、
    把持本体の下端に接続されたおもりとを備え、
    おもりの下部には、曲面底が一体に形成され、又は曲面底を有する樹脂部材が接続され、
    ヘッドの下部は、直線状、凹状又は波状の指掛部を備えることを特徴とする起立式手持装置。
  2. 把持本体は、ヘッドと一体に形成されたハンドルを備え、
    ハンドルは、下方向に拡径する円錐部と、円錐部とヘッドとを接続し、円錐部の上端の径と同一又はより小さい径を有するネック部とを備える請求項1に記載の起立式手持装置。
  3. 取付機構は、機能部の取付軸と、取付軸が挿入されるヘッドの取付口とを備え、
    取付軸と取付口とは、嵌め合い構造を形成する請求項1又は2に記載の起立式手持装置。
  4. 機能部は、カミソリ、歯ブラシ、化粧道具、調理道具、カトラリー、筆記用具、又は収容部材である請求項1〜3の何れか1項に記載の起立式手持装置。
  5. 機能部は、カミソリ刃を有するカミソリであり、
    指掛部は、一対の指掛縁を有し、
    起立状態において、指掛縁の最上位置は、カミソリ刃の最下位置よりも低位置に設けられる請求項1に記載の起立式手持装置。
  6. 棒状のネック部と、ネック部の近位端に結合された円錐部とを有する把持本体と、
    取付機構により、ネック部の遠位端に対し着脱可能に取り付けられた機能部と、
    把持本体の下端に接続されたおもりとを備え、
    おもりの下部には、曲面底が一体に形成され、又は曲面底を有する樹脂部材が接続され、
    機能部の上端から曲面底までの全長が30mm〜180mm、
    把持本体の高さが20mm〜170mm、
    おもりの高さが2mm〜12mm、
    ネック部の直径が2mm〜15mm、
    おもりの直径が8mm〜55mm、
    曲面底の曲率半径が10mm〜150mm、及び
    おもりの重量が10g〜150g、であることを特徴とする起立式手持装置。


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