JP3234914U - ゴルフカップからボールを取り出し易くするスペーサー - Google Patents

Abstract

【課題】２０１９年度ゴルフルール改正により、浅底対応したゴルフカップ購入による経済的負担も大きく、競技時には正式なホールカップに交換または調整しなければならず時間的、労働的負担である。【解決手段】ゴルフカップ用スペーサーは瞬時に脱着可能で、ゴルフカップ３に装着することによりスペーサー本体１の上面でゴルフボール６が留まり、深くゴルフカップに手を差し込まなくてもゴルフボールを取り上げる事が出来る。発音板付ホールカップにも対応しており、球が転がり込む衝撃でスペーサーが振動し、スペーサー下部に取り付けた金属製の突起２が発音板４を叩き発音する。【選択図】図４

Description

本考案は、ゴルフカップに関するものである。

２０１９年度ゴルフルール改正によりパッティング時に旗竿を抜かないでプレー出来ることとなり、また新型コロナウイルスの影響もあり旗竿に触れないように旗竿をゴルフカップ挿したままカップ内の狭いスペースに手を入れて球を取り出していた為にホール淵の芝が激しく損傷するので、正式競技以外の時は球を拾いやすい浅底のゴルフカップに交換しホール淵の芝の損傷を軽減していた。

特開２００２−２６３２２７号公報 特許６６０４５６３ 実登３２２２４９９

「ストロング商事株式会社 ＳＴＲＯＮＧ Ｃａｔａｌｏｇ ｏｆ Ｇｏｌｆ Ｃｏｕｒｓｅ Ａｃｃｅｓｓｏｒｉｅｓ ２０２１ ５４ページ

浅底ゴルフカップ購入による経済的負担も大きく、正式競技時にはゴルフカップを交換または調整しなければならず時間的、労働的負担である。考案のスペーサーをゴルフカップ挿入することにより前途の欠点を瞬時に解決しょうとするものである。

本考案は、ゴルフカップ本体と旗竿との間のゴルフボールが転がり込む隙間を狭めるスペーサーをゴルフカップ内に挿入する事で球が底まで落ち込まずスペーサー上部に留まり、且つ、ゴルフカップ内径よりスペーサー外径を２ｍｍ程度小さくし、球がゴルフカップに転がり込む衝撃でスペーサーが振動しスペーサー下部の金属の突起がゴルフカップの発音板を叩き発音させる。

上述の様に、ゴルフカップ内に深く手を差し込まずに球を取り出す事ができるようになりホール淵の芝の損傷を軽減でき、且つ、球がゴルフカップ内に転がり込んだ時に発音効果が期待できるものが瞬時に脱着できる。

本考案のスペーサーの正面図である。 本スペーサーの上方図である。 本スペーサーの下方図である。 本スペーサーをゴルフカップに装着した状態の縦断面図である。

本考案のスペーサーを金属の突起側を下にゴルフカップ内にセットする。

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。１は耐久性のある塩化ビニール等適宜素材にて形成されたスペーサー本体、３はゴルフカップ、５は旗竿、６はゴルフボールである。スペーサーと旗竿の隙間よりゴルフボールの外径が大きいのでスペーサーの上部でゴルフボールは留まり、深くゴルフカップに手を差し込まなくてもゴルフボールを取り上げる事が出来る。

２はスペーサー底面に取り付けたステンレス製の突起で、４はゴルフカップの発音板である。ボールが転がり込んだ衝撃でスペーサーが振動しステンレス製の突起が発音板と干渉し音を発する。

５旗竿を３ゴルフカップから抜き、１スペーサーを脱着することで正式競技に対応ゴルフカップから浅底ゴルフカップへ、またその逆へも瞬時に対応できる。

１ スペーサー本体
２ ステンレス製突起
３ ゴルフカップ
４ ゴルフカップ付属の発音板
５ 旗竿
６ ゴルフボール

Claims (2)

1. ゴルフプレー時に、旗竿をゴルフカップに挿した状態でボールをゴルフカップ内から拾いやすくする為、ゴルフカップの底付近の内径を小さくすることでボールが転がり込む隙間を無くし、ボールをスペーサー上部の位置に留めることが可能な形状。
2. 発音板付ゴルフカップへ装着したとき、ゴルフカップ内にボールが入る衝撃でスペーサーが振動することにより、スペーサー下部に３箇所ある金属の突起が発音板に干渉し発音する。

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